犯罪被害財産支給手続開始決定公告平成24年５月11日長崎地方検察庁検察官下記のとおり、犯罪被害財産等による被害回復給付金の支給に関する法律第６条第１項の規定により犯罪被害財産支給手続の開始を決定したので公告する。記１犯罪被害財産支給手続番号２犯罪被害財産支給手続開始決定の年月日３支給対象犯罪行為の範囲 (1) 長崎地方検察庁平成24年第１号平成24年５月11日支給対象犯罪行為が行われた期間平成16年４月20日ころから平成19年11月７日ころまでの間 (2) 支給対象犯罪行為の内容森卓也が統括する訪問販売グループ（後記４(1)を参照）の構成員（後記４(2)を参照）が、自社の取扱商品の売買契約の締結について勧誘するに際し、同商品を購入することによって、加入する会員制レジャークラブを無料で退会又は解約することができるなどと嘘を言い、商品の購入代金として、指定する銀行口座（後記４(3)を参照）に現金を直接振り込ませ、又は信販会社（後記４(4)を参照）と割賦販売の契約をさせるなどの方法により金銭をだまし取った行為（主な犯行態様については、後記４(5)を参照）。４対象犯罪行為が支給対象犯罪行為の範囲に属するか否かについて判断の参考となるべき事項 (1) 検察官が既に把握している訪問販売グループの会社名及び同グループが信販会社を利用するために使用した販売店(信販貸し会社)名ア会社名 (株)Ｓｅｌｅｃｔ－１、(有)シー・シー・エス・ジャパン、(有)ジュエリーインターナショナルサービス、(有)ＪＮＫ、(有)ＪＦＳ、(株)三輝グループ、(有)ティージェーシー、(株)Ｄｅａｌ＆Ｃｏｎｓｕｌｔｉｎｇ(ディールアンドコンサルティング) イ訪問販売グループが信販会社を利用するために使用した販売店（信販貸し会社）名 (株)ビー・エル・シー、(株)丸仁産業、(株)ユーロトレーディング、(株)アルティス、(株)イルフェジュール((有)プレジール）、(株)ミヤエンタープライズ、(株)ティアイエスコーポレーション、(有)ジェイ・ピーアンドエル、(有)ヌーダー (2) 販売員らが被害者と応対したときに使用していた偽名のうち、検察官が既に把握している名前 (五十音順) 相沢浩二、青木浩二、青山公次、青山仁、赤木勇一、秋村武、秋山圭介、秋山太一、浅田稔、浅野拓人、阿部一也、阿部和也、荒木太一、安藤祥子、安藤一、安藤実、碇石政幸、池上勇太、池田守、池田豊、井澤修、石井和伸、石川太一、石川昌幸、石沢圭吾、石田彰、石田洋、石津徹、石野孝、石橋拓、石原浩二、石原守、市川明日香、市川和郎、伊藤浩次、伊藤忍、伊東勤、伊藤勤、伊藤南、井上和志、井上和美、井上香代、井上信、井上誠二、井上大介、井上秀孝、井上誠、井上まり、井上優美、伊吹元忠、今野貴之、今野美里、岩崎知明、岩崎優一、上田孝則、上田久典、上野貴、上原武、宇部鉄雄、梅原忍、梅宮勝俊、浦沢充、遠藤修一、遠藤慎也、遠藤拓海、及川浩、大石仁、大木大介、大久保登、大嶋佐知子、 - 1 - 大田健、太田淳、大田弘、大谷貴志、大谷昇、大塚俊一、大塚真弘、大塚昌義、大野真二、大野貴、大村英樹、大山信二、岡田公一、岡田勉、岡田文明、岡田雅春、緒方純、緒方真介、緒方伸也、緒方武、緒方一、岡部浩、岡本信一、岡本宏之、小川和人、小川忍、小川大、小川武、小川司、小川充、小川竜二、尾川鉄平、奥村修一、奥山信二、小野久美、小野洋、小野守、小野塚千尋、小野寺正、小野寺豊、片山利彦、勝野正美、加藤俊也、加藤浩、金井俊和、金子悟、金子正次、金成和人、加納秀一、神山司、唐沢信吾、唐沢智世、川上健二、川崎弘美、川崎政樹、川島健次、川瀬大介、川西剛、川部康浩、川村一大、川村誠一、神崎拓人、神田隆、神田誠、木内真吾、木内誠一、菊田隆行、菊池一郎、菊池一貴、木佐浩一、岸誠、岸本康、木田誠、木田隆二、北川真治、北島誠二、北村英二、木下豪、木下知也、木下守、木下洋一、木原隆二、木村正一、木村真二、木村貴志、木村拓海、木村豊、木山信二、清沢健、清田朋美、清原正雄、草野隆、工藤義文、国見賢、久保川進、久米一郎、倉本好宣、黒木篤、黒木圭介、黒木勝、黒田明彦、黒田稔、黒田優一、小池淳二、小池奈美、小池光洋、小池豊、小泉仁、越川洋之、小島健二、小島武、小島洋、小島誠、小竹剛、後藤功、後藤陽子、小林治、小林生、小林智則、小林宏、小林正人、小松和吉、小山哲雄、近藤真一、近藤孝宣、近藤裕、佐伯美穂、斎藤永二、斉藤圭介、斉藤登、斉藤弘、斉藤浩、斉藤洋、斉藤裕一、斉藤良和、堺望、坂井将、坂井真美、坂本信司、桜井雄二、東、佐竹洋、佐藤修、佐藤幸治、佐藤伸一、佐々木和也、佐々木聡、佐々木佐藤貴治、佐藤哲夫、佐藤利幸、佐藤英行、佐藤宏、佐藤信、佐藤正夫、佐藤満、佐藤洋一、佐藤由之、佐藤隆士、佐山将之、品川淳平、篠田学、渋谷誠、島田明、島田昭一、島田誠二、島村武、清水和樹、清水剛、清水武士、清水哲男、清水広、志村健、志村淳、志村辰也、東海林修、白井正雄、白川亜美、白水祐二、進藤純一、進藤司、進藤雅也、神野幸治、杉下剛、杉田祥子、杉原浩司、杉本敬一、鈴木幸子、鈴木史郎、鈴木大輔、鈴木弥生、瀬尾弘之、瀬川隆一、外山達也、田上優一、高岡雅也、高木明、高木豪、高木淳、高木進一、高木誠一、高倉剛、高崎公、高沢光輝、高瀬奈緒、高田浩次、高辻一、高橋則幸、高橋洋、高橋正人、高橋政弘、高橋隆志、田上賢一、高村昭夫、高山祐二、滝川慶次、田口正志、竹井真、武井優子、竹内伸治、竹内守、竹下順、竹下誠二、竹下靖志、武田司、武田登、武田昌幸、竹中智、竹中洋、竹原晶、竹原純、竹原哲、田沢信二、田島良人、伊達秀人、田中恵美、田中修、田中一志、田中辰夫、田中伸和、田中満、田中美幸、田中洋一、田辺博、田辺真、谷川司、谷中智、谷原悟、田村和明、田山洋介、千葉和志、千代正明、塚本千秋、築地宏忠、筒井正人、寺岡進、寺田紀雄、寺村明美、寺山公二、鳥羽稔、豊永誠、長井耕平、永井光、中川広司、中川悟、中川孝、中迫謙吾、中沢隆、中島公明、中田保、中田一、中田秀樹、中田誠、永田大樹、中谷一斗、中野英二、中野雄一、中村年夫、中村久幸、中村裕也、高志、堤 - 2 - (3) 中屋和彦、中山公一、新美西口貴也、西田満広、西野根本喜直、野崎正人、野崎周平、西岡武、西岡誠、西川仁志、健、西原昌史、西村豊和、庭野拓巳、根本淳、良太、野村美佳、野村美里、萩原明美、長谷川明子、長谷川裕子、長谷川由希、長谷川由美、馬場康友、早坂基樹、林田仁志、早見和彦、原英介、東直樹、日高雅也、平川信一、平野美希、平野吉男、平野龍一、英行、広永勉、広永元也、深川仁、深沢和彦、清、福島健太郎、福田清和、福田公一、藤岡誠一、平山洋、広瀬純、広瀬深谷治、深見豊、福島藤木大介、藤代和巳、伏見昌宏、藤原正志、船見克次、星野圭、細井直也、細川徹、前園知一、前田信治、前田直樹、前田亘、巻瀬浩一、牧瀬良夫、牧野賢司、真島吾郎、真島二郎、増田公二、増田洋、町田賢二、松井隆、松浦武、松岡慎吾、松岡直樹、松川明、松坂昌孝、松崎浩明、松澤寿、松沢伸吾、松下直之、松島綾、松田寿、松田友人、松田実、松永吉弘、松原勇、松本公一、三方英治、三方洋介、三上香、三島優次、水上慎介、水原直行、水元忍、三橋和也、三原司、宮崎正、宮澤央、宮沢真一、宮下清和、宮下昇、宮下登、宮島公二、宮田正浩、宮本聡、宮脇博人、武藤信之、村井聡、村井正、村尾光広、村上圭一、村上沙織、村上誠二、村上貴明、村上直樹、村田香代、村田圭一、村田義男、村山昇、室井健、茂木大、望月次郎、本原茂樹、森澤大輔、森下公一、森田旭、矢島圭介、矢島公二、安井則夫、安田昇、柳隆一、矢部浩之、山上伸二、山川隆二、山木進一、山口健太郎、山口幸太郎、山口詩織、山口忍、山口大樹、山口司、山口勉、山口誠、山口実、山坂公二、山坂竜二、山崎勇二、山下洋、山田健、山田純一、山中竜二、山村雄三、山本和樹、山本忠洋、山本寿、山本勝、結城寛道、横井英樹、横川昇、横河信、横田望、吉川勝、吉田晃、吉田栄治、吉田健一、吉田誠、吉田竜二、吉野浩、米山進、若瀬公二、渡辺一人、渡辺真二、和田正勝構成員らが被害者に指定した銀行等口座のうち、検察官が既に把握している口座（五十音順）銀行（支店）名 (4) 弘志、西口座番号（いずれも普通預金）名義人名川崎信用金庫本店 1244579 (有)ヌーダー埼玉りそな銀行八潮支店 3939055 (株)丸仁産業巣鴨信用金庫東池袋支店 3124381 (株)ミヤエンタープライズ東日本銀行梅屋敷支店 166876 (株)ユーロトレーディングみずほ銀行池袋西口支店 2624745 (株)オーティーオーみずほ銀行四谷支店 1073738 (有)ジュエリーインターナショナルサービス三井住友銀行中野支店 1263243 (株)ビー・エル・シー三菱東京ＵＦＪ銀行新宿新都心支店 1197031 (有)ＪＦＳ三菱東京ＵＦＪ銀行新宿新都心支店 1205164 (株)Ｄｅａｌ＆Ｃｏｎｓｕｌｔｉｎｇ三菱東京ＵＦＪ銀行新宿新都心支店 1209125 (株)アルティス三菱東京ＵＦＪ銀行新宿新都心支店 4853705 (有)ジュエリーインターナショナルサービスりそな銀行新宿支店 1771856 (株)ティアイエスコーポレーション構成員らが被害者との割賦契約において利用した信販会社のうち、検察官が既に把握している - 3 - 会社名（五十音順）アークファイナンス(株)、(株)オーティーオー、(株)関東信販、(株)ケイアイシー、高千穂商事 (株)、ファインクレジット(株) (5) 主な犯行態様ア訪問販売グループの構成員が、会員制レジャークラブに加入している会員に電話をかけ、直接会う約束をとりつける。イ会員に対し、「あなたが入っているレジャークラブは、会費を一生払い続けないといけない。解約するのに200～300万円の手続費用がかかる。うちのクラブに入ってもらえば、こちらで無料で解約手続をとる。そのためには、うちの商品を買ってもらわないといけない。」などと言い、会員契約解除手続等の代行手数料として、同グループが取り扱う装飾品、絵画及びＣＤ教材等の商品購入を勧誘する訪問販売営業を行う。ウ商品売買契約を締結し、購入代金を同グループが指定する銀行口座に入金させ、又は信販会社と割賦販売の契約をさせる。５開始決定の時における給付資金の額金6,623万9,315円６支給申請期間７犯罪被害財産の没収又はその価額の追徴の裁判に関する事項平成24年５月11日から平成24年８月10日までの間 (1) 裁判所名第一審判決長崎地方裁判所 (2) 裁判年月日第一審判決平成21年12月10日 (3) 確定年月日平成23年５月11日 (4) 被告人の氏名又は名称 (5) 没収又は追徴の理由とされた事実の要旨及び罪名森卓也、恒石控訴審判決控訴審判決福岡高等裁判所平成23年４月27日秀夫（事実の要旨）詐欺に当たる行為を実行するための組織である被告人両名、装身具等の指定商品の販売を業とする有限会社３社の取締役及び従業員らが、共謀の上、平成18年６月24日ころから平成19年７月 31日ころまでの間、団体の活動として、販売員である共犯者らにおいて、会員制レジャークラブの会員である被害者127名に対し、営業所等以外の場所で上記会社の取り扱う指定商品の売買契約の締結について勧誘をするに際し、同商品を購入することによって、被害者らの加入するレジャークラブを無料で退会又は解約することができるなどと虚偽の事実を告知し、被害者らをしてその旨誤信させ、会員契約解除手続等代行手数料兼商品購入代金名下に合計8,510万7,780円を詐取したもの。（罪名）組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律第３条第１項第９号違反、特定商取引に関する法律第６条第１項第７号違反８この公告に関する問い合わせ先（申請書の提出窓口）〒850－8560 長崎市万才町９番33号長崎地方検察庁電話番号 ○ 被害回復事務担当 095－822－5800 上記３の支給対象犯罪行為の範囲を定める処分に不服がある場合には、この公告があった日の翌日から起算して30日以内に、当該処分をした検察官が所属する検察庁の長（長崎地方検察庁検事正）に対して審査の申立てをすることができます（提出先は上記８のとおり）。 - 4 - ○ 当該処分の取消しの訴えは、審査の申立てに対する裁決を経た後でなければ提起することができませんが、次のいずれかに該当するときは、当該裁決を経ずして当該処分の取消しの訴えを提起することができます。 (1) 審査の申立てがされた日の翌日から起算して３月を経過しても裁決がないとき。 (2) 支給対象犯罪行為の範囲を定める処分、処分の執行又は手続の続行により生ずる著しい損害を避けるため緊急の必要があるとき。 (3) ○ その他裁決を経ないことにつき正当な理由があるとき。当該処分の取消しの訴えは、当該処分に係る裁決書の謄本の送達を受けた日から30日以内（送達を受けた日の翌日から起算します。）に、国を被告として（訴訟において国を代表する者は法務大臣となります。）、当該処分をした検察官が所属する検察庁（長崎地方検察庁）の所在地を管轄する地方裁判所に提起しなければなりません。 - 5 -