第31期青森県社会教育委員の会議第2回全体会の概要 日 時 平成25年7月9日(火) 場 所 警察本部庁舎6階 10:00~12:00 教育委員会室 《委 員》敬称略 10名 佐藤 勢津子 佐々木 勇一 大沢 潤蔵 小高 進 五十嵐 健志 齊藤 サツ子 (欠席委員 椛沢 孝子 出 席 者 内 容 《青森県教育次長》 中村 横田 渉子 小山内 世喜子 生島 美和) 充 《事務局》 5名 中野 聖子(生涯学習課長) 中嶋 豊 (生涯学習課学校地域連携推進監) 渡部 靖之(企画振興GM・主任社会教育主事) 他2名 《その他》 2名 伊藤 直樹(学校教育課学校教育企画監) 小森 直樹(県総合社会教育センター 指導主事) 1 開 会 2 教育長あいさつ 3 案 件(1)専門部会報告 (2)実地調査について (3)その他 4 閉 会 《事前配布資料》 配 付 資 料 小鳥 浅田 資 料 1 専門部会報告 資 資 資 資 資 第31期実地調査について 第31期インタビュー調査シート 調査対象事例の候補一覧 実地調査希望調整票 第31期実地調査レポート 料 料 料 料 料 2 3 4 5 6 -1- 孝之 豊 会 議 の 概 要 ○:協議の流れ ◆:委員発言要旨 ◇:事務局発言要旨 案件(1) 専門部会報告 ○ 浅田部会長より、資料1に基づき第1回専門部会(平成 25 年 3 月 15 日開催)、第 2回専門部会(平成 25 年 6 月 5 日開催)の会議概要について報告。 調査研究テーマ、ねらいなどへは特に意見は出されず、専門部会報告は了承された。 案件(2) 実地調査について ○ 事務局より、資料2及び資料3に基づき、実地調査の具体的な方法と、調査項目(シ ート)について説明。 ≪協議≫ ◆ キーパーソンに焦点を当てた調査シートとなっているが、キーパーソンは個性ある 人が多い。調査研究での報告書には普遍性が必要であり、特定のキーパーソンだけで はなく、団体内で活動を支えている人(フォロワー)などにもヒアリングを行ったほ うがよい。 ◆ 専門部会での議論の中でも、キーパーソンが全てとはしていない。あくまでもキー パーソンは調査項目の一つに過ぎない。 ◆ 調査報告書は、市町村の社会教育行政を進める上での指針となるので、地域課題に 即した具体的事例を取り上げて紹介していくべき。 ◆ キーパーソンの存在も大きいが、特定のキーパーソンの活躍だけでは活動が長続き しない。活動の仕組みや地域コミュニティへの影響と両輪で調査する必要がある。 ◆ キーパーソン、団体内で活動を支えている人(フォロワー)のほか、第三者がどう 見ているのか、という視点も必要ではないか。 ◆ 資料3では、人物調査のイメージが強く、見直したほうがよいと考える。活動の利 用者、サービスを受ける人の声、第三者の声を入れる項目があったほうがよい。ある いは、資料3の項目と重複しても構わないので、活動を支えている人や第三者向けの 調査シートがあってもよい。 ◆ 活動を進める上で、必ず反発する人がいる。決して順調に活動が進んできたわけで はないので、キーパーソンのみにインタビューすることには疑問がある。また、イン タビューでの発言が、キーパーソンの思い込みである可能性もある。 ◆ キーパーソンは活動のエンジンでもあり、実は阻害要因でもある。周囲が代表に気 兼ねすることもある。代表以外の方の意見も聞いてみたい。 ◆ キーパーソンをどのように捉えるかだと思う。活動の中心になる人もいるが、必ず 支えている人もいるはず。よって、インタビュー調査は、団体関係者の複数人に行っ てはどうか。 ◆ 外見はよく見えていても、団体内でコミュニケーションがとれていないようであれ -2- ば、調査対象としないほうがよい。 ◆ 調査対象は、(資料4の37か所から)相当絞っていく必要がある。単にプロフィ ールの紹介で終わってはもったいない。調査数については、12が限度ではないか。 ◆ 本調査が1時間では、表面的になってしまう。委員が納得できる、余裕を持った時 間設定をしてほしい。 調査は、地域活動に取り組む主体の世代とキーパーソン(団体の代表者のほか、活動を支えて いるスタッフや関係者を含む)の経験則の視点と、各世代とつながる仕掛け、仕組み、それら が地域コミュニティへ与える影響の視点という、2つの柱立てで行うとされた。 聞き取り調査の相手方は、キーパーソンと考えられる複数人に行う方向で、調査シートの修正 と合わせて議長、専門部会長、事務局で協議するとされた。 ○ 事務局より、資料4及び資料5に基づき、実地調査候補先について説明。 ○ 事例を挙げていただいた委員から、その理由について紹介。 ≪協議≫ ◆ 各団体は、公から自立できているか。調査先には、自立度の高い団体を選ぶべき。 ◆ (推薦された各委員から、いずれの団体も公からの自立度が高いとの紹介があった) ◆ 補足だが、子ども・青少年の団体は、最初に大人や周囲の支援があり、徐々に軌道 に乗っていく。軌道に乗った後の動きを調査していくものである。 ◆ ヒアリングは、実際の活動場面を見るのか。 ◇ 第30期調査とは異なり、じっくりと相手方の話を聴きたいので、活動していない 日を考えていた。ただ、これまで出された意見から、複数人にヒアリングをするとな れば、場合によっては活動している日に訪問したほうがよい場合もある。柔軟に対応 したい。 ◆ まずは社会教育委員の会議として、調査すべき団体を3つ挙げてもらう。その後、 事務局から示された日程で行けるところを選択することになる。 ◆ 団体の推薦にも相当な時間をかけている。推薦した団体を絞るのは難しい。 ◆ 若者・子ども・青少年は、最初から4団体しか挙げられておらず、これは全て調査 することになるのか。 ◇ 必ずしも均等である必要はない、3つ挙げてもらった結果を集計した上で、柔軟に 決めていく。 ◆ 提案だが、調査すべき団体に1票も入らなかった団体は調査しないとし、31期で 挙げた調査先は1票以上で候補とするが、同一地域、同一世代は1つとする。30期 は1票以上で予備候補とし、最後に総合的バランスを加味するというのはどうか。単 に票が多いところから調査候補とするランキング形式はよくないと思う。 ◆ 30期調査先にも興味ある団体があり、それではもったいないことをする可能性が ある。 -3- ◆ 30期調査先は予備として含めるもので、一定の配慮は、バランスを考えて行なう。 ◆ 公的な調査なので、書き方(調査方法)を注意したほうがよい。 ◆ (先ほどの提案を基本原則として進めてよいかについては、出席者より概ね了承が 得られた) 実地調査候補先の選定については、提案された基本原則で概ね了承が得られた。 また、期日までにぜひ調査したほうがよい事例を3つ選択し、事務局へ提出するとされた。 ○ 事務局より、資料6に基づき、実地調査レポートについて説明。 ≪協議≫ ◆ レポートでは、肝心となる主な業務やその担い手を取り上げて記載する部分がない。 ◆ 資料3と資料6が、それぞれ繋がるように意識して質問項目を追加していく。 資料3の修正に合わせ、必要に応じて資料6にも修正を加えるとされた。 案件(3) その他 ○ 10月までに実地調査を終え、11月と1月に専門部会を開催した後に、3月に第 3回全体会を開催する予定としていた。しかし実地調査で各委員が多くの意見を議論 し合いたいとなれば、1月に全体会を開くことも可能。議長、副議長とも相談しなが ら決めていきたい。 ○ 9月13日に県社会教育研究大会が開催されるので、ぜひ参加してほしい。 -4-
© Copyright 2024 ExpyDoc