長岡:先導的経営体のJGAP認証取得

長岡
〜GAPの取組〜
先導的経営体のJGAP認証取得
五十嵐 保幸
長岡農業普及指導センター
JGAP認証取得推進
(農)西部営農組合
多くの組織がGAPに取り組んでいますが、高
組織内の安全・安心な米づくりの生産体制整備
度なレベルのGAPの取組はまだ少ない状況にあ
を目指し、JGAP認証を取得しました。認証取
ります。
得の際には、関係構成員が多いために、団体認証
そこで、JGAP認証の取得を、地域農業のけ
と同様、末端構成員の農場にまでルールを徹底す
ん引役である先導的経営体をターゲットに絞って
ることに苦労しました。
支援し、結果として2法人が認証を取得しました。
今後は、JGAPのシステムを活用しながら、
組織の活性化と機動的な米生産、米の卸・消費者
へのアピールを行い、米の有利な販売につなげた
(農)うちがまき絆
いと考えています。
JGAPに取り組んだ理由は、安全・安心な米
づくりを実践するためです。認証取得の際には、
今後の認証取得支援
農薬の整理やルールづくりに苦労もしましたが、
平成 24 年度にJGAPの認証を取得することが
普及指導センターでは、JGAP認証取得を希
できました。
望する農場に対して、先導的経営体の事例をモデ
法人内では米販売の差別化ツールとして活用し、
ルにした研修会の開催や個別指導を行っています。
商談会でのマッチングやセールス時にはJGAP
引き続き、認証の取得を支援するとともに、認証
認証を受けている法人であることをアピールして
取得後の維持審査等のフォローアップを行なって
います。
いくことで、安全・安心な農産物生産の取組を進
めていきます。
7月4日 JGAP現地研修会
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