篤 佑 2011 / 12 /23 13: 30–17 : 30 15:00–18:00 京都 精華大学 京都 精 華 大学 黎明 館 201教室 対峰館109 教室 SAT 績 を た ど る の 業 林真理 / 横山輝雄 / 中島勝住 斎藤光 績 を た ど る の 業 ∼柴谷篤弘と中原佑介の仕事∼ 弘 介 二 〇 一 一 年 三 月 、京 都 精 華 大 学 長 を つ と め ら れ た ふ た り が 亡 く な ら れ ま し た 。柴 谷 篤 弘 さ ん と 中 原 佑 介 さ ん 。お ふ た り は 科 学 論 と 美 術 批 評 と い う 異 な る 分 野 で す が 、と も に 戦 後 思 想 に 新 し い 領 野 を 切りひらく、先進的で実験的な仕事をされました。 わ た し た ち の 現 在 の 立 脚 点 を 見 つ め 直 し 、未 来 へ の展望をつくりだすために、おふたりの業績を ︵無料︶ に乗りかえ約5分 3番出口よりスクールバス ﹁四条﹂より地下鉄烏丸線にて終点﹁国際会館﹂下車 ❶ J R﹁ 京 都 ﹂、 ま た は 阪 急﹁ 烏 丸 ﹂・ 地 下 鉄 烏 丸 線 会場アクセス 目的としています。 姿や世界との関係性を多面的に描き出すことを 視野を持って活躍している講師を招き、日本の 普 及 に 資 す る た め に 開 設 さ れ ま し た 。国 際 的 な である岡本清一氏の建学の理念を検証し、その ﹁ 岡 本 清 一 記 念 講 座 ﹂は 京 都 精 華 大 学 の 初 代 学 長 ●岡 本 清 一 記 念 講 座 に つ い て た ど り つ つ 、そ の 現 代 的 意 義 を さ ぐ り ま す 。 ︵司会・コーディネイト︶ ﹁京都精華大前﹂下車すぐ ❷ 京 阪﹁出 町 柳﹂下 車、 叡 山電 鉄 に 乗 りか え﹁ 鞍 馬 ﹂行 ※ 駐車場はございません。 公共の交通機関をご利用ください。 ↑ 至 八 瀬 比 叡 山 口 叡 山 電 鉄 地下鉄烏丸線 京都精華大学 企画室企画課 東山 京阪電鉄 〒 606 8- 588 京 都 市 左 京 区 岩 倉 木 野 町 1 3 7 TEL 075 7 ( 02 5 ) 201 FAX 075 7 ( 02 5 ) 391 http://www.kyoto-seika.ac.jp/ 地下鉄東西線 京都精華大学 岡本清一記念講座 谷 原 ︵司会・コーディネイト︶ 出町柳 連続シンポジウム 戦後思想を問い直す視座 柴 中 加治屋健司 / 林道郎 / 吉岡洋 佐藤守弘 宝ケ池 至東京→ JR 東海道線 京都駅 ←至大阪 祇園 四条 河原町 四条 (烏丸) 三条 烏丸御池 阪急京都線 松ヶ崎 北山 叡山電鉄鞍馬線 木野 国際会館 京都精華大前 FRI 2012 / 1 /21 柴谷篤弘の業績をたどる 柴 谷 篤 弘 は 、生 化 学 ・ 分 子 生 物 学 で の 研 究 か ら そ の 学 的 探 究 を 開 始 し 、反 科 学 論 ・ 科 学 批 判 、 構 造 主 義 進 化 論 、反 差 別 論 と 、科 学 の 問 題 、科 学 と 社 会 の 問 題 、社 会 そ れ 自 体 の 問 題 へ と 探 究 領 域 を 広 げ な が ら 、様 々 に 発 言 ・ 発 信 し て 来 た 。残 念 な が ら 、東 日 本 大 震 災 と そ れ に 伴 う 原 発 事 故 か ら 約 二 週 間 後︵ 三 月 二 五 日 ︶、こ の 世 を 去 っ た 。彼 は 、一 九 八 九 年 か ら 、一 九 九 五 年 ま で 、 京 都 精 華 大 学 の 教 員 を つ と め 、九 二 年 か ら は 学 長 の 職 に あ っ た 。京 都 精 華 大 学 で 教 育 研 究 し て 来 た 柴 谷 の 思 想 と は 、 わ れ わ れ に と っ て﹁ 何 ﹂な の か 。戦 後 と フ ク シ マ 後 と い う 二 つ の 時 代 の 中 で 、そ れ を 問 い 直 す 試 み と し て 、本 シ ン ポ ジ ウ ム を 開 催 し た い 。 出 演 ︵京都精華大学教授︶ 中島勝住 ︵工学院大学教授︶ 林真理 一 九 五 一 年 生 ま れ 。最 近 は 、 教 育 学 に 対 抗 し て ﹁柴谷篤弘と差別論﹂ 一 九 六 三 年 生 ま れ 。専 門 は 、科 学 技術論・生命論。 ﹁柴谷篤弘と生化学・分子生物学﹂ し て の 学 校 を 分 析 対 象 と す る。同 じ よ う に 差 別 に 学 校 学 を 志 向 し て い る 。具 体 的 な モ ノ / コ ト と 対しても意識というよりも具体的行為の問題 現在の関心対象は、生命科学技術の発展に伴う、社 会 、 生 命 観 等 の ダ イ ナ ミ ク ス 。著 書 に ﹃ 操 作 さ と し て 捉 え た い 。著 書 に は 編 著﹃ 学 校 の 境 界 ﹄、 司会•コーディネイト 共 著 書 に﹃ む か し 学 校 は 豊 か だ っ た ﹄な ど が あ る 。 れ る 生 命 ﹄、 共 著 書 に﹃ 生 命 科 学 の 近 現 代 史 ﹄ ︵南山大学教授︶ などがある。 横山輝雄 ﹁柴谷篤弘と科学論﹂ と と も に、ダ ー ウ ィ ン や 進 化 論 を め ぐ る 哲 学 立場から科学と社会に関する問題を議論する を 研 究 。社 会 構 成 主 義 の 流 れ を ひ く 科 学 論 の な こ と ば ﹄な ど が あ る 。最 近 は 日 本 に お け る ﹃ 幻 想 の 性 衰 弱 す る 身 体 ﹄、 共 編 著 書 に﹃ 性 的 性 科 学 誌 ・ 近 現 代 文 化 誌 な ど を 研 究 。著 書 に 大 学 大 学 院 ・ 東 京 大 学 大 学 院 卒 。生 物 学 史 ・ 一 九 五 九 年 生 ま れ 。京 都 大 学 理 学 部 ・ 北 海 道 ︵京都精華大学教授︶ 的 ・ 思 想 的 問 題 を 論 じ て い る 。編 著 書 に ﹃ ダ ー カフェージャンルの変遷を調査中。 斎藤光 ウ ィ ン と 進 化 論 の 哲 学 ﹄、 共 著 書 に ﹃ 変 異 す る 一 九 五 二 年 生 ま れ 。科 学 哲 学 ・ 科 学 思 想 史 な ど ダ ー ウ ィ ニ ズ ム ﹄な ど が あ る 。 ︵一九二〇 二 ‒ 〇一一︶ ///////////////////////////////////////// 柴谷篤弘 京 都 精 華 大 学 名 誉 教 授 学 長 在 任 ● 一 九 九 二 一 ‒ 九九五 京 都 帝 国 大 学 理 学 部 動 物 学 科 卒 業 。広 島 大 学 教 授 、 オ ー ス ト ラ リ ア 連 邦 科 学 産 業 研 究 機 構 研 究 員 、 関 西 医 科 大 学 教 授 な ど を 経 て 京 都 精 華 大 学 教 授 に 着 任 。研 究 領 域 は 生 物 学 か ら 科 学 と 社 会 の 関 係 、 現 代 社 会 批 判 な ど 広 い 範 囲 に わ た っ た 。著 作 に ﹃ 理 論 生 物 学 ﹄、 ﹃ 反 科 学 論 ﹄、 ﹃ 構 造 主 義 生 物 学 原 論 ﹄、 ﹃ わ れ わ れ に と っ て 革 命 と は 何 か ﹄他 多 数 。 (アート) [進行予定] 13:3 0 ‒15:3 0 ● 報告 <20 分間休憩> 15:5 0 ‒17:3 0 ●全体討議 13: 30–17 : 30 2012 / 1 /21 SAT 中原佑介の業績をたどる [進行予定] 15:0 0 ‒16:3 0 ●報告 <20分間休憩> 16:5 0 ‒18:0 0 ●全体討議 15:00–18:00 FRI 2011 / 12 /23 人 の 死 が 何 ら か の 時 代 の 終 わ り を 人 び と に 感 じ さ せ る こ と は よ く あ る 。美 術 批 評 家 、中 原 佑 介 の 訃 報 も 、そ れ に 先 立 つ 東 野 芳 明 、針 生 一 郎 の 訃 報 と あ い ま っ て 、多 く の 人 に あ る 時 代 の 終 焉 を 感 じ さ せ た 筈 で あ る 。し か し 実 際 の と こ ろ 、 そ れ は 何 の 終 わ り だ っ た の だ ろ う 。 戦 後 美 術 ? モ ダ ニ ズ ム 美 術 ? あ る い は 日 本 語 で 言 う﹁ 現 代 美 術 ﹂? 本 シ ン ポ ジ ウ ム で は 、研 究 と 批 評 の 境 目 を 乗 り 越 え て 活 躍 す る 方 々 を 迎 え て 、戦 後 日 本 美 術 に お け る 批 評 と 実 践 の 複 雑 な 相 互 作 用 を 問 い 直 し た い 。こ れ は た だ 歴 史 を 回 顧 す る だ け に 吉岡洋 ︵京都大学教授︶ と ど ま ら ず 、現 在 の﹁ ア ー ト ﹂と 批 評 の 関 係 を も 再 考 す る こ と に な る に 違 い な い 。 出 演 加治屋健司 研 究 科 博 士 課 程 満 期 退 学 。専 門 は 現 代 美 術 史 、 一 九 七 一 年 生 ま れ 。東 京 大 学 大 学 院 総 合 文 化 二〇〇三﹂ 、 ﹁岐阜おおがきビエンナーレ二〇〇六﹂ センター︶創刊号∼八号編集長、 ﹁京都ビエンナーレ 日 本 記 号 学 会 会 長 、 雑 誌﹃ 博 士 課 程 修 了 。専 門 は 美 学 ・ 芸 術 学 、 情 報 文 化 論 。 一 九 五 六 年 生 ま れ 。京 都 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 美 術 批 評 史 。日 本 美 術 オ ー ラ ル・ヒ ス ト リ ー ・ 総 合 デ ィ レ ク タ ー 。著 書 に﹃ 思 想 の 現 在 形 ︵広島市立大学准教授︶ ア ー カ イ ヴ 代 表 。共 著 書 に﹃ マ ー ク ・ ロ ス コ ﹄、 系・電脳空間・アフォーダンス﹄などがある。 複雑 ̶ ﹄ ︵京都芸術 Diatxt. 共訳書にボワ+クラウス﹃アンフォルム﹄が 司会•コーディネイト あ る 。﹃ 中 原 佑 介 美 術 批 評 選 集 ﹄︵ 全 十 二 巻 、 刊 行 中 ︶の 解 題 を 担 当 し て い る 。 ︵京都精華大学准教授︶ 一 九 六 六 年 生 ま れ 。同 志 社 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 佐藤守弘 博 士 課 程 退 学 。博 士︵芸 術 学︶ 。専 門 は 芸 術 学 、 写 真 ︵上智大学教授︶ 一 九 五 九 年 生 ま れ 。コ ロ ン ビ ア 大 学 大 学 院 史 、 視 覚 文 化 論 。著 書 に ﹃ ト ポ グ ラ フ ィ の 日 本 近 林道郎 西 洋 美 術 史 、 美 術 批 評 。著 書 に ﹃ 絵 画 は 二 度 江 戸 泥 絵・横 浜 写 真・芸 術 写 真 ﹄、 共訳にジェフ ̶ 専門は 博 士 課 程 修 了 。 P h. D. in A r t His to r y. 代 リ ー・バ ッ チ ェ ン﹃ 写 真 の ア ル ケ オ ロ ジ ー ﹄が あ る 。 死 ぬ 、 あ る い は 死 な な い ﹄シ リ ー ズ︵ 全 七 巻 ︶、 ﹃ ゲ ル ハ ル ト ・ リ ヒ タ ー ﹄な ど が あ る 。 一 ‒ 九八三 ︵一九三一 二 ‒ 〇一一︶ ///////////////////////////////////////// 中原佑介 京 都 精 華 大 学 名 誉 教 授 学 長 在 任 ● 一 九 八 〇 京 都 大 学 理 学 部 卒 業 。同 大 学 院 湯 川 秀 樹 研 究 室 で 理 論 物 理 学 を 専 攻 す る が 一 九 五 五 年 以 降 美 術 批 評 の 道 に 進 む 。七 〇 年 東 京 ビ エ ン ナ ー レ﹁ 人 間 と 物 質 ﹂を は じ め 、パ リ 、サ ン パ ウ ロ 、ヴ ェ ネ ツ ィ ア ビ エ ン ナ ー レ な ど 多 数 の 国 際 展 の 企 画 に 携 わ る 。水 戸 芸 術 館 美 術 出 版 ︶が 刊 行 中 。 + Bank ART 部 門 芸 術 総 監 督 、兵 庫 県 立 美 術 館 長 、国 際 美 術 評 論 家 連 盟 会 長 な ど を 歴 任 。著 作 ・ 論 文 多 数 。現 在﹃ 中 原 佑 介 美 術 批 評 選 集 ﹄︵ 全 一 二 巻 、現 代 企 画 室
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