［サムライたちの酒宴で重宝］かさはらばち笠原鉢 24 「笠原鉢」とは、江戸時代前期から中期にかけて（17 ∼ 18 世紀）美濃と瀬戸で焼かれた大平鉢ですが、特に笠原（現・多治見市笠原町）においてその生産が盛んであったことが広く知られ、いつからかこの通称で呼ばれています。実際に、笠原町内の稲荷窯（神戸区）や西窯（釜区）、念仏窯（同）では笠原鉢の陶片が多数、採集されています。これらの多くは口径が 30㎝を超える大型（平均約 33㎝）で、内面いっぱいに軽妙かつ大胆な鉄絵を大きく描き、長石釉を施して緑釉を垂らし掛けるのが特徴です。一般に、終末期の織部焼と位置付けられますが、既に茶陶から離れて日常雑器となっており、織部焼のような奇抜な意匠の斬新さはありません。しかし、それぞれに個性の発揮された筆致の絵付が見どころです。生産された笠原鉢は主に江戸や名古屋へ運ばれたらしく、東京や名古屋の上級・下級武士の屋敷跡などの発掘調査で、数多く出土しています。当時は、中国陶磁の影響の下で大きな皿や鉢が流行し、武士たちが料理を取り分けつつ酒を飲む習慣が広まっていたとも言われます。 ▲笠原鉢 ▲笠原鉢（西窯出土口径：38㎝）（口径：29.8㎝）文化財保護センター原 ☎（25）8633 心の安らぎ桜並木コース約 1 時間 40 分多治見苑総合体育館▶平和霊園前（桜並木）▶ 老人保健施設広報塔平和公園佐倉宗吾神社▶林間コース▶多度神社（サクラの森）▶陶彩の径（桜並木）▶総合体育館ゴール平和霊園前︵桜並木︶大畑センター ※横断歩道を渡りましょうスタート至ホワイトタウン文南ヶ丘中コース概要 Let's ウオーク約 5㎞ ※霊園の中を通り抜けます平和霊園スタート WC 至滝呂 48 国長橋 WC 佐倉宗吾神社昭和公園ワンポイントアドバイス至多治見駅笠原川 R2 川至市之倉見所ホワイトタウン ※急坂です至多治見I・C ・ゴール平和霊園の付近や陶彩の径の桜並木はとても美し平和総合体育館トンネルく、訪れる人々の心を和ませてくれます。陶彩の径はとても歩きやすい遊歩道で、車を気にせずのんびり歩くことが総合文平和中できるため、ウオーキングにはぴったりです。乳幼児を連れての体育館前バス停散歩にもお勧めです。多度神社（サクラの森）ヤブ椿佐倉宗吾神社は、下総国東寺御分霊「宗吾霊室」として、百姓一揆の指導者「佐倉宗吾」が祭られています。この辺りでは「脇陶彩の径（桜並木）之島の宗吾さん」と親しまれ、地域に根づいて信仰されています。土岐問い合わせ ※ここで紹介した資料は、6 月 30 日（木）まで市役所 1 階ロビーに展示していますので、ぜひご覧ください。また、文化財保護センター（土・日・祝日は休館）でも企画展「笠原鉢―直径 33 センチのキャンバス―」を 6 月 30 日（木）まで開催していますので、ぜひお出掛けくださいストレスは心の赤信号楽しく歩けば血圧下がる持続的なストレスは血圧を上げる原因になります。程よい運動により血管は拡張するため、血圧も下がり、気持もすっきりしてリフレッシュできます。ただし、無理をせずに自分のペースを守ってください。問い合わせ保健センター永井 ☎（23）6187 21 2011.4.1 「くらし」「イベント」「健康情報」の詳細は担当課、市ホームページなどでご確認ください