161 号 - 八王子市障害者療育センター

様
スタッフ通信①
『 継続は力なり・・・』
50の手習いと言うが、53歳から趣味でウクレレを始めました。始めたきっかけは、ラジオか
ら流れてきた松田聖子の「スィート・メモリー」懐かしく、何だ!この心を揺さぶらせる楽器は・・・
ギター?・・・ウクレレだった。優しい音に癒されとても惹かれた。凝り性な自分は色々なウクレ
レの CD を聴き始め、やっぱり弾きたくなった。最初は玩具みたいな安物。弾いていると音に飽き
てきて楽器屋に行き聴き比べた。が・・・上には上があり音の厚さに驚いた。それで財布と相談し
て買ったのがフェイマスのウクレレ。まあこんなもんかと弾いていたが、なんか違う・・・てんで
気持ちが移りコアロハと言うハワイのメーカーのウクレレを買う。ポロンとやるとコロコロした
音。この音だー!ひとり心で叫んだ。時間は流れウクレレでいろいろ広がり、図々しくも人前では
弾いちゃったりしています。「継続は力なり」趣味多々人間。山下でした。
支援スタッフ
山下
161 号
9.27(金)
社会福祉法人 みずき福祉会 八王子市障害者療育センター
2013(平成25年)
〒192-0907
東京都八王子市長沼町1306番地の4
TEL:042-642-6618 FAX:042-642-6641 E-mail:[email protected]
忍
出来上がるの
が楽しみ❤
スタッフ通信②
『 思考のクセ 』
日常生活において、私たちは日々、大なり小なり何かしらの問題に(嫌でも)直面しています。そんな時、
「直面する問題をどう捉えるか、また問題の本質をどう探究するか」によって、その後の結果は(驚くほど)
頑張るぞー。
大きく分かれてしまいます。そして面白いことに同じ問題でも、人によって受け取り方が違うのです。
こねこね。
例えば、ポジティブ思考、つまり前向きな人にとっては、
『何だ、これなら一挙に解決できるぞ!』という
具合に、大した問題としては映りません。しかし、ネガティブ思考、すなわち後ろ向きな人の場合は全く逆
です。些細なことでも大問題に!その問題が気になって気になって前に進めなくなります。また、同じ人で
もその日の体調や生命状態、要するに精神状態にも影響されます。体調が悪ければ、気持ちも沈み、
(気分も
良くないので)体調の良い時と比べると、同じ問題でもより大きく感じ、より深刻になります。
同じ問題なのに、抱える人によって、またその時の精神状態、状況によってこれだけ違うのです。
美味しく作
それでは、私たちにとって問題とは、何なのでしょうか?
る か ら ね
(^O^)
おそらく、
「私たちが何かに挑戦している証」ではないでしょうか。問題は、私たちを確実に成長させてくれ
ます。問題は避けるためにあるのではなく、解決するためにあることを肝に銘じ、日々強い気概をもって、
誠実に対応したいものです。
支援スタッフ
10月の予定
編集後記
篠木 祥二
芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋・・・
でもやっぱり食欲の秋ですね!!いつでも食欲は
9日 (水) 由井第一小学校との交流会
14 日(月) 体育の日
15 日(火)~18 日(金) 工事休館
21 日(月)
清掃のため休館
ありますが(笑)とても気持ちの良い季節となり散
歩癖が目を覚まします。通勤も一つ前の駅を降りた
り、一つ先の駅まで行ったりして、いつもと違う道
を歩いています。スポーツと言えば、今年もスタッ
23 日(水)
誕生会
※個別面談開始
おいしい!
全体調理①が 9 月 5 日(木)に行われました。メニューはロコモコ丼、ミネストローネ、
牛乳プリンメロン添えでした。みなさんにはハンバーグのタネをこねてもらったり、形を作
ってもらい、最後にみんなで焼きました。ハートや魚やリボンと、それぞれの好みの形を楽
しく作りました。焼きあがると、どれがハート?魚?と迷うところはありましたが、味は間
違いなく、みなさんいつもよりも食べるペースも速く、笑顔の多い食事会となりました。
支援スタッフ
フ 15 名で駅伝大会に出場します。いい汗を流して
きたいと思います。
4
支援スタッフ 渡部 愛
1
渡部
愛
施設長のひとり言
ご家族通信
『いっしょに泣くことの意味』
今月のご家族通信は北沢羽衣さんのお母様からです。出産時の貴重なお話が伺えまし
た。お忙しい中本当にありがとうございました。
第4土曜日の午後、某市のとあるギャラリーの二階で、映画好きの中高年が集う一風変わった
映画倶楽部があり、ときどき私も参加しています。著名な作家もいたりして、その後の飲み会も
楽しく、刺激の多い会なのです。以前とりあげた作品に、1954年木下恵介監督の『二十四の
瞳』がありました。私も含め、全員が以前に見たことがある作品でしたが、あらためて見て、落
涙しきりでした。こんな場面があります。終戦後の教室で、大石先生が、子供たちに≪私の将来
≫という題で作文を書かせます。するとひとりの女の子が、鉛筆をとろうともしません。女の子
は泣きじゃくりながら言います。「わたしの家は没落した庄屋で、家屋敷も、土地も人手に渡っ
てしまい、これから家族がどうなるかわからない、だから、≪私の将来≫という作文は書けませ
ん。」大石先生は「先生にもどうしたらいいかわからない。でも、先生、いっしょに泣いてあげ
る。」
映画評論の川本三郎も言うとおり、
「悲しいから、可哀そうだから泣いているわけではない。«
いっしょに泣いてあげる»と、はっきりした意志をもって泣いている。それは、彼女が子供に対
してやれる精一杯の励ましであり、戦後改革という名の、時局への抵抗でしょう。子どもの側か
らみたら、自分のために先生が泣いてくれた事実が、かすかな支えになる筈である。」感傷主義
と批判することは簡単ですが、私たちの仕事でも同様でしょう。
利用者さんとの共感関係をつくっていくことと。
施設長
藤田
進
事務から
暑い!暑い!夏が終わり、気が付くともう10月です。ほんと、時が過ぎるのは早いですね~
(*^_^*) 例年だと、全体外出・宿泊の時期ですが、今年は長沼通所センターの改修工事のため
10月15日(火)~21日(月)まで休館となります。連休と重なっているため、長いお休
みとなり、ご利用者・ご家族の皆様にはたいへんご迷惑をお掛けすることとなり、申し訳あり
ません。改修工事後はLED照明の下での活動となります♪
~お願い~
今年度、第3者評価を受審することとなり、皆様にアンケートをお配りしたところです。第3
者評価を受審することは、療育センターをもっともっと良い施設にするために必要な事項です。
ぜひアンケートにご協力ください。期日は10月16日です。(記入後は投函下さい)
事務スタッフ 小山 久美
2
『はじまりは“もういいです”
』
生まれた子供とのはじめての対面は、誰でも心おどる瞬
間なのではないでしょうか。けれども私の場合、最初に出
てきた言葉は“もういいです。”でした。主人も同席してい
て、その時の看護師さんの慌てた事、“まあまあお母さん、
そう言わず…。”今でも主人と二人思い出し笑いする程で
す。けれどそれも無理からぬ事で、急に帝王切開になった
為、部分麻酔での手術となり、途中で麻酔がきれ震えがく
る程の痛みで出産の時にどんな風だったのか全然わから
ず、病室に戻って羽衣と対面しても小さくて赤っぽくて、
あの痛みの結果がこれかと、とても可愛いとは思えなかっ
たのも無理はないと思います。予定日より四日程早いだけ
だったのに、その後の成長が遅く悩まされました。一歳半
中学二年時、足手術の後の
すぎに脳性麻痺とか発達遅滞とかわかって、かえって安心
歩行訓練(リハビリ)です。
したものでした。せっかちな性分の母親ですが、羽衣なり
親子で2ヶ月入院しました。
の生育のスピードに合わせる事、出来ない事をあれこれ数
えるより、出来る事、小さな事に喜びを見出す事など教え
られる事は沢山あります。
小学三年、中学二年の二度足の手術で入院した時も親子でがんばれました。何かの
要求でニコニコ顔で近づいてくる時、100%叶えられると全幅の信頼を感じて、応
えない訳にはゆかず、甘い親になっているかと思いますが、羽衣の笑顔に癒されるの
でそれが親への褒美と思い一緒に居られる間は楽しく過ごせればと思っています。
北沢
3
貴子