建築学会シンポジウム B IMで設計は変わるのか? ∼インターネットを活用した設計コンペからみえたこと∼ 近年、BIMという新しい概念が議論されるようになってきた。 2005年にAIA(米国建築家協会)の大会にて報告されたIP (インテグレーテッド・プラクティス)、2007年の同大会で報 告されたIPD(インテグレーテッド・プロジェクト・デリバリー) の中で重要視されていたことからも判る通り、単なる情報 システムにおける新技術の話しではなく、3D-CADの発達、 インターネットの普及と共に急速に設計者の身近なものと なるだろう。 日本 ではIAI日本という団体がその展開を進めており、 2009年にはビルド・ライブとしてBIMの活用を行ったイン ターネット上での設計コンペを開催するまでに至った。 本 シ ン ポ ジ ウ ム で は 2009 年 9 月 に 実 施 さ れ た 「BLT2009Ⅱ」(ビルド・ライブ・トウキョウ2009Ⅱ)の参加者 からの発表とパネルディスカッションから、BIM(ビルディン グ・インフォメーション・モデリング)によって建築にどう影響 を与えるのか、設計がどう変わるのかについて討論する予 定である。 主催:建築計画委員会 計画基礎運営委員会 情報設計小委員会 協力:IAI 日本 日時:2010 年 3 月 24日(水) 13:15 ~ 17:30 会場:建築会館ホ-ル 内容:主旨説明 広田直行(日本大学/小委員会主査) 総合司会 山極邦之(大林組) 1.講演 1)広田直行(前掲) 2)湯本長泊(九州大学) 3)山下純一(IAI 日本) 4)吉田博・東山恒一(清水建設) 5)友景寿志(大成建設) 6)綱川隆司(前田建設工業) 7)山際東(ビム・アーキテクツ) 8)谷内秀敬(新菱冷熱工業) 9)今泉潤 ( フォーラムエイト ) 10)増山哲也(フジタ) 2.パネルディスカッション 講演者全員 司会 山下純一(前掲) 定員:250 名(事前連絡 当日先着順) 参加費:会員 1,500円 登録メンバー1,700 円 会員外 2,000 円 学生 500 円(資料代含む) 問合せ:事務局研究事業グループ 森田( [email protected] )
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