長尺管敷設手順

H=3.50m、スイング切梁 3 段の施工順序
施工順序説明
① 掘削時
全ての切梁を設置し、所定の
深さまで掘削します。
②1 段目スイング
③2 段目スイング
④3
3 段目スイング
捨梁を設置し、1
1 段目切梁をスイン
1 段目切梁を元に戻して 2 段
グして 2 段目切梁
段目切梁の間まで管を水平
目切梁をスイングして 3 段目
敷設を終える。
敷設
に吊り下げ脚立等の
の台で固定します。
切梁の間まで管を水平に吊り
この時土圧強度が最大でスパン長の
この
このケースの地盤~
~S2 切梁間が片持
下げ脚立等で固定します。
長くなる
くなる C-E 間のスライドレール
梁となるので応力をチェックします
をチェックします。
さらにこの作業を繰り返して、管
さらにこの
応力と、
応力
S2 切梁、捨梁の応力をチェ
ックします。
ックします
注)上図のように管は各切梁間に収まらなければならず
まらなければならず、大口径の場合には適用できない場合があります。
また 4m を超える深堀り等で長尺管を設置する場合
場合にはスイング切梁では土圧に耐えることができない場合
場合があります。
その場合は山留材を使用して平面開口部を確保、
、そこから長尺管の下げ下ろし作業を行います。
H=4.50m、2 段支保工の施工順序説明
0.6m~0.7m
②1 段目支保工設置
③1 段目支保工設置
④2 段目支保工設置
定の深さまで掘削しま
1.第 1 段切梁のジャッキをゆるめて
のジャッキをゆるめて撤
去(第 1 段切梁の上に設置
設置できる場合
は撤去しないこともあります
もあります)
1.腹起し受け台を設置
2.受け台に H 鋼腹起材を設置
3.切梁材を設置して支保工を完成させる。
①~③の手順で S2 切梁を撤去して S2
支保工を設置して平面開口部を完成さ
せる。
す。
このケースの地盤~S2 切梁間が片持梁と
① 掘削時
全ての切梁を設置し、所
なるので応力をチェックします。
このケースで捨梁応力をチェックします。
平面図
注) スイング工法、支保工方式、いずれの場合においても
においても、
切梁の解放を必要とするため、縦梁プレート方式では引き
き
抜き時に捨梁か機材より外れ、危険が伴うため、使用
使用
できないケースがあり、スライドレール方式の機材を
を
使用する必要があります。
平面開口部
H=3.0m、2 段支保工の施工順序説明
②1 段目支保工設置
③1 段目支保工設置
1.第 1 段切梁のジャッキをゆるめて撤
去(第 1 段切梁の上に設置できる場合
は撤去しないこともあります)
定の深さまで掘削しま
このケースの地盤~S2 切梁間が片持梁と
1.腹起し受け台を設置
2.受け台に H 鋼腹起材を設置
3.切梁材を設置して支保工を完成させる。
4.2 段目切梁を撤去
す。
なるので応力をチェックします。
このケースが捨梁に作用する荷重が最大となる
また、下段切梁位置が低いと転倒の恐れ
ので応力をチェックします。
① 掘削時
全ての切梁を設置し、所
があります。切梁位置が H/2 以下の場合
には転倒に対する検討を行います。
④2 段目支保工設置
①~③の手順で S2 切梁を撤去して
S2 支保工を設置して平面開口部を
完成させる。
支保工 1 段と捨てばりの場合の施工順序説明
上段切梁との間に十分な空間
空間が確保できる場合で、硬質な粘性
土の場合は掘削終了後、捨てばり・
てばり・支保工を設置して、切梁を
撤去します。
1 段目切梁を撤去する場合は
は前ページ①~③の手順で支保工設
置・捨てばりの設置を行います
います。
捨てばりを使用しない場合の施工順序説明
捨てばりを使用しない方法
S2 支保工を盛替えますので、BOX カル
バートや U 字水路の施工に適用しま
す。
1. 掘削終了後、最下段等に盛替ばりを
設置し、1 段目切梁を撤去します。
このケースの地盤~S2 切梁間が片持梁とな
るので応力と安定度をチェックします。
2. 前頁と同様の手順で 2 段目支保工を
設置、盛替ばりを撤去します。
3. 躯体完成後基礎コンクリート等に
S2 支保工を盛替えて埋め戻しを行
います。
参考資料
スイングタイプ
1 段目のスイング
2 段目スイング後の吊り込み
1 段目スイング後の吊り込み
敷設完了
支保工タイプ
腹起受け台
スイング切梁
大口径掘削完了 1 段目撤去後腹起受け台の設置
1 段目支保工設置完了