株式会社 コーシン 2014 年 04 月 01 日発行 - エコアクション21

(対象期間 2013 年 4 月 1 日~2014 年 3 月 31 日)
株式会社 コーシン
2014 年 04 月 01 日発行
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KOSHIN
目
次
Ⅰ. 事業活動の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
Ⅱ. 実施体制の構築・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
Ⅲ. 環境方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
Ⅳ. 環境負荷の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
Ⅴ. 環境実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
Ⅵ. 環境目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
Ⅶ. 環境活動計画の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
Ⅷ. 環境計画の取組結果及び評価、次年度以降の取組・・・・・・14
Ⅸ. 環境関連法規への違反、訴訟の有無・・・・・・・・・・・・15
Ⅹ. 代表者による全体の評価と見直し・・・・・・・・・・・・・16
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KOSHIN
Ⅰ. 事業活動の概要
事業所名
株式会社コーシン
代表取締役
伊藤 研二
所在地
〒183-0045 東京都府中市美好町 1-22-8 内藤ビル
TEL 042-360-5005
FAX 042-360-3191
EA21環境管理責任者
幼方 弘和
沿革
昭和 45 年 11 月 有限会社コーシン設計として、東京都府中市本宿町に設立
昭和 56 年 11 月 社名をコーシン設計株式会社に変更
平成 8 年 4 月 社名を株式会社コーシンに変更
事業内容
電気装置設計
事業の規模
設立
昭和 45 年 11 月 18 日
資本金
3700 万円
従業員数
34 名(平成 26 年 4 月 1 日現在)
延べ床面積 148 ㎡
認証・登録の対象範囲
株式会社コーシン 本社
本社勤務従業員 9 名
*他の従業員は顧客事業所勤務の為、対象外とする。
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KOSHIN
Ⅱ.
実施体制の構築
<組織図>
[最高責任者]
代表取締役
伊藤 研二
[事務局]
幼方 弘和
佐伯
[環境管理責任者]
稔
幼方 弘和
設計担当者
設計担当者
設計担当者
<役割・責任・権限>
職
名
代表者(社長)
役割・責任・権限
1.環境経営に関する統括責任
2.環境経営システムに必要な人、設備、費用、時間、技術者を準備
3.環境管理責任者・環境事務局の任命
4.環境方針の策定・見直し及び全従業員への周知
5.環境目標・環境活動計画書の承認
6.代表者による全体の評価と見直しの実施
7.環境活動レポートの承認
環境管理責任者
1.環境経営システムの構築、実施、管理
2.環境関連法規等の取りまとめ表の確認
3.環境目標・環境活動計画書の確認
4.環境活動の取組結果を代表者に報告
5.環境活動レポートの確認
環境事務局
1.環境管理責任者の補佐、EA21 推進会議の事務局
2.環境負荷の自己チェック及び環境への取組の自己チェック
3.環境目標、環境活動計画書原案の作成
4.環境活動計画の実績集計
5.環境関連法規等取りまとめ表の作成及び遵守状況評価の実施
6.環境関連の外部コミュニケーションの窓口
7.環境活動レポートの作成、公開(事務所に備付けと地域事務局への送付)
従業員
1.環境方針の理解と環境への取組の重要性を認識
(設計担当者)
2.決められたことを守り、自主的・積極的に環境活動へ参加
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KOSHIN
Ⅲ.
環境方針
環境理念
株式会社コーシンは、『本来の地球環境を取り戻す』という経営理念に基づき、設計業務
を通じて地球環境の保全に努める。
基本方針
1.環境汚染の予防を推進し、その低減に継続的に努める。
2.環境に関する法規制等を遵守する。
3.エコアクション21ガイドラインに準拠して作成した「環境経営システム」に基づき、
環境保全活動に取組む。
環境対策
1.設計業務は顧客の環境方針に従った設計を行う。
2.従業員に環境保全意識を高め、日頃から私生活に於いても環境に配慮する気持ちを持たせ
る。
3.エネルギーの消費について。
1)二酸化炭素排出量の削減
2)上水道使用量の削減
3)ガス使用量の削減
4)自動車燃料の削減
5)その他のエネルギーに関しても削減
4.事務用品等の購入に関して
1)グリーン購入法適合商品の積極的推進
2)リサイクルが考慮された製品の購入推進
3)リサイクル製品の購入推進
5.廃棄物に関して
1)可燃物・不燃物・リサイクル品の分別をする。
2)廃棄物は、市の指定方法により廃棄する。
3)事務粗大ゴミ(机・椅子・家電品等)は回収業者に依頼する。
4)OA機器は購入業者に依頼する。
平成24年 5月25日
株式会社コーシン
代表取締役
5
KOSHIN
Ⅳ.
環境負荷の現状
下表に過去3年間の年間(4月1日から翌年3月31日)データを示す。
電 気
水 道
可燃ごみ
ガソリン
グリーン購入
[kwh]
[㎥]
[kg]
[ℓ]
[%]
2011 年度
22,107
75
-
1,782
89
2012 年度
15,542
52
157
14,40
93
2013 年度
13,131.5
46
159
1,010
100
項 目
*2011年度の可燃ごみは、計測していなかった為不明。
2012年度の可燃ごみは2012年6月から2013年3月のデータ。
(4・5月は計測していなかったので、不明の為。)
2013年度の可燃ごみは4・5月を含んでいます。
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KOSHIN
Ⅴ.
環境実績
項目
基準年度
目標
2013 年度実績
結果
9171
△1%(9079)
7268
△20%
15542
△1%(15387)
13131.5
△15%
52
△2%(51)
46
△11%
157
△1%(155)
137.7
12%
1440
△1%(1426)
1010
△30%
93
94
100
2012 年度
二酸化炭素
排出量
[kg-CO2]
電気使用量の
削減[kwh]
水の使用量の
削減[㎥]
可燃ごみ排出量の
削減[kg]
ガソリン
使用量の
削減[ℓ]
グリーン
購入[%]
7%向上
100%達成
設計業務の納入期日を守った。
*可燃ごみについて
・2012 年度の 4・5 月は測定していなかった為、2013 年度も 4・5 月を抜いた値になっています。
*基準年度(2012 年度)の、4・5 月の可燃ごみを測定していなかったので、
2013 年度を基準年度として今後活動していきます。
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KOSHIN
Ⅵ.
環境目標
*2013 年度を基準年にします。
項
目
2013 年
2014 年
2015 年
2016 年
(基準年度)
(基準年度比)
(基準年度比)
(基準年度比)
△1%
△2%
△3%
△1%
△2%
△3%
△2%
△4%
△6%
45
44
43
△1%
△2%
△3%
157
156
155
△1%
△2%
△3%
1000
990
980
100
100
100
二酸化炭素
排出量
目標
7268
[kg-CO2]
実績
目標
電気使用量の
削減[kwh]
水の使用量の
削減[㎥]
13131.5
実績
目標
46
実績
可燃ごみ排出量の
削減[kg]
目標
159
実績
ガソリン
使用量の
目標
1010
削減[ℓ]
グリーン
購入[%]
実績
目標
100
実績
設計業務の納入期日を守る。また、後戻り作業の無いように納入物の検査を厳密にし、
二酸化炭素排出量の削減に努める。
*電力の排出係数:0.375kg-CO2/kwh(平成 24 年 1 月 17 日環境省公表)
*ガソリンの排出係数:2.322kg-CO2/ℓ(環境省:排出量算定方法ガイドライン試案 Ver1.6)
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KOSHIN
Ⅶ.
環境活動計画の内容
1) 事務所における二酸化炭素排出量低減
①空調の適温化(冷房27℃、暖房22℃程度)を目安とし管理担当者(事務局)
の判断により設定する。
②必要最低限の電気を使用する。
・2時間以上離席する場合は、パソコンの電源をOFF
・パソコンの省電力設定
・照明の不必要箇所の消灯
・換気扇の間欠運転
2) 排水量の削減
①節水の徹底
・洗い物、手洗い時
・清掃時など
3) 廃棄物の発生抑制
①コピーは、Nアップ(2in1)の実施
②使用済みコピー用紙の裏面利用
③ゴミの数量の把握に取り組む
④不燃ごみの持ち帰り
4) グリーン購入
①グリーン購入法適合品の採用
5) 事務所内の美化・緑化
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KOSHIN
『㈱コーシンの環境方針』
『BCP(事業継続計画)の基本方針』
男子トイレの手洗い場所に
女子トイレのスロップシンクに
節水を心がけるようにステッカー貼付け
節水を心がけるようにステッカー貼付け
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KOSHIN
女子トイレの手洗い場所に
台所に節水を心がけるように
節水を心がけるようにステッカー貼付け
ステッカー貼付け
キ ャ ッ プ ・ プ ル ト ッ プ /プ ラ ス チ ッ ク /
コピーの間違い防止のための
金属缶の分別回収BOXの設置
ステッカー貼付け
男子トイレの扉に電気の消し忘れ
女子トイレの扉に電気の消し忘れ
防止のステッカー貼付け
防止のステッカー貼付け
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KOSHIN
採用
廃止
節電の為、電気保温ポットを廃止、電気ケトルの採用。
(必要なときだけ沸かすようにする)
エアコンの温度設定を徹底する。
温度計を用意して室内の適温化
を徹底する。
室内の様々な場所に温度計を設置して記録をとる。
(実態に合った(エアコンの)温度設定をする為。
)
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KOSHIN
網戸を作成、窓を開け外気の取りいれを可能にして、
エアコンの使用を極力抑える。
(窓が規格外の為、網戸を自社にて作成。)
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KOSHIN
Ⅷ.
環境活動計画の取組結果及び評価、次年度以降の取組
目標項目
取組
達成手段
評価
結果
今後の取組
二酸化炭素
・電気使用量の削減
意識の向上等によ
節電の励行と公共
排出量
・ガソリン使用量の
り、 -20% 大幅な削
交通機関の利用に
減になった。
より、継続的に
[kg-CO2]
削減
〇
削減に努める。
電気使用量の
・不要な照明の消灯
節電意識の向上等に
省電力照明器具の採
削減[kwh]
・不要な機器の電源断
より、- 15% 大幅な
用検討。
・空調の適温化
〇
削減になった。
・電気ケトルの採用
・空調機にファン取付
水の使用量の
・節水シールの貼付け
削減[㎥]
・手洗い時の節水励行
・洗浄用ホースに手元
〇
節水意識の向上によ
節水意識の向上を継
り、-11%の節水に
続して行く。
なった。
バルブ取付け
可燃ごみ排出量
・裏紙の再利用
の削減[kg]
・ミスコピーの削減
・両面コピー及び
〇
意識の向上により
削減意識の向上を
-12%の削減に
継続していく。
なった。
2in1コピーの採用
ガソリン使用量
・低燃費車の導入
低燃費車の導入や近
エコドライブに配慮
の削減[ℓ]
・近距離移動時の自
距離の自転車利用に
し、更に省燃費化に
より、-30%の大幅
努める。
転車使用
〇
・中、長距離移動時の
な削減になった。
公共交通機関利用
グリーン購入
・ハイブリッド車の導入
[%]
・事務用品のグリーン
○
購入比率向上
設計業務の納入期日を守り、二酸化炭素
○
排出量の削減に努める。
後戻り作業の無いように、納入物の検査
○
を厳密にする。
<評価基準>
○:目標達成
△:不十分
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グリーン購入比率は
グリーン購入比率
100%を達成して い
100%を維持して行
る。
く。
納入期日を守ってい
引き続き、納期を
る。
キープして行く。
納入物の検査を確実
引き続き、検査を
に行っている。
確実に行って行く。
×:目標未達
KOSHIN
Ⅸ.
環境関連法規への違反、訴訟の有無
1)適用される主な環境関連法規
適用法令
規制内容
遵守状況
国等による環境物品等の調
事業者及び国民は、物品を購入し、若しくは借り受け、又は役
達の推進等に関する法律
務の提供を受ける場合には、できる限り環境物品等を選択するよ
(グリーン購入法)
う努める。
○
【第 5 条】
事業者及び国民の責務
[H15.7.16 改正]
特定家庭用機器再商品化法
事業者及び消費者は、特定家庭用機器をなるべく長期間使用す
(家電リサイクル法)
ることにより、機器廃棄物の排出を抑制するよう努めるととも
【第 6 条】
に、排出する場合にあっては、再商品化等が確実に実施されるよ
事業者及び消費者の責務
う、収集若しくは運搬をする者又は再商品化等をする者に適切に
[H23.6.24 改正]
引き渡し、その求めに応じ料金の支払に応じることにより、これ
○
らの者がこの法律の目的を達成するために行う措置に協力しな
ければならない。
使用済自動車の再資源化等
自動車の所有者は、自動車をなるべく長期間使用することによ
に関する法律
り、自動車が使用済自動車となることを抑制するよう努めるとと
【第 5 条】
もに、自動車の購入に当たってその再資源化等の実施に配慮して
自動車の所有者の責務
製造された自動車を選択すること、自動車の修理に当たって使用
[H24.8.1 改正]
済自動車の再資源化により得られた物又はこれを使用した物を
○
使用すること等により、使用済自動車の再資源化等を促進するよ
う努めなければならない。
府中市まちの環境美化条例
事業者は、この条例の目的を理解し、事業所及びその周辺その
【第 5 条】
他事業活動を行う地域において、清掃その他の環境美化に関する
事業者の責務
活動に努めなければならない。
○
[H16.4.1 施行]
廃棄物の処理及び清掃に関
する法律
事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任に
おいて適正に処理しなければならない。
○
【第 3 条】
事業者の責務
[H24.8.1 改正]
2)違反・訴訟等の有無
遵守状況を確認した結果、環境関連法規への違反はありません。
また、関係当局よりの違反等の指摘及び訴訟は過去3年間ありません。
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KOSHIN
Ⅹ.
代表者による全体の評価と見直し
エコアクション21の活動を始めて約2年になります。環境活動へ取組む意識については、
かなり定着してきたと考えています。事業内容が設計業務のため、削減出来る内容が少ないの
ですが、ガソリン及び電力使用量の削減。水道使用量の減少。紙の排出量の削減。等使用方法
を検討した結果、それぞれ削減することが出来ました。事務用品等、新たに購入するものは、
グリーン調達品にて購入するため、100%実施出来ています。
今年度の目標ですが、前年度のデータを元にして、それぞれの削減方法を再度見直し、これ
からも環境に優しく無理のない省エネ化に、取り組んで行きたいと考えています。
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KOSHIN