介護サービス通信第37号記事 - 東京都国民健康保険団体連合会

平成25年1月31日発行
国保連
No.37
介護サービス通信
内 容
p2
p3~4
http://www.tokyo-kokuhoren.or.jp
東京都国民健康保険団体連合会
ホームページ掲載中
24
東京都における介護サービスの苦情相談白書
(平成24年3月)
「東京都における介護サービスの苦情相談白書」
年版
★介護サービス向上のために─苦情対応から学ぶ─
平成24年版 -平成23年度実績―
平成
●保険者から ~三鷹市~
●実践キャリア・アップ戦略「介護プロフェッショナル
キャリア段位制度」について
p5~6 ●国保連で受付・対応した苦情相談事例の一例
p7~8 ●介護保険に関する苦情等の状況調査結果の概要
p9~10 ●審査結果通知書の見方について
2012
2
~保留、給付管理票の修正の場合~
p11
●介護サービス事業者支援研修会開催報告
月例調査と苦情事例から見た
東京都における介護サービスの
苦情相談白書
本会では、平成23年度に受け付けた、介護保険利用者
などからの苦情状況をまとめた「東京都における介護
サービスの苦情相談白書」を発行しております。
平成24年版
―平成23年度実績―
2012
平成24年8月
東京都国民健康保険団体連合会
介護サービスの質の向上に是非お役立てください!
本白書は、都庁第1本庁舎3階の都民情報ルームで閲覧
できます。
また、下記にて有償頒布(販売価格1,000円 ※送料別)
も行います。
社会福祉法人東京都社会福祉協議会
(図書係)
電話 03-3268-7185
株式会社三省堂書店 都庁店
(第一本庁舎 2階) 電話 03-5320-7535
[ 問い合せ先 ] 介護福祉部介護相談指導課 03-6238-0173
国保連介護サービス通信 第37号 平成25年1月31日発行 発行人 平澤 康二
保険者から 〜三鷹市〜
~高齢者が地域の中で、希望をもって安心して
年齢を重ねることができるまちへ~
急速に進む長寿社会は、認知症高齢者の増
症疾患医療センターに指定された杏林大学医
加や老老介護の増加、孤立死の顕在化など、
高
学部付属病院の先生による講演、認知症サ
齢者を巡る問題が多様化し、今後は、高齢者
ポーター養成講座、市内で活動されているグ
への包括的な支援が求められております。平
ループホームの事業所のブース展示など、市
成23年に改正された介護保険法においては、
民の方々に認知症に対する理解を深めること
このような現状を踏まえ「地域包括ケアシス
を目的に実施したところ、当日は、100人近い
テム」の実現に向けた取り組みを重点として
方々のご参加をいただき、盛況のうちに終了
おります。三鷹市においても、このことを踏
いたしました。それだけ、
認知症の問題は、
市
まえて、高齢者が住みなれた地域でいつまで
民のみなさんにとっても誰にでも起こりうる
も安心して暮らせるまちづくりを進めること
身近な問題として認識されてきているという
を目的とした「三鷹市第五期介護保険事業計
ことを実感するとともに、保険者としてもさ
画」を策定するとともに、平成24年度には、2
らに認知症対策を推進していくことが急務で
つの事業を展開しました。
あると痛感しました。
まず、
高齢者等の孤立死防止対策として、
昨
今後も、三鷹市においては、地域での支え
年 3 月に市の健康福祉部を中心に「孤立死防
合い(共助)を柱に、医療、介護、福祉が一
止対策検討チーム」を立ち上げて検討を進め、
体となり連携を図りながら、高齢者への包括
9 月から
「見守りネットワーク事業」をスター
的な支援ができる持続可能で安定的な仕組み
トさせました。電気・ガスなど暮らしと密接
の構築に向けて取り組んでまいります。
に関わるインフラ関連企業をはじめとする22
の企業・団体と協定を締結し、市と協働して
見守りや安否確認を行っております。事業開
始後 4 か月経ち、ご連絡いただいたものは、
地
域の方からの「散歩中新聞がたまっている家
があった。」とか、食材宅配業者の方からの
「定期的に配達しているお弁当が本人不在の
ため届けられない。」など、日頃から高齢者等
に関わっている方々の「気づき」によるもの
でした。まさに、地域全体で見守る仕組みが
いかに大切であるかということを実感してお
ります。
また、10月には、地域包括支援センターと
の共催で認知症啓発イベント「認知症にやさ
しいまち三鷹」を開催しました。東京都認知
◦◦◦ 2
(三鷹市 健康福祉部高齢者支援課)
実践キャリア・アップ戦略
「介護プロフェッショナル キャリア段位制度」について
一般社団法人シルバーサービス振興会 企画部長 久留 善武
1.制度の背景と目的
平成22年 6 月に閣議決定された「新成長戦略」における「21の国家戦略プロジェクト」の 1 つとし
て「実践キャリア・アップ戦略」が位置づけられました。これは、成長分野において実践的な職業能
力の評価・認定制度(キャリア段位制度)を構築することにより、その分野に参入する人材の育成・
確保を目的としたものです。当面、雇用創出効果が期待される成長 3 分野について実施することとさ
れており、平成24年度から「介護プロフェッショナル」
、
「カーボンマネジャー(省エネ・温室効果ガ
ス削減等人材)
」及び「食の 6 次産業化プロデューサー」の 3 分野に導入されます。
このうち介護分野については、急速な高齢化の進行に伴って、介護人材の確保が急務になっていま
す。平成23年 6 月の政府の「社会保障改革に関する集中検討会議(医療・介護に係る長期推計)
」にお
いては、2011年現在で140万人だった介護職員を、2020年には201~211万人にする必要があると推計さ
れており、とりわけ、東日本大震災の被災地の介護基盤の再構築や、今後、都市部を中心として急速
に進展する高齢化に対応するため、介護職員の大幅な増加が必要となります。
また、介護職員の定着や新規参入が進まない要因の一つに、業務経験を積み重ねるごとに、スキ
ル・やりがいが段階的に向上し、処遇改善の材料につながっていく(実践的なキャリア・アップ)仕
組みが構築されていないことが指摘されています。
こうした背景の下、介護分野へ参入する人材を増加させるとともに、資格制度に加えて、実践的な
職業能力を高め、質の高い介護職員を養成する仕組みを構築していく必要があります。このため、前
述の 3 分野について、昨年秋から制度がスタートすることとなり、内閣府における公募を経て、一般
社団法人シルバーサービス振興会が「介護プロフェッショナル キャリア段位制度」の実施機関に選
定され、制度の運用が始まっています。
2.「介護プロフェッショナルキャリア段位制度」の概要及び特徴
実践キャリア・アップ戦略に基づいて実施される「介護プロフェッショナル キャリア段位制度」
(以下、
「介護キャリア段位制度」という。)の概要及び特長は以下のとおりです。
⑴「図表 1 」の左欄のように、キャリア段位制度では、全ての分野共通として、エントリーレベルから
トップ・プロレベルまでの 7 段階に分けて、職業全体のキャリア・パスが設定されています。このうち
介護キャリア段位制度では、
「図表 1 」の右欄のように実践的スキルに係るレベルが設定されています。
このように、介護サービス事業所や指導者ごとにバラバラでない、介護分野共通の標準的なキャ
リア・パスを示すことにより、それぞれの介護サービス事業所において個々の介護職員のスキルが
どのレベルに達しているのかを確認することができ、段位を上げていくことによりスキル・アップ
にもつながります。また、ジョブ・カード制度(注 1 )など既存の制度と組み合わせることにより
人材の確保もしやすくなることが期待されています。
⑵ また、キャリア段位制度は、これまでの資格制度で不足していた「実際にその現場で実際に何が
できるか」という部分を補うため、「わかる(知識)
」と「できる(実践的スキル)
」の両面から評価
する制度であり、この両方を満たすことでレベル認定が行われる仕組みです。このように、従来の
◦◦◦ 3
資格制度に加えて、実践的な職業能力を高め、質の高い介護職員を養成することにより、介護職員
の定着や新規参入を進めていくことが目的とされています。
⑶ 評価及び認定のスキームは「図表 2 」のとおりですが、①アセッサー(評価者)といわれる、一
定の要件を満たし、評価者講習を受講した者による評価(内部評価)と、②外部評価機関による評
価(外部評価)の結果に基づき、③実施機関内に設置されたレベル認定委員会において認定が行わ
れます。この際、アセッサー(評価者)は、一定期間( 3 カ月を標準とする)
、被評価者の業務内容
について、「できる(実践的スキル)」を重点的に評価(内部評価)することとなりますが、単なる
評価ではなく、アセッサー(評価者)は、被評価者に対してOJT指導を実施するという点に特徴が
あります。つまり、この制度は、個々の介護サービス事業所や指導者によって異なるOJT指導に
ついて、標準的な基盤を構築することにより、介護職員全体の質の向上にも寄与することが期待さ
れています。
(注1) ジョブ・カード制度とは、正社員経験が少ない方などが正社員となることを目指して、ジョブ・カードによるきめ細かなキャリア・コンサ
ルティングを通じ、企業実習と座学を組み合わせた実践的な職業訓練(職業能力形成プログラム)を受講します。訓練修了後、訓練実施企業
から評価結果である評価シートの交付を受け、ジョブ・カードに取りまとめて就職活動やキャリア形成に活用する制度です。
図表 1 :キャリア段位のレベルの考え方
レベル
各レベルの特徴(各分野共通の考え方)
介護プロフェッショナルのレベル
プ ロ レ ベ ル
7
・その分野を代表するトップ・プロフェッショナルの段階
6
・プロのスキルに加えて、特定の専門分野・業種における更に
高度な専門性を持つ、あるいは、その人の独自の方法が顧客
等から認知・評価されている段階
・多様な生活障害を持つ利用者に質の高い介護を実践
・介護技術の指導や職種間連携のキーパーソンとなり、チーム
ケアの質を改善
・一人前の仕事ができることに加え、チーム内でリーダーシッ
プを発揮することができる段階
・チーム内でのリーダーシップ(例:サービス担当責任者、主
任等)
・部下に対する指示・指導
・本レベル以上が「アセッサー(評価者)」になれる
・指示等がなくとも、一人前の仕事ができる段階
・利用者の状態像に応じた介護や他職種との連携を行うため
の幅広い領域の知識・技術を習得し、的確な介護を実践
・一定の指示のもと、ある程度の仕事ができる段階
・一定の範囲で、利用者ニーズや、状況の変化を把握・判断し、
それに応じた介護を実践
・基本的な知識・技術を活用し、決められた手順に従って、基
本的な介護を実践
・職業準備教育を受けた段階(エントリーレベル)
・初任者研修により、在宅・施設で働く上で必要となる基本的
な知識・技術を習得
5
4
3
2
1
図表 2 :評価・認定スキームの全体像
●介護キャリア段位制度の最新情報に
ついては、以下のホームページに掲
載されています。
【内閣府HP】
http://www5.cao.go.jp/keizai1/
jissen-cu/jump.html
【シルバーサービス振興会の専用HP】
http://careprofessional.org/
careproweb/jsp/
※手数料の額は、実施機関が内閣府と協議して決定。介護WGでは、被災地3,400円、被災地以外
6,900円を例示。
◦◦◦ 4
国保連で受付・対応した苦情相談事例の一例
訪問介護:独居利用者への対応に納得がいかない
分類
苦情内容
サービス提供、
管理者等の対応
保険給付
調査方法
苦情申立人
利用当事者
文書調査
兄弟
要介護 3
実地調査
姉妹
70歳代・男性
【主訴】
1 利用当事者は 2 年前より足が腫れており、今年になって病院で検査した結果、閉塞性動脈硬化症と診断を受けた。利
用当事者の足は、誰が見ても驚く程に太くなっていたが、この様な状況でも事業者の方が動いてくれなかった。また、
このことについて事業者に確認したところ「ズボンをはいていたので見えなかった」などと言い訳をする始末である。
2 2 年前のサービスは、1 日につき 1 人の訪問介護員が訪問予定になっており、ごみ出し、食事の用意、入浴介助をし
ていた。今年になり、申立人が確認したところ、複数人での介護日が多い様に思った。
3 預金通帳・印鑑・キャッシュカード等が身内の誰もが知らないままに事業者に渡っていた。
相談者・利用当事者の状況
苦情対象事業者の概要
利用当事者
*運営主体 有限会社
*独居、近隣にキーパーソンである義理の子が住んでいる。
*併設事業 居宅介護支援
*脳梗塞、慢性心不全、不整脈、脳血管性認知症、両下肢筋力低下
により歩行不安定。
(後日、閉塞性動脈硬化症と判明)
苦情申立人
*遠方に住んでいる。
【対応】
(苦情処理委員の教示に基づく、調査経過、実地調査等の内容)
〈苦情申立人面接〉
苦情内容を確認。国保連の苦情対応の目的、範囲、個人情報の取扱を説明し、同意を得る。
〈事業者調査結果〉
1 訪問介護サービス提供について
◦ 事業所では、義理の子から「独居で、足が悪く身の回りのことができない」とのことで依頼を受けて、利用当事者と
契約し訪問介護サービスを提供していた。足の腫れは、サービス提供開始時から見られており、主治医からは慢性心
不全によるものであると聞いていた。事業所でも足の腫れは認識しており、常に関係事業者及び義理の子とは協議し
対応をしていた。
◦ 担当介護支援専門員から、義理の子の要望があり、主治医の往診時に入院相談をしたところ、主治医からは「この
まま在宅が利用当事者には一番よい。精神的にも安定しているので入院すると認知症が進行してしまう」
と情報提供を
受けた。なお、
「ズボンをはいていたので見えなかった」との発言については、不適切な発言として担当訪問介護員へ
厳重注意をした。
➡介護記録に利用当事者の状態把握や足の腫れ等の記載が少なく、訪問時間も計画通りではない状況がみられるな
ど、サービスの必要性や実施内容について記録が不十分で、具体的にどのような訪問介護サービスを提供していた
のか確認ができなかった。
➡事業所では同法人の介護支援専門員を中心に支援し、連絡先である義理の子と連携していたとのことであったが、
訪問介護員やサービス提供責任者の記録が不十分でどのように連携していたのか確認ができなかった。
2 訪問介護計画について
◦ 利用当事者は、1年前頃から、朝に尿、便の失禁をしてしまう状態がたびたびあったため、主治医から安否確認、
排泄処理(失禁による後始末)を含め、毎朝の訪問及び朝晩の服薬管理の要請を受け、サービス提供内容が変更になった。
◦ その他、排泄の促し、調理、前日の食器洗い、掃除、洗濯、協同購入の申し込みを共に行う作業、品物の整理、伝
票チェックを行っていた。
◦ サービス内容は、訪問介護員より報告を受け、利用当事者及び義理の子と相談して計画していた。しかし、計画書
の交付はせず利用当事者へは「訪問介護員派遣予定表」を毎月渡していた。
➡事業所では、訪問介護計画書は作成していたが、計画の説明、同意、交付はしていなかった。
◦◦◦ 5
3 管理者の責務について
◦ 今年になって利用当事者から訪問介護員に「当事業所で預かってほしい」と言われ、年金手帳、預金通帳、銀行届
出印鑑、キャッシュカードを渡してきたため、利用当事者の面前で封筒に入れ封をして同日、訪問介護員が事業所
へ届けに来た。
◦ 事業所としては預かるべきではないと考え、担当介護支援専門員経由で申立人に返却した。
➡事業所作成の「訪問介護員の業務開始にあたっての心得(倫理)」に「通帳・印鑑は絶対に預かりません。
」と記
載されているにもかかわらず守られていなかった。
【指導助言内容】
1 訪問介護サービスの提供について
訪問介護事業所として日ごろから利用者の状態等を的確に把握し、具体的に記録するとともに、家族や居宅介護
支援事業所等と連携を密にして利用者の状態に応じて必要なサービスを適切に提供すること。
2 訪問介護計画について
訪問介護計画は、利用者・家族の要望等を踏まえ、居宅サービス計画に則した個別性のある計画とし、その具体的
なサービス内容、必要性等について利用者や家族が理解できるよう懇切丁寧に説明し、同意を得て交付すること。
また、サービス提供責任者等は利用者の状況やサービス実施状況等について、家族や介護支援専門員に適時適切
に報告し、訪問介護サービス内容の変更など必要に応じ迅速に対応できるよう情報を共有化するなどして、利用者
が安心して在宅生活を維持できるように介護サービスの充実に努めること。
3 管理者の責務について
管理者は訪問介護員等に対し、研修や技術指導等により服務、業務内容等について周知徹底を図るなど、業務管
理の体制を再整備し、利用者・家族が安心して介護サービスを利用できるように介護サービスの質の向上に努めること。
【考察・課題・評価等】
1 利用当事者の場合には、日ごろから安否確認はもとより心身の状態把握や家族・サービス事業者との連携など、き
め細かく配慮する必要がある。計画通りの対応では支援できない場合もあるが、その場合にも必要なサービスが
適切に提供できるようサービス提供責任者等は、状況を的確に把握して具体的に記録するとともに、速やかに家
族や居宅介護支援事業所等と連携を図る必要がある。
2 訪問介護計画書は、訪問介護サービスを提供していくうえで利用者や家族が具体的なサービス内容を把握するた
めに必要であり、事業所として提供するサービスを約束するものであることから、それを説明し同意を得る必要
がある。
3 管理者は、訪問介護員等に対して職務倫理教育を繰り返し実施するなど、日ごろから組織全体として法令遵守を
徹底し、介護保険サービス事業所として適正な運営に努める必要がある。
また、訪問介護員は利用者と日ごろから深く関わるが、常にサービス提供事業所の従事者としての自覚を持って
対応することが大切である。
◦◦◦ 6
介護保険に関する苦情等の状況調査結果の概要
〈平成24年 4 月~平成24年11月受付分〉
本会では、区市町村・東京都・本会にて受け付けた苦情等を毎月所定の様式により集計し、分析しています。
ここでは、平成24年 4 月から平成24年11月受付分の累計を掲載しています。
分類項目別割合
要介護認定 1.5%
その他 2.7%
行政の対応 0.6%
1 苦情等の件数
区市町村・東京都
その他制度上の問題 1.5%
介護報酬 0.2%
8,575件
サービス提供、
保険給付
12.2%
サービス供給量 0.1%
ケアプラン 0.4%
国保連
349件
合 計
8,924件
保険料
80.7%
2 苦情内容
分 類
区市町村・東京都
(1)要介護認定 132件(1.5%)
5件(1.4%)
137件(1.5%)
7,201件(84.0%)
2件(0.6%)
7,203件(80.7%)
(2)保険料
国保連
合 計
主 な 内 容
・認定調査員の対応が不適切である。
・保険料が高い。
(3)ケアプラン
32件(0.4%)
6件(1.7%)
38件(0.4%)
・ケアプランの内容に不満がある。
(4)サービス供給量
11件(0.1%)
2件(0.6%)
13件(0.1%)
・介護福祉施設に入所を申し込んだが、待
機者が多く利用できない。
6件(0.1%)
8件(2.3%)
14件(0.2%)
・介護報酬の改善を望む。
115件(1.3%)
22件(6.3%)
137件(1.5%)
45件(0.5%)
9件(2.6%)
54件(0.6%)
(5)介護報酬
(6)その他制度上の問題
(7)行政の対応
(8)サービス提供、保険給付
843件(9.8%)
247件(70.8%)
(9)その他
190件(2.2%)
48件(13.8%)
合 計
8,575件(100.0%)
1,090件(12.2%)
238件(2.7%)
・障害福祉サービスから介護保険に移行し
たが、サービス内容に納得できない。
・地域包括支援センターの職員の対応が悪い。
※下記のとおり
・虐待の疑いがある。
349件(100.0%) 8,924件(100.0%)
※「
(8)サービス提供、保険給付」の内訳 (主なサービスを掲載)
」
サービスの種類
区市町村・東京都
国保連
合 計
主 な 内 容
1 居宅介護支援
196件(23.3%)
39件(15.8%)
235件(21.6%)
・ケアマネジャーが情報を提供してくれない。
2 訪問介護
151件(17.9%)
43件(17.4%)
194件(17.8%)
・ヘルパーが時間通りに来ない。
7 通所介護
95件(11.3%)
28件(11.3%)
123件(11.3%)
・サービス利用中に骨折したが、説明がない。
134件(15.9%)
42件(17.0%)
176件(16.1%)
・退所するように言われた。
15・16・17 施設(福祉・保健・療養型)
21 認知症対応型共同生活介護
35件(4.2%)
18件(7.3%)
53件(4.9%)
・部屋の温度調節や衛生管理ができていない。
24 介護予防支援
36件(4.3%)
4件(1.6%)
40件(3.7%)
・ケアマネジャーが訪問しない。
25 介護予防訪問介護
25件(3.0%)
8件(3.2%)
33件(3.0%)
・対応が悪いため事業所を変更したい。
30 介護予防通所介護
11件(1.3%)
0件(0.0%)
11件(1.0%)
・通所回数を増やすことはできないのか。
160件(19.0%)
65件(26.3%)
225件(20.6%)
その他
計
843件(100.0%)
247件(100.0%) 1,090件(100.0%)
◦◦◦ 7
・契約を解除されてしまった。
3 サービス種類別苦情内容
※分類項目(8)「サービス提供、保険給付」について
苦 情 内 容
40
17.02%
52
  2 訪問介護
47
24.23%
47
24.23%
24
12.37%
  3 訪問入浴介護
7
36.84%
3
15.79%
1
5.26%
  4 訪問看護
4
12.12%
7
21.21%
8
  5 訪問リハビリテーション
6
54.55%
2
18.18%
  6 居宅療養管理指導
2
28.57%
0
0.00%
26
21.14%
17
13.82%
  7 通所介護
  8 通所リハビリテーション
% 件
% 件
% 件
% 件
合 計
36.17%
その他
85
契約・手続関係
13.19%
利用者負担
% 件
31
具体的な被害・損害
% 件
説明・情報の不足
% 件
管理者等の対応
従事者の態度
サービスの質
件
  1 居宅介護支援
%
件
%
5.53%
235
100.00%
12
6.19%
194
100.00%
2
10.53%
19
100.00%
3.03%
3
9.09%
33
100.00%
0
0.00%
0
0.00%
11
100.00%
0
0.00%
0
0.00%
7
100.00%
6
4.88%
10
8.13%
123
100.00%
22.13%
5
2.13%
2
0.85%
7
2.98%
13
17
8.76%
27
13.92%
6
3.09%
14
7.22%
2
10.53%
2
10.53%
1
5.26%
1
5.26%
24.24%
4
12.12%
5
15.15%
1
3.03%
1
0
0.00%
1
9.09%
2
18.18%
0
0.00%
0
0.00%
2
28.57%
1
14.29%
2
28.57%
22
17.89%
23
18.70%
17
13.82%
2
1.63%
サービスの種類(介護給付)
2
22.22%
1
11.11%
1
11.11%
4
44.44%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
1
11.11%
9
100.00%
  9 短期入所生活介護
16
36.36%
3
6.82%
8
18.18%
5
11.36%
9
20.45%
0
0.00%
1
2.27%
2
4.55%
44
100.00%
10 短期入所療養介護
4
44.44%
1
11.11%
0
0.00%
0
0.00%
3
33.33%
0
0.00%
1
11.11%
0
0.00%
9
100.00%
21
36.21%
3
5.17%
11
18.97%
6
10.34%
7
12.07%
0
0.00%
7
12.07%
3
5.17%
58
100.00%
12 福祉用具貸与
1
9.09%
2
18.18%
0
0.00%
3
27.27%
0
0.00%
2
18.18%
2
18.18%
1
9.09%
11
100.00%
13 特定福祉用具販売
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
1 100.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
1
100.00%
14 住宅改修費
0
0.00%
0
0.00%
1
20.00%
1
20.00%
2
40.00%
0
0.00%
0
0.00%
1
20.00%
5
100.00%
15 介護老人福祉施設
27
22.69%
23
19.33%
22
18.49%
14
11.76%
15
12.61%
4
3.36%
5
4.20%
9
7.56%
119
100.00%
16 介護老人保健施設
17
32.69%
6
11.54%
9
17.31%
9
17.31%
2
3.85%
1
1.92%
5
9.62%
3
5.77%
52
100.00%
17 介護療養型医療施設
2
40.00%
0
0.00%
0
0.00%
3
60.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
5
100.00%
76 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
18 夜間対応型訪問介護
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
19 認知症対応型通所介護
1
33.33%
1
33.33%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
1
33.33%
3
100.00%
11 特定施設入居者生活介護
20 小規模多機能型居宅介護
0
0.00%
1
12.50%
1
12.50%
2
25.00%
1
12.50%
0
0.00%
0
0.00%
3
37.50%
8
100.00%
12
22.64%
4
7.55%
20
37.74%
3
5.66%
8
15.09%
1
1.89%
2
3.77%
3
5.66%
53
100.00%
22 地域密着型特定施設入居者生活介護
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
23 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
1 100.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
1
100.00%
77 複合型サービス
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
24 介護予防支援
6
15.00%
20
50.00%
4
10.00%
6
15.00%
0
0.00%
1
2.50%
1
2.50%
2
5.00%
40
100.00%
25 介護予防訪問介護
3
9.09%
11
33.33%
5
15.15%
9
27.27%
2
6.06%
1
3.03%
1
3.03%
1
3.03%
33
100.00%
26 介護予防訪問入浴介護
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
27 介護予防訪問看護
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
28 介護予防訪問リハビリテーション
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
29 介護予防居宅療養管理指導
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
30 介護予防通所介護
1
9.09%
3
27.27%
1
9.09%
2
18.18%
0
0.00%
1
9.09%
1
9.09%
2
18.18%
11
100.00%
31 介護予防通所リハビリテーション
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
2
66.67%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
1
33.33%
3
100.00%
32 介護予防短期入所生活介護
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
33 介護予防短期入所療養介護
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
34 介護予防特定施設入居者生活介護
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
35 介護予防福祉用具貸与
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
1 100.00%
1
100.00%
36 特定介護予防福祉用具販売
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
37 介護予防住宅改修費
1
50.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
1
50.00%
2
100.00%
38 介護予防認知症対応型通所介護
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
39 介護予防小規模多機能型居宅介護
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
0
0.00%
15.69% 108
9.91%
25
2.29%
55
5.05%
75
6.88% 1,090
100.00%
21 認知症対応型共同生活介護
サービスの種類(介護予防給付)
40 介護予防認知症対応型共同生活介護
合 計
0
238
21.83% 240
22.02% 178
◦◦◦ 8
16.33% 171
審査結果通知書の見方について
~保留、給付管理票の修正の場合~
請求明細書・給付管理票返戻(保留)一覧表
事業所(保険者)番号 1370000000
事業所(保険者)名
□□介護事業所
保険者(事業所)番号
保険者(事業所)名
被保険者番号
被保険者氏名
サービス
提供年月
種 別
サービス
種 類
130000
△△市
0000000001
カイゴ タロウ
請
H24.11
15
130000
△△市
0000000002
カイゴ ハナコ
請
H24.12
15
1370000000
事業所名
□□介護事業所
サービス
提供年月
130000
24.11
130000
24.12
単位数
特定入所者介護費等
事 由
内 容
備 考
10,043
C
支援事業書に請求明細書に対応した給付管
理票の提出依頼が必要
保留
8,405
C
支援事業書に請求明細書に対応した給付管
理票の提出依頼が必要
保留
保留分欄は全ての保留が含まれます。
平成25年 1 月31日
1頁
東京都国民健康保険団体連合会
平成25年 1 月審査分
請 求 差
件数
-1
合計
サービス
項目等
介護保険審査決定増減表
事業所番号
保険者番号
平成25年 1 月31日
1頁
東京都国民健康保険団体連合会
平成25年 1 月審査分
返 戻
金額
特定入所者介護費等
-81,772
査 定 増 減
保 留 分
保留復活分
件数
単位数
特定入所者介護費等
件数
単位数
特定入所者介護費等
件数
単位数
特定入所者介護費等
件数
単位数
特定入所者介護費等
0
0
0
0
1
10,043
0
0
0
0
0
0
1
8,405
0
0
0
0
0
0
2
18,448
0
0
備 考
×
請求差には当月初めて保留になった分だけ含まれます。
※ 1 この表は請求のあった介護給付費のうち、審査決定に際し、請求書と請求明細書の積上げとの差、
返戻、査定増減、保留のあったものについて通知するものです。
※ 2 保留復活分については、前月まで保留されていたものが、復活したものです。
※ 3 下段は特定入所者介護サービス費等です。
査定増減欄に載りません!
介護給付費再審査決定通知書 (平成25年 1 月取扱分)
事 業 所 番 号
事 業 所 名
1370000000
□□介護事業所
証記載保険者番号
保険者名
被保険者番号
被保険者氏名
130000
0000000001
△△市
カイゴ タロウ
130000
0000000002
△△市
カイゴ ハナコ
再審査委員会において再度審議して結果、
下記のとおり決定しましたので通知します。
サービス
提供年月
サービス
種類名
再審査
申立事由
H24.10
通所介護
給付管理票
実績修正
H24.09
通所介護
給付管理票
実績修正
平成25年 1 月31日
1頁
東京都国民健康保険団体連合会
当初請求単数
再審査
結果コード
申立単数
原審単数
決定単数
2,551
2,379
1,585
0
調整単数
保険者負担額
2,551
172
1,674
1,585
1,585
15,419
備 考
前月に減単位されたものや0円確定したもので、給付管理票が修正されたことにより差が決
定した場合、
「審査決定増減表」には載らず、
「再審査決定通知書」でお知らせします。
再 審 査 申 立 (請 求)
件 数
合 計
介護給付費
単 数
保険者負担額
再 審 査 決 定
件 数
0
単 数
4,136
高額介護サービス費
保険者負担額
40,237
調 整
件 数
0
単 数
1,757
再審査結果コード
保険者負担額
17,093
01:原審通り 02:増
(全部増)
03:減
(全部減)
04:増
(全部増)
05:減
(一部減)
● 保留について
前月請求し保留となり、今月再度上限審査を行ったが、まだ給付管理票が提出されていないため保
留となった分については、保留欄には載りますが、請求差には含まれません。
請求差には当月保留分のみ含まれます。
事例では、24.11月サービス分(10,043単位)は24.12月審査で一度保留となり、25.1月審査で再度上
限審査を行いましたが、また保留となりました。保留分の欄には載りますが、請求差には含まれてい
ません。
◦◦◦ 9
請求差は、当月初めて保留になった24.12サービス分(8,405単位)が含まれます。
単位数単価10.81円、保険給付率90%で計算すると、以下のとおりになります。
8,405単位×10.81=90,858円(切り捨て)
90,858円×90%=81,772円(切り捨て)
なお、保留はお支払が決定していませんので、-81,772円と表示されます。
● 給付管理票の修正について
請求月に、給付管理票と不一致で減単位された場合は、
「介護保険審査決定増減表」に載りますが、
翌月に給付管理票が修正で提出され決定した場合、その差については、審査決定増減表ではなく、
「介護給付費再審査決定通知書」でお知らせします。
一度決定したものが、給付管理票の修正により、単位数が増減する場合は、再審査決定通知書でお
知らせします。
介護給付費再審査決定通知書の計算方法について
上の介護給付費再審査決定通知書をもとに、単位数単価10.81円、保険給付率90%で計算すると以
下のとおりになります。
◎カイゴ タロウさん
(修正後の決定単位数)
2,551単位×10.81=27,576円
27,576円×90%=24,818円……(A)
◎カイゴ ハナコさん
(修正後の決定単位数)
1,585単位×10.81=17,133円
17,133円×90%=15,419円……(A)
(修正前の原審単位数)
2,379単位×10.81=25,716円
25,716円×90%=23,144円……(B)
(修正前の原審単位数)
0 単位 0 円……(B)
(A)−(B)=15,419円
(A)
−
(B)
=1,674円
介護給付費等支払決定額内訳書
国保連合会→事業所
平成25年 1 月審査分
事 業 所 番 号
事 業 所 名
1370000000
□□介護事業所
保険者番号
(公費負担者番号)
サービス
提供年月
サービス
種類名
130000
H24.12
通所介護
審査決定
過誤調整
支払決定
介護サービス費
特定入所者介護費等
介護サービス費
特定入所者介護費等
介護サービス費
特定入所者介護費等
審 査 決 定
日 数(回数)
日(回)
件 数
単 位 数
単 位
平成25年 2 月20日
1頁
東京都国民健康保険団体連合会
保険者(公費負担者)
負担金額(特定入所者介護費等)
金 額
円
112
1,138
468,083
5,073,974
4,605,098
112
0
1,138
0
468,083
5,073,974
0
4,605,098
0
0
0
112
0
0
1,138
18,993
0
5,092,967
17,093
0
4,622,191
0
0
0
0
※ 1 下段は特定入所者介護サービス費等です。
※ 2 特定入所者介護サービス費等の件数、日数は再掲です。
※ 3 単位数、金額、保険者(公費負担者)負担金額(特定入所者介護費等)
の各欄は介護保険給付と公費給付の合算です(生保単独を除く)
。
※ 4 過誤調整の内訳については、介護給付費過誤決定通知書、介護給付費
再審査決定通知書に記載しています。
1,757
469,840
備 考
再審査や過誤
により決定した
お支払金額が
ここに載ります。
「再審査決定通知書」の内容は「支払決定額内訳書」の過誤調整欄に載ります。
※「過誤決定通知書」があった場合もここに含まれます。
お問い合せは介護福祉課まで
03-6238-0207
◦◦◦ 10
介護サービス事業者支援研修会開催報告
本会では東京都内の介護サービス事業者(所)支援の一環として、事業所
等の管理監督者を対象に、介護サービスを提供する事業所が負う安全配慮義
務に対する理解などを中心に研修会を開催しております。
本年度は、居宅介護支援向け、訪問系サービス向け、通所・入所系サービ
ス向けの 3 グループに分けて、記録の目的と重要性、記録を巡る裁判事例等
の講演を行い、事業所内で研修内容を共有し、組織一丸となって記録の記入
方法の見直しを行えるよう、事業者の質的向上を図るための研修会を開催し
ました。
研修日時:平成24年10月 2 日(火)~10月 4 日(木)いずれも午前10時から午後 4 時40分
研修会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
対 象 者:東京都内介護サービス事業所(管理・監督者)
講 師:①大正大学 名誉教授 橋本泰子氏
②髙村浩法律事務所 弁護士 髙村浩氏
③東京学芸大学 特任准教授 男女共同参画支援室カウンセラー 八木亜紀子氏
演題及び講演内容:
①「介護支援専門員をめぐる現状と課題」
表やグラフを用いて高齢者をめぐる社会情勢、また「介護支援専門員あり方検討
会」における介護支援専門員の今後の動向等。
②「介護記録を巡る法的問題と裁判例」
個人情報保護法の法令解釈から記録媒体とは。裁判例からみる介護記録の重要性
など。各日の参加者(サービス提供種類)により説明する裁判例を厳選して講演。
③「相談援助職の記録の書き方」
SOAPを利用した記録の方法。事例を交えての小グループ討議。
ア
ン
ケ
ー
ト
結
果
大変理解できた(26.0%) 理解できた(64.8%)
あまり理解できなかった(4.6%) その他(0.7%)
無回答(3.9%)
※アンケート構成率については各日の回答結果を算出し、平均を記載している。 ◦改めて、アセスメントをいかに細かくとることが大事かがよくわかった。日々、忙しい業務の
中でいかに効率よく記録を残すか課題である。
◦サービス記録の書き方を大いに学べた。支援経過の書き方のノウハウを覚え、今後の業務に役
立てたい。
◦とても重要なこととは思っていても、普段は流してしまいがちな内容であり、本研修で改めて、
今後の方針など検討が必要だと感じた。
◦私たちのサービスの目に見えない製品は利用者の心の中に残り、見える製品として記録が必要
なのだと思った。
◦スタッフ一人ひとりが記録に対して高い意識を持ち、取り組む動機付けに活用できる。
この度は多くの方に、ご参加いただきありがとうございました。
今後とも、介護サービスの質の向上につながる研修を開催してまいります。
ご案内の際には、是非ご参加ください。
◦◦◦ 11