無償ソフトCPUコアMicroBlaze MCSのソフトウェア開発の実際

USBドングル型のお手軽FPGAキットMicroBoardでチョコット体験
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バージ で使える
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登場! が
無償ソフトCPUコアMicroBlaze MCSのソフトウェア開発の実際
横溝 憲治
Kenji Yokomizo
本誌 No.1 では Xilinx 社のソフト・プロセッサ MicroBlaze MCS(以降 MCS)の基本的なハードウェアの作成を紹介しました.今
回はソフトウェア開発の手順を紹介します.評価ボード MicroBoard 上に実装した MCS の回路で動く,Hello World 表示と LED 点滅,
割り込み動作のプログラムを作ってみます.
1
ト・パッケージ(BSP)を定義します.ハードウェア
MicroBlaze MCS の
ソフトウェア開発
の情報はモジュール名 _sdk.xml をインポートするこ
とでハードウェア・プラットホームに登録されます.
● ソフトウェア開発の手順
BSP にはハードウェア・プラットホーム用のライブラ
MCS 用 の ソ フ ト ウ ェ ア 開 発 は Xilinx 社 の Xilinx
リが登録されます.次にアプリケーション・プロジェ
Software Development Kit( 以 降 SDK)を 使 い ま す.
クトを作成します.ひな型が用意されているので作り
SDK は Eclipse をベースにしたソフトウェア開発環境
たいアプリケーションに近いひな型を選択し,C ソー
で,ISE WebPACK をフルインストールすると一緒
ス・コードを編集または作成します.ソース・コード
にイン ス ト ー ル さ れ ま す. 使 用 す る コ ン パ イ ラ は
をセーブすると自動的にビルドされてソフトウェアの
MicroBlaze 用 gcc になります.
実行ファイル(elf ファイル)が作成されます.次にシ
図 1 は SDK のソフトウェア開発フローです.はじ
ミュレーションで初期動作を確認して問題がなけれ
めにハードウェア・プラットホームとボード・サポー
ば,実機でデバッグします.
設計フロー
ソフトウェア設計
設計ツール
Xilinx Software
Development Kit
ボード・サポート・パッケージ
(BSP)
作成
ハードウェア・
プラットホーム
回路情報
*_sdk.xml
ISE
BSP
(ライブラリ)
インプリメン
テーション・
ツール
アプリケーション・
プロジェクト作成
ソース・コード作成
アプリケーション・
プロジェクト
ビルド
SW実行
ファイル
(elfファイル)
ハードウェア・
データ
(bitファイル)
data2mem
ハードウェア/
ソフトウェア
データ(bitファイル)
機能検証
Isim
シミュレーション
実機確認
デバッガ
図 1 SDK のソフトウェア開発フロー
シミュレーションによる機能検証は長時間はできないので,回路の初期動作のみを検証する.
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CoreGen
MicroBlaze MCS ソフトウェア開発編
iMPA
CT
JTAG
LX9
MicroBord