市原米沢の森を考える会 - 市原市

◎企画・発行/市原市 NPO・ボランティア支援室
やべ
さん の
市原市
市民活動支援補助事業
2006.12
つうしん
市原米
市原米沢の森を考える会
段階の森たし用利を材伐間
第3号
かつて、「御十八夜(おじゅ
うはっちゃ、または、ごじゅうはっ
ちゃ)
」と呼ばれた米沢の森の最高峰は、人も入れず展望地点とは名ばかりで、
眼下の町も木陰にちらほら見るのが精一杯であった。
活動を開始して3年目の目標は、森の保全と、遊歩道整備に歴史と文化を
結びつけ「まちづくりの中核となる」拠点作りをすることです。11 月 4 日、
最高峰に至る遊歩道づくりと、西に富士山・南アルプス、北に筑波山、東に
太平洋を望む展望点の整備を、里山 1 日体験活動「みんなでつくろう森の階段」として行った。尾
む望を士富らか点地望展
根に続く森の階段と富士を望む展望地点が完成した。
ロマンの「御十八夜」の由来は月暦の満月から 18 日目の「居待月」
(居て待つ月)の呼び名であり月見の場所であった。また、この周辺は
さくらぼう
はなたて の
山桜の巨木が群生し、「桜 房 」
「花立野」の地名がありロマンと夢を感
じさせる。冬の夕暮れの茜空に黒富士が浮かぶ眺望は格別です。心の癒
される「地域の宝」米沢の森へ出かけてみてはいかがですか。
市原ルネッサンス
12 月 3 日市原市民の森で
「もみじ祭」が盛大に開催
されました。市民の森の指定管理者となった月崎安由美会と合同開催で、
上古敷谷里山の会や制作舎「翔」など約 80 名のスタッフが、400 名を
越える一般参加者を迎え、餅つき、焼きそば、甘酒などで交流を深めました。
安由美会では無料トン汁のサービスを行いましたが、用意した 400 名分は瞬く間になくなり慌て
つ
ていました。餅つきも 100 キロの米が2時間足らずで搗き終り、焼き
そばも甘酒も昼前に完売しました。
夜には安由美会によるイルミネーションの点灯式が行われ、この日一
日で市民の森を訪れた人は 800 名を越えました。ルネッサンスでは安
由美会を手伝って、イルミネーションの宣伝の他、訪れる人々を案内し
ています。