製品安全データシート SANKOL ECG-310K - サンケイ化学

ECG-310K MSDS(WEB 一般公開用)
製品安全データシート
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1【製品及び会社情報】
会社名：
住
所：
電話番号：
FAX 番号：
担当部門：
住
所：
電話番号：
FAX 番号：
緊急連絡先：
製品名
サンケイ化学株式会社
埼玉県さいたま市桜区山久保 2-5-5 〒338-0821
048-840-0600
048-840-0601
サンコール事業部技術部品質保証課
埼玉県さいたま市桜区山久保 2-11-15 〒338-0821
048-840-0602
048-840-0603
サンケイ化学株式会社サンコール事業部技術部品質保証課
SANKOL ECG-310K
2【危険有害性の要約】
GHS 分類：健康に対する有害性
発がん性区分 2
特定標的臓器毒性（反復暴露）区分 1（肺）
上記以外の項目は、現時点で「分類対象外」
、
「分類できない」又は「区分外」である。
GHS ラベル要素：
注意喚起語：危険
危険有害性情報：発がんのおそれの疑い
長期または反復暴露による肺の障害
注意書き：
・安全対策
・救急措置
・保管
・廃棄
すべての安全注意を読み理解するまで取扱わないこと。
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。
取り扱い後はよく手を洗うこと。
必要に応じて個人用保護具を使用すること。
ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。
暴露または暴露の懸念がある場合：医師の診断、手当を受けること。
気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。
施錠して保管すること。
内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。
分類に関係しない他の危険有害性：
・現在のところ有用な情報なし。
作
成
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3【組成及び成分情報】
単一成分・混合物の区分：混合物
TSCA：各原料で登録済み
成
分
名
称
潤滑油（基油）
リチウム石けん（増ちょう剤）
固体潤滑剤・その他等
含有量［％］
100%
労働安全衛生法：カーボンブラック (CAS№1333-86-4) 1.0 ～ 15.0%
成分に関する特記事項：工業用に限定。医療用具、医薬品には使用しないこと。
管理体制の整った工場内での使用に限る。
4【応急措置】
吸入した場合：新鮮な空気の所へ運ぶ。身体を毛布などで覆い、保温して安静に保ち、必要なら医師の手当を受ける。
皮膚に付着した場合：汚染部位を多量の水と石けんで洗う。
目に入った場合：多量の水で目を洗い流す。直ちに医師の手当を受ける。
飲み込んだ場合：無理に吐かせてはいけない。医師の手当を受ける。口の中が汚染されている場合には、水で十分に洗うこと。
5【火災時の措置】
消火方法：
・火元への燃焼源を絶つ。
・初期の火災には、粉末、炭酸ガスを用いる。
・大規模火災の際には、泡消化剤を用いて空気を遮断することが有効である。注水は火災を拡大し、危険な場合がある。
・周囲の設備などに散水して冷却する。
・消火作業の際には、風上から行い、必ず保護具を着用する。
・火災発生場所の周辺に関係者以外の立ち入りを禁止する。
消化剤：
・霧状の強化液、泡、粉末又は炭酸ガスを用いる。
・消火に棒状の水を用いてはならない。
6【漏出時の措置】
大量の場合：
・漏洩した場所の周辺にはロープを張るなどして人の立ち入りを禁止する。
・作業の際には必ず保護具を着用する。
・漏洩したグリースは土砂などでその流れを止め、安全な場所に導いた後、出来るだけ空容器に回収する。
・河川、下水等に排出されない様に注意する。
少量の場合：
・土砂、ウエス等で吸着させて空容器に回収し、その後、完全にウエスなどで拭き取る。
海上の場合：
・オイルフェンスを展開して拡散を防止し、すくい取りや吸着マット等で吸い取る。
・薬剤を用いる場合には、運輸省令で定める技術上の基準に適合したものでなければならない。
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7【取り扱い及び保管上の注意】
取り扱い：
・炎、火花又は高温体との接触を避けると共に、みだりに蒸気を発生させないこと。
・常温で取り扱うものとし、その際、水分、きょう雑物の混入に注意すること。
・静電気対策を行い且つ作業衣、靴なども導電性のものを使用する。
・発生した蒸気は空気より重いので滞留しやすい。その為換気及び火気などへの注意が必要である。
・危険物が残存している機械設備などを修理又は加工する場合は、安全な場所において危険物を完全に除去してから行うこと。
・皮膚接触、ミスト呼吸が健康障害となるので、極力直接接触は避けること。
・容器は必ず密閉すること。
保管：
・冷暗所で換気の良い場所に保管する。
・熱、スパーク、火災並びに静電気蓄積を避ける。
・保管場所で使用する電気器具は防爆構造とし、器具類は設置する。
・ハロゲン類、強酸類、アルカリ類、酸化性物質との接触並びに同一場所での保管を避ける。
8【暴露防止及び保護措置】
管理濃度：設定されていない（作業環境評価基準：厚生労働省告示第 369 号、平成 16 年 10 月 1 日）
許容濃度：日本産業衛生学会（2006 年度版） 3mg/m3（鉱油ミストとして）
ACGIH（2006 年度版）
時間荷重平均 TWA
5mg/m3（鉱油ミストとして）
設備対策：ミストが発生する場合は発生源の密閉化または排気装置を設ける。
取り扱い場所の近くに、目の洗浄及び身体洗浄のための設備を設置する。
保護具
呼吸器具：通常必要ではないが、必要に応じて防毒マスク（有機ガス用）を着用する。
保護眼鏡：飛沫が飛ぶ場合には普通型眼鏡を着用する。
保護手袋：長期間または繰り返し接触する場合には耐油性のものを着用する。
保護衣：長期間に渡り取り扱う場合または濡れる場合には耐油性の長袖作業服等を着用する。
9【物理的及び化学的性質】
外観：ペースト状
臭気：かすかな臭い
比重： 0.8～1.0
粉塵爆発性：なし
揮発性：なし
引火点： 200℃以上（基油の引火点）
水溶性：不溶
発火点：データなし
酸化性：なし
可燃性：あり
発火性（自然発火性、爆発性）：なし
10【安定性及び反応性】
安定性：安定。
反応性：強酸化剤との接触を避ける。
自己反応性・爆発性：なし
11【有害性情報】
カーボンブラックとして
・急性毒性
経口ラット LD50 15400mg/kg (RTECS (2004))に基づく。
・発がん性
IARC 分類 2B および日本産業衛生学会第 2 群 B に基づく。
・特定標的臓器毒性
ヒトのじん肺症（DFGOTvol.18 (2002)）
、及びラット吸入試験でガイダンス値区分 1 の範囲で肺への影響（上皮の過形成、化生、肺線維
症、肺胞細胞の増殖等）
（DFGOTvol.18 (2002)）に基づき区分１に分類される。
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12【環境影響情報】
生態毒性：この低溶解性物質は水棲微生物に対して毒性は示さない。
13【廃棄上の注意】
定められた基準に従って事業所自ら処理するか「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に従って公認の産業廃棄物処理業者、もしくは
地方公共団体がその処理を行っている場合にはその団体に委託して処理する。
14【輸送上の注意】
・容器は密閉して漏れを防ぎ取り扱いを丁寧にして破損しないようにする。
・運搬取り扱いは慎重に行い、必要があれば保護メガネ、ゴム衣等の保護具を着用する。
その他：組成、成分情報参照
15【適用法令】
・労働安全衛生法：名称を通知すべき危険物（法第 57 条の 2、施行令第 18 条の 2 別表第 9）
（政令番号第 130 号）
・産業廃棄物規制（拡散、流出の禁止）に則って廃棄してください。
・その他
16【その他の情報】
・危険・有害性の評価は必ずしも十分ではないので、取り扱いには十分に注意してください。
・全ての資料や文献を調査したわけではないため、情報漏れがあるかもしれません。新しい知見の発表や従来の説の訂正により内容に
変更が生じます。重要な決定などにご利用される場合は出典等を良く検討されるか、試験によって確かめられることをお薦めします。
・含有量、物理・化学的性質等の数値は代表値であり保証値ではありません。
実際に製品をご使用いただく場合、直接製品をご購入されている先より正式 MSDS を取り寄せていただき、製品についての
特性等を十分ご理解いただいてからご使用ください。
注意事項：
輸出について・・・輸出の際には日本版キャッチオール規制（改正補完的輸出規制第 16 項に該当）に対応するために
輸出担当者が仕向地、用途、最終需要者等の確認をし、輸出許可申請の要・不要の判断を行って頂くよう
お願い致します。
（すべての輸出貨物に対して行う義務があります）
危険物について・・なし
ECG-310K MSDS(WEBOPENTOTHEPUBLIC)
MATERIAL SAFETY DATA SHEET
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SECTION 1 ) PRODUCT AND COMPANY IDENTIFICATION
PRODUCT NAME :
SIGNATURE OF PREPARER
SANKOL ECG-310K
SANKEI KAGAKU Co.,Ltd.
TEL:+81-48-840-0600 FAX:+81-48-840-0601
2-5-5 Yamakubo,Sakura-ku,Saitama-shi,Saitama Pref.338-0821,Japan
SANKOL ENGINEERING DEPT. TEL:+81-48-840-0602 FAX:+81-48-840-0603
2-11-15 Yamakubo,Sakura-ku,Saitama-shi,Saitama Pref.338-0821,Japan
SECTION 2 ) HAZARDS IDENTIFICATION
GHS CLASSIFICATION :
Carcinogenicity
Category 2
Specific target organ systemic toxicity repeated exposure
Category 1
GHS LABEL ELEMENTS
Signal words：Danger
Hazard statements：
・May cause genetic defects.
・May damage fertility or the unborn child.
Precautionary statements：
PREVENTION
・Do not handle until all safety precautions have been read and understood.
・Do not eat, drink or smoke when using this product.
・Wash hands thoroughly after handling.
・Use personal protective equipment as required.
・Do not breathe mist/vapors/spray.
RESPONSE
・If exposed or concerned: Get medical attention/advice.
・Get medical attention/advice if you feel unwell.
STORAGE
・Store locked up.
DISPOSAL
・Dispose of contents/container in accordance with local/regional/national/international regulations (to be specified).
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SECTION 3 ) COMPOSITION / INFORMATION ON INGREDIENTS
Single or Mixture
: Mixture
Hazardous Components : Carbon black (CAS№1333-86-4) 1.0 ～ 15.0%
COMPONENTS
Lubricating oil
Lithium-soap Thickener
Solid lubricant & Addition agent etc.
PERCENTAGE[%]
100%
# The components of this product are in compliance with the chemical notification requirements of TSCA.
# SANKOL is limited to using in the factory where the system of management is in order.
SECTION 4 ) FIRST AID MEASURES
First Aid
SKIN CONTACT : Flush skin with water after contact. Wash contaminated clothing before reuse.
EYE CONTACT : In case of contact, immediately flush eyes with plenty of water for at least 15 minutes. Call a physician.
INGESTION
: If swallowed, do not induce vomiting. Immediately give 2 glasses of water. Never give anything by mouth to an
unconscious person. Call a physician.
SECTION 5 ) FIRE FIGHTING MEASURES
FLAMMABLE PROPERTIES
Flash Point(Method Used) : > 420 ﾟ F [Estimated(oil C.O.C)]
Flammable Limits : No Information
LEL
UEL
UNUSUAL FIRE AND EXPLOSION HAZARDS : None
SPECIAL FIRE FIGHTING PROCEDURES : For Fires In Closed Areas, Fire-Fighters Must Be Self-Contained Breathing Apparatus.
EXTINGUISHING MEDIA :
Carbon Dioxide, Foam, Dry Chemical and Water Fog. Water may be effective for cooling, but may not effect extinguishment.
SECTION 6 ) ACCIDENTAL RELEASE MEASURES
STEP TO BE TAKEN IN CASE MATERIAL IS RELEASED OR SPILLED
Contain the spill or leak.
Scrape up with cardboard or rag and place in container.
SECTION 7 ) HANDLING AND
PRECAUTION TO BE TAKEN IN
Store in a cool place.
Keep away from heat and
Do not lay the material
STORAGE
HANDLING AND STORING
flame.
on its side.
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SECTION 8 ) EXPOSURE CONTROLS/PERSONAL PROTECTION
RESPIRATORY PROTECTION
(Specify Type)
No special requirements under ordinary conditions of use.
VENTILATION
Local Exhaust
: Not normally necessary.
Mechanical(general) : Not normally necessary.
Special
: Not required.
Other
: Not normally necessary.
PROTECTIVE GLOVES
Oil impervious gloves recommended.
EYE PROTECTION
Safety glasses recommended.
OTHER PROTECTIVE CLOTHING OR EQUIPMENT
Not required.
SECTION 9 ) PHYSICAL AND CHEMICAL PROPERTIES
FLASH POINT ・・・・・・・・・・・ > 200℃
VAPOR PRESSURE(mmHg)・・・・・・・ Nil
VAPOR DENSITY(AIR=1)・・・・・・・ Not applicable
SPECIFIC GRAVITY(H2O=1) ・・・・・ 0.8 ～ 1.0
MELTING POINT ・・・・・・・・・・ Not applicable
SOLUBILITY IN WATER ・・・・・・・ Negligible
APPEARANCE・・・・・・・・・・・・ Paste
ODOR・・・・・・・・・・・・・・・ Slight odor
SECTION 10 ) STABILITY AND REACTIVITY
STABILITY : Stable
Condition to avoid : Extreme heat
INCOMPATIBILITY(Material to avoid) : Strong Oxidizers
HAZARDOUS DECOMPOSITION PRODUCTS : Carbon Monoxide,Carbon Dioxide,Tetrafluoroethylene,Hexafluoropropylene,Perfluoroisobutylene.
HAZARDOUS POLYMERIZATION : Will not occur
Condition to avoid : None
SECTION 11 ) TOXICOLOGICAL INFORMATION
GHS information (carbon black)
Carcinogenicity - Category 2
It is based on 2B of IARC classification and 2nd group B of Japan Society for Occupational Health.
Specific target organ Toxicity (repeated exposure) - Category 1 (lung)
It is classified into Category 1 based on the pneumoconosis on humans (DFGOT vol.18 (2002)) and the influence on lungs
(a epithelial hyperplasia, metaplasia, pulmonary fibrosis, and multiplication of alveolar cell etc.) (DFGOTvol.18
(2002)) in a rat inhalation test at the range of the guidance value Category 1.
SECTION 12 ) ECOLOGICAL INFORMATION
Mobility
: Not established
Bioaccumulation : Not established
Biodegradability : Slightly biodegradability
Aquatic Toxicity : Not established
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SECTION 13 ) DISPOSAL CONSIDERATIONS
WASTE DISPOSAL METHOD
The product is suitable for processing by an approved recycling facility or can be disposed at any government waste disposal facility.
SECTION 14 ) TRANSPORT INFORMATION
STEPS TO BE TAKEN IN CASE MATERIAL IS RELEASED OR SPILLED
Scrap up and remove. Dispose at an appropriate waste disposal facility in accordance with current applicable laws and regulation.
SECTION 15 ) REGULATORY
Proposed classfication
Risk phrases
Safety phrase
INFORMATION
: Not required
: Not required
: Not required
SECTION 16 ) OTHER INFORMATION
○ Information presented in this data sheet is considered reliable, but conditions and method of use, which are beyond our control,
may modify results. Before adopting our product for commercial use, the user should confirm their suitability.
○ These data are offered in good fait as typical values and net as a product specification.
No warranty, either expressed or implied is here by made.
○ The recommended industrial hygiene and safety handling procedures are believed to be generally applicable, However, each user should
review these recommendations in the specific context of the intended use and determine whether they are appropriate.

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