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-乃
頭
黒
]
本
石
緒
・
査
調
ウロガジラカレヒと クロガレヒに 就 卜て
・
山
]
牒
喜
田
―
カ
良 l二
ー
言
蝶類ほ踵々の難 よりして北海道に 於ける重要な 沿岸魚類の I つとされている。 本場は沿岸魚族
の増殖事業を 拮営し 、 其の 習稗の― つとして無頭 鰍 を選んだ。 黒頭蝶は諸汎 の事情を 綜合して
見工最も増殖
有利な種類と 思 ほ れろが、 未だ本種に就ての 調査、研究ほ甚ざ少く 、 増殖事業
忙
・
の効果的完遂は 望み得ない。 此の故に筆者等は 本種の 諸汎の調査を企 圓 した。禰後巷を追 5 て
其の結果を報告したいと 思う 。
春季北海道各地に 於て黒頭蝶と 構 して漁獲せられていろ 蝶に2@フの 異なる型のものか 見られる。
其の I つば ク。ガ シラカレヒであ り、他の I つぼ
ク
p ガ レヒであ る。
.
此等雨種は外観 甚だ類似して 居り 、 全道殆ど 綿ての漁業含に 於ては此等雨種を混合、 合― し黒
頭蝶 (亦は黒蝶) として報告しているが、 然し此の 両種は佳 能的に可成り 明瞭な差異があ り、
官際増殖を計
際には同―方法を 以てする 事ほ 困難下あ る。従つて之等雨種を明瞭に 匠 別する
ろ
る。本報昔に於て・ば形態的な 雨 者の識別を主とし、 概括的
軍は事業 途行上最も必要なことであ
な両種の生態を 記し 、 其の方面よりも 雨 者の・ 匝別を明かにしたいと 思う 。
本支に入るに 先だち種 人助言を 賜つた野田信 俊場長、 北大犬飼哲夫先生、 文献の貸興を 賜つた
国館水産専門 畢校佐藤信― 氏 、 北大農畢部正田豊治、 能 島正―の各位に 深く感謝する。 荷材料
・
株集等に便利を 興えられた 厚 岸漁業曾、 酉 網走漁業 禽の各位に 封しても感謝の 意を表する。
I
・
圓版 I , T
親魚の形態
TH
・
山RHUA
SChreDk
五
・
SCh
テ
d
黒頭蝶 (9)
十
クロガシラカ レヒ
地方 名 。 仙鳳跡;レヒ 亦 は赤カレ
沖 カレ ヒ
(根室地方 )o
ヒ
(厚岸地方)。
ア刃ガシヲ
(能取湖 )。
ク p ガシラ (増毛 、 鬼鹿 、 岩内 )。
D.
56
∼ 65
;
A.
44
∼5I
特長 (尾鰭を除く ) は頭長の 8 3 ∼S.P倍、 龍 高の 7山卜2.@倍。 頭長は服径の 5 0 ∼7 0倍、吻長の
・
・
・
8 7 ∼5 8倍、 尾柄高の i.e∼2 2倍、 布眼 側の P の長さの ] 5 ∼ 2 C伯。 側線鱗歎 73∼76- 頭 は小
・
・
・
・
・
36-
さく、廣く;眼は 殆ど等しい大きさで、 右 (TF方 D 眼 は左胆 より少しく前にあ り、両眼間隔は
上眼 の長さの 牛分より小さい」 口ほ十分内厚い唇を 有して 居り 、 左右下相 穐 であ る。歯 は上顎
無限 ffmlJ
に 12- f
ェ
あ
るが窄眼 側にない。 下顎の 氷眼側に 14-t8 ,有限側に 2 ∼ 3 を有している。
下部咽頭 餌は圓 錐形で尖が幾分鋭く、 下部咽頭骨に 各人 2 列 てあ る (第 ― 固a) 上賑から側線に
ざらざらの 瘤 の列があ
管 は後のもの
ナ
り、比 D 瘤 の列ほ 大きい標本程よく 稜達している o 鼻ほ 2 つの 管 し前の
り長く、両眼間隔の前にあ る。頭部社吻 、 上下両顎及無尺 側の 阻蓋の大部分を
除いて他は 紳 L 小さな櫛鱗 L 覆われている。 雌に於 ては両眼間隔の 鱗は 認め得ない。 胴は雌雄
ねれているが、
共十分大ぎな 櫛鱗で覆
出生の
櫛憐は稜 達が悪 ぃ Q
雄の背鰭反省 鰭軟條には小さな
勅 のあ る 骨質板ガ 顕著に 稜達している。 側線は前方明瞭な 弓形をなし、 其の長さは胸鰭の 長 き
より幾分長い。 尾柄高低 尾柄長より大きい。 背鰭は殆ど瞳孔の 前端上て始まり女第に 高くな
り、端から言の 所 て最も高く、 其虚てほ殆 上尾柄高に等しい。 皆鰭は背鰭と同様な 高さで、
肛門稗は雌では鈍く 、 雄 ては短いが 鉗ぃ 。 屋鰭は端が少しく 圓い。槌 の上倒ほ暗褐色で、 鰭の
上倒ば鑓の色と同様て
不明瞭な C ∼9 の黒い 斑條があ る。駕 の下面は黄色を帯びた
及皆鰭 の 6 ∼? の黒い 斑條は梢入 明瞭であ
( 厚岸 より得た鎧長 360
吾人の標本では
∼40( , l.m
9
の
る。尾鰭も下両は
2 尾、 龍長 280
異なり NOrman
白く端 は黒い縁があ る。
∼2CCm 川の
上記の 如く雌に於 ては爾眼 間隔て 鱗が見られず、
も明かに櫛鱗 であ り、且無眼 側も弱レ櫛鱗 であ
る
白色で、清蟻
s 2 尾の標本による )
胴 の有肛 側に 於 てほ雌忙於て
鮎で SchmidtCo4)vHikita(@"04)
の記載と
(。 34) の言己述と―
致する o
Liopsetta
ク
p
ガ
圓版 I , 2
(Hei'zenstein)
obscura
レ
・
黒 蝶 ( ?)
ヒ
地方 名。 ク。ガシフ , (厚序 、 能取 湖 、 増毛 、 塊鹿 )o
・
オヵガレヒ (根室地方 )o
D.
58 ∼60,
A.
44 ∼46o
娃長 ( 厚鰭 を除く) は頭長の・4 5-4.7 倍、 鎧高の 2 ? へ
・
3 0倍。 頭長 は眼径の
・
・
7倍、 上顎骨の 4.7 ∼5 0倍
吻 長の 4 0 ∼5 0倍 、 尾柄 高の I
・
・
・
・
・
・
0倍、有眼 側の胸鰭の長さの
I 9-2
・
・
2倍、族鰭 の 2 4 ∼2 7倍
・
・
側線鱗数 75 ∼79 。
(厚岸より得た 韻長 300 ∼200m 山の gs 各 4 尾の標本による )
頭ほ 小さく、眼ぽ左右殆ど等しく 右眼は左 眼 より少しく前にあ る。
両眼間隔 ほ上限の長さの 半分より小さい。
て
口
は左右略相穐で唇 は肉厚い 。 趨は上顎無銀側に 於
I3∼ 14、 有限側に 於て o ∼2 を有し、 下顎の 無眼 側にぴ、 有服側に 2-3 を有している。
下部咽頭 歯ほ上面は平坦
て
鈍く、丸石淋で第― 圓 b の如く 2 群の三角形に 分布し、 各牛分に 2
列にあ り、外側前部に 5 ∼8 の小さな歯、 後半部に 4 ∼5 のより大きな 曲が互に密 忙接して 拉ひ 、
内例には 4 ∼5 の最も大きな歯があ る。有賑側の 鼻は 2 づの管で前の管 は後のものより 長く 、
繭眼 間隔より前にあ る。魚眼側の 鼻 は背鰭の前方にあ り、前は短い 管 て後は車なる 孔 であ る。
―却
鱗ほ堆では能全縄櫛鱗で 覆われ粗雑であ るが、雌では 圓鱗で凄 われ滑かであ る。両眼間隔は 堆
では明かに 2 ∼3 列の小さな 鱗 を有するが、 雌 では鱗ほ 殆ど認め得ない o
側線は前は弓形をなし、 其の長さは有 眼側乃 胸鰭より幾分長く 、 其の高さは眼径の 略 半分に等
しい。尾柄高は尾柄 度より大き 心。 背鰭ほ殆、瞳孔の前端上 c、 s まり、次第に高くなり、 端か
ゑ
ら略づトの虚 で最も高く 、
肛門耕ほ銑 ;
・
其の高さほ 尾柄高の I 0 了 I 3倍であ る。袴恵首 は背鰭と同様の 高さで
・
・
短い、 (雄 "。 尾鰭 ユ 端が 圓山 。 雄の 各鰭D 鰭際は無限 側刀胸鰭を除いて 小さな
辣 のあ る 骨質板で貿 りれている。 雌に於ても此の 骨 質被は背鰭、 饗鰭及尾鰭に幾分認められる
か顧著亡 ない。
有眼 側に於ける色彩は ―様に黒褐色 て膣及鰭は 殆ど黒色に近い。 無眼側は幾分黄味を 帯びた自
色であ る。緒には廣 1@、@黒い筋があ
には 7、 背鰭には 10 へu あ り、鰭條 に午行に走つて
り
ゐる 。 尾鰭は基部 牛分は明らく、 幾分黒い 斑拙 があ り・後半 郎は黒い 。
SchnudtC"04)
は眞岡 より得すこ雄の標本を記載し、 不封鰭の鰭條 は小さな仰のあ
われると述べているが 吾人の標本では 上
言 己の
る
骨質板で覆
如 く無限側の胸鰭を 除き 、 総ての鱈 條に之が認、 め
られた。
上記の 如く雨踵 は外形的に 甚だ 類似して 居り 、 背鰭 及皆鰭 の鰭條歎ほ S。h ,euki は 僅 かに多い
傾向があ り、龍 高も幾分高いが、 然し其の差は 顧著でない。 亦両者は色彩的に 幾分異なり
朗hrenkiほ赤褐色のものが
多く、 obscuraは殆ど黒色に 近いものが多い 。 其の 烏 schrenki を
厚澤地方では 赤ガレ ヒ 、 能取湖 では赤 ガシラ 、 obscuraを黒 ガシ うと呼んで 匠 別している
ぽ
彩は棲息場によつても
とすみ故確實 な判別の特徴とほならない。
・が
色
schreukt は obsRUraより
の特徴とされて―
憂廿
側線鱗が幾分多いが 之 もあ まり額著な差がない。
圓 CS 黒頭蝶
・
Hubbs(7I5)
踵は 其の genus の特徴とされて
H@Ibbs
(7I5) は " 之 等雨 腫は
いろ側線前部に 於る轡 曲も schreiikiの低い 轡 由と obscuI,R
の高ぃ轡曲とでは殆ど
匠 giJ
田木ず、 外形的方差異により 雨
種を識別することは 困難であ るが、下部咽頭 趨 の形及配列
黒蝶 の下部咽頭
m
b
第
により容易に 匝 別され得
ろ
" ことを指摘している ト 下部咽
頭 歯低第 ―囹 に示した様 i@ 、@schrei@ki では各側に 2 列に鋭
い圓錐形 刀 歯があ るが、 obscura では上面が平坦で
丸石 欣
の歯が2 群の三角形 仁拉んでいる 鮎亡 容易に匠
:mu出秤ろ。
卯 及ぼ 魚
クマ ガ シラカレヒの
卵 ( 第二 圓 a) は沈性粘着@0c 淡褐色を呈し。略圓形であ る。卵径ほ 0 ?腕皿
・
の下部咽頭
で卵膜の外側に 甚だ厚い粘着性の ゼヲチン唇があ り、其の厚さは卵 牛径LL 以上に 蓮する。 粘
着暦 は無色透明であ る O 脾化富 日の仔魚 (第二 圓b) は鎧 長約 2 tmm
・
で、前鎧部ほ 0 76 血m , 後
・
鎧部は I 39阻m であ り、色素は黒色 及褐色の 雨踵 を有し 、 縄にほ 略縄節毎に分布する 外、 卵黄
・
にも見られろ 。 眼 にも無色素が 稜達している。 亦尾部の中央・より後方に 梢々 明瞭な色素群が 見
噛
歯
詔―
られ右。此の色素 群 は黒色
及 褐色の 両鍾の色素から成
二
つている o 口及肛仁ワば
開口
H
せず;消化管方後端 は卵黄
黒
-b 黒頭練の 仔魚(咽叱営日 )
後縁 より後方で終つてい
るo
タトガレヒ・の
卵 (第三
赤沈性粘着卵 であ るが、
@
て@
ー山玲
。 -"
・
も
山
牛 透明で無色に 近く、 スワ
硝子状を呈していろ。 固形で 油球 は見られず、卯挫は 0, 79lninであ る " 卵膜は外側に 僅 かに粘着
暦 が認ゆら十しろが、
其の厚さは極め . て小 与い。 嫡 化後 "2 日目の仔魚 (第三 圃 b) ほ鎧長 3 0 山田
・
で前監部は 0 orul"、 後鎧部ほ 2 2m
・
・
n
で尾部は長い,色素ば 黒色及褐色の 2 種類の色素を 有し 、
十分酸 達している外 、 略謂節毎に黒色素が 分布する ; 消化管後部上練に著しく
・
眼 には黒色素が
「
稜 達した褐色の 色素群が認められ、 尾部pC
も
2 幣の褐色色素群が 詔、 められる。 亦之等の色素
は卵黄にも見られる。 口入紅門 は開口 ゼず 、 消化管の 後端は 卵黄復縁より 後方で終つている。
第三 囹a 黒蝶の卵
b 黒蝶の仔魚(卿 化後2 日目)
ク p ガシヲヵレヒ 及 クロガレヒの 疎
は何れも沈 性粘着 卵 であ るが、 ク
p
ガ シラカレヒの 卵は粘着 カが強く 、
淡褐色を呈し、 卵 径が /h、 さく 、 且つ
甚ぽ厚い粘着 賓 を有する 鮎で クロガ
レヒの卯
とは容易に織別される。
ク p ガ シラカレヒの 仔魚は髄 形が小きい 鮎 、 色素分布の 甑でク p ガ レヒの仔焦、 と匠別出宋ろ。
即らク L ザ シラカレヒで ほ 尾部に黒,褐 、 両頭の色素より 成る ―帯の色素群を 有するのみであ
る
が 、 クロガレヒでは 消化管の後部 上練及尾部に 2 帯の褐自色素群が 稜達する 鮎 F 容易に 匠 別さ
れる外、 鎧 の大きさも クらガジラヵ レヒでは ぷ ham
であ るのに ク p ガ レヒでは 8 Omin であ る。
・
W " 産卵 期及産 mp 場
・
産卵朗は地方的に 椙富差異があ り、日和晦 沿岸の 岩内 、 増毛地方はオホーツク 海沿岸の網走、
根室地方より 遥かに早い。 今厚岸地方に於ける 両種の例を見る
とク p ガクヲヵ レヒの卵産期は 4 月下旬 ∼ 5 月上旬であ ろが、
クトガ レヒは
は該
3 月下旬 ∼ 4 月下旬 て之 より早く、 産卵 場 は前者
して外洋性の 地域亡あ り、後者は内麿の 汽水域の 地 直であ
ユ "D
44
ト )SuuI
をん
ゐ。即ちク戸ガ シラカレヒは バ ラサン 岬:
アインガ ツプ岬:仙
風跡附近の 侮藻の繁茂する地域を 産卵場とし、
、
弩"
鉢
"
す
:
クロガ レヒほ厚
岸湖内の柳の前; 猫の 澤附近の海藻の繁茂する 地域で産卵する。 産卵期前後の同地方に 於ける -
―印
雨蓮刀 分布を圓示すれぼ第四岡 D 如 くであ る。亦ク
している様であ ろが、 ク
く見られ常時はより
p ガヅラヵ レヒはZ
n ガ レヒは周年産卵
より遥かに外洋性で 上記産卵場にも 産卵朗 @) み多
深 虜に棲息しているものと 思われろ 。 此の事 は根室地方で ク p ガ レヒを岡
ガレヒ、 ク。ガジラヵ レヒを 沖 カレとと 穐 して厘別していろ事よりも
v
場附 近の汽水域に 棲息
想像せられろ。
其の他の事項
・
漁期、漁法、 入漁獲高
盛期は前に述べた 産卵期と大 鎧―致して 居り 、 厚岸地方てほ
月 申旬が盛漁期で
5
より 4
ク,p ガ シラカレヒは
毎日 250 ∼300 頁 ( 昭和 m9年) 程度の漁獲があ
月中旬が盛漁期
て
4 月下旬より
るが・ク " ガ レヒは 3
漁獲は日に 20 へ?)Cm
貫 ( 同 19年) 程度に過ぎない。
月下旬
ク p ガ レヒは湖内に
常凄 している 開係上棟 朗 は長 ( なつているが 春季に於ける 通偶 クロガシラカレヒの 漁獲の大部
分は schIrcnki であ り、obscura の漁獲は多いものではない。 漁法は能取
湖 ては小型手繰網を
用
いて居 ろが、厚岸 地方ではクロガレヒは 刺網 によつてのみ 漁獲すろが、 ク @3 ガ シラカレヒは 利
絹の外に底 建網によつても漁獲する。
産卵期に於ける 親魚の大さ、 卵集重量及架卵敷
産卵 期仁於ける親魚の 大さは ―股にク。 ガ シラカレヒは
は全長 24-25cm
のものが最も 多く 35Rm
ク
。 ガレヒに比し 大形で、 クロガ レヒ
を超えるものは 稀 であ るが、 ク p ガヴラヵ レヒでは
全長 49c 山内外のものが 最も多く中にほ 50cm
を超えるものも 見られ 35cm
以下のものは 少い。
卵巣重量も ク p ガノヲヵレヒほク p ガレ とより著しく 大きく、 クロガシラカレヒでは 卵巣重量
P
は瞳 重の約 ―4工―であ るが、 クレガレヒでは 約 古 であ
のもので約
長 45cm
12 万粒 、 35cm
I
・
・
o
栗卵戴はクハガレ こでは全長 2旋m
のもので約 90 万粒 であ もが、
・ク n ガ シラカレヒは 之 より遥かに多く 全
のもので約 170 万粒 と推算きれた (北海道水産試験場の 報告によろと 全長 37C ぬで 145
万粒 、 32cm@C-193
W
る
万粒 L 筆者の推算と 大差がな
摘
要
Limanda
schrenki
と
Liopsetta
Obscura
レ
@)
は外観著しく 類似し其の外形を 以てしては両
者の正確な識別は 困難であ り、正確な然 も容易な 匠別 は下剤咽頭歯の 形及 配列によつてのみな
し得 ろ 0
2
タ p ガレヒとク n ガジヲヵ レヒの卵及仔魚 は顧 菩 な差異が見られ、 ク p ガシラ文 レヒの卵
は厚い
卵牛
径の
以上に達する 粘著性ゼヲ チン肩を有し、 亦仔魚は 尾部に 帯の色素群のみ
・
工一
5
しか見られないに
の色素群があ
8
・
る
―
反し 、 ク p ガ レヒの 卵 は大きく、・厚ぃ粘箸暦 は見られず、
仔魚は尾部に 2 帯
外 、 消化育後部上縁にも 顧著な色素群が 見られる。
ク p ガシヲヵ レヒは大型 L 、 色は 茶褐色のものが 多く、 漁獲高も多い。 産卵は外洋性の 地
直の沿岸で行われ、 其の時期は 5 月上旬が盛んであ り、卵菓重量、 栗卵敦 も大であ る。 ク
レヒは普通小型
E、
色彩は黒く、 漁獲高 は少
く
、 周年汽水域に 凄息すると思われ、
p ガ
産卵し同地
勺―
域で行われ、 其 D 時期は
ク
とより早 ぃ。 卵築重重は 龍其の約言ざで 小さく、 栗卵
p ガシラ刃レ
敷 も少ぃ。
献
文
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