平成24年度~26年度北海道教育委員会研究指定事業 キャリア教育・職業教育推進事業中間成果報告書 北 海 道 函 館 西 高 平成25年7月1日 等 学 校 発刊にあたって 北海道函館西高等学校長 安 房 節 雄 本校は、平成24年度から3カ年にわたり、北海道教育委員会から「キャリア教育・ 職業教育推進事業」の指定を受け、約1年間にわたり研究を進めてきました。本冊子は、 指定期間の途中ではありますが、その成果と課題について、まとめたものです。 さて、近年、子どもたちの進路についての環境が大きく変化しており、社会的自立・ 職業的な自立に必要な能力・態度を育むキャリア教育の重要性が求められています。 国立教育政策研究所が平成25年3月に発表した調査結果において、キャリア教育に ついて 、「就職後の離職・失職など、将来起こりうる諸リスクへの対応」を求める在校 生・高校生が多く、さらに「このことについてもって指導してほしかった」と回答して います。未来に向けて求められるキャリア教育とは、長期的な視点から将来を展望した 指導の充実なのです。 本校研究指定の取組では 、「生徒の夢の実現」をスローガンとし、様々な体験活動を とおして揺るぎない意欲をもつ生徒づくりを目指しています。 これまで、夢について語る講演会、大学生との対話集会、社会人との対話集会、企業 研究など、キャリア教育の先進的なカリキュラム開発を目指して取組を進めて参りまし た。 本冊子を御高覧いただき、御指導・御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 末筆ながら、本取組に御支援を賜りました、各大学、経済団体、各企業代表者様、さ らには御指導をいただきました北海道教育委員会に心から感謝とお礼を申し上げ、発刊 に当たっての御挨拶といたします。 平成25年7月1日 特別寄稿 キャリアアドバイザーとして 渡島教育局キャリアアドバイザー 日 向 稔 本事業のねらいは、今回の中教審答申で新たに定義されたキャリア教育「一人一人の社会的・職業的自立 に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」を推進することにある。 そのことは、これまで各校が実践してきた様々な教育活動を新たなキャリア教育の定義に基づいて再構築す ることであり、次から次へと目新しい活動を取り入れていくことではないと捉えている。この観点からも本事業 は、これまで西高校が実践して来た伝統的な諸活動を受け継ぐとともに、発展的に改変することで、これから の西高校の発展に大きく寄与するものと考える。 本校は、開校100年を超えた函館の伝統校であり、これまでもその伝統に裏打ちされた種々の教育活動を 展開し大きく発展してきた。そして、新たなディケードに向かっている本年、本推進事業の指定を受けたこと は、大変時機を得たものと思う。また、本推進事業の指定が、年度途中にずれ込んだにも関わらず、それを受 けるしなやかさと力量を持っている函館西高校の校長先生をはじめ教職員の方々に心から敬意を表する。 さて、リクルートが実施した「高校生の価値意識調査」によれば、5割を超える生徒が、「自分の進路を考え ると不安になる」と答えており、その理由の8割は、「仕事に就くことができるかどうか心配だから」というものであ る。現在の我が国が置かれている経済や雇用の状態を考えれば当然の結果と思われる。その反面、進路に ついて保護者とよく話をする生徒は、「自分の可能性が広がるようで楽しい」と前向きに捉えており、様々な機 会を作って将来や進路に関する話をすることの重要性が伺われる。しかし、生徒が漠然とした不安を抱えてい るのであれば、その不安を払拭してやらなければならない。そのために学校で取り組むべきことは、生徒に現 実の社会を科学的に認識させるとともに、主体的に生き抜くために必要な確固たる力を蓄えてやることであ る。 現在、中教審の高等学校部会では、「すべての高校生に身に付けさせる“コア”とは何か」が、盛んに議論 されているが、どのようなものが“コア”となろうとも、やさしさや思いやり、誠実さなど人間として当然備えていな ければならない資質や能力は普遍である。 半年前、キャリアアドバイザーとして西高校に足を踏み入れたとき、どの生徒も大きな声ですがすがしい挨 拶をしてくれて、基礎基本がしっかりしていると感じた。また、講演や面接指導、学年集会など、直接、生徒に 関わる機会では、どの学年も非常に穏やかで、学習能力の高さを実感した。教職員の方々もこれまで、キャリ ア教育に関する講演会や大学生との対話集会など新たな活動も取り入れるなどフレキシブルさを発揮し取り 組んできた。 これまで、芥川賞作家の辻仁成や『海炭市叙景』の佐藤泰志が、なぜ西高生なのだろうかと思っていたが、 本校の佇まいを体験した者ならば、その答えが解るような気がする。函館山山麓とそこから眺望できる港や街 の佇まい、その向こうに望む横津連峰や駒ヶ岳などの山々、安政年間からの歴史とがつくり出す函館ならでは の雰囲気を持っている。国の内外から函館に来る観光客は、間違いなく元町地区を訪れ、そこにいる西高生 を見て帰る。常々私は、「西高校の生徒は、函館市の高校生を代表する質を有していなければならない。」と 考えていたが、現在の西高生には、その役を担うに十分な力が備わっていると確信している。そして、その力 は今後、さらに大きなものとなっていくことであろう。 平成25年6月 目 ○ 次 発刊にあたって 北 海 道 函 館 西 高 等 学 校 長 安 ○ 特別寄稿「キャリアアドバイザーとして」 房 節 雄 渡島教育局キャリアアドバイザー 日 向 稔 1 学校の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1~ 3 2 研究指定事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3~ 5 3 これまでの取組の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6~ 7 4 生徒の実態把握・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8~17 5 キャリア教育の全体計画策定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 6 成果と課題~~今後に向けて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 7 キャリア教育の全体計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 8 平成25年度LHR年間計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 9 平成25年度総合的な学習の時間年間計画・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 10 氏 教科で育てる基礎的・汎用的能力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21~24 1 学校の概要 ( 1 )校 訓 『 志高く 』 ~理想を求め、真理を探究し、情操(こころ)豊かに生きる~ ( 2 )学 校 教 育 目 標 ア 自律の精神の確立 ~ よ り 充 実 し た 生 き 方 を 求 め て~ イ 確かな学力の向上 ~ よ り 確 か な 生 き 方 を 求 め て~ ウ 健康な心身の養成 ~ よ り 逞 し い 生 き 方 を 求 め て~ エ 豊かな情操(こころ)の涵養 ~ よ り 豊 か な 生 き 方 を 求 め て~ ( 3 )重 点 目 標 ア 主体的に 学習に取り 組む態度を育 て、学習習慣の 確立と確か な学力の向上 を図る。 イ 自立した社会人の育成を目指すため、キャリア教育の充実を図る。 ウ 体験的学習や生徒会活動そしてボランティア活動等を通して、広く社会を知り、 人間性や社会性そして自己有用感を育む。 ( 4 )経 営 方 針 ア 学校力の向上を図る。 イ 地域の教育力を活用する。 ウ 広報活動の推進を図る。 エ 保護者の声を聴く。 ( 5 )教 職 員 の 状 況 ( 平 成 2 5 年 5 月 1 日 現 在 ) 校長 教頭 教諭 養護教諭 実習助手 事務長 事務職員 公務補 計 1 1 28 1 1 1 2 0 35 ( 6 )生 徒 の 状 況 ア 在籍状況(平成25年5月1日現在) 学級数 2年 3年 計 4 4 4 12 男 子 51 61 60 172 女 子 109 95 98 302 160 156 158 474 計 イ 1年 進路状況( )内は% 平成22年度卒 国公立大学 平成23年度卒 平成24年度卒 8(4.1) 6(3.1) 11(5.4) 私立大学 42(21.1) 46(23.8) 64(31.5) 短期大学 24(12.1) 24(12.4) 20(9.9) 高等看護 14(7.0) 10(5.2) 22(10.8) 専修学校 75(37.3) 64(33.2) 49(24.1) 進学浪人 13(6.5) 13(6.7) 10(4.9) 1(0.5) 9(4.7) 9(4.4) 13(6.5) 19(9.9) 14(6.9) 9(4.5) 2(1.0) 4(2.0) 公務員 民間就職 その他 1 ウ 部活動等(平成25年5月1日現在) 1年 2年 3年 計 体育系 69 62 81 212 バレー、バスケ、テニス、バドミントン、サッカー、野球、空手 文化系 54 53 44 151 吹奏楽、写真、茶道、放送、美術、書道、理科、図書 加入率 76.9 % 73.7 % 79.1 % 76.6 % ( 7 )特 色 あ る 教 育 活 動 ア 函館西部地区の教育環境を生かした函館西高の教育 ○ 函館山と教会群等の歴史遺産を生かした教育 ○ 卒業生や地域の文化人と連携した体験学習 ○ 渡島総合振興局、函館市等と連携した教育活動 イ 教育課程 ○ 2類型と類型内科目選択による多様な選択制 ○ 4期制による教育課程運営 ○ 週31時間(火曜日7時間授業) ○ 芸術(音美書でⅠ・Ⅱ・Ⅲの開講と地域の芸術家(美術)による授業 ○ 学校設定科目(3科目)の開講 ウ 学習指導 ○ 思考力、表現力、コミュニケーション能力を育てる学習指導への挑戦 ○ 朝読書 ○ GTECや英語検定、漢字検定等資格取得指導 ○ 函館についての課題研究(2年生 エ 総合的な学習の時間) 生徒指導 ○ 生徒会主催保護者地域住民とのシンポジウム ○ 西部地区清掃ボランティア・ボランティア研修 ○ 特色ある生徒の自主活動・・・市内リーダー研修会の開催 オ 進路指導 ○ 3年間の見通しをもった進路指導と体験を重視したキャリア教育 ○ 平常土曜講習 カ その他 ○ 高大連携・地域連携 函館大学、JICA、ウエストヒルズプロジェクト、教育大学支援ボランティ ア、地域人材による講演会(キャリア教育 ○ 国際交流 北海道国際交流センター連携事業 2 歴史 語学 文学 性教育等) ( 8 )本 校 の 学 校 課 題 ・ 自ら学ぶ力を身につけさせる教育課程の改善 ・ 教育相談、特別支援教育の研修(LD、ADHD等) ・ 生徒指導・部活動をベースにした人間教育 ・ 外部の人材を活用した本物体験学習 ・ 本 校 教 育 の 受 信 ( 外 部 評 価 )、 発 信 ( 広 報 ) だ け で は な く 、 双 方 向 の 交 信 に よ る 説明・成果責任を果たす学校づくり。 2 ・ 家庭・地域・中学校との連携をより具体的なものにした教育活動 ・ 学校課題解決のための校内研修の実施 研究指定事業の概要 (1) 研究指定推進に係る実践事項 ア キャリア教育に対する現状と課題 本校の生徒の実態は、学力や資質・能力、家庭の状況等、多様な生徒が入学している現状にあ り、一人一人のに多様な指導により生徒の夢の実現をアシストするキャリア教育の推進が課題と なっている。 また、これまで面接練習や礼法指導など、形式的な指導に傾きがちの状況にあったが、AO入 試や推薦入試受験者が半数を超える現状の中では、生徒の進路意識の高揚を前提としたキャリア 教育の必要性が論じられるようになってきた。 平成23年度末反省会議でキャリア教育における目指す生徒像として、 ○ 将来のビジョン(こんな人になりたい。こんな生き方をしたい。)を持っている生徒 ○ 高校生として獲得できる行きたい進路先の専門的な知識を持っている生徒を育てること が必要であるという共通理解がなされており、平成24年度には、学校教育活動すべてにおい て、望ましいキャリア教育の在り方についての調査・研究を進め、カリキュラム開発を進める こととしている。 (2) 実施テーマ 多様な生徒の社会的・職業的自立を図る多様なキャリア教育のカリキュラム開発 (3) 実施目的(目標) 次の点について、実践による調査・研究を行う。 ア 今日求められているキャリア教育の理念に係る調査・研究 イ 生涯にわたる多様なキャリア形成に共通して必要な能力や態度に係る調査研究 ウ 「各教科・科目 」、「特別活動 」、「総合的な学習の時間」におけるキャリア教育の断片を再 構成し、学校教育活動全体で進めるキャリア教育のカリキュラム開発に係る調査・研究 エ 今後求められていく就業体験の在り方に係る調査・研究 オ 地域や上級学校との連携に基づくキャリア教育に係る調査・研究 カ キャリア教育に係る評価の調査・研究 キ キャリア教育に係る情報発信に係る調査・研究 ク キャリア教育に係る研修の在り方に係る調査・研究 (4) 実施方法 ア 大学生等とのワークショップ ○ 北海道教育大学函館校の学生とのキャリア・フォーラム(実施時期2月) ○ キャリアアドバイザーによる進路相談の実施 3 イ 大学等との連携 ○ キャリア教育に係る専門家による道南合同研修会(道進協道南支部研究協議会) ○ 千歳科学技術大学、函館大学教官による講演会(年1回) ○ 道内、北東北の大学説明会(年2回程度) ○ 上級学校教官のアシストによる「総合的な学習の時間」における調査研究活動 ○ オープンキャンバスへの参加(希望者) ウ 長期企業実習 ○ 看護・福祉体験(オープンキャンバスへの参加) ○ 生徒によるコンサート・展覧会の実施( 生徒有志の会ウエストヒルズプロジェクトによる。 渡島教育局、函館市教委、函館市の後援による。 ○ 企業訪問(見学旅行、宿泊研修で実施) (5) 効果測定 ア 学校評価の活用 学校説明会、学校関係者評価、第三者評価による評価を実施し公表する。 イ 生徒に対するアンケート調査を実施する。 ウ 進路実績の経年変化を比較分析する。 (6) 校内組織体制 ア 校内に「 キャリア教育推進委員会」を設置する。構成員は、教頭、教務主任、進路指導主事、 各学年主任とする。キャリア教育推進委員会は、次の業務を行う。 ○ これまでの「各教科・科目 」、「特別活動 」、「総合的な学習の時間」におけるキャリア教 育に関わる部分を整理し、3カ年を見通したキャリア教育の全体計画を立案する。 ( 1年目) ○ キャリアアドバイザーと連携し、キャリア教育に係る研修会を実施する。(1年目) ○ 本校が実施するキャリア教育に関わる上級学校及び地域の団体、関係機関の情報を収集す るとともに、連携に向けた準備業務を行う。(事前打合せ等)(1年目) ○ キャリア教育の評価について研究する。(1年目~3年目) ○ キャリア教育の諸活動の分担案を策定する。 ○ 研究成果の取りまとめを行う イ キャリア教育推進委員会が策定した実施案は職員会議で検討し決定する。 ウ 各分掌・学年は、それぞれ分担された業務を担当し、実施する。 エ 実施に係る成果と課題及び今後の方策等について、学校評価に係る学校説明会、学校関係者 評価委員会、第三者評価委員会で評価を受け、その結果を公表する。 オ 予算・物品等の業務は事務部が対応する。 4 <校内組織図> 校長 第三者評価委員会 学校関係者評価委員会 自己評価委員会 教頭 職員会議 キャリア教育推進委員会 事 務 部 予 算 等 1年 2年 3年 LHR、総合的な学習の時間 総務 教務 学校行事、 ← → 進路 キャリアアドバイザー 関係機関 上級学校 地域 生徒指導 情報教育 生徒会活動、地域事業連携 北海道高等学校進路指導協議会道南支部 (7)長期計画 第一年次 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ キャリア教育に係る研修会の実施 キャリア教育の全体計画策定 キャリア形成に係る講話 インターンシップ(看護・福祉体験) 上級学校訪問 全教員による3学年進路指導サポート体制を実施する。 北海道高等学校進路指導研究協議会におけるキャリア教育研修 生徒アンケートの実施 キャリア教育に係る学校評価の実施 第二年次 ○ キャリア教育に係る「総合的な学習の時間」の実施 第1学年「見る・聞く」キャリア教育 第2学年「調べる・体験する」キャリア教育 第3学年「表現する・コミュニケートする」キャリア教育 ・ 北海道教育大学函館校の学生とのキャリア・フォーラム( 実施時期9月) ・ キャリアアドバイザーによる進路相談会 ・ 道内・北東北大学説明会 ・ 進路先の調査・研究活動 ・ 企業訪問 キャリア形成に係る講話 全教員による3学年進路指導サポート体制を実施する。 インターンシップ 北海道高等学校進路指導研究協議会におけるキャリア教育研修 生徒アンケートの実施 キャリア教育に係る学校評価の実施 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 第三年次 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ キャリア教育に係る「総合的な学習の時間」の実施 第1学年「見る・聞く」キャリア教育 第2学年「調べる・体験する」キャリア教育 第3学年「表現する・コミュニケートする」キャリア教育 ・ 内容は「第2年目に同じ」 キャリア形成に係る講話 インターンシップ 全教員による3学年進路指導サポート体制を実施する。 北海道高等学校進路指導研究協議会におけるキャリア教育研修 キャリア教育に係る学校評価の実施 「成果のまとめ」作成 5 3 これまでの取組 <平成24年度> (1) キャリア教育に係る研修会の実施 ・ 日時 平成24年9月20日(木)15:50~16:50 ・ 講師 キャリアアドバイザー ・ 演台 「今、求められるキャリア教育」(教員向け) 日向 稔 (2) キャリア形成に係る講話 ・ 日時 平成24年10月30日(木)14:25~16:15 ・ 講師 元旭川東高等学校長 ・ 演題 「学校で教えない基礎、基本」(全校生徒対象) 河村 勁 (3) インターンシップ ・ 夏季休業期間中に看護・福祉に係る体験入学に希望者が参加。 ・ 6月30日(土)函館市公民館において、生徒有志(約100名)ウエストヒルズプロジェ クトにより、ニューヨーク在住JAZZピアニストの演奏会を企画・実 施。 (4) 上級学校訪問 大学コンソーシアム函館(8校)主催のアカデミックリンク(11月11日(日 ))に、生徒 が展示及び審査員として参加。一般の生徒にも呼びかけた。 (5) 全教員による3学年進路指導サポート体制を実施する。 3年生全員に担当教員を決め、面接、作文・小論文、試験対策等の個別指導を9月から実施し ている。今年度は、キャリアアドバイザーに最終の指導をお願いし、成果を上げている。 (6) 北海道高等学校進路指導研究協議会におけるキャリア教育研修 演題「企業が期待する若い人材」として、公益社団法人函館法人会副会長日の出製麺株式会 社 代表取締役 だ いた。 宮川 照平 氏から本校職員及び渡島檜山管内の進路指導担当者に講演していた (7) キャリア教育に係る学校評価の実施 平成24年度学校評価(中間)におけるキャリア教育に係る第三者評価(学校評議員)は、次 のとおりである。 ・ 道教委からの研究指定により 、先進的なキャリア教育を進めていることに期待を寄せる 。 ・ 進路指導に当たっては、学力を学校歴から学習歴への転換させる指導が重要である 。「夢 の実現」に向けて、きめ細かな指導を進めていただきたい。また、地域の起業家等の講 演やインターンシップ等、進路に係る体験学習を重視していただきたい。 ・ 土曜講習や模擬試験等、教員が休日返上で努力している点はすばらしい。学校全体で協力 かつ粘り強い指導体制の確立を期待したい。 ・ 特に、教員の中で進路指導についての経験の差や指導のスタンスが微妙に違っていない か、学校の中で十分論議する必要がある。 ・ 保護者の時代と比較し、入試の多様性が進んでいると聞く。保護者を含め、十分に進路 相談が行われるよう配慮してほしい。 ・ 保護者の中には、未だに「学校歴」重視による進学指導に偏っている傾向があると考え られる。十分な説明が必要である。 (8)キャリア教育に係る生徒アンケートの実施 ア ねらい 研究指定事業の1年目の課題である「キャリア教育・職業教育の全体計画作成」のため、 生徒が求めるキャリア教育・職業教育について調査・研究を進めるための資料として、生徒ア 6 ンケートを実施する。 イ 実施日 平成25年1月中旬 ウ 対象・方法 全校生徒を対象 エ 調査の観点 観点1 本校の進路指導 観点2 生徒が求めるキャリア教育で身につけたい資質・能力 観点3 生徒が求めるキャリア教育 オ 調査の項目 ① 学年・性別・進路希望 ② これまでの進路指導に対する生徒の意見 ③ キャリア教育で身につけたい資質・能力 ④ 生徒が期待する本校でやってみたいキャリア教育 (9)大学生との対話集会 ・ 日 時 平成25年2月15日(木)13:25~15:15 ・ 連携先 北海道教育大学函館校 ・ 内 教育大学函館校学生22名が本校に来校し、本校1年生160名と大学生活や将 容 来の進路選択に係る対話集会を1グループ8名程度で実施 (10)キャリア教育の全体計画の作成 年度末にキャリア教育の全体計画を作成し、「教育計画」に掲載した。 <平成25年度> (11)キャリア形成に係る講話 ・ 日時 平成25年5月21日(火)10:40~12:40 ・ 講師 公立はこだて未来大学システム情報科学科教授 美馬 のゆり ・ 演題 「自分の未来、社会の未来をデザインする」(全校生徒対象) 様 (12)地元企業研究 ・ 日 時 平成25年6月11日(火)14:25~16:15 事前学習 平成25年6月18日(火)14:25~16:15 企業訪問 ・ 連携先 地元企業等32カ所 ・ 内 地元企業32社に1グループ4・5名の訪問し、企業主や従業員に対して働くこ 容 との意義やその人の人生設計について話を聞く。各グループはそれを「研修のま とめ」として作成し各クラスで発表する。また、学校祭でプレゼン展示を行う。 7 4 生徒の実態把握・・・生徒アンケートの結果 (1) ねらい 研究指定事業の1年目の課題である「キャリア教育・職業教育の全体計画作成」のため、生徒 が求めるキャリア教育・職業教育について調査・研究を進めるための資料として、生徒アンケー トを実施した。 (2) 実施日 平成25年1月中旬 (3) 対象・方法 全校生徒を対象 (4) 調査の観点 観点1 本校の進路指導 観点2 生徒が求めるキャリア教育で身につけたい資質・能力 観点3 生徒が求めるキャリア教育 (5) 調査の項目 ① 学年・性別・進路希望 ② これまでの進路指導に対する生徒の意見 ③ キャリア教育で身につけたい資質・能力 ④ 生徒が期待する本校でやってみたいキャリア教育 問1 学年、性別、進路希望 進路希望状況1年 70.0 60.0 % 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 大学 短大 専門 看護 公務員 民間 自営 その他 未回答 1年男子 65.4 1.9 11.5 1.9 9.6 0.0 1.9 5.8 1.9 1年女子 36.5 16.7 19.8 19.8 2.1 5.2 0.0 0.0 0.0 1年計 46.6 11.5 16.9 13.5 4.7 3.4 0.7 2.0 0.7 未回答 進路希望状況2年 60.0 50.0 40.0 % 30.0 20.0 10.0 0.0 大学 短大 専門 看護 公務員 民間 自営 その他 2年男子 49.1 0.0 26.3 8.8 12.3 0.0 0.0 1.8 1.8 2年女子 21.7 9.8 29.3 22.8 8.7 5.4 0.0 2.2 0.0 2年計 32.2 6.0 28.2 17.4 10.1 3.4 0.0 2.0 0.7 8 進路希望状況3年 % 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 大学 短大 専門 看護 公務員 民間 自営 その他 未回答 3年男子 49.2 5.1 18.6 5.1 8.5 8.5 0.0 3.4 1.7 3年女子 20.2 21.1 25.7 19.3 0.0 11.9 0.0 0.0 1.8 3年計 30.4 15.5 23.2 14.3 3.0 10.7 0.0 1.2 1.8 全校生徒進路希望状況 60.0 50.0 40.0 % 30.0 20.0 10.0 0.0 大学 短大 専門 看護 公務員 民間 自営 その他 未回答 男子全体 54.2 2.4 19.0 5.4 10.1 3.0 0.6 3.6 1.8 女子全体 25.9 16.2 24.9 20.5 3.4 7.7 0.0 0.7 0.7 計全体 36.1 11.2 22.8 15.1 5.8 6.0 0.2 1.7 1.1 <分析・コメント> ○ 各学年ともに進学9就職1程度の割合である。 ○ 男子は4年制大学希望者が50%程度、女子は4年制大学、短大、専門学校希望者が2割から 2割5分程度おり、特に女子は、看護学校希望者が各学年共に2割程度いる。 ○ 総じて、進路希望が多様であり、多様なキャリア教育の推進が課題であることが分かる。 ○ 4年制大学進学希望者は学年進行とともに、減少している。 9 問2 進路実現のためにどんな力を身につけたいと思いますか。当てはまるも の上位3つに○印を つけてください。 ア 基礎学力 カ 判断力 コ 調整力 イ キ コ 応用力 ウ 表現力 言葉遣いや礼儀作法 将来の展望 サ ク エ 思考力 行動力 専門的な知識 オ コミュニケーション力 ケ 忍耐力 シ その他 ケ 企画力 1年必要な力 70.0 60.0 50.0 % 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 言葉遣 コミュニケー 判断力 い・礼儀 行動力 ション力 作法 基礎学 力 応用力 表現力 思考力 1年男子 55.8 42.3 28.8 11.5 53.8 25.0 7.7 1年女子 57.3 32.3 22.9 21.9 49.0 19.8 29.2 1年計 56.8 35.8 25.0 18.2 50.7 21.6 21.6 忍耐力 企画力 調整力 将来の 展望 専門的 な知識 その他 28.8 15.4 5.8 1.9 5.8 13.5 0.0 20.8 13.5 6.3 0.0 4.2 16.7 3.1 23.6 14.2 6.1 0.7 4.7 15.5 2.0 2年必要な力 70.0 60.0 50.0 % 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 基礎学力 応用力 表現力 思考力 コミュニケー ション力 判断力 言葉遣 い・礼儀 作法 行動力 忍耐力 企画力 調整力 将来の展 専門的な 望 知識 その他 2年男子 63.8 31.0 31.0 27.6 32.8 22.4 8.6 22.4 17.2 5.2 6.9 8.6 20.7 0.0 2年女子 55.4 33.7 20.7 15.2 43.5 29.3 22.8 22.8 17.4 5.4 2.2 8.7 19.6 1.1 2年計 58.7 32.7 24.7 20.0 39.3 26.7 17.3 22.7 17.3 5.3 4.0 8.7 20.0 0.7 調整力 3年必要な力 % 80.0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 基礎学力 応用力 表現力 思考力 コミュニケー ション力 判断力 言葉遣 い・礼儀 作法 行動力 忍耐力 企画力 3年男子 33.9 18.6 16.9 25.4 61.0 20.3 30.5 33.9 18.6 10.2 3.4 8.5 15.3 3.4 3年女子 30.3 16.5 26.6 17.4 72.5 19.3 35.8 27.5 20.2 3.7 0.0 7.3 29.4 0.0 3年計 31.5 17.3 23.2 20.2 68.5 19.6 33.9 29.8 19.6 6.0 1.2 7.7 24.4 1.2 10 将来の展 専門的な 望 知識 その他 全体必要な力 60.0 50.0 40.0 % 30.0 20.0 10.0 0.0 基礎学 力 応用力 表現力 思考力 コミュニケー ション力 判断力 言葉遣 い・礼儀 作法 行動力 忍耐力 企画力 調整力 男 50.9 30.2 25.4 21.9 49.1 22.5 16.0 28.4 17.2 7.1 4.1 7.7 16.6 1.2 女 46.8 26.9 23.6 18.2 55.9 22.6 29.6 23.9 17.2 5.1 0.7 6.7 22.2 1.3 全体計 48.3 28.1 24.2 19.5 53.4 22.5 24.7 25.5 17.2 5.8 1.9 7.1 20.2 1.3 忍耐力 企画力 調整力 将来の 専門的な その他 展望 知識 各学年必要な力 80.0 70.0 60.0 50.0 % 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 基礎学力 応用力 表現力 思考力 コミュニケーショ 言葉遣い・ 判断力 行動力 ン力 礼儀作法 将来の展 専門的な その他 望 知識 1年 56.8 35.8 25.0 18.2 50.7 21.6 21.6 23.6 14.2 6.1 0.7 4.7 15.5 2.0 2年 58.7 32.7 24.7 20.0 39.3 26.7 17.3 22.7 17.3 5.3 4.0 8.7 20.0 0.7 3年 31.5 17.3 23.2 20.2 68.5 19.6 33.9 29.8 19.6 6.0 1.2 7.7 24.4 1.2 <分析・コメント> ○ 生徒が必要とする力を学学年毎で上位4つを見る。 1年 基礎学力>コミュニケーション力>応用力>表現力 2年 基礎学力>コミュニケーション力>応用力>判断力 3年 コミュニケーション力>言葉遣い・礼儀作法>基礎学力>行動力 となっており、基礎学力とコミュニケーション力は必要であるとしている。 ○ 3年生は進路決定の時期が近いため、より具体的な力を大切とする傾向がある。3カ年を通し て、基礎学力とコミュニケーション力を身につけさせ、学年が進むにつれ、一人一人のニーズに 応えるキャリア教育が求められていることが分かる。 ○ 特にコミュニケーション力については、必要であるする生徒が約半数いることから、早期から の体験的な学習が必要であることが分かる。 ○ 学校として各学年ごとの発達段階を考慮したキャリア教育の全体計画が必要である。 11 問3 本校の進路指導の次の内容について、「3:よい 2:ふつう 1:改善したほうが良い 0 :わからない」で評価させる。 1 進路についてのロングホームルーム 3 進路についての講演会 6 土曜講習 10 三者面談 7 11 4 進路についての総合的な学習の時間 職場訪問・学校訪問 休業中の講習 面接指導 2 12 8 5 模擬試験 進路情報の提供 小論文・作文指導 9 13 先生との進路相談 進路についての体験学習 <調査結果> 進路についての総合的な学習の時間 進路についてのロングホームルーム 70.0 60.0 50.0 40.0 % 30.0 20.0 10.0 0.0 70.0 60.0 50.0 40.0 % 30.0 20.0 10.0 0.0 よい ふつう 要改善 分からない よい ふつう 要改善 分からない 1年 35.1 56.1 5.4 3.4 1年 37.2 54.7 3.4 4.7 2年 22.7 62.7 9.3 5.3 2年 34.7 61.3 8.0 6.0 3年 28.0 56.0 12.5 3.6 3年 26.2 54.2 16.7 3.0 職場訪問・学校訪問 進路についての講演会 70.0 60.0 50.0 40.0 % 30.0 20.0 10.0 0.0 45.0 40.0 35.0 30.0 25.0 % 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 よい ふつう 要改善 分からない よい ふつう 要改善 分からない 1年 48.6 42.6 5.4 3.4 1年 39.2 36.5 9.5 14.9 2年 24.7 57.3 8.7 9.3 2年 12.7 32.7 23.3 31.3 3年 32.1 50.0 13.7 4.2 3年 22.6 41.7 20.8 14.9 模擬試験 45.0 40.0 35.0 30.0 25.0 % 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 土曜講習 50.0 45.0 40.0 35.0 30.0 % 25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 よい ふつう 要改善 分からない よい ふつう 要改善 分からない 33.8 47.3 8.8 10.1 1年 39.2 36.5 9.5 14.9 1年 2年 12.7 32.7 23.3 31.3 2年 26.0 46.0 9.3 18.7 14.9 3年 27.4 41.1 11.9 19.6 3年 22.6 41.7 20.8 12 進路情報の提供 休業中の講習 60.0 60.0 50.0 50.0 40.0 40.0 % 30.0 20.0 % 30.0 20.0 10.0 10.0 0.0 0.0 よい ふつう 要改善 分からない よい ふつう 要改善 分からない 25.0 49.3 13.5 12.2 1年 29.1 46.6 8.1 16.2 1年 2年 27.3 48.0 6.7 18.0 2年 25.3 48.0 18.7 8.0 20.2 3年 40.5 43.5 10.7 5.4 よい ふつう 要改善 分からない 3年 28.6 42.3 8.9 生 の進路 %%%% 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 70.0 60.0 50.0 40.0 % 30.0 20.0 10.0 0.0 よい ふつう 要改善 分からない 1年 21.8 51.0 12.9 14.3 1年 15.0 23.8 4.1 57.1 2年 20.0 47.3 12.7 20.0 2年 8.7 24.0 4.7 62.7 3年 51.2 41.1 3.6 4.2 3年 40.5 49.4 1.2 8.9 ・作 70.0 60.0 50.0 40.0 % 30.0 20.0 10.0 0.0 70.0 60.0 50.0 40.0 % 30.0 20.0 10.0 0.0 よい ふつう 要改善 分からない 1年 18.5 17.8 1.4 62.3 2年 12.0 21.3 2.7 64.0 3年 51.2 30.4 4.8 13.7 よい ふつう 要改善 分からない 1年 17.8 18.5 2.1 61.6 2年 8.7 22.0 3.3 66.0 3年 34.5 28.0 4.2 33.3 進路についての体験学習 70.0 60.0 50.0 40.0 % 30.0 20.0 10.0 0.0 よい ふつう 要改善 分からない 1年 22.3 29.1 2.7 45.9 2年 7.3 25.3 10.0 57.3 3年 26.3 39.5 10.8 23.4 13 生徒 い 60.0 50.0 40.0 % 30.0 20.0 10.0 0.0 職場・ 模擬試 土曜講 休業中 進路情 進路 LHR 総合 講演会 学校訪 験 習 講習 報 問 作 ・ 体験学 習 1年 35.1 37.2 48.6 39.2 44.6 33.8 29.1 25.0 21.8 15.0 18.5 17.8 22.3 2年 22.7 24.7 24.7 12.7 39.3 26.0 27.3 25.3 20.0 8.7 12.0 8.7 7.3 3年 28.0 26.2 32.1 22.6 33.9 27.4 28.6 40.5 51.2 40.5 51.2 34.5 26.3 生徒 改善 い 校の 25.0 20.0 % 15.0 10.0 5.0 0.0 職場・ 模擬試 土曜講 休業中 進路情 進路 LHR 総合 講演会 学校訪 験 習 講習 報 問 ・ 体験学 習 1年 5.4 3.4 5.4 9.5 2.0 8.8 8.1 13.5 12.9 4.1 1.4 2.1 2.7 2年 9.3 8.0 8.7 23.3 6.0 9.3 6.7 18.7 12.7 4.7 2.7 3.3 10.0 3年 12.5 16.7 13.7 20.8 6.5 11.9 8.9 10.7 3.6 1.2 4.8 4.2 10.8 <分析・コメント> ○ 作 改善すべき事項上位4つを各学年毎に見る。 1年 進路情報>進路相談>土曜講習>休業中講習 2年 職場・学校訪問>進路情報>進路相談>体験学習 3年 職場・学校訪問>総合>講演会>LHR となった。 14 問4 自分の一生を考えたときにどんなことが必要と考えるか「3:是非必要 1:必要ない 2:まあまあ必要 0:わからない」で評価させる。 1 他者の個性を理解する力 4 チームワーク リーダーシップ 6 自己の役割の理解 8 何かをやってみることを見つける力 9 忍耐力 11 主体的に行動できる力 5 14 原因を追及できる力 2 12 他者に働きかける力 3 コミュニケーションの力や技術 7 ストレスを上手に解決できる力 10 情報の理解・選択・処理できる力 15 課題を発見できる力 18 結果について評価し改善できる力 20 いろいろなことがあってもよいとする見方 19 前向きに考える力 本質を見極める力 13 16 計画立案する力 17 実行力 学ぶこと・働くことの意義・役割の理解 21 将来設計・選択できる力 22 行動しながら改善する力 生徒 必要 考 力 1年 100.0 90.0 80.0 70.0 60.0 50.0 % 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 か 他 の 力 必要 必要 他 に か ー ー 自 て に 忍耐 ー ム ーの 力 ー の考 ンの 力 つ 力 力 力 力 計画 力 力 い い ・ な 将来 行動 な 計・ ら の 改善 て ・ よい 力 力 の 学 情報 の 体 ・ 的に に 行動 ・ 力 力 力 力 につ いて 行 力 改 善 力 69.4 67.4 88.4 78.8 43.1 71.0 69.5 65.7 76.2 65.7 56.6 62.7 72.0 62.4 65.3 65.0 82.8 68.3 64.3 55.7 66.0 77.5 29.6 31.4 11.6 21.2 53.7 28.0 28.8 33.3 23.0 29.6 42.1 36.3 25.6 36.6 32.7 34.0 17.2 29.7 33.7 41.2 29.8 22.5 必要ない 必要か うか分からない 0.9 1.2 1.7 3.3 0.9 0.8 3.7 1.0 0.9 1.3 15 1.0 1.2 1.0 1.2 1.0 1.0 1.0 2.0 3.1 2.1 2.0 2.1 生徒 必要 考 力 2年 90.0 80.0 70.0 60.0 50.0 % 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 か 他 の 力 他 に か ー ー ム ー ー 自 ー の ンの 力 力 て に の 考 力 忍耐 力 つ 力 必要 行 力 力 力 ・ につ いて 計画 力 力 力 学 情報 の 体 ・ 的に に 行動 ・ 力 力 改 善 力 の ・ い い な て よい 将来 行動 な 計・ ら 改善 力 の 力 61.5 63.6 85.2 71.8 37.8 70.0 72.6 61.1 75.8 65.5 54.0 73.8 61.2 62.7 58.1 51.5 79.8 71.4 61.7 56.0 65.4 68.2 必要 35.0 32.3 13.9 25.6 55.0 27.3 22.2 34.3 21.7 28.2 37.0 23.3 32.7 28.2 36.2 40.8 18.4 23.8 31.8 34.0 30.8 28.0 必要ない 0.9 1.0 必要か うか分からない 2.6 3.0 0.8 0.9 3.6 0.9 2.6 1.9 1.7 2.7 3.0 1.0 3.1 2.7 2.9 1.9 0.9 2.9 0.9 4.0 2.9 0.9 1.7 3.6 1.8 2.6 2.8 0.8 3.6 6.0 1.9 3.1 6.4 2.9 5.8 0.9 1.9 5.6 6.0 1.0 2.8 生徒 必要 考 力 3年 100.0 90.0 80.0 70.0 60.0 50.0 % 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 か 他 の 力 他 に か ー ー ム ー ンの 力 力 ー 自 ー の て に の 考 力 忍耐 力 つ 必要 必要 につ いて 計画 行 力 力 力 力 力 学 情報 の 体 ・ 的に に 行動 ・ 力 力 力 力 改 善 力 い い ・ な の ・ て よい 将来 行動 な 計・ ら 改善 力 力 の 69.5 66.7 86.1 81.5 62.2 74.8 72.6 68.8 79.7 73.5 66.7 70.5 75.0 68.1 73.4 72.0 86.8 72.6 68.1 61.6 67.6 75.2 29.7 32.5 13.1 16.8 34.2 23.4 22.2 29.5 19.5 24.8 31.5 27.7 22.2 28.3 23.9 26.2 12.3 24.8 29.3 33.0 30.6 23.9 必要ない 1.0 0.8 0.9 0.9 0.9 3.4 0.9 必要か うか分からない 0.8 0.9 0.8 1.7 2.7 0.9 1.7 0.9 0.9 0.8 16 0.9 1.8 0.9 0.9 2.7 1.8 0.9 0.9 1.9 0.9 0.9 0.9 0.9 1.8 1.7 3.6 0.9 0.9 0.9 1.8 0.9 0.9 生徒 必要 考 力 全学年 100.0 90.0 80.0 70.0 60.0 % 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 か 他 の 力 他 に か ー ー ム ー ンの 力 力 ー 自 て ー の に 忍耐 力 の 考 力 つ 必要 必要 必要ない につ いて 計画 行 力 力 力 力 力 学 情報 の 体 ・ 的に に 行動 ・ 力 力 力 力 改 善 力 い い ・ な の ・ て よい 将来 行動 な 計・ ら 改善 力 力 の 66.8 65.9 86.6 77.4 47.5 72.0 71.6 65.2 77.2 68.3 59.6 69.1 69.4 64.5 65.7 62.9 83.1 70.8 64.8 57.9 66.3 73.6 31.5 32.1 12.9 21.2 47.8 26.2 24.4 32.3 21.4 27.5 36.2 29.0 26.7 30.9 30.8 33.5 16.0 26.0 31.5 35.9 30.4 24.8 0.3 0.7 0.3 0.3 1.4 0.6 2.6 0.9 0.8 2.4 1.0 0.9 1.7 1.9 1.9 1.0 0.3 1.6 1.6 3.6 1.9 0.3 必要か うか分からない 1.5 1.3 0.3 1.1 3.2 1.2 1.4 1.6 0.5 1.8 3.1 0.9 2.1 2.8 1.6 2.6 0.6 1.6 2.2 2.6 1.3 1.2 <コメント・分析> ○ 5 どの項目も必要とする傾向があり、優位な差は見いだせない。 キャリア教育の全体計画策定 「4」に示した生徒のアンケート調査結果を踏まえ、平成24年度に、校内組織「キャリア教育 推進委員会」を3回開催し、教科・科目、特別活動 、「総合的な学習の時間」におけるキャリア教 育に係る取組について、再編成を行った。平成24年度中に全体計画を作成し、平成25年度の教 育計画に掲載した。 また、各教科におけるキャリア教育として「教科で育てる基礎的・汎用的能力」の一覧を作成し た。詳細を資料のページに掲載する。 6 成果と課題~~今後に向けて (1)LHR・総合的な学習の時間・各教科の指導を総合的にコーディネートしたキャリア教育の 全体計画の策定を進め、本研究指定事業の最終年度である平成26年度当初までに完成を目指 す。 (2)現在までに実施した「外部講師による講話 」「大学生との対話集会 」「キャリア教育地域サ ポート会議 」「地元企業訪問」「 WHP 等イベントへの参加」等の活動を充実させ、キャリア教 育の質の向上を図る。 (3)キャリア教育に係る生徒アンケート(グラフ部分参照)分析結果を基に、生徒の実態とニー ズの的確な把握に努めるととに、キャリア教育に係る第三者評価・保護者アンケートを継続実 施し、本取組による生徒の変容を適切に評価する。 17
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