家族葬 もしもの時の葬儀の流れPDF版

家族葬 もしものときの流れ
一般葬
葬儀式・告別式
出棺
火葬
繰上げ初七日
忌明け法要
(四十九日法要)
納骨
葬儀社と打ち合わせ
を行い、祭壇などの様
式 や お 花、棺など、葬
儀の希望を伝えて内
容を決めます。
ご遺体をお柩に納
め、さらに故人の愛
用品も一緒に納め
ま す。会 場 で は、設
営の状況などを確
認します。
葬 儀・告 別 式 は 通
常、1時 間 程 度 で 行
われます。出棺の時
間は火葬場の予約
時間によって決ま
ります。
火 葬 後、
「お骨上
げ」をします。当日
に「 初 七 日 法 要 」
を 行 う( 繰 上 げ 初
七 日 )ケ ー ス が ほ
とんどです。
亡くなった日を含
め、49日以内に行い
ます。一般的に納骨
もこの日に合わせ
て執り行います。
▪参列者人数がどのくら
いになるかがポイント
です。ご家族を中心に
これまでの経験を参考
にし て 算 出 す ると 、大
まかな人数が予想でき
ます。
▪納棺に立ち会う方々
には、いつ・どこで行う
かをお知らせします。
ご臨終
ご遺体の搬送
ご遺体の安置・訃報
枕飾り
葬儀の打合せ
覚悟はしていても、
そのときになると動揺
して希望する内容をうまく伝えられない
こともあります。できるだけ事前に、依頼
したい葬儀社と、
どんなお葬式にしたいか
などを相談しておくことが大切です。
葬儀の依頼先に電話し
ま す。葬 儀 社 は24時 間
365日 受 付 し て い ま す。
医 師 か ら「 死 亡 診 断 書 」
を受け取ります。
納棺までご遺体を安置
します。ご自宅に安置で
きない場合は、葬儀社な
どで預かることができ
ます。
▪「お葬式のおおまかなイメージ」や、
「最優先したいこと」などを考えて、葬
儀社と話しながら「必要なこと・でき
ること」を整理していきます。
▪連絡リストを事前に作成しておくと
慌てずにすみます。
お身内葬
家族葬
お 葬 式 の ス タ イ ル︵ お 葬 式 を お 知 ら せ す る 範 囲 ︶
納棺・通夜
事前相談
▪もしものとき「故人と直接関係のな
い方々はお呼びしない」など、訃報を
どこまでの範囲に連絡するかを家族
で話し合っておく必要があります。
▪「参列ご辞退」する場合でも、供花や
お香典をどうするのかなども含めて
決めておくと安心できます。
▪家族だけで執り行う旨を親族に理解
していただきます。
▪「参列者へのおもてなし」は必要あり
ませんので、葬儀社に「受付や会葬返
礼品の必要がないお葬式」と伝えてお
きます。
▪ご 遺 体 を 搬 送 す る 際 、病
院の出入り葬儀社を紹介
されることがあります。 「とりあえず移動だけ」の
つもりでお願いすると、そ
の流れで葬儀まで依頼す
ることになってしまう 場
合があります。 葬儀の依頼先が決まって
いれば、その葬儀社にご遺
体の搬送を頼むようにし
ます。
▪病院からご自宅または斎
場に搬送します。ご遺体
を預かってもらう場合、場
所は斎場の安置室がほと
んどです。 ただし、葬儀の式場として
使用していますので、面会
などが制限されるケース
があります 。あらかじ め
葬儀社の施行担当者に確
認が必要となります。
▪会場は、日程、予算、交通、
規模、使い勝手などで決ま
ってきます。
▪葬儀の日時は 火葬場の予約、
僧侶のご都合、
どの空き の
3つが一致しないと決まりません。
▪訃報は葬儀の日時・会場が確定し
てから連絡するようにします。
▪一般的に
、
(三親等
くらいまで)、
しい友人・知人、
・学校関係・所属団体、
隣近所 の順でお知らせします。
▪ご家族の職場・学校・町内会・所属団
体などへの連絡は、
「 参列をお断り
すること」も含めて連絡します。
▪どの範囲までお知らせ
するかによって、参列者
が変わります。お身内
で話し合い、行き違いの
ないように注意します。
▪お香典をお持ちにな
る方もいらっしゃい
ますので、受付や会葬
返礼品、通夜振る舞い
の料理を準備します。
▪焼香が終わったら弔
問客に飲食を振る舞
います。
▪多くの 場 合 、式 場 の
外には案内看板など
を設置します。
▪家族と家族に準じた方の
▪親戚や隣近所、家族の会社関係者
などにお知らせする際、家族だけ
で行う「家族葬」である旨を理解し
てもらうことが必要です。
▪ご家族以外でどなたに
ご連絡するかについて
話し合い、関係者からの
理解が得られるように
します。
▪「葬儀式」は宗教的儀
式、
「告別式」は死を社
会的に確認するお別
れの儀式で、現在は2
つを兼ねた形式とな
っています。
▪参列者には「会葬返礼
品」をお渡しします。
▪出棺の前に、お棺に花
をたくさん入れ、故人
との最後のお別れのひ
とときを過ごします。
▪
「葬儀式」は行いますが、
家族のみで見送るため
みでの通夜となります。
「告別式」は行いません。
仏式の場合は僧侶による
家族だけでゆっくりと、
読経や焼香も行われま
最後のお別れに費やす
す。
時間が増えることにな
▪「参列者へのおもてなし」
ります。
はありませんので、受付
▪ご案内していなくても、
や会葬返礼品は必要あり
葬儀後に自宅にお参りに
ません。
来られることがあります。
▪式場の外に看板などは設
置しません。
焼香や香典を辞退する場
合、丁寧な対応ができる
ように考えておきます。
▪亡くなってから49
日までに「忌明け法
要(四十九日法要)」
を行います。
▪火葬後、火葬場で納
骨のときに必要な
「埋火葬許可証」は
骨つぼと一緒に受
け取ります。
▪ 本来はお亡くなり
になった日を含めて
7日目に行う
「初七日
法要」と「精進落と
し」を火葬後(火葬
中)に行います。
▪死亡を知らせなか
った方々に死亡通
知を出す場合には、
故人の遺志や家族
の意向による、家族
または身内のみで
見送った葬儀であ
ったことのあいさ
つ文を書き添ると
丁寧でしょう。