教育目標と経営の重点 - 県立長井工業高等学校

平成25年度山形県立長井工業高等学校
教育目標と経営の重点
1 教育目標
(1)
責任感と協調性を重んじ、礼儀正しく思いやりのある、心身共に健康な人間の育成
「人間性の育成」
(2)
技 術・技 能 の 基 礎・基 本 と 確 か な 学 力 を 定 着 さ せ 、創 造 性 豊 か で 実 践 力 の あ る た く
ましい人間の育成
(3)
「創造性の育成」
国 際 化 の 進 展 を 踏 ま え 、環 境 に 配 慮 し た「 も の づ く り 」を 実 践 し 、地 域 に 根 ざ し た
教育活動を通して、社会の発展に貢献できる人間の育成
「社会性の育成」
山形県の教育目標と本校の教育目標
知徳体が調和し、「いのち」輝く人間の育成
山 形 県
長井工業高校
第5次教育振興計画
教育目標
「 人 間 性 の 育 成 」
<テーマ>
「 創 造 性 の 育 成 」
山形の教育「いのち」そして「まなび」と「かかわり」
「 社 会 性 の 育 成 」
「いのち」「まなび」「かかわり」
校
高校教育の目標
「高い志と挑戦する心を持ち、
自己実現を図る人間の育成」
「郷土に誇りと愛着を持ち、地域社会・
歌
1青春の旗をかかげむ
2勤労の精神を磨かむ
3真実の道をあゆまむ
スローガン
産業の発展を担う人間の育成」
「長工生よ、地域を潤す源流となれ!」
2
(1)
経営方針
生徒一人ひとりの個性の伸長を図り、心身共に健康でたくましい、実践力のある工業
人を育成する。
(2) 感 性 豊 か な 教 育 の 充 実 を 図 り 、 「 も の づ く り 」 を 通 し て 生 徒 の 興 味 ・ 関 心 を 喚 起 し 、
豊かな創造性と想像力を育成する。
(3) 「 長 工 生 よ 、 地 域 を 潤 す 源 流 と な れ ! 」 の ス ロ ー ガ ン の も と 、 家 庭 や 地 域 と の 連 携 を
密にして、生徒の社会参加活動を推進し、信頼される学校づくりを実現する。
(4) 社 会 の 急 激 な 変 化 に 対 応 す る た め 、 時 代 の 変 化 を 的 確 に 読 み 取 り 、 主 体 的 に 生 き ぬ
く力を育成する。
3
重点目標
(1)
社会の期待に応える工業高校生の育成(学習指導・進路指導・生徒指導の充実)
①「わかる授業」と「考える授業」を推進するために、授業改善を行う。また、IC
T (情 報 通 信 技 術 )を 活 用 し 、 効 果 的 な 授 業 と 基 礎 学 力 の 向 上 を 図 る 。
② 資格取得やものづくりコンテスト等を通して、自ら学ぶ意欲を高め、自主的・主
体的に学習する態度と習慣を育成する。
③ 読書する習慣を育て、豊かな人間性を涵養する。
④ キャリア教育・職業教育の推進・充実により生徒の自己実現を支援する。
⑤ 学校全体としての指導の統一を図るとともに進路指導体制を充実させ、専門性を
活かせる進路先の開拓と就職準備支援を推進する。
⑥ 高度な専門技術の習得を目指すための進学指導体制を充実させる。
⑦ エネルギー教育を含めた魅力あるプロジェクトに取り組み、専門学科「工業」の
活性化を推進する。
⑧ 教職員の一致した指導体制のもと、保護者との連携により基本的生活習慣を早期
に確立させ、集団への適応能力及び集団生活のルールを守る態度を育成する。
⑨ 教育活動のあらゆる場面で生徒のコミュニケーション能力の向上を図り、自他を
尊重する態度を育成し、いじめや不登校を防止する。
⑩ 明るく素直で挨拶のできる生徒を育成する。
⑪ 特別支援教育を推進して、個に応じた支援体制を充実させる。
⑫ 情報モラルに関する教育を推進する。
(2)
特別活動の充実・強化と健康安全教育の推進
① 学校行事や生徒会活動、部活動等への積極的な参加によって「躍進する長工」を
確立する。
② 地域と連携したボランティア活動や社会貢献等を通して、社会の一員としての自
覚を持ち、自発的・自律的に行動する態度を育成する。
③ 学校保健と個を大切にした健康相談を充実させ、心身の健康を保持増進するため
の実践力を育成する。
④「生活安全」「交通安全」「災害安全」に関する教育の充実を図り、生徒の自己管理
能力を向上させ、「自他のいのちを守る」ことを基本においた行動を身に付けさせ
る。
⑤ 健康・安全の充実のため、学校全体、学科間、分掌間の連携を密にした健康教育
の推進に取り組む。
⑥ 校舎内外の美化と安全点検を徹底し、快適な学習環境の整備を推進する。
(3) 地 域 に 信 頼 さ れ る 学 校 づ く り
① 保護者や地域と緊密な連携を図り、生徒の健全育成を推進する。
② 学校評価システム(学校関係者評価委員会の有効活用)を充実させ、「開かれた
学校づくり」を一層推進する。
③ ホームページや広報活動による情報提供を活発に行う。
④ 防災を含めた危機管理体制の整備、校務の情報化に伴う情報資産の管理を徹底す
る。
⑤ 安全教育の充実(生徒の重大事故の防止)と安全管理の徹底を図る。
⑥ 地域貢献と社会貢献を踏まえた「特色ある高校づくり」を推進する。
⑦ 教育計画を充実させる。(新学科の教育課程及び学習内容)
⑧「山形県産業担い手育成プロジェクト事業」や「活力あふれる高校づくり推進事業」
等に取り組み、地域に貢献する人材を育成する。
⑨ キャンパス制運営に係る連携と交流について、研究と実践を継続する。
⑩ 校内研修や校外研修に積極的に取り組み、教員の専門性の向上に努める。
4
達
成
基
準
(1) 社会の期待に応える工業高校生の育成
[学習指導]
① 授業時以外の自主的学習(朝学習、放課後の講習、家庭学習)時間、週5時間以上を目指す。
② 研究授業週間を年2回設け、合評会を通して教科指導力を高める。
③ 全科目において、授業評価を年2回、学習実態調査(2学年対象)を年1回実施する。
④ 全クラス、出席率99%以上を目指す。
⑤ 生徒全員の図書館利用増加を図り、読書習慣の定着を促す。
[進路指導]
⑥ 就職希望者の内定率、年度内100%を目指す。
⑦ 進学希望者の全員合格を目指す。
(国公立大学2名以上)
⑧ 進路指導計画に基づき、進路面談を年2回以上実施し、進路目標を早期に設定させる。
[生徒指導]
⑨ 身だしなみ点検・改善指導を年間5回以上実施する。
⑩ 保護者との面談・懇談等を年間2回以上行い、保護者との信頼関係を深める。
⑪ 生徒と面談を各学期1回以上実施し、校内外の生活状況の把握と生徒理解に役立てる。
(2) 特別活動の充実と健康安全教育の推進
[特別活動]
① 部活動において、県大会ベスト8以上の成績達成5種目以上、東北・全国大会出場2種目以上を
目指す。
② 本校生の活動を地域に積極的にPRするために、広報委員会において長工新聞を学期に1回制作
し、地域にも配布する。
③ 県高校生ものづくりコンテストなどの工業系各種コンテストに積極的に出場し、3種目以上の入
賞を目指す。
④ 資格取得を奨励し、ジュニアマイスター顕彰認定者20名(全校生の5%)以上を目指す。
⑤ 全学科合わせて6種類以上の技能検定に取り組み、各合格率90%以上を目指す。
[保健衛生・安全指導]
⑥ 定期健康診断の受診勧告書を迅速に配布し、学年や保護者と連携しながら受診率の向上を目指す。
⑦ 地域やPTAと連携し、街頭での交通安全指導等を年2回以上実施する。
⑧ 情報モラルや資質の向上を図るため、外部講師や担当教員による生徒への指導を年2回以上実施す
る。
(3) 地域に信頼される学校づくり
① 全校生によるボランティア活動や地域と連携した活動を年1回以上、生徒会や工作部によるボラン
ティア活動を各学期に1回以上実施する。
② ホームページ更新を年70回以上行い、本校教育活動の情報発信を行う。
③ 中学生・保護者・中学校教員の本校教育内容に対する理解を深めるために、学校説明会・一日体
験学習を実施する。