今月の予定 - 静岡サレジオ

静岡サレジオ
学校だより
生徒会・今月の目標:再出発の月
ミドルM7・M8
9月号
~気持ちを入れかえ試練に向かえ!~
今月の予定
1
月
8:15 教室朝礼( 朝読書なし、出欠確認、貴重品集め),
8:25 小中高集会(MH)9:00 HR
2 限~6 限授業
10:00 防災訓練
15:35-16:05 大掃除
2
火
3
4
5
6
7
8
水
木
金
土
日
月
9
火
16:05 終礼
スクールカウンセリング 11:00
中学漢字テスト④
風紀検査
新体力テスト(1・2 限 M8
3・4 限 M7)
10 水
11 木
M.H朝礼 新体力テスト(予備日)
12 金
13 土
中学英語テスト③
スクールカウンセリング 11:00
14 日
15 月
敬老の日
16 火
17 水
M.H朝礼
18 木
スクールカウンセリング 11:00
19 金
20 土
21 日
22 月
定期考査②
23 火
秋分の日
24 水
25 木
26 金
27 土
28 日
29 月
30 火
向日葵は金の油を身に浴びて
ゆらりと高し日の小ささよ
前田夕暮
スクールカウンセリング 11:00
芸術鑑賞教室(狂言)14:30 頃終了
厳しい暑さと豪雨が日本列島を繰り返し襲
ってくるような夏でした。被災された方々に
対し、祈りをささげるとともに、自分自身の
生かされている意味を考えることから、9 月を
始めたいと思います。
夏の終わりを象徴するものは、人それぞれ
でしょうが、私の場合は枯れ始めているヒマ
ワリにそれを感じます。真夏の間、陽ざしに
負けるどころか、太陽をも凌駕するように輝
きをはなっていたヒマワリの大輪。いつしか
首を垂れ、寂しげな姿になっています。そん
な姿を見るにつけ、早く根元から抜き去って
あげようかと思うのですが、いざ近づいてみ
ると、何とも威厳を感じます。真に精一杯の
生きざまを見せ、自分のエネルギーの限りを
尽くしたものは、枯れてもなお、輝きを放つ
ものです。
創立者ドン・ボスコの誕生日は、真夏の 8
月 16 日。来年 200 回目の誕生日を迎えます。
天国に召されてもなお、まだ全世界でお祝い
が行われること自体、ドン・ボスコがいかに
偉大であったかが偲ばれますが、私たちが考
えねばならないのは、人はどうすれば、真に
自分の生きる価値をみつけ、それに邁進でき
るか、という命題だと思います。
子どもたちはもちろん、私たち大人も、
日々、自分自身の行動の中で、どうすること
が最善なのか様々に思い悩みます。自分で決
めようとすること、両親から学ぶこと、先生
から示唆されること、友だちからアドバイス
を受けること、それでも決められない時、神
様ならどうするか、自然に祈れた時、自分の
生き様が見えるような気がします。
(校長 末吉 弘治)
今年は雨の多い夏休みでした。皆様体調を崩さずに元気で過ごすことができましたか。生徒
たちも元気に学校に戻ってきました。M7・8 年生は夏期講習や部活動、ボランティア活動、職
業体験を通して、心身ともにひとまわりもふたまわりも大きく成長したと思います。
さて、今月後半には第2回目の定期考査が行われます。もうしばらく暑い日々が続きそうで
すが、暑さに負けず、集中して学習に取り組んでいきましょう。
創立者ドンボスコ生誕200周年開幕
私の命は君たちのものだ。
約束する。
これから先、私の命すべてを
君たちのために使おう。
(ドン・ボスコ)
私たちの学校・施設の創立者である聖ヨハネ・ボスコ(ド
ン・ボスコ)は 1815 年 8 月 16 日 、イタリアのトリノ近郊
の小さな村で生まれました。つまり 2015 年 8 月 16 日で生誕
200 周年を迎えます。サレジオ会本部では今年(2014 年)の
8 月 16 日から 2015 年 8 月 16 日までの一年間を世界中のサ
レジオ家族が一緒に生誕 200 周年を祝う年間と定めました。
この期間に、日本でもたくさんのイベントが計画されていま
す。2014 年 8 月 16 日、全世界で正式に 200 周年開始が宣言
されました。本校では夏休み期間中であったため、9 月 1 日
の始業式で記念いたします。
マリアンホールのステージには 200 周年を祝うシンボルの
花、ひまわりが咲きます。幼稚園から高校生また教職員のす
べてが各クラス一つの花をつくりあげ、学園全体で大きなひ
まわり畑を作ります。各クラスのひまわりの中心部にはクラ
スの一致を表わすクラスの総合写真を(そして花弁の一枚ず
つには各自の名前を書いて)貼っていきました。
ステージには素晴らしいひまわり畑ができあがるでしょ
う。太陽にむかって大きく伸びていくひまわりの花は喜びと
明るさをもって青少年のために一生を捧げたドンボスコの生
き方をよく表現しています。幼稚園の花壇にもたくさんのひ
まわりの花が元気よく咲いています。
200 周年を祝うシンボルとして「ヒマワリ」を選びました。
その理由は
・ドンボスコの誕生日、8 月 16 日頃に咲く夏を代表する花で
あること。
・鮮やかな黄色はドンボスコの「喜び」と「明るさ」を連想
させること。
・
「ヒマワリ」が太陽を追い続けるイメージはいつも神様を追
い求める人のイメージと重なること。
・一つの花から無数の種が採れる様子がドン・ボスコの心の
広がりを連想させること。
・ヒマワリ畑で一斉に花開く姿は、サレジオ家族のファミリ
ーらしさに似ていること。
今年と来年とひまわりを育ててみましょう。
「ヒマワリ」の
ように私たちも一緒に神様に向かって歩み、笑顔でまわり
の人に生きる喜びを分かち合いましょう。
9 月 22 日(月)~26 日(金)
第2回定期考査
今回の定期考査は、10 科目 11 教科で行います。時間割や範囲については、近日中に発表さ
れますので、しっかり準備をしていきましょう。特に 6 月以降の授業内容や、夏休みの課題が
範囲となると思われますから頑張ってください。分からないことはそのままにしておかないで、
すぐに先生に質問して理解するように心がけていきましょう。
9 月 26 日(金)
芸術鑑賞教室
午後
定期考査の最終日、午後から芸術鑑賞教室がマリアンホールにおいて行われます。
今年の芸術鑑賞は、狂言です。詳しくはプリントでご案内します。
お知らせ
9月から新しくお二人の先生方が教えて下さいます、よろしくお願い致します。
村木 亮(むらき あきら)先生
増田鉱之(ますだ ひろゆき)先生
おめでとう
★ 平成 26 年度
2級
準2級
3級
M8C
M8A
M8A
M8C
M7A
M7C
第1回実用英語技能検定
渡邉真由
安藤丈裕
川島菜月
森下 藍
大橋知紗
大川桜子
★ 平成 26 年度
4級合格
頑張りました
M8C 里見風優
室井萌花 長坂 亮
金森大悟
望月亮太
第 253 回実用数学技能検定
M8A 安藤丈裕
★ 計算技能検定
M7B 坂倉百香
準2級合格
★ 親子書道展2014 入賞
静岡市書道協会理事長賞
優秀賞
M7B
M7C
春川真凜
平澤 優
M8B 奥田一世
審査結果
M8C
村松亨洋
主催:静岡市書道協会
夏休みのさまざまな活動
中学生福祉施設訪問
夏休み前に作った「夏のお便りカード」を持って、中学生有志が近隣の施設を訪問
し、高齢者の方々と楽しい交流ができました。とても良い体験となりました。
(訪問した施設)
7 月 21 日(月)デイサービスセンター 中之郷オアシス
7 月 22 日(火)グループホーム ケアクオリティ草薙
7 月 22 日(火)グループホーム ケアクオリティ草薙織音
7 月 23 日(水)ニチイケアセンター
中之郷ほほえみ
8 月 5 日 (火)デイサービス 楠新田S型デイサービス
8 月 28 日(火)中之郷 S 型デイサービス
平成26年度静岡県初級青少年指導者養成講座 8 月 18 日~22 日
団体はなみずきネットワーク清水(はなみずき有度)の呼びかけで中 2 の有志 13 名が 8 月
18 日(月)から 8 月 22 日(金)までの 5 日間、有度地区御門台の学童保育とS型デイサービス草薙
団地会場と山の手会場に参加し、良い体験ができました。参加者は楽しいボランティア活動を
通して団体行動の方法を学び、初級青少年指導者として静岡県教育委員会から認定書が発行さ
れます。
学童保育
S型デイサービス(草薙団地会場)
学童保育
S型デイサービス(山の手会場)
創立者ドン・ボスコとサレジオ会の歩み
青少年のために生涯を捧げたヨハネ・ボスコ神父によって 19 世紀
イタリアで始まったサレジオ会は、現在、世界 130 カ国に広がり、
約 15,000 名の会員を有します。
ドン・ボスコの時代(1815 年 8 月 16 日~1888 年 1 月 31 日)
サレジオ会の創立者聖ヨハネ・ボスコは、1815 年 8 月 16 日、北イタリアのトリノから
30 キロは難れたベッキ村で生まれました。ドンはイタリア語で「神父」を意味し、親しみ
を込めて「ドン・ボスコ」と呼ばれています。
当時、イタリアの政治は不安定で、イタリア統一運動や産業革命が社会に大きな影響を
及ぼし、若者たちは教育どころか、劣悪な環境で過酷な労働を強いられていました。
教育事業「オラトリオ」の始まり
1841 年、神父になったばかりのドン・ボスコにとって最初の教育事業の場は大都会トリ
ノの刑務所や少年院でした。そこに収容されている若者のために働き、身体と心の糧を欠
いている彼らの哀れな状態に心を痛めていました。巷にあふれる行き場を失った若者たち
を救うために、彼は一生捧げることを決心し、1841 年 12 月 8 日「オラトリオ」という新
しいスタイルの教育事業を始めたのです。
ドン・ボスコの魅力にひかれ、わずか一年で数百名の生徒が集まるようになりました。
彼自身が彼らの拠りどころとなり、オラトリオは運動場、夜間学校、仲間作りと祈りの場
となり、やがて有志の人々の協力を得て、寮、職業学校、普通科学校などが併設されてい
きました。ドン・ボスコは若者自身の力を最大限に伸ばしながら、神と人、自身の前で「良
きキリスト者、誠実な市民」の育成に力を注いでいました。神を愛する人は他者を大切に
し、自信に誠実な人として調和のとれた人格を形成していくと考えたからです。
サレジオ会の設立
ドン・ボスコは助けを必要とする多くの青少年のために後継者の必要を感じていました。
そして教え子たち自身も、生涯ドン・ボスコにと共に働きたいと望み、ドン・ボスコのよ
うに青少年に人生を賭ける誓いを立てました。神と人々のため特により貧しく助けの必要
な若者のために、共同体として歩み始めたのです。
ドン・ボスコは柔和で愛情深い聖フランシスコ・サレジオを手本として選び、このグル
ープに「サレジオ会」という名を付けました。1859 年 12 月 18 日、これがサレジオ会の
始まりでした。
ドン・ボスコの教育法
「君たちと一緒にいること、これが私の人生だ」
「私は君達のため命を捨てる覚悟がある」
と言っていたように、ドン・ボスコはどんな若者をも心から愛し、彼らが「この世におい
ても、後の世においても幸いであるように」願っていました。ドン・ボスコは「若者を愛
するだけでは足りない。若者自身が愛されていると実感できるまでに愛しなさい」と言っ
ています。若者と「共にいること」、イタリア語で「アッシステンツァ」、愛をもって関わ
ることを非常に大切にしました。
ドン・ボスコの教育は「予防教育」と呼ばれるものです。これはただ危険から子ども達
を守るといった消極的な考えに留まらず、本来人間に備わっている良心、神から授かって
いる力を健全に育てるということです。人の心は外からの押し付けや強制によってではな
く、内側から「道理と信仰と愛」によってのびのびと育っていくと言っています。
スリーエス
そのため大切にしたのが 3 S と呼ばれる環境です。
Sanità-健康・運動場
Sapienza-知識・教室
Santita 聖性・祈り・聖堂
サレジオ会の広がり
1875 年アルゼンチンにサレジオ会員を派遣して以来、ドン・ボスコは世を去るまで 13
年間に 12 回宣教師たちを海外へ派遣しました。彼は将来、サレジオ会の事業が世界的に広
がること
そして日本にも渡ることを語っていました。
日本へのサレジオ会の派遣は、ドン・ボスコの死後、宣教活動 50 周年記念事業として
1926 年 2 月 8 日、チマッチ神父を団長とする 9 名の会員の来日でチマッチ神父は「日本の
ドン・ボスコ」と言われるほど、ドン・ボスコに倣い、また日本を愛していた宣教師でし
た。
サレジアン・シスターズはその 3 年後の 1929 年、チマッチ神父の要請により、レチチ
ア・ベリアッチを団長とし 6 名の宣教所が来日、宮崎、大分、東京、静岡、大阪等で女子
教育、社会福祉施設を創立、現在に至っています。
共創立者:聖マリア・ドメニカ・マザレロ
(1837 年 5 月 9 月~1881 年 5 月 14 日)
扶助者聖母会(Figlie di Maria Ausiliatrice)通称サレジアン・
シスターズの共創立で、初代総長。1837 年イタリア北の小村
モルネーゼに生まれ農家の質素ではあるが恵まれた家庭環境の
中で成長しました。
1860 年村を襲ったチフスのおり、叔父一家の看病に当たり、自身も罹患し生死の境をさ
まよい、奇跡的に一命を取り留めました。畑仕事もできず、途方にくれますが、この出来
事を通して神の摂理に導かれ、新たな教育使命の道へと導かれていくことになります。
若い時から女子教育の必要を痛感していたマリアは、親友ペトロニッラと共に村の娘た
ちのために裁縫塾を開き、教育の場としました。ドン・ボスコとの摂理的な出会いを通じ
て、1872 年に共同で女子修道会「扶助者聖母会」を設立。ドン・ボスコが貧しい少年たち
の教育に心血を注いだように、マリア・マザレロもまた、少女たちのために生涯を捧げる
ことを自らの使命としました。
サレジアン・シスターズは現在、約 14,500 名の会員が、94 カ国で教育使命に励んでい
ます。