「出張！おさかなバーベキュー」を開催しました！！去る２月２７日(土)、山口県漁協青壮年部連合会柳井支部が柳井市柳東小学校隣の私立ルンビニ第二保育園にて、「出張！おさかなバーベキュー」を開催しました。このイベントは、子供の魚離れが進んでいるといわれる中、子供たちに地元の新鮮な魚介類を味わい、慣れ親しむ機会をつくることで、魚食普及と地元魚介類の消費拡大を図ろうと、平成９年から毎年開催しています。イベント当日は、６青壮年部の２０人の漁業者がレンチョウ、サヨリ、コウイカ、アカエビ、セト貝、サザエ、カキと、全部で１５０ｋｇもの地元の新鮮な魚介類を持って集まりました。この魚介類は、漁業者自らが海で獲ってきたもので、この魚介類を使って、唐揚げ(レンチョウ、サヨリ)、フライ(サヨリ)、焼き魚(サヨリ)、煮付け(セト貝)、焼きもの(コウイカ、サザエ、カキ)、かき揚げ(アカエビ)、いりこだしのみそ汁(ワカメ入り)と、計１０品の料理を作りました。料理が出来上がるまでの間、これから食べてもらう魚介類やその獲り方などをスライドで紹介し、また、園庭にタッチングプールを設置して、園児の皆さんに海の生き物を見てもらったり、触ってもらったりしました。少し難しいかな、と思っていたスライドでは、魚の写真がスクリーンに映し出される度に「レンチョウだ！」「セト貝！」と、園児の皆さんが元気な声ですぐに答えてくれるので(全部正解)、とても驚きました。また、タッチングプールでは、入っていたヒトデ、ナマコ、アメフラシ、サザエ、ヤドカリなどに興味深そうに触る園児の姿がとても印象的でした。調理の合間には、保護者を対象にレンチョウとコウイカのさばき方教室を行いました。保護者一人ひとりに指導することはできませんでしたが、これを機会にぜひ家庭でもチャレンジしていただきたいと思っています。待ちに待った食事時間では、皆さんの食欲に調理が追いつかず、テーブルの前に出来上がりを待つ人の行列ができてしまいましたが、炭火の匂いの中で食べる新鮮な魚介類の味は格別だったのではないでしょうか。後日、園長先生から「今まで気がつきませんでしたが、スーパーでレンチョウを見つけました。今までは気にも留めなかったのですが、お魚バーベキューで食べてとても美味しかったので、目が留まったのだと思います。」という嬉しい言葉をいただきました。このように、「出張！おさかなバーベキュー」が地元魚介類への関心を持つきっかけとなり、その消費拡大へ繋がればと思っています。最後になりましたが、海難遺児育英募金への協力を呼びかけたところ、２０，０７６円もの募金が集まりました。ルンビニ第二保育園の皆さん、本当にありがとうございました。これなんだろう？貝の中に何かいるね。レンチョウは唐揚げにして食べますよ。これ、ぷにゅぷにゅしてるよ！僕はヒトデがいいな♪ なるほど！楽しみだなぁ…。レンチョウのさばき方を習うお母さん。お家でも挑戦してみてください！どんどん焼いていきますよ∼。お魚料理まだかな∼♪ いりこの下処理中です。そのまま食べてもおいしいよね。いい匂いがするね！早くたべたいなぁ…。家族そろっていただきま∼す！レンチョウの唐揚げをぱくっ！参加した柳井支部のメンバーです。 (柳井水産事務所普及振興班)