建築計画概要書作成上の注意点 - 北九州市

建築計画概要書作成上の注意点
建築計画概要書は、建築確認申請書類の一つであり、これに記載された内容は、
建築確認に必要な他の図書及び書類と相互に整合していなければなりません。
また、建築計画概要書は、確認済証が交付された後は一般の閲覧に供され、さら
に台帳の一つとして長期にわたって保存される重要な書類です。
内容について、誤記や記入漏れがないかどうかなどを十分ご確認の上、建築主事
若しくは指定確認検査機関に提出くださるようお願いします。
※建築計画概要書の記載事項を訂正した場合は、訂正したもののコピーを提出し
てください。訂正印は、使用しないでください。
北九州市建築都市局指導部建築審査課
平成22年4月1日
1
目次
建築計画概要書 第一面の記載例及び注意事項
P 3
建築計画概要書 第二面の記載例及び注意事項
P 6
概要書第三面の記載例及び注意事項
P 8
別紙1 第三面 付近見取図の記載例及び注意事項
P 9
別紙2 第三面 配置図の記載例及び注意事項
P10
2
建築計画概要書 第一面の記載例及び注意事項
電話番号の記入は不要です。
第二号様式第二面の写しを使用す
る場合は電話番号欄を消してくださ
い。
登録を受けた建築士事務所名を記入
てください。
登録を受けた建築士事務所の所在地を
記入してください。
作成又は法適合性を確認した図書を記
入してください。
建築士の種別(一級・二級・木造)、交付者(大臣・県知
事)及び登録番号を記入してください。
設計に関わったすべ
ての設計者について
記入してください。
構造計算書
建築士の資格とし
て、構造又は設備設
計一級建築士の資
格を記入しないでく
ださい。(次頁に記
入するようになって
います。)
記入漏れがないよう
に注意してください。
3
適用箇所にレ印・■などのチェック
をしてください。
構造設計一級建築士に関する事項を
記入してください。
構造又は設備設計
一級建築士の関与
がある場合に記入し
てください。
設備設計一級建築士に関する事項を
記入してください。
建築設備士に意見を
聴いた場合に記入し
てください。
建築設備士の登録番号を記
入してください。
建築設備士の資
格を有している者
について記入して
ください。
建築設備士の資
格を有しない者は
記入しないでくださ
い。
4
工事監理者が決まっていない場合は「未定」と記
入し、工事監理者決定後は、速やかに『建築主
等の変更等の届』を提出してください。
なお、構造・規模により、工事監理者が決まって
いなければ、着工できない場合があります。
工事に関係するすべ
ての工事監理者につ
いて記入してくださ
い。
工事施工者が決まっていない場合は「未定」
と記入し、工事施工者決定後は、速やかに
『建築主等の変更等の届』を提出してくださ
い。
建設業許可の最新の許可
番号を記入してください。
(有効期間は許可から5年
間です。)
20
建設業の許可を受けた営業
所名を記入してください。
建築物の名称又は工事名が定まっ
ているときは記入してください。
5
建設業の許可を受けた営業所の
所在地を記入してください。(許可
を受けた営業所以外は記入しない
でください。)
建築計画概要書 第二面の記載例及び注意事項
地名地番を記入してください。
地名は大字までとし(小)字は記入しないでください。
新築以外で住居表示が決まっている場合は記入し
てください。
上記【3】、【4】欄以外の地域等を
記入してください。(法22条区域、
地区計画、宅地造成工事規制区
域、風致地区、臨港地区、建築協
定etc)
2m以上接する道路のうち最大の幅員を記載し
てください。(法第43条ただし書きによる許可の
場合は通路・空地幅を記入してください)
1項及び2項による容積率のうち、小
さい数値を記入してください。
例:
(1項)指定容積率 200%
(2項) 4m×4/10→160%を記入
建築基準法上、建築可能な数値を記
入してください。
緩和理由を記入してください。
(『特定道路による容積率』『角
地による建ぺい率』、『防火地域
内の耐火建築物による建ぺい
率』など)
基準法以外の規制理由と指定
数値を記入してください。(『風致
地区建ぺい率40%』『開発許可
容積率60%、建ぺい率40%』
など)
対象がある場合は
必ず記入してくださ
い。
申請に係る棟数を記入してください。
建築物の数は、10㎡以内のものはカウントしませ
ん。ただし、建築面積、延べ面積には含めてくださ
い。
別棟増築の場合は、敷地内の他の既存
建築物(複数ある場合は最大のもの)を
忘れずに記入してください。
天空率適用の有無を必ずチェックしてください。
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(記入例)
開発検査済 番号 日付
宅造検査済 番号 日付
調整区域許可 番号 日付
風致地区許可 番号 日付
区画整理許可 番号 日付
都市計画道路 番号 日付
仮設許可 番号 日付
空地許可 番号 日付 など
天空率の適用がある場合は、該当項
目をチェックしてください。
開発許可や宅造許可の場合は、必
ず検査済証の番号、日付を記入して
ください。
(例) 適合証明(開発) 北九建都指宅 第 ○○号 平成○○年○月○日
開発検査済 北九建都指宅 第 ○○号 平成○○年○月○日
完了検査が未済の場合は、開発許
可等の番号、日付を記入し、制限
解除等を追記してください。
許可不要の場合は、都市計画法等の適合を
証する適合証明書の番号、日付を記入してく
ださい。
適合証明(開発) 番号 日付
適合証明(調整区域) 番号 日付
適合証明(宅造規制) 番号 日付 など
型式認定の場合は、型式
番号を記入して下さい。
着手予定年月日は、建築
確認済証の交付日を見込
んで、交付日以降となる
ように設定してください。
10㎡以内の建物がある場
合は、建物名(物置等)・面
積を記入してください。
回数と特定工程名を忘れずに記入してくださ
い。
例)「基礎の配筋工事」
「屋根工事」
「1階鉄骨部分の建て方工事」
「1階の柱、梁及び2階の床の配筋工事」
7
概要書第三面の記載例及び注意事項
別紙1 参照
図面を貼り付けた場合
は、コピーを提出してくだ
さい。
別紙2 参照
貼り付けや折り込みをした
ものは提出しないでくださ
い。
※付近見取り図と配置図は、それぞれ別紙でも構いませんので、文字、
数字等が判別できるよう、わかり易く作成してください。
ただし、A4版以外は使用しないでください。
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別紙 1
概要書第三面 付近見取図の記載例及び注意事項
○○
N
○○
○ ○ 橋
方位を忘れずに記入してください。
申請地
申請地が明確に分かる
ように表現してください。
敷地に未判定の通路が接し
ている場合は、道路相談が必
要な場合がありますので、市
建築審査課窓口に必ずお問
い合わせください。
場所を明確にするため、必ず
目標物が入っている地図とし
てください。
○○
敷地の形状を配置
図の形状に合わせ
て正確に明示してく
ださい。
○△2丁目
町名等を表示してく
ださい。
・近隣の状況がわかる図面としてください。(住宅地図程度)
・住居表示及び目標物を明示してください。
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別紙 2
建築計画概要書 第三面配置図の記載例及び注意事項
既存のCB擁壁(土留)がある場合は、厚さ150mm
以上は3段(H=600mm)まで、厚さ120mmは1段
(H=200mm)までとし、かつ、設計者が安全上支障
なしと判断したものとしてください。
上記以外の場合は補強等の措置が必要です。
建築物の位置を明示してく
ださい。
1500
方位
道路、隣地境界沿いの土留め
(擁壁)、塀及び門の種類と仕様
(新/既設の別、高さ、厚み等を
明示してください。
3500
−1000
隣地境界線
1500
±0
隣地CB塀 6段
±0
設計GL±0
建築物内部の間取りは明示しないでください。
セットバックエリア内の建築
制限を、必ず明記してくださ
い。
2500
道路境界線と接道長さを明記して
ください。
±0
周囲との高低差を明示
してください。
±0
道路境界線
セットバック内には門塀等は築造しない
新規土留 CPブロック 厚150 2段積 門塀なし 道路境界線 接道長さ○○m
2項道路や道路でない等の判定がある
42条2項道路 ○○号
場合は判定番号を記入してください。
市道 ○○ ○○号線
※判定番号は、建築都市局建築審査課
の窓口でご確認ください。
国県市道の場合は、市道等の名称を記入してください。
※市道等かどうかは、建設局管理課又は各区役所まち
づくり整備課の窓口でご確認ください。
−300
道路中心線
2000
敷地と道路との間に高低差がある
場合は、擁壁等の高低差の処理方
法を必ず明記してください。
申請建物
3000
道路でない ○○号
-200
斜線制限の検討が必要な部位には軒
の高さ等を明示してください。
新設CB塀 ア150 H1200 土留1段、塀5段
増築の場合は、申請部分と申請
以外の部分が区別できるよう明
示してください。
また、建物間の距離を明示してく
ださい。
±0
既存RC造擁壁 安全上問題なし
※北側斜線検討寸法を明記してください。
軒先高さGL+7.000
隣地境界線
隣地境界線
※1200
N
道路後退線
道路幅員が変化している場合は2箇所
以上明示してください。
敷地との高低差を記入して
ください。
縮尺 1:○○○
道路の種別を記入してください。例)42条1項1号道路、42条1
項2号道路(開発検査済番号日付)、42条1項3号道路(判定
番号)、42条1項4号道路(道路指定番号)、42条1項5号道路
(道路位置指定H○年○月○日 第○号)等。
43条ただし書き許可の場合は、許可番号と許可日を記入し
てください。
(その他の注意事項)
・縮尺・方位等を明示し、文字・数字などは大きく表示してください。
・縮尺は標準的な定規で計測できる縮尺としてください。
・用途地域が二以上にわたる場合や、都市計画道路の計画線がかかる場合は、該当する線引きを記
入してください。
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