TAC公務員講座 『ゼロから教えて公務員!』 レジュメ

TAC公務員講座 『ゼロから教えて公務員!』 レジュメ
本日の予定
1.公務員とは
2.公務員試験とは
3.TAC講座案内
担当 新谷
1.公務員とは
(1) 公務員の種類と業務内容
試験名
地方
公務員
勤務先
業務内容
各地方自治体の
地方上級
(都道府県・政令指定都市) 本庁及び出先機関
ゼネラリストとして一般的行政事務にかかわる。
市役所上級
国家Ⅰ種
国家Ⅱ種
防衛庁職員Ⅱ種
本省の幹部候補生
本省の中堅幹部・地方出先機関の幹部候補生
総務・法務・会計・人事・厚生等の事務
行 労働基準監督官
国
政
家
国税専門官
公
務
国立国会図書館Ⅱ種
員
立 参議院事務職
法 衆議院事務職
司
裁判所事務官Ⅱ種
法
市役所
各省庁
防衛庁及び各施設
各労働基準局及び
労働条件が労働法にあっているかの監督・指導・
労働基準監督署
国税調査官・国税徴収官・国税査察官として税金の
国税局及び税務署
スペシャリスト
国会議員の立法その他に関する調査研究活動の補佐
国会図書館
や、国民への参照サービス
参議院事務局
参議院の運営事務・国政調査事務等
衆議院事務局
衆議院の運営事務・国政調査事務等
各裁判所
裁判の付随業務に携わる書記官として
(2) 地方公務員の仕事例
部署
総務部
企画振興部
民生部
保険環境部
商工部
農政部
水産林務部
労働部
土木部
都市開発部
企業局
教育庁
その他
主な仕事内容
予算の総括・人事 広報活動
行政トータルのプランニング・イベントなどの立案
高齢者・障害者・児童などへの福祉の充実
地域保険医療計画の推進、産業廃棄物処理対策など
商工業の振興をになう。イベント、観光事業の策定
農業の充実化、農業に関する総合的業務
漁場作成・栽培漁業・森林資源つくりなど
総合的雇用情報システム・職業訓練体制の整備など雇用対策推進
治水事業・道路網の整備など社会資本形成
土地区画整理事業、公園、下水道管理など
臨海用地の管理や電気事情・工業用水事業
学校教育・教育文化活動のバックアップ
1
2.公務員試験とは
(1)受験資格…国籍・年齢による制限のみ
試験種
国家Ⅱ種
国税専門官
裁事Ⅱ種
年齢
21歳以上29歳未満
21歳以上 29 歳未満
21歳以上 30 歳未満
試験種
東京都Ⅰ類 B
特別区
埼玉県
年齢
21歳以上 30 歳未満
21歳以上28歳未満
21歳以上28歳未満
*その年の4月1日時点での年齢
(2)試験の流れ(例:国家Ⅱ種 行政職)
6 月 22 日(日)
7月 22 日(火) 7 月 29 日(月)∼
1 次試験
1 次発表
2 次試験
筆記試験
8 月 29 日(金)
最終合格≠採用
人物試験
(教養・専門択一・論文)
10 月 1 日 4月1日
内定式
採用
採用面接
(人事院面接)
官庁訪問 …ここで 内々定 を得る
24 日(木)∼
(3)主な試験種の実施形式
試験種
国 Ⅱ
国 税
裁 Ⅱ
特別区
東京都
埼玉県
千葉県
千葉市
川崎市
教養択一試験
時間
出題
150 分
45/55
180 分
45/55
150 分
40
120 分
45/50
110 分
40
120 分
40/50
120 分
40/50
150 分
45/55
150 分
50
1次試験
専門択一試験
時間
出題
180 分
40/80
140 分
42/77
90 分
30
90 分
40/50
−
−
120 分
40/50
120 分
40/50
120 分
40/50
120 分
40
専門
記述
80 分
120 分
−
120 分
-
2次試験
個別面 集団
論文
接
討論
○
○
○
○
○
○
◎
○
◎
○
◎
○
○
○
○
○
○
○
○
-
※東京都は平成 21 年度より専門記述3科目になった。
※特別区は平成 21 年度より専門記述廃止。
2
備考
◎:2 回実施
専門択一は 8 科目選択
専門択一は 6 科目選択
記述は憲法と教養論文
論文は 1 次試験で実施
論文は1次試験で実施
(4)試験内容
◎筆記試験
①択一試験(五肢択一式)
教養択一試験
特区
国税
国Ⅱ
現代文
不明
4
5
文章
理解
一
般
知
能
数的
処理
英文
不明
不明
数的推理
資料解釈
空間把握
不明
不明
不明
4
※2
5
3
※2
-
3
-
22
25
8
2
1
25
7
3
1
小計
政治・経済
社会
日本史
6
世界史
2
人文
科学
地理
思想
一
文学・芸術
般
国語
知
数学
識
物理
自然
化学
科学
生物
地学
社会事情
小計
出題数
解答数
解答時間
※網掛け部分は必須解答
②論文試験
特 別 区
9
経
済
系
政
治
系
2
2
3
2
2
3
2
2
2
2
2
12
2
2
2
2
2
2
6
18/30 20/30 20/30
52
55
55
40
45
45
120 分 180 分 150 分
※2判断推理で出題有り
80分
1/2 題
60分
1題
そ
の
他
財政学
経済政策
経済事情
政治学
社会学
5
行政学
国際関係
経営学
事情
英語(基礎)
英語(一般)
−商業英語
会計学
情報数学
情報工学
出題数
解答数
解答時間
5
5
−
−
総則・物権
債権・家族
商法
労働法
刑法
経済原論
(ミクロ・マクロ)
55
40
90 分
国 家 Ⅱ種
80分
21年度より廃止
5科目中1科目選択 (憲法・民法・経済学・会計学・社会学)
出題無し
◎面接試験
特 別 区
国税専門官
個別面接試験
5
2
−
−
7
7
−
−
7
社会事情
含
−
−
7
−
−
7
7
7
7
7
11 科目
5
5
5
5
5
5
5
5
5
5
5
5
5
−
−
心理学 5
教育学 5
16 科目
6 科目
8 科目
140 分
180 分
①都と特別区の関係や特別区の制度改革が議論される中で,特別区は今後どのよ
うに運営していくべきか,あなたの意見を述べなさい。
②生き生きと暮らせる地域社会を目指す為に,情報通信ネットワークをどのよう
に活用していくべきか,あなたの意見を述べなさい。
出題無し
①あなたにとって「お金」とは何であるか,お金との関わりについて述べなさい。
②金融教育のメリットとデメリット
③専門記述
特 別 区
国税専門官
国Ⅱ
5
7
5
5
5
−
5
5
5
−
5
民法
国税
5
行政法
法
律
系
6
国税専門官
国 家 Ⅱ種
10
特区
憲法
3
判断推理
時事
社会
科学
4
専門択一試験
受験者 1:面接官 3 (約 15 分∼30 分)
国 家Ⅱ 種
3
※特別区は2回実施
(5)倍率
受験者数
試験種
特 別 区
国税専門官
国家Ⅱ種
(関東甲信越)
1次合格者
最終合格者
倍率
20年
5,934
10,690
19年
5,847
10,811
18年
5,972
11,298
20年
2,127
3,994
19年
1,424
3,419
18年
1,279
2,974
20年
1,278
2,623
19年
964
2,288
18年
758
1,721
20年
4.6
4.1
19年
6.1
4.7
18年
7.8
6.6
8,528
9,100
10,172
2,544
2,592
2,282
1,812
1,827
1,471
4.7
4.9
6.9
●過去8年間の国家Ⅱ種学歴別合格者数
年度
大学院
1154
(16.6%)
1355
(17.4%)
1295
(16.8%)
986
(15.5%)
793
(15.0%)
571
(14.3%)
719
(14.7%)
754
(14.2%)
平成13年
平成14年
平成 15 年
平成 16 年
平成 17 年
平成 18 年
平成19年
平成 20 年
大学卒
3546
(51.1%)
3927
(50.3%)
3844
(50.0%)
3086
(48.4%)
2503
(47.2%)
1801
(45.2%)
1959
(40.0%)
1638
(30.9%)
大学卒見
2137
(30.8%)
2416
(30.9%)
2453
(31.9%)
2216
(34.8%)
1919
(36.2%)
1552
(38.9%)
2094
(42.8%)
2757
(52.0%)
短大・その他
102
(1.5%)
110
(1.4%)
98
(1.3%)
86
(1.3%)
85
(1.6%)
65
(1.6%)
126
(2.6%)
150
(2.8%)
合 計
6939
7808
7690
6374
5300
3989
4898
5299
単位:人
(6)併願について
平成 20 年度日程
月
5月
曜日
試験種
4 日(日)
11 日(日)
18 日(日)
24 日(土)
31 日(土)
1 日(日)
7 日(土)
国家Ⅰ種(法律職・行政職・経済職)
東京都Ⅰ類 B・特別区Ⅰ類・郵政総合職
国立大学法人
衆議院事務局Ⅱ種
国立国会図書館Ⅰ種・Ⅱ種
裁判所事務官Ⅰ種・Ⅱ種
参議院事務局Ⅱ種
国税専門官
労働基準監督官
法務教官
防衛庁Ⅱ種
国家Ⅱ種
道府県上級
政令指定都市上級
市役所上級
市役所上級
15 日(日)
6月
22 日(日)
29 日(日)
7月
8月
9月
下旬
市役所上級
中旬
市役所上級
※試験日程は変動する可能性があります。必ず募集要項で確認するようにしてください。
4
3.TAC 公務員講座の特徴
TACの特徴
・ 担任制度 :随時相談・ホームルーム・面接対策等バックアップ
・ ミニテスト:アウトプットとインプットの同時並行(基本講義)
・ 授
業 :Vテキスト+補助レジュメ
・ その他フォロー :振替受講・重複受講・DVD フォロー・DLフォロー
以上
5