せん ゆう こう らく すれば、後者は県内版といえる。 死 去 後 年が経 過 するのに、祖 父 は忘れられるどころか、ますます輝 きを増しているといった感じである。 かた 私は今 回の展 示を機に﹁生 活綴 方 生成史﹂︵佐々井秀緒著︶などを読み、 ﹁峰地光重展﹂ に寄せて 80 農村の風景を 考える 46 画が困難な人々は年々増えつつある と 思 われる。いかに声 な き 声 を 吸い 上 げ、行 政に反 映 できるかが 課 題の ひとつである。 各 議 員には、町 民 とのパイプ役 と して、また町民の代弁者として、多く の 人 々 と 意 見 交 換 を し て も らいた い。おおいに汗をかいてもらえば、将 来必ず幸せが訪れるだろう。 町民、 議会、 行政の連携のとれた、 住 みよい町づくりを進めようではないか。 生活綴方運動を再見しているところ である。弾圧した治安維持法を天下 の悪 法とするなら、生 活 綴 方 運 動は 児 童・生 徒 を 信 頼 し 愛 する、この 上 ない良心的な教育運動なのである。 ﹁峰 地 光 重 展﹂パート2・パート3 も予定されている。 商工会主催の花火大会 6 月 定 例 会の終 盤 、東 京 都 議 会でのヤジが 世 間 を 騒 がせた。女 性を蔑 視し、人 権 を侵害する内容に、心を痛め た人も多かったであろう。 このよう な 行 為の責 任は もちろん 発 言 した 議 員にあ る。しかしながら 、その議 員 を選んだのは誰なのか。それ を忘れてはいけない。 無投票でない限り、議員は 直接選挙で住民によって選ば れる。したがって、責 任の一端 は、投票した有権者にあると も 言 えないか。我々、議 員 自 身の質 を 高める努 力 も 大 切 だが、有権者にも本質を見抜 く力を養っていただきたい。 加藤 選挙の意義を、あらためて 考 える 機 会になればと 願 う ばかりである。 委 員 長 副委員長 委員 委員 委員 委員 大森 米本 圓岡 大 大原 加藤 正治 隆記 伸夫 正彦 広巳 紀之 ︻発行責任者︼ 議長 野口 俊明 ︻広報常任委員会︼ 発行/大山町議会 編集/広報常任委員会 〒689-3211 鳥取県西伯郡大山町御来屋328 ( 0859-54-5213 7 0859-54-5214 道・用水路・ため池の補修、整備を進 めています。また、国の制度の﹁人・農 地プラン﹂を活用し、他集落の担い手 に協 力 を 求 め、水 田・畑 の 耕 作 を お 願いしており、クズ畑、アワダチソウ 畑も減少しました。 用 水 路 には 、エビ・魚 貝 類 も み ら れ、たくさんのホタルが戻ってくるの を楽しみにしています。 2014.8 NO.37 こうした中、耕作放棄地も点在す る状 況となり、平 成 年に国の制 度 を活用し、﹁農地・水環境保全管理支 払制度﹂に参加し、﹁西坪地区環境保 全 会﹂を 設 立 し ま し た 。交 付 金 も あ り、役 員 スタッフ・住 民の団 結 で、農 20 峰地正文 (八重) 斎藤富夫 (西坪) 20 つづり は、﹁先に汗 をかき 苦 労 し ておけば、 後 で必 ず 幸 せが 訪 れる﹂ということ である。 これは町政に相通ずることがあろ う。本町でも高齢者は増加の一途で、 立 場の弱い者 を 含 めると、町 政に参 先憂後楽とは 谷野 正 (平田) 元 町 職 員として、私が最 近 興 味を 持っている、中国古代文学の一節を申 し述べたい。 はんちゅうえん 北宋時代の大政治家 ﹁宰相 范仲淹﹂ がくようろう き の﹁岳 陽 楼 記﹂の有 名な語 録﹃先 憂 後 楽 ﹄の 詩 を 考 え て み たい。詩 の 意 味 19 4 月 か ら 町 内 各 所 で、 ﹁峰 地 光 重 展﹂︵パート1︶が開催されている。町 立図書館長の船原氏をはじめ、多く の人 々のご 尽 力によるものである。 平 成 ・ 年、鳥 取・倉 吉・米 子 で祖 父の展 示 があった。前 者 を 町 内 版と 18 私の住む西 坪は、古くは専 業 農 家 の集 落であり、昭 和 年 代では % が専業農家でした。時代の変貌と共 に 専 業 農 家 が 減 少 し 、平 成 に 入 り %に、現 在では専 業 農 家は5 % を 下回る状況となりました。 24
© Copyright 2024 ExpyDoc