ハイタッチウォール(H3250-H5000)

宅地用L型擁壁
ハイタッチウォール(H3250-H5000)
特徴
1.前壁が垂直なので土地の有効利用が図れます。
2.擁壁の天端にフェンスを取り付けることができます。
3.製品間の接合に柔軟に対応するため、プレート継手を採用しています。
設計条件
■土質定数
項 目
土の単位重量
コンクリートの単位重量
表面載荷
フェンス荷重
土圧算定式
背面土の内部摩擦角
支持地盤の摩擦係数
地震時設計震度 水平震度
鉛直震度
長 期
常 期
フェンス荷重
短 期
地震時
γs=18kN/m3
γc=24kN/m3
q=10kN/m2
pF=1kN/m ­
クーロン式 物部・岡部式
φ25 ∼45
μ=tanθ(μ>0.6の場合 μ=0.6とする)
­
kH=0.2
­
kV=0
●岩盤に設置する場合を除き根入れ深さは、前壁高さ
の1 5 / 1 0 0 (その値が 3 5 c mに満たないときは
35cm)以上とすること。
ただし、擁壁の設置される
基礎地盤の内部摩擦角が30 未満であるときは、前
壁高さの20/100(その値が45cmに満たないとき
は45cm)以上とする。(宅地造成等規制法施行令
第八条より)
●その他築造に関する諸条件は
「築造仕様書」
による
こと。
荷重(外力)
の組み合わせ……下記3タイプの組み合わせについて検討します。
常時(長期) [(自重)
+
(主働土圧)
+
(表面載荷)]
フェンス荷重(短期)(自重)
[
+
(主働土圧)
+
(表面載荷)
+
(フェンス荷重)]
地震時(短期) (自重)
[
+
(主働土圧)
+
(表面載荷)
+
(擁壁・裏込め土水平慣性力)]
標準施工
ハイタッチウォール
■5 施工歩掛
3250 3500
専用
兼用
3.50
m
3.25
2.25
m
2.25
6.17
個/tf
5.87
5
個
5
4.90
4.90
m3
2.45
2.45
m3
2.00
2.00
基礎コンクリート型枠
m2
0.10
0.10
止水コンクリート
m3
0.31
0.31
止水コンクリート型枠
m2
5.00
4.58
透水層(裏込め砕石) m3
4.24
4.14
フィルター(吸出防止材) m2
0.39
世話役
人
0.39
ブロック工
人
1.17
普通作業員
人
0.39
日
ホイールクレーン賃料
ホイールクレーンの規格
20∼22t吊り
%
諸雑費
使用材料
呼称
型枠種別
擁壁高:H
底版幅:B
製品参考質量
ハイ・タッチウォール
基礎砕石
基礎コンクリート
設置歩掛
■標準施工図
3750 4000
専用
兼用
4.00
3.75
2.50
2.50
7.52
7.22
5
5
5.40
5.40
2.70
2.70
2.00
2.00
0.09
0.09
0.30
0.30
5.53
5.10
4.68
4.43
0.45
0.45
1.35
0.45
25t吊り
11
4250
兼用
4.25
2.80
9.08
5
6.00
3.00
2.00
0.08
0.27
5.77
4.92
4500 4750
兼用
専用
4.75
4.50
3.00
2.80
9.38 10.61
5
5
6.40
6.00
3.20
3.00
2.00
2.00
0.08
0.08
0.26
0.27
6.29
6.22
5.36
5.17
0.56
0.56
1.68
0.56
35t吊り
5000 (注)
「兼用」
は、直近上位呼び名の
「専用」製
専用 1.型枠種別の
品の前壁上端を0.25mカットした製品です。
5.00
ハイ・タッチウォール
3.00 2.使用材料の仕様および規格は、
マニュアルを参照してください。
10.91
「 国土交通省土木工事積算
5 3.設置歩掛の工数等は、
6.40
基準」
(平成15年度版)
を参考にして作成していま
3.20
す。本歩掛は、
ハイ・タッチウォールの設置に関わる
2.00
標準的な施工に適用されるもので、現場条件により
0.08
上表により難い場合は別途考慮してください。
0.26 4.本歩掛は、
現場内小運搬(10m程度)
を含み、敷モ
6.74
ルタルの施工、
ブロック間の接合およびフィルター
5.61
(吸出防止剤)
の設置までの作業であり、床掘り、基
礎砕石、基礎コンクリート、止水コンクリート、透水
層(裏込め砕石又は透水マット)、埋め戻しは含みま
せん。
ブロック長さL=2m/個を基準とします。
5.本歩掛は、
6.諸雑費は、敷きモルタル・フィルター(吸出防止材)
の材料費であり、労務費、
ホイールクレーン
(排出ガ
ス対策型)賃料の合計額に上表の率を乗じた金額
を上限として計上してください。