基地対策特別委員会行政視察報告 平成25年3月15日 狭山市議会議長 小谷野 剛 様 基地対策特別委員会 委員長 東 山 徹 当委員会は、下記のとおり、岐阜県各務原市及び航空自衛隊岐阜基地の視察をして参 りましたので、その概要について報告します。 記 日 程 視察事項 参 加 者 随 行 平成25年2月6日(水)~2月7日(木) 1 各務原市 各務原市における基地対策の状況について 2 岐阜基地 航空自衛隊基地の状況について 東 山 太 田 猪 股 加 藤 小 川 徹 加賀谷 博 希 新 良 嘉 直 磯 野 等 啓 勉 土 方 隆 司 守 克 町 田 昌 弘 和 夫 (総合政策部次長兼基地対策課長) 寿 - 1 - 岐阜県各務原市 〔市制施行〕昭和38年4月1日(平成16年11月1日川島町と合併) 〔人 口〕149,328人(平成25年1月1日現在) 〔世 帯 数〕 〔面 積〕 〔概 況〕 56,229世帯( 〃 ) 87.77k㎡ 各務原市は、岐阜県の南部、濃尾平野の北部に位置している。1963 年(昭和 38 年) 4月1日、県内で 13 番目に市制を施行した。南部には東西に木曽川が流れ、愛知県と の県境となっており、名古屋から 30 キロメートル圏にある。 明治時代までは、中山道の宿場町(鵜沼宿)として栄えたが、市のほとんどは各務原 台地が広がり、極めて水はけの良い土壌であるため稲作には不向きで、大部分が荒野で あった。 明治に入り、このような広大な原野と水はけの良すぎる土壌を生かす形で、砲兵演習 場が設置された。大正時代には、同演習場が各務原飛行場へと変遷していくのに平行し て、高山本線、各務原鉄道(現・名鉄各務原線)が敷設され、東西の交通機能が整い始 めた。以後、岐阜高等農林学校(現・岐阜大学、1982 年岐阜市に統合移転)、航空機 産業や繊維産業の進出によって、現在の都市としての核が形成された。 昭和 40 年代にはいると、大規模住宅団地が造成され、ベットタウン化の進展により 人口が急増した。また、2004 年(平成 16 年)11 月1日には、羽島郡川島町と合併し、 新しい各務原市が誕生した。 現在では、人口が 15 万人を数え、交通基盤として東海北陸自動車道の岐阜各務原イ ンターチェンジ、JR高山本線、名鉄犬山線、名鉄各務原線などを有し、名古屋市や中 部国際空港など各地への交通利便性に優れている。市の中央部には航空自衛隊岐阜基地 が立地し、航空機、自動車などの輸送用機械器具関連産業を中心に、一般機械器具、金 属製品、医薬品など製造業が順調に発展している。 また、市中心部や東部鵜沼地区、岐阜各務原インターチェンジ付近に大型ショッピン グセンターや大型専門店の出店が進み、商業集積も進行し、中部圏の主要都市に成長し ている。 - 2 - 視察項目 ○各務原市の基地対策の状況について 1 基地に関する交付金等の推移 岐阜基地に関連して各務原市に交付された交付金等の種類及び実績額 年度 合計 (単位、千円) 障害防止 事業費補 助金 (3 条) 民生安定 施設整備 事業費補 助金 (8 条) 特定防衛 施設周辺 整備調整 交付金 (9 条) 施設周辺 整備総合 事業補助 金 国有提供 施設等所 在市町村 助成交付 金(基地 交付金) 国有資産 等所在市 町村交付 金 防衛事業 関連維持 費 防衛省 防衛省 防衛省 防衛省 総務省 防衛省 防衛省 20 1,161,057 0 256,297 161,192 197,161 505,783 31,434 9,190 21 1,190,934 741 454,759 154,679 54,460 486,779 31,392 8,124 22 823,371 7,919 129,846 157,413 0 487,128 31,209 9,856 23 927,428 0 204,178 205,797 0 472,239 35,366 9,848 ※基地交付金のH24 年度額は 457,329 千円 民生安定施設助成(法第8条関係)の事業内容 年度 22 事業名 事業費 公園(羽場南公園)(施設整備) 補助金 15,785 10,523 3,780 1,446 市道蘇北 84 号線(改良:舗装) 52,560 39,420 市道稲 676 号線(改良:実施設計) 13,539 9,477 市道稲 676 号線(改良:用地) 98,545 68,980 184,209 129,846 公園(那加浜見町)(用地)※H22 から繰越 87,577 43,788 公園(那加浜見町)(施設整備) 28,546 19,030 緑地(各務野運動広場) 78,934 52,622 改修工事(体育館) 20,943 15,707 那加桐野地区学習等共用施設(工事) 73,231 51,927 市道各 443 号線(改良:実施設計) 4,745 3,321 市道稲 676 号線外 1(改良:用地) 7,800 5,459 市道稲 676 号線外 1(改良:舗装) 17,606 12,324 319,382 204,178 那加桐野地区学習等共用施設(設計) 合 23 (単位、千円) 合 計 計 - 3 - 特定防衛施設周辺整備調整交付金(法第9条関係)の事業内容 年度 22 事業名 事業費 補助金 市道鵜 1210 号線外 1 道路改良舗装事業 27,222 25,200 市道鵜 1042 号線外 1 道路改良舗装事業 20,091 16,000 市道鵜 1227 号線道路改良舗装事業 52,908 49,000 市道鵜 1227 号線道路改良舗装事業(その 2) 14,966 13,000 市道鵜 837 号線道路改良舗装事業 24,154 23,543 市道鵜 837 号線道路改良舗装事業(その 2) 15,283 12,670 宝積寺来た公園整備事業 19,722 18,000 174,346 157,413 市道鵜 837 号線道路改良舗装事業 33,123 29,500 市道鵜 1042 号線外 1 道路改良舗装事業 31,269 29,000 市道鵜 685 号線道路改良事業 12,249 11,650 市道鵜 1227 号線道路改良舗装事業 33,958 32,500 市道鵜 1227 号線道路改良舗装事業(その 2) 13,637 10,900 市道鵜 1226 号線道路改良舗装事業 17,975 16,000 市道鵜 1226 号線道路改良舗装事業(その 2) 15,452 12,300 市道鵜 439 号線道路改良舗装事業(H24 へ一部繰越) 16,080 15,247 8,048 4,800 0 0 蘇原保育所改修整備事業 17,695 15,000 那加保育所改修整備事業 7,025 6,000 消防用夜間照明整備事業 18,635 18,000 5,510 4,900 230,656 205,797 合 23 (単位、千円) 計 市民球場改修事業 消防資機材搬送車整備事業(H24 へ繰越) 市民プール改修事業 合 計 <参考> 各務原市では、第2次新総合計画基本構想において、『夢ある都市「元気な各 務原市」の発展』を将来都市像に掲げ、公園都市(パークシティ)を目指し、「水 と緑の回廊計画」を策定し、防衛補助等も活用して、公園や緑地の整備を積極的 に推進、2005 年に第 25 回「緑の都市賞」内閣総理大臣賞を受賞 学びの森 防衛省補助事業(8条補助) 生命の森・市民運動公園 国有地の活用 - 4 - 2 基地の存在による弊害 ・市街地に隣接 市民生活を営む上で、環境(騒音)問題 ・市域の中央部に位置 都市計画を進めるうえで、南北の分断要素 ・多様な市民意識の対応 騒音に対する苦情 周辺国有地の管理に対する苦情 油脂火災訓練に伴う黒煙に対する問合せ 3 騒音等の状況 (1)騒音区域 ・騒音区域は、昭和 54 年から昭和 60 年にかけて第一種区域が指定された W値 85 以上の区域 昭和 54 年6月 15 日告示 W値 80 以上 85 未満の区域 昭和 55 年9月 10 日告示 W値 75 以上 80 未満の区域 昭和 60 年3月 18 日告示 (2)騒音測定 ・騒音測定は、市と防衛支局が市内4か所で実施 市 … 市役所屋上 局 … 基地の東西2か所の福祉センター屋上と基地北側の小学校屋上 ・平成 23 年度は、W値 84.7 過去5年間の平均W値 84.6 ほぼ横ばい状態 (3)苦情の状況 ・市民等からの苦情・申入れ件数は、平成 23 年度年間 29 件程度(うち 22 件が 騒音苦情) (4)苦情が比較的少ない要因 ・市街地の形成前に飛行場が立地 ・試験・訓練が中心の飛行 原則として、平日朝8時から夕方5時 夜間飛行 週1回程度 早朝飛行 年数回 午後8時までには終了 午前7時過ぎから開始 ・住宅防音工事の推進(93%が工事済み) ・米軍が駐留していない ※地位協定に基づく一部限定使用 ・地元企業との関連 - 5 - <参考> 各務原市の航空機関連産業について(平成 22 年度工業統計調査より) 市全体の製造品出荷額 → 約 6,996 億円(県内第1位) このうち、輸送用機械器具関連産業 約 3,122 億円 市内の航空関連企業は 24 社 → 中核は、川崎重工株式会社 大正 12 年 各務原に飛行機組立工場を建設 従業員 約 3,300 名 4 敷地 約 0.72 ㎢ 基地によるイベントへの協力支援等 カレー祭り 植樹ボランティア 基地盆踊り 5 安心安全の都市づくり 同報系無線の整備(防衛省補助事業) 山林火災における災害派遣(平成14年4月) 6 かかみがはら航空宇宙科学博物館(平成8年3月開館) 我が国の航空技術開発に寄与した実験機の収集・展示 7 要望活動の状況 岐阜基地周辺市町村連絡協議会(周辺2市2町で構成)により実施 要望事項 ・最小限の飛行、課業時間外に対する配慮 ・航空機事故防止のための安全飛行の徹底 ・油脂火災訓練での配慮、事前周知 ・住宅防音工事の補助対象の要件の緩和 ・民生安定事業の採択基準の緩和・拡大 ・国有地の適正な管理・土地利用 ・NHK 受信料の助成対象区域の拡大 ・的確かつ迅速な災害派遣 ・国民保護法に基づく基地の対応 - 6 - 8 基地への申入れ 市長名による文書での申入れは、概ね次の場合に行う ① 岐阜基地所属機が事故を起こした場合 ② 岐阜基地所属機と同機種の航空機が重大な事故を起こした場合 ③ 航空祭が開催される場合(事故防止と渋滞対策) ④ その他必要があると判断した場合 <参考> 平成 23、24 年度の申入れ実績 23. 7. 6 航空機の事故防止に関する申入れ(那覇基地所属機 F15 墜落事案) 23. 9.29 航空祭における展示飛行等について 23.10. 7 航空機の事故防止に関する申入れ(小松基地所属機 F15 部品落下事案) 23.11. 2 航空機の事故防止に関する申入れ(新田原基地所属機 F15 部品落下事案) 23.12.12 航空機の事故防止に関する申入れ(百里基地所属機 F15 部品落下事案) 23.12.16 航空機の事故防止に関する申入れ(小牧基地所属機 C130H 部品落下事案) 23.12.20 航空機の事故防止に関する申入れ(那覇基地所属機 F15 滑走路逸脱事案) 24. 2.10 航空機の事故防止に関する申入れ(岐阜基地所属機 F4 緊急着陸事案) 24. 9. 4 航空祭における展示飛行等について 24.10.15 航空機の事故防止に関する申入れ(岐阜基地所属機 24 年度上期部品落下 事案) 25. 1.10 9 航空機の事故防止に関する申入れ(岐阜基地所属機 XC2 部品落下事案) 関係組織 ・基地対策を推進する組織 岐阜基地周辺市町村連絡協議会(2市2町) 全国基地協議会 防衛施設周辺整備全国協議会 ・国等の基地関係機関 防衛省 近畿中部防衛局 東海防衛支局 岐阜基地 基地渉外室 財団法人 防衛施設周辺整備協会 岐阜支所 ・市役所内部組織 総務部総務課基地対策係 - 7 - 10 XC-2の開発 ・C-1輸送機の後継機として使用することを目的に、防衛庁(現防衛省)が平成 13 年度、開発に着手 平成 22 年1月 26 日 岐阜基地で試作1号機が初飛行 平成 22 年3月 30 日 川崎重工から防衛省へ納入 平成 23 年1月 27 日 2号機初飛行 平成 23 年3月 29 日 2号機防衛省へ納入 現 在 実用化 岐阜基地で同省技術研究本部が技術、実用試験を実施 平成 26 年以降の予定 質疑応答 Q 議会に特別委員会の設置は。また、基地対策係を課に位置付ける予定は。 A 特別委員会はないが、基地友好議員連盟がある。基地と友好的、積極的に交流して いく中で、問題が生じた時に議会として早急に情報収集や対応等が図れるなどの考え に基づいたものである。 基地対策課とする予定はなく、過去にも課としたことはない。 Q 議会としての要望活動は。 A 実施していない。友好議員連盟の中で、非公式に議員から基地司令に要望している。 Q 岐阜基地の特色は。 A 自衛隊員は制服を着たまま買い物をし、違和感を抱く市民もいない。独特な歴史に 基づくものでると考える。 Q 夜間飛行が少ないが状況は。 A テスト飛行が中心のため、夜間飛行は週1回である。周知はホームページで行い、 放送はしていない。土日は基本的に飛ばず、飛ぶ場合は必ず連絡が入る。 Q XC-2でパネルが落下したとあったが。 A 86㎝×32㎝、厚さ3mm、重さ1㎏の大きさで、下についているパネルが落下 した。 Q XC-2の初飛行時における市民への周知は。 A 議長へは報告したが、市民へ直接周知はしていない。 Q XC-2飛行時の率直な感想は。 A 庁舎からはC-1の音は気付くが、XC-2はあまり気にならない。音はCー1よ り高めで静かである。ただし、大きいので威圧感はある。 - 8 - 航空自衛隊岐阜基地 視察項目 ○航空自衛隊岐阜基地の状況について 〔所 在 地〕岐阜県各務原市那加町 〔面 積〕約400万㎡(約120坪) 〔滑 走 路〕2,700m×45m 〔総隊員数〕2,300名 1 岐阜基地のあゆみ 岐阜基地は、岐阜県南部に位置し、明治初期に旧陸軍の大砲射撃場としてこの地に開 かれた。 明治・大正・昭和にかけては、軍の「各務原飛行場」として使用され、現在ある飛行 場としては、日本で最も長い歴史がある。 終戦により岐阜基地は米軍が使用、その後昭和32年2月から防衛省と共同使用とな った。 昭和33年6月に米軍から完全返還され、現在10を超える部隊や機関が活躍してい る。 明治 9年 陸軍砲兵演習場開設 大正 6年 陸軍各務原飛行場開設 大正 7年 陸軍飛行場第2大隊が所沢から移駐 東・中・西3滑走路運用開始 昭和 20 年 米軍が進駐 昭和 32 年 米軍から基地一部返還 臨時岐阜補給隊岐阜基地へ移動(基地開庁起点) 第2補給処が木更津から移駐 飛行開発実験団が浜松から移駐 実験航空隊、岐阜警務分遣隊、技術研究本部、岐阜試験場、岐阜 地方警察隊設置 - 9 - 技術研究本部岐阜試験場が浜松から移駐 昭和 33 年 臨時岐阜補給隊を改編、「第2補給処」となる 米軍から基地全面返還 岐阜管制隊設置 昭和 37 年 岐阜病院設置 昭和 47 年 第4高射群設置 昭和 50 年 調本岐阜調達事務所設置(現:近畿中部防衛局東海防衛 支局岐阜防衛事務所) 昭和 51 年 岐阜地方連絡部各務原事務所設置(現:岐阜地方協力本 部岐阜基地分室) 2 岐阜基地の部隊 ① 第2補給処 航空機部品の調達、保管、補給及び整備、これらの調査研究及び岐阜基地における 基地業務(給食、消防、厚生等)を任務とする部隊である。 ② 飛行開発実験団 航空自衛隊で使用する航空機、ミサイルなどの試験及び評価を実験するほかに、航 空機の領収飛行、試験飛行操縦士及び、技術幹部の教育訓練を任務とする部隊である。 ③ 第4高射群 航空自衛隊は、我が国の重要な地域を守るため、高射隊を配備し、有事に備えてい る。第4高射群は、岐阜基地唯一の戦闘部隊で地対空ミサイル(ペトリオット)を装 備し、有事の際わが国に侵攻する航空機などを撃破する重要な任務を持った部隊であ る。 ④ 自衛隊岐阜病院 陸・海・空の隊員及びその家族の診療のほかに看護師、救命救急士等の養成並びに 教育、訓練を任務とする機関である。 ⑤ 岐阜管制隊 航空管制や飛行管理業務を実施し、岐阜基地周辺の航空機の安全運行を支援する部 隊である。 - 10 - ⑥ 岐阜気象隊 岐阜基地における、気象観測や気象予報業務を実施し、航空機に対する気象情報支 援をする部隊である。 ⑦ 岐阜地方警務隊 自衛隊部内の秩序維持のため、司法警察業務及び保安業務を行っている。 ⑧ 技術研究本部 岐阜試験場 航空機装備品等の技術的調査研究、考案、設計、試験、科学的調査研究を行う機関 である。 ⑨ 他の基地所在部隊等 (1) 陸上自衛隊第6施設群第 369 施設中隊 担当地域における道路の維持補修及び基地作業を行う部隊である。 (2) 近畿中部防衛局東海防衛支局 岐阜防衛事務所 川崎重工業(株)岐阜工業等における航空機等の製造修理に関わる監督、検査、 原価監査等を実施する部隊である。 (3) 岐阜地方協力本部 岐阜基地分室 基地の北側に位置し、自衛隊募集と国民保護・災害対策・地方公共団体の窓口 業務を昼夜を問わず行っている。 3 4 所属機(6種約 30 機) F15 要撃戦闘機 F4要撃戦闘機 F2支援戦闘機 T7初等練習機 T4中等練習機 C1中型輸送機 広報活動 (1)基地観桜会 毎年、桜の開花時期に合わせ、基地近隣の官公庁及び基地協力団体の方々を招き、 満開の桜の下、交流と親睦を深めることを目的に開催 (2)隊内生活体験 毎年、4月中旬に基地関連企業の新入社員を中心に、自衛隊での生活を体験いただ き、各企業の新入社員教育の一役を担っている。 - 11 - (3)基地盆踊り 8月上旬、基地のグラウンドを利用し、勇壮な3段櫓の周囲で、2日間にわたって 地域の人と隊員がふれあう、2万人が集う一大イベントである。 (4)体験搭乗 岐阜基地の任務を理解いただくため、基地周辺住民の方々を対象に、CH-47大 型ヘリコプターによる体験搭乗を実施している。 (5)基地航空祭 毎年1回、岐阜基地及び部隊装備品等を公開し、飛行機の飛行及び地上展示を実施 している。 (6)各務原カレー祭支援 各務原市主催のカレー祭に参加し、岐阜基地給養隊員が自衛隊カレーを振る舞って いる。 (7)各務原シティマラソン支援 例年3月に行われる各務原市主催のイベントに参加し、走り終えたランナーに達に 豚汁を振舞っている。 5 次期輸送機XC-2について(視察の際、地上見学を実施) XC-2 - 12 - (岐阜基地HPより) 次期輸送機XC-2とC-1 との比較 XC-2 C-1 乗 員 3名 5名 全 長 43.9m 29.0m 全 福 44.4m 30.6m 全 高 14.2m 9.99m 量 60.8t 24t 空 虚 重 基 本 離 陸 重 量 120t 39t 最 大 離 陸 重 量 141t 45t 量 37.6t 8t 最 大 発 巡 積 載 動 航 機 速 度 CF6-80C2K1F ×2 P&W JT8D ×2 ターボファン ターボファン マッハ 0.8 マッハ 0.65 980 ㎞/h 650 ㎞/h (高度 12,200m) 航 続 距 離 0t/10,000 ㎞ 0t/2,400 ㎞ 12t/8,900 ㎞ 6.5t/2,185 ㎞ 30t/6,500 ㎞ 8t/1,500 ㎞ 37t/5,600 ㎞ 最 短 離 陸 滑 走 距 離 500m 以上が視察の概要であり、報告といたします。 - 13 - 460m
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