授業科目名 : 臨床病態学Ⅰ 教育目標との関連: ○該当する ◎特に該当する 単位/時間 : 2単位/45時間 1.人間愛を深 め、生命の尊厳 と人間性の尊重 を基調とし、調 和の取れた社会 人としての成長 をめざす 2.看護に関 する理論およ び技術を学 び、看護実践 の基礎的能力 を身につける ○ ○ 対象/開講 : 14KF/後期 担当教員 : 泉 義雄 3.主体的に 学習を継続 し、問題意識 を持って探求 する姿勢を身 につける 4.保健医療 福祉における 看護の機能と 社会的役割を 認識する 5.保健医療 福祉のなかで 生じる問題を 理解し、倫理 的道徳的に対 処する能力を 身につける 6.関連諸科 学を統合して 人間理解を深 め、看護観の 確立をめざす ◎ Ⅰ 授業概要: 疾病の成り立ちと回復の促進について学ぶ。まず、種々の疾患にみられる基本病変について学習した後に、 呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患および腎・泌尿器疾患につき理解する。 Ⅱ 学習の到達目標: ①病理学の基礎を理解する。赤腫熱痛、ネクローシスとアポトーシスについて理解する。 ②疾病の治癒過程と再生、血管障害のメカニズム、良性腫瘍と悪性腫瘍について病理学的特徴を理解する。 ③循環器疾患、特に虚血性心疾患の診断と治療について理解を深める。 ④呼吸器疾患、特に肺癌について理解を深める。閉塞性換気障害と拘束性換気障害について理解する。 ⑤消化器の悪性腫瘍、食道癌、胃癌、大腸癌、肝臓癌、膵臓癌について理解を深める。 ⑥胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病について理解する。 ⑦ウイルス性肝炎、肝硬変、肝臓癌の感染様式、進展様式、治療について理解する。 ⑧慢性腎臓病、ネフローゼ、腎臓腫瘍、膀胱癌、前立腺疾患について理解する。 Ⅲ 成績評価の方法: 定期試験の成績を基準とし、授業態度・自己学習状況等も評価し、次のとおり成績評価する。 定期試験はマークシート形式で150題出題する。 140点以上S,130点以上A,120点以上B,110点以上C,109点以下をDとする。 欠席は150点から2点、遅刻、教科書を持参しない者、爆睡者、周囲に迷惑な者は1点減点する。 授業のノートを定期試験日に事務室前のポストに提出する。ノートの記述が不十分な者は150点から10 点または20点を減点する。未提出者は定期試験の成績に関わらずDとする。 Ⅳ 準備学習等(予習、復習、留意事項): 授業の予習は必要としない。授業は重点項目を板書にて行うので、ノートに全てを書き写すこと。 復習として次回までに前回のノートを覚えてくる事。 Ⅴ 教科書: 飛田美穂、泉 義雄『合格国試看護学』医薬出版 佐藤達夫『新版からだの地図帳』講談社 Ⅵ 参考文献、その他の教材: 山口和克監修『新版 病気の地図帳』講談社 Ⅶ その他: 臨床病態学Ⅰ Ⅷ 学習内容と配分: 回 月日 1 2 曜 時限 日 Ⅰ Ⅱ 内 容 異常状態の特徴(基本病変):細胞の造り替え障害による細胞・組 9/19 金 3 1 織に生じる変化―炎症、変性、壊死、循環障害、萎縮、過形成、腫 瘍① 異常状態の特徴(基本病変):細胞の造り替え障害による細胞・組 9/26 金 3 1 織に生じる変化―炎症、変性、壊死、循環障害、萎縮、過形成、腫 瘍② 授業 形態 (教室) 担当 教員 講義 泉 講義 泉 10/3 金 3 1 異常状態の特徴(基本病変):異常状態に影響する個体の条件―免 疫、代謝異常、老化、先天異常① 講義 泉 4 10/10 金 3 1 異常状態の特徴(基本病変):異常状態に影響する個体の条件―免 疫、代謝異常、老化、先天異常② 講義 泉 5 10/17 金 3 1 内部環境調節機能の障害:体液調節障害① ―水電解質異常 講義 泉 6 10/24 金 3 1 内部環境調節機能の障害:体液調節障害② ―尿の生成と排泄障害 講義 泉 7 内部環境調節機能の障害:体液調節障害③ ―尿の生成と排泄障害 講義 泉 8 11/14 金 3 1 生命維持機構の障害:循環不全をおこす疾患―循環器疾患① 講義 泉 9 11/21 金 3 1 生命維持機構の障害:循環不全をおこす疾患―循環器疾患② 講義 泉 10 11/26 水 3 2 生命維持機構の障害:循環不全をおこす疾患―循環器疾患③ 講義 泉 11 11/28 金 3 1 生命維持機構の障害:循環不全をおこす疾患―循環器疾患④ 講義 泉 12 12/3 水 3 2 生命維持機構の障害:呼吸不全をおこす疾患―呼吸器疾患① 講義 泉 13 12/5 金 3 1 生命維持機構の障害:呼吸不全をおこす疾患―呼吸器疾患② 講義 泉 14 12/8 月 1 2 生命維持機構の障害:呼吸不全をおこす疾患―呼吸器疾患③ 講義 泉 3 11/7 金 3 1 15 12/10 水 3 2 栄養の摂取・吸収・代謝・排泄の障害:消化器疾患① ―食道・胃疾患 講義 泉 16 12/12 金 2 1 栄養の摂取・吸収・代謝・排泄の障害:消化器疾患② ―腸疾患 講義 泉 17 12/15 月 1 2 栄養の摂取・吸収・代謝・排泄の障害:消化器疾患③ ―腸疾患 講義 泉 18 12/17 水 3 2 栄養の摂取・吸収・代謝・排泄の障害:消化器疾患④ ―肝・胆・膵疾患 講義 泉 19 12/19 金 2 1 栄養の摂取・吸収・代謝・排泄の障害:消化器疾患⑤ ―肝・胆・膵疾患 講義 泉 20 12/22 月 1 2 栄養の摂取・吸収・代謝・排泄の障害:消化器疾患⑥ ―肝・胆・膵疾患 講義 泉 21 金 3 1 栄養の摂取・吸収・代謝・排泄の障害:食事と必須栄養素 ―生活習慣病① 講義 泉 22 1/16 金 3 1 栄養の摂取・吸収・代謝・排泄の障害:食事と必須栄養素 ―生活習慣病② 講義 泉 23 1/19 月 1 2 栄養の摂取・吸収・代謝・排泄の障害:食事と必須栄養素 ―生活習慣病③ 講義 泉 1/9
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