製造現場の品質つくり込み能力強化の進め方 - エス・ピイ・エス経営研究所

業務革新講座
SPC
生産実務コース
品質管理実務セミナー
製造現場の品質つくり込み能力強化の進め方
~品質重視こそがクレーム防止と真のコスト競争力を生む!~
●開催のご案内
○企業競争のグローバル化により、製造企業はコスト競争力の強化に迫られています。
実際は、品質トラブル対応やクレーム対応でコストがかかったり、不良流失防止対策
で四苦八苦している企業が多く見受けられます。
これは品質つくり込みができていない証拠です。そして製造品質のつくり込みの核心
は、加工工程でいかに良品を確保するかにかかっていますが、これを組織的かつ戦略
的な活動として生産革新活動の新たな着眼点と捉えることができれば、決して難しい
ことではありません。
○本セミナーでは、高品質レベルを実現する品質つくり込みの仕組みや、それをどのよ
うに構築するかをテーマに、品質つくり込み能力(技術的手法を、システム面やマネ
ジメント面から組織的に支え、助ける力)をいかに強化するかについて、指導経験豊
富な武田講師がわかりやすく解説いたします。
○業務ご多用中とは存じますが、ご参加賜りますようご案内申し上げます。
●開催日時
平成25年2月22日(金)
10:00~17:00
●開催場所
えひめ共済会館 4階会議室
豊明
松山市三番町5丁目13-1
TEL (089) 945 – 6311
●講師
㈲エス・ピイ・エス経営研究所
代表取締役
たけ
だ
ひとし
武
田
仁
氏
●ご参加いただきたい方
工場長、製造部長、生産管理・品質管理の管理監督者ならびにスタッフ
現場改善推進リーダー、または現場改善にご関心のある方
● セミナープログラム
1 品質つくり込みとは
(1)製造現場における「品質」
(2)なぜ品質不良は減らないか
(3)品質つくり込みとは良品条件の確保
(4)誰がいつ良品条件を設定するか
(5)どのように良品条件を設定するか
(6)品質つくり込みのための条件
(7)品質つくり込みとはモノづくりの思想
2 今なぜ、品質つくり込みか
(1)競争力強化の新しい視点
(2)品質つくり込みが競争力強化につながる
(3)品質コストという新指標の登場
(4)伝統的品質コストの考え方
(5)新しい品質コストの考え方
(6)品質つくり込みが品質コストを最小化する
(7)品質つくり込みは生産革新の突破口
3 品質つくり込み能力とは
(1)品質つくり込みは組織能力の 1 つ
(2)品質つくり込み能カとは
(3)品質つくり込み能力の4要素
(4)製造現場の総合力を表す尺度
4 いかに品質つくり込み能力を強化するか
(1)モノづくりの思想確立からのアプローチ
(2)生産マネジメント改革からのアプローチ
(3)生産システム改革からのアプローチ
(4)品質つくり込みの手法・ツール活用からのアプロ―チ
5 品質つくり込み能力強化のためのモノづくり思想の確立
(1)品質つくり込みのコンセプトを組織の価値観として確立する
(2)トップ自ら現場現物主義で率先垂範する
(3)目先のコスト・業績より品質優先の風土づくり
(4)品質へのこだわりとあるべき姿の追求
(5)品質つくり込みのための能力開発と強い人づくり
6 品質つくり込み能力強化のマネジメント
(1)製造現場の組織化・・・チーム制の導入
(2)チームリーダーの役割
(3)作業標準の体系と標準作業
(4)マネージャー、スタッフの役割
(5)生産準備段階での製造現場の取組み
(6)サプライヤーへの展開支援
7 品質つくり込み能力強化のための生産システムアプローチ
(1)平準化による生産条件の安定化
(2)問題点の看える化と改善が進む仕組みづくり
(3)工程の流れ化・整流化が良品を生む
(4)短いフイードバックを可能にする小ロット化・1個流し生産
(5)全工程で自主検査・自工程保証
(6)不良発生時にラインを止める仕組みづくり
8 品質つくり込み能力強化のための手法・ツール活用アプローチ
(1)モノと情報についての良品条件
(2)人の作業の良品条件・・・作業の標準化
(3)人のスキルの良品条件・・・スキルアップ
(4)設備の良品条件
(5)ポカヨケ
(6)品質不良発生時の迅速フイードバックシステム
(7)品質つくり込み能力評価シート
9 経営つくり込みの品質QIP(Quality In Process)
(1)事業部・工場つくり込みの品質8つの QIP
(2)業務プロセスつくり込みの品質8つの QIP
(3)組立つくり込みの品質16の QIP
(4)機械加工つくり込みの品質16の QIP
(5)自働化設備つくり込みの品質16のQIP
●講師
㈲エス・ピイ・エス経営研究所
代表取締役
たけ
だ
ひとし
武
田
仁
氏
1972 年明治大学工学部卒業。大手自動車部品メーカに入社後、現場改善、生産
管理システム構築、合理化推進事務局などに従事。同時に関連企業 100 工場以上
の工場診断と改善指導を行う。1990 年㈲エス・ピイ・エス経営研究所設立。代表
取締役。品質改革や混流生産ラインの設計・着々化などの知恵ある自働化システ
ムの開発、本社・スタッフの業務プロセスの改革などを中心に全社規模の体質改
善活動を指導中。
現在は、日本のみならずドイツ、スイス、チェコ、イタリア、イギリス、アメリ
カ、韓国など、海外でも活躍中。
[著書]『製造現場「品質つくり込み能力」パワーアップ教本』『同期生産シス
テム』『混流生産システム』『絵ときトヨタ式簡便自働化』『絵とき
ポカミス撲滅大全』『絵とき自働化テキストブック』(以上、日刊工
業新聞社刊) ほか多数