静岡済生会総合病院 静岡市駿河区小鹿一丁目1番1号 理 念 TEL(054)285−6171 FAX(054)285−5179 http://www.siz.saiseikai.or.jp/hosp/ 私達は温かい思いやりの心で質の良い医療・福祉サービスを実践します ∼脳卒中病診連携ネットワ クシステム∼ 「時は脳なり」 時は脳なり」∼脳卒中病診連携ネットワークシステム∼ さる 4 月 21 日(土) 、グランシップ交流ホールにおいて、当院神経内科科長 吉井仁医師を講師に第 23 回 済生会市民公開講座が開かれました。標題の「時は脳なり」は、その時のテーマですが、今回は、吉井医師の 講演内容を交えながら、脳卒中病診連携ネットワークシステムのご紹介をさせていただきたいと思います。 講演 「 時は脳なり 」 より と言語障害、突然の視力障害、歩行障害・めまい・ふ 健康の 4 要素として、 「心・栄養・運動・休養」を らつき・失調、激しい頭痛」が起きたら、すぐに救急 挙げることができますが、特に「心」を効率よく鍛え 車を呼んで済生会総合病院に来て下さい。 ることができれば、脳梗塞も含めた病気の予防になる 脳卒中病診連携ネットワークシステム この度、脳卒中を発症した人、あるいは発症のリス と考えています。 しかし、そうは言っても脳梗塞になったらどうすれ クがある人が安心して治療が受けられるよう、当院と ばよいかということですが、t-PA という血の塊を溶 静岡市静岡医師会が脳卒中に関する病診連携ネットワ かす薬の使用がやっと認められ、これが非常に優れた ークを発足させました。このネットワークシステムで 治療成績を残しています。発症後 3 時間を経過した人、 は、診療所の「かかりつけ医(主治医) 」と当院の医 太い血管が詰まっている人は出血性梗塞になりやすい 師(主治医)が連携し、診療情報を共有することで、 ので注意が必要ですが、3 時間以内なら t-PA が効く 患者の皆様は安心して一貫した治療を受けることがで ので、軽いと思っても脳梗塞がおきたら直ちに病院に きます。このネットワークシステムを利用して治療を 行かなければなりません。例えば、ある 91 歳の男性 受けることを希望する方には「脳卒中登録カード」を の場合、発症後 80 分で t-PA を使用し、3 ヶ月後には 発行します。救急車を呼ばれた場合や、当院を受診さ 全く後遺症がなく治癒しています。 れる場合は、救急隊の方又は病院受付窓口に、このカ 脳卒中も予防に勝る治療はないのですが、脳卒中を 疑う 5 つの症状、 「半身の運動・感覚障害、意識障害 済生会市民公開講座 ードを提示するか、持っていることをお伝え下さい。 (記・地域医療相談科 医療ソーシャルワーカー 石光和雅) 当院では、地域の皆様に「医療」や「健康」についての理解を 深めていただこうと定期的に講座を開催しています。 あなど 「何で見えへんの?」 眼科科長 「侮れないおしっこのはなし」 岡崎 嘉樹 泌尿器科科長 安倍 弘和 7月7日(土) グランシップにて 「ホスピスから学ぶいのちの教育」 ◆◆◆ 公開講座 公開講座 受講生募集中 受講生募集中 講師 小澤 竹俊(めぐみ在宅クリニック) (土) 14:00 から (受付 13:30) 日時 10 月6日 会場 講堂(当院北館地階) 8月 18 日(土) 当院地階講堂にて お申し込みは 総務管理課まで TEL 054-280-5000 平日 9:00 ∼ 16:00 救命救急センター長 東岡 宏明 当院救命救急センターでは、2 名の救急専従医を配置し、各専門科医師の協力の下、軽症 から重症までの幅広い救急診療を 24 時間 365 日行っています。 取り扱う疾患は多岐にわたり、救命処置を要する致死的病態(心肺停止、急性循環不全、 急性呼吸不全など)・多発外傷・急性中毒・急性冠症候群・脳卒中などはもちろん、救急 車搬送以外で時間外に受診される患者様の外来診療も行っています。救急初療室において 初期診療を行い、必要に応じて速やかに各専門科へ引継ぎ、より専門的かつ高度な医療を 円滑に提供できる体制を整えています。 また、日常診療の他に、地域医療の質の向上を目標に、BLS(一次救命処置)、JPTEC (病院前外傷教育)、ICLS(二次救命処置)などの各種講習会を開催し、院内スタッフ・地 域医療機関のスタッフ・救急隊等への教育も積極的に行っています。 救命救急センターは地域医療の枠組みにおいて最後の砦であるということを常に肝に銘 じて、今後とも頑張っていく所存です。ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。 東岡 宏明 役 職:救命救急センター長・ 救命救急科科長 出身大学:和歌山県立医科大学 平成 5 年卒業 資 格:日本救急医学会救急科専門医、日本脳 神経外科学会専門医、日本臨床救急医 学会評議員、ICD 協議会認定 ICD 専 門:救急医療一般、外傷、災害医学、脳神 経疾患 米盛 輝武 役 職:救命救急科医長 出身大学:東邦大学 平成 9 年卒業 資 格:日本脳神経外科学会専門医、 ICD 協議会認定 ICD 専 門:救急医療一般、脳神経疾患 院内研修 「外傷診療について学ぼう!」 「重症外傷における ER での初療」という2つのテーマで開催されました。 当院の救命救急センターは昭和 55 年 7月1日、病院西館に完成しました。 昨年度は年間 24,328 人が受診し、 うち 4,009 人は救急車での搬送となっ ています。受診の内容は、突然の体調 不良・仕事やスポーツ中の怪我・一刻を 争う疾患や交通事故などさまざまです。 当センターはより良い医療の提供を めざし、9月3日 ~ 9月 24 日の間改修 工事を行なわせていただきます。 皆様にはご不便をおかけいたします が、 ご理解とご協力をお願いいたします。 6/9(土) 7/5(木) ホスピタルフェア 20077 朝からの雨にも関わらず、1000 個用意した“なで しこの苗”も完配。AED の実演や体験コーナーも大 盛況。 「ずっと続けて欲 しい」との声をたくさ んいただきました。 また、催し物の中で 入院患者の橋本様から、「普 販売致しました売り上 段忙しく働いている皆さんに感 げにつきましては、以 謝の気持ちを贈りたい」との申し出を受け三線(沖縄三 下の通り募金させて頂 味線)の演奏会を開催致しました。正面玄関に毎年飾 きました。ご協力あり られる、七夕笹の下で約 40 名の職員や入院患者様と がとうございました。 共に唄ったり踊ったり、楽しい時間を過ごしました。 さんしん (財)ユニセフ協会 108,943 円 毎日新聞東京社会事業団主催 「母の日・父の日募金 キャンペーン」 35,050 円 当院では、11 月より外来受診の患 者様には原則として院外処方箋を発 にかわります 行させていただくことになりました。 患者様は診療後、受け取った院外 処方箋を街の保険薬局へ持参し、そちらで調剤された薬を受け取るようになりま す。当院ではお薬をお渡しいたしませんのでご了承ください。 これは『医薬分業』を推進させるという厚生労働省の方針に沿ったもので、院 内における医療をより充実したものにすることを目的としています。 院内処方箋より費用が若干多くかかることもありますが、 主旨をご理解のうえ、 ご協力をお願いいたします。 平成 19 年 11月1日∼ 院外処方せん 静岡済生会総合病院は患者さまの 権利を尊重いたします 本年4月より 第2、第4土曜日を休診 1.患者さまの尊厳が守られる権利 2.平等な医療を受ける権利 3.適切な医療を受ける権利 4.医療上の情報を知る権利 5.医療行為を自己決定する権利 6.プライバシーが守られる権利 とさせていただきます。 これは、多くの医療従事者を確保し、より 充実した医療を提供することを目的として 実施させていただくものです。どうぞ、ご 理解、ご協力の程お願い申し上げます。 優 し い 緑 の 茶 畑 と み か ん の 花 の っ た と 思 い ま す 。 そ し て 初 夏 の な る 私 は 、 静 岡 に 生 ま れ て 良 か 年 を 取 る ほ ど に お 茶 が 好 き に ま い ま し た 。 る の ? ﹂ と 思 わ ず つ ぶ や い て し し い ね ﹂ と 一 言 。 ﹁ エ ッ 、 わ か ﹁ い つ も の お 茶 じ ゃ な い 。 お い 激 し て い る と 、 高 2 の 息 子 が た っ た 一 口 の お 茶 の 満 足 度 に 感 と 甘 さ は 、 ま る で 玉 露 の よ う 。 こ と !! 口 い っ ぱ い に 広 が る 香 り い た 一 煎 目 の お 茶 の な ん と 甘 い 明 を 聞 き 、 お 庭 を 眺 め な が ら 頂 立 ち 寄 り ま し た 。 地 元 の 方 の 説 帰 り 道 、 川 根 の ﹁ 道 の 駅 ﹂ に リ フ レ ッ シ ュ ! っ ぱ い に 吸 い 込 ん で 、 心 も 体 も な 感 覚 。 新 緑 の 山 の 空 気 を 胸 い 解 き 放 た れ て 、 融 け て い く よ う に 硬 く な っ て い た 心 が フ ワ リ と す 緑 の 中 で 、 忙 し く 過 ご す 日 常 さ れ た 世 界 。 空 の 青 と 新 茶 の う は 新 茶 の や さ し い 緑 に 埋 め 尽 く 間 も 走 れ ば も う 川 根 本 町 。 そ こ 自 宅 は 藤 枝 で す が 、 車 で 1 時 行 き ま し た 。 今 年 は 5 月 の 連 休 中 、 川 根 に 新 茶 Column ︵ 臨 床 検 査 科 市 川 千 津 子 ︶ 香 り が 大 好 き で す 。
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