第63期 報告書 - 協和日成

第
63期
報告書
平成22年4月1日∼平成23年3月31日
■ 企業スローガン
私たちは常に進化する強い意志を持ち、
心一つにして一流に向かい羽ばたき続けます。
■ コーポレートシンボル
■ 企業理念
存在意義『豊かな暮らしのために』
私たちは、安心と心地よさを提供し、豊かな未来のためにライフラインを支え、
社会に貢献します。
経営姿勢『お客様から選ばれ続けるために』
確かな技術と品質でお客さまに安心をお届けし、社員が安心して働ける職場
環境をつくります。
きめ細かな感性でお客さまの信頼に応え、ひとを尊重しお互いを信頼し合え
る企業風土をつくります。
● 青:技術力 ● 緑:環境 ● 赤:情熱
行動規範『羽ばたき続けるために』
私たちは常に感性を磨き、感じ・考え、自ら行動します。
協和の「K」と日成の「N」を融合した、
未来に羽ばたくイメージです。
2つの翼は環境と技術力、お客様と協和日
■ 企業ビジョン
成を象徴し、ともにより良い明日に向かっ
たゆまぬ研鑽を行い、優れた人間力と高い現場力でサービスを提供する真の総合
て成長してゆく姿を表現しています。
設備工事会社を目指します。
また、赤い円は情熱とエネルギーを表し、
マークは全体として「人」の形を連想させ
ます。常に人々の暮らしを支える協和日成
が、社員一人ひとりの力を結集し、新しい
時代を切り拓いてゆく姿勢をアピールして
います。
1
■ 株主の皆様へ
株主の皆様には、平素は格別
依然として縮小傾向が続いており、民間設備投資も持ち
のご高配を賜り厚く御礼申し上
直しの動きは見られるものの、景気の先行き不透明感か
げます。
ら回復力は弱く、依然低水準で推移いたしました。しか
ここに第63期の報告書をお届
しながら、住宅関連市場については、在庫や販売価格の
けするにあたり、一言ごあいさ
調整も進むなか、住宅取得等資金に係る贈与税の特例措
つ申し上げます。
置の拡充、住宅ローン減税の拡大、住宅版エコポイント
当連結会計年度におけるわが
制度の創設などの政策支援効果により、新設住宅着工戸
国経済は、アジア諸国を中心と
数は戸建住宅や都市部のマンションを中心にプラス基調
した新興国の経済成長に伴う外
が続いており、力強さには欠けるものの徐々に持ち直し
需や政府による内需拡大策を背
景に年度当初より輸出・生産が
代表取締役社長
の兆しも見られるようになりました。
一方、エネルギー業界におきましては、景気後退に伴
増勢基調で推移し、企業収益が
う需要の低迷からは脱しつつあるものの、エネルギー事
改善したことに伴い、民間設備
業者間の競争は以前にも増して激化しており、その範囲
投資も持ち直しの動きが見られました。また、経済対策
は家庭用のみならず業務用、工業用にまで広がりを見せ
効果や季節的要因にも恵まれたことにより消費マインド
ております。そのようななか、環境配慮型住宅の普及促
についても改善の兆しが見られ、個人消費も持ち直すな
進を目的とした太陽光発電やエネファームに対する補助
ど、緩やかな回復基調をたどってまいりました。一方で
金制度が開始され、自然エネルギーと電力やガスなどの
失業率は依然として高水準で推移しており、雇用情勢も
既存エネルギーを組み合わせた多様な複合システムなど
本格的な回復には至らず、年度後半以降には景気の先行
も登場し、低炭素社会の実現に向けた需要がますます高
き不透明感から企業の業況判断もより慎重となり設備投
まりを見せております。
資に対する抑制傾向が強まったほか、景気刺激策の終了・
さて、当社グループのこの1年を振り返りますと、主
縮小前の駆け込み需要の反動による個人消費の低迷など
要取引先であります東京ガス株式会社の設備投資計画に
により足踏み状態が続いておりました。
伴う工事の受注は、年間を通して比較的堅調に推移した
また、リビアの内紛に端を発した原油価格の高騰や海
ものの、前年度よりの繰越案件が例年に比べて少なかっ
外景気の下振れ懸念、円高の長期化などさらに景気を下
たため、完成物件が減少いたしました。また、水道局関
押しさせるリスクに加え、3月11日に発生した東北地方
連工事や官公庁補修関連工事が低迷したほか、顧客企業
太平洋沖地震による未曾有の被害と、福島原子力発電所
の設備投資抑制に伴い、工場施設関連の営繕工事は減少
の停止による電力不足の影響が今後の国内経済に及ぼす
いたしました。しかしながら、政府の各種経済対策が下
影響は計り知れず、先行きは見通せない状況となってお
支えとなり、新設住宅着工戸数が戸建住宅を中心に持ち
ります。
直してきたことにより、ガス設備新設工事および空調工
このような経済状況のなか、不動産・建設業界におき
事が好調を維持したほか、既築マンションをターゲット
ましては、公共事業は政府による大幅な予算削減もあり、
としたリノベーション工事(雑排水管ライニング工事を
2
含めた改修工事)につきましても、年間を通して順調に
とがお客様からより深く信頼していただけることとなり、
推移いたしました。
安定的な受注の確保につながるものと考えております。
これらの結果、売上高は313億3千2百万円(前連結
新築住宅分野におきましても、高齢者向け住宅の建替
会計年度比0.4%増)、営業利益6億8千6百万円(同
需要や省エネルギーを目的としたリフォーム工事は増加
34.1%増)、経常利益8億5千5百万円(同54.0%増)、
することが予想され、同時に環境配慮型住宅の普及も促
当期純利益は4億5千9百万円(同49.3%増)となりま
進されるものと思われますので、エネファーム・エコウィ
した。
ルと太陽光発電を組み合わせたダブル発電、太陽熱利用
当社グループを取り巻く中長期的な事業環境は、比較
システムなどの環境負荷低減システムなど高付加価値商
的良好な事業分野と競争力を強化するべき分野に大別さ
品を確実に提供できる体制の強化や戸建住宅を対象とし
れると考えております。ガス事業者の設備投資計画に伴
たガス・給排水衛生設備工事の一体施工による生産性の
う工事の受注は当面堅調に推移することが見込まれる一
向上を実践してまいります。
方、新築住宅分野においては、少子高齢化による世帯数
次に、新規ガス事業者の開拓、他燃料から都市ガスへ
の絶対的な減少や住宅の長寿命化に伴い、住宅着工戸数
の切替工事の推進、既築建物におけるリノベーション工
はほぼ横ばいで推移することが予想されており、ガス設
事(雑排水管ライニング工事を含めた改修工事)やイリ
備新設工事や給排水衛生設備工事分野は厳しい受注環境
ゲーション工事(緑化散水設備工事)などの既存事業に
が続くものと思われます。
おける市場拡大も取り組むべき大きな課題であると考え
このような事業環境において、当社グループが目指し
ており、営業と施工の連携強化、要員シフトや経営資源
ている真の『総合設備工事会社』となるためには、当社
の再配分等の施策を実施していくことで課題に対処して
グループの事業活動における基本ともいえる安全品質・
まいりたいと思います。
工事品質・サービス品質を高め、ブランド価値の向上を
また、国際会計基準の導入を視野に入れた準備や長期
図るとともに、企業集団として社会的使命を果たし、す
的な経営基盤の強化と成長を遂げるための重要な戦略と
べてのステークホルダーから信頼され選ばれ続ける企業
して、新たな事業領域への展開についても本格的な検討
となることが重要であると認識しております。
に入るための体制を整備することとしております。
そのためには、コンプライアンス精神に裏打ちされた
さらに本年は、事業運営の基本方針として安全・品質・
企業風土、人間力、技術力により社会やお客様のニーズ
技術を重点に置き、経営管理の基本方針としてコンプライ
を的確にとらえ、ご満足いただける体制を整備すること
アンス・リスク管理・内部統制を柱とした3カ年の中期経
が必要であると考えております。
営計画の最終年度となりますが、今後につきましても、そ
当面堅調であることが予想されるガス事業者の設備投
れぞれの施策を着実に実施していくとともに、経済、環境、
資計画による工事については、「現場を一流に仕上げる」
社会の側面をとらえつつ「安心・安全・信頼される企業グ
ための教育訓練を充実するとともに、情報の共有と適正
ループ」として社業発展にまい進していく所存でございま
な判断による基本作業の徹底を組織的に実施する体制を
すので、株主の皆様におかれましては、引き続きましての
構築し、施工品質・保安レベルのさらなる向上を図るこ
ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
3
■ 財務ハイライト
受注高(百万円)
40,000
売上高(百万円)
単体 連結
40,000
35,000
30,000
35,000
30,393
31,682
31,622
29,203
29,125
29,060
30,000
25,000
25,000
20,000
20,000
15,000
15,000
10,000
10,000
5,000
5,000
0
0
第62期
第61期
第63期
1株当たり当期純利益(円)
50
29.27
34.73
15,000
単体 連結
459
32,346
31,155
31,332
31,195
28,776
28,654
400
400
389
358
337
307
300
200
100
0
第61期
20,000
39.87
33.85
30
500
第62期
第61期
第63期
総資産(百万円)
単体 連結
40
当期純利益(百万円)
単体 連結
第62期
第63期
純資産(百万円)
単体 連結
10,000
17,009
16,491
16,011 16,307
15,710
15,380
31.09
8,000
単体 連結
8,190
8,365 8,532
8,652 8,811
9,013
6,000
26.70
10,000
4,000
20
5,000
10
0
2,000
0
第61期
第62期
第63期
0
第61期
第62期
第63期
第61期
第62期
第63期
4
■ セグメント情報
⃝ガス工事事業
⃝建築・土木工事事業
ガス設備工事につきましては、前年度より繰り越し
水道局関連工事の受注案件の多くが翌年度への繰り
た集合住宅案件が多く完成したことに加え、ここ数年
越しとなったほか、長引く円高の影響や景気の先行き
推進してきた新築戸建住宅向け営業体制強化策の効果
不透明感から、顧客企業の設備投資の幅が抑制された
により、優良顧客からの受注が年度当初より好調に推
ことに伴い、工場施設関連の営繕工事は減少いたしま
移したほか、環境負荷低減システムとなるエネファー
した。一方で大手顧客との良好な取引関係を構築して
ムを積極的に提案したことにより設置台数を大幅に伸
いるゴルフ場等のイリゲーション工事(緑化散水設備
ばすことができました。また、集合住宅給湯・暖房工
工事)が堅調に推移したほか、既築マンションをター
事につきましても東京ガス株式会社より安定的な受注
ゲットとしたリノベーション工事につきましても、無
を確保することができました。一方、ガス導管工事に
駄のない工程管理と高い品質の提供により、建物管理
つきましては、東日本ガス株式会社における他燃料か
会社やマンション管理組合等から年間を通して受注を
らの切替工事の受注や東彩ガス株式会社からのガス導
確保することができました。また、新築建物に関連し
管網取り替え工事の受注は好調に推移いたしましたが、
た給排水衛生設備工事につきましては、在庫調整が進
主要取引先であります東京ガス株式会社の設備投資計
展したことに加え、政府の各種経済対策により購買意
画工事に伴う受注は安定的に推移したものの、前年度
欲が改善し、都市部のマンションを中心に建築需要は
よりの繰越案件が例年に比べて少なかったことに加え、
持ち直しの兆しが見られたものの、公共物件の大幅削
翌年度へ繰り越す案件が多かったため、完成物件が減
減や民間設備投資の慎重な姿勢により受注競争は依然
少いたしました。
として厳しく、良好な受注環境への回復には至ってお
この結果、完成工事高は245億2千9百万円(前連
りませんが、前年度よりの大型案件が完成したことに
結 会 計 年 度 比0.6 % 増 )、 経 常 利 益 8 億 4 千 万 円( 同
より微減で推移いたしました。
34.9%増)となりました。
この結果、完成工事高は38億1千4百万円(前連結
なお、手持工事高は71億2千3百万円となりました。
会計年度比0.6%増)、経常損失4千4百万円(前連結
会計年度は4千9百万円の経常損失)となりました。
なお、手持工事高は12億4百万円となりました。
5
⃝その他事業
セグメント別売上高構成比
エネリア静岡東においては、経済対策により個人消
その他事業
2,933百万円
9.3%
費に持ち直しの動きが見られたものの本格的な回復に
は至らず、一般ガス機器販売は微減で推移いたしまし
たが、リフォーム工事については大きく減少いたしま
調整額
55百万円
0.2%
建築・土木工事事業
3,814百万円
12.2%
第63期
売上高
31,332百万円
した。また、東京ガスライフバル西むさし株式会社に
おいては、設立3年目を迎え、より実態に即した組織
ガス工事事業
24,529百万円
78.3%
への大幅な改正や新たなる人事処遇制度の構築を実施
す る と と も に、 提 案 力 強 化 の た め の 人 材 育 成 に も 注
力いたしました。年度前半では苦戦を強いられたもの
の、環境対応型機器の販売強化や保安関連業務を推進し、
セグメント別売上高の推移
最重要戦略機種としているエネファームの成約が順調
ガス工事事業
建築・土木工事事業
に推移したほか、一般ガス機器販売につきましても大
型物件の受注により全体的には微増で推移いたしまし
た。
こ の 結 果、 完 成 工 事 高 は29億 3 千 3 百 万 円( 前 連
結 会 計 年 度 比1.2 % 減 )、 経 常 利 益 2 千 6 百 万 円( 同
14.6%減)となりました。
なお、手持工事高は3千3百万円となりました。
その他事業
(百万円)
30,000
25,000
24,529
24,455
6,000
4,000
3,790
2,949
3,814
2,933
2,000
0
第62期
第63期
(当連結会計年度)
(注)当連結会計年度より、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」
(企業会計基準第17号 平成21年3月27日)および「セグメント
情報等の開示に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指
針第20号 平成20年3月21日)を適用しております。
6
■ 中期経営計画『Remake and Step up 2011』について
す
目指
社を
事会
備工
設
総合
真の
事業運営の基本方針
安全を最優先
成長性
当社では、「たゆまぬ研鑽を行い、優れた人間力と高い現場力でサービスを提供する
真の総合設備工事会社を目指します。」の企業ビジョンのもと、2009年度から2011
年度における3ヶ年の中期経営計画を策定いたしました。本計画の骨子はガス工事
を始めとした公共性の高いインフラ整備の一翼を担う企業であることの強みを活かし、
常に変化するお客様のニーズにお応えし、低炭素社会を先取りした環境に優しいエネ
ルギー供給技術によって、高付加価値を提供し、シェアの拡大を図ることであります。
また、会社の力は当社で働く社員力の集積であり、社員一人ひとりがさらにその能
力を発揮できる環境を整え、一歩ずつStep upしていくことであります。
事業戦略
品質・技術の維持・向上
営業体制の強化
経営管理の基本方針
経営効率の向上
高品質経営の推進
人事処遇制度の
抜本的改革
情報発信の強化
コンプライアンス /
コーポレートガバナンスの強化
安定性
■ 事業運営の基本方針
■ 経営管理の基本方針
安全を最優先にした
事業運営を目指す
*人命に関わる仕事をしていることを自覚し、
「絶
対に事故は起こさない・起こさせない」の信念
のもと、安全を最優先に考え「現場を一流に仕
上げる」ことを目指す。
品質・技術の
維持・向上に努める
*「よい品質は無言の宣伝」を念頭に置き、品
質・技術の維持・向上に努め、お客様からの期
待に応え信頼を築く。
高品質経営の推進
コンプライアンス/
コーポレートガバナ
ンスの強化
全社横断的な
営業体制の強化
事業戦略
7
*絶えず変化する社会やお客様のニーズの多様化
に加え、より厳しさを増す価格競争の激化に勝
ち抜くために、既存の概念にとらわれることな
く、柔軟に対応できる提案力・コスト競争力の
強化を図る。
*既存事業の深耕拡大(地域の拡大、既存エリア
のシェアアップ)
*新しいビジネスモデルの構築
*経営資源の再配分
*お客様、従業員、協力会社、株主、地域社会を
はじめとするすべてのステークホルダーから信
頼され選ばれ続けるため、高品質経営を推進し、
企業価値向上と持続的成長を目指す。
*高品質経営を推進するために、役員および全社
員が誠実性と高い倫理観を持ち、かつ柔軟な感
性と情熱で業務を遂行し、自己に課せられた役
割を十二分に果たせるよう自己研鑽する。
*全社員が「会社が掲げる方向性」を共通認識と
して持ち、一体感とやりがい、当社で働くこと
に対する喜びと誇りをもてる企業風土をつくる。
*高品質経営に繋がるコンプライアンス体制、リ
スク管理体制、内部統制の構築を更に推進する。
情報発信の強化
*IRを強化し、積極的に情報開示を行なうことに
よって透明性の高い経営を目指すとともに、企
業イメージの向上を図る。
経営効率の向上
*健全な財務体質を維持しつつ、協和日成グルー
プの効率的な連結経営を目指す。
*事業環境・社内環境に対応した組織・人員配置
の最適化を目指す。
人事処遇制度の
抜本的改革
*人材の確保に向けた施策の強化を図る。
*人材育成制度および活性化策の根本的な改革を
図る。
■ 東日本大震災復旧支援について
当社グループといたしましては、ライフラインを支える企業として社会に貢献すべくグループ一丸となって日々取り組んでおりますが、
このたびの東日本大震災で被災された皆様には、心からのお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げま
す。また、当社グループでは、震災発生直後より都市ガス供給正常化に向けた復旧支援要請に基づき、支援要員を被災地に派遣いたしま
した。今後とも支援要請にお応えし、微力ではございますが、全力を尽くしてご協力いたします。
8
連結貸借対照表(要旨)
科
目
(単位:千円)
当連結会計年度
前連結会計年度
平成23年3月31日現在
平成22年3月31日現在
(資産の部)
流動資産
11,924,464
12,361,436
固定資産
4,566,615
4,647,831
有形固定資産
1,828,519
1,874,863
無形固定資産
172,170
183,100
2,565,924
2,589,867
16,491,079
17,009,268
投資その他の資産
資
産
合
計
科
目
(負債の部)
流動負債
固定負債
負
債
合
計
(純資産の部)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
少数株主持分
純 資 産 合 計
負 債 純 資 産 合 計
当連結会計年度
前連結会計年度
平成23年3月31日現在
平成22年3月31日現在
6,131,544
1,345,886
7,477,430
7,072,308
1,284,394
8,356,702
8,862,315
590,000
1,918
8,303,924
△
33,527
29,982
29,982
121,351
9,013,648
16,491,079
8,490,312
590,000
1,909
7,931,054
△
32,650
64,107
64,107
98,146
8,652,566
17,009,268
(注)当連結会計年度より、
「包括利益の表示に関する会計基準」
(企業会計基準第25号 平成22年6月30日)に基づき、「会社計算規則の一部を改
正する省令」
(平成22年9月30日 平成22年法務省令第33号)を適用しております。ただし、「その他の包括利益累計額」の前連結会計年度
の金額は、
「評価・換算差額等」の金額を記載しております。
連結損益計算書(要旨)
科
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税金等調整前当期純利益
少数株主損益調整前当期純利益
当期純利益
目
(単位:千円)
当連結会計年度
前連結会計年度
平成22年4月 1 日から
平成23年3月31日まで
平成21年4月 1 日から
平成22年3月31日まで
31,332,646
27,704,044
3,628,602
2,942,156
686,445
196,144
26,729
855,860
36,277
121,756
770,381
482,475
459,271
31,195,905
27,671,973
3,523,932
3,012,143
511,788
113,443
69,332
555,899
78,231
9,216
624,914
-
307,644
(注)当連結会計年度より、
「連結財務諸表に関する会計基準」
(企業会計基準第22号 平成20年12月26日)に基づき、「会社法施行規則、会社計算
規則等の一部を改正する省令」
(平成21年3月27日 平成21年法務省令第7号)を適用し、「少数株主損益調整前当期純利益」の科目で表示し
ております。
9
貸借対照表(要旨)
科
目
(単位:千円)
当事業年度
前事業年度
平成23年3月31日現在
平成22年3月31日現在
(資産の部)
流動資産
11,258,292
11,766,478
固定資産
4,452,026
4,540,746
有形固定資産
1,775,354
1,810,630
無形固定資産
34,609
27,354
2,642,062
2,702,761
15,710,318
16,307,225
投資その他の資産
資
産
合
計
科
目
(負債の部)
流動負債
固定負債
負
債
合
計
(純資産の部)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
純 資 産 合 計
負 債 純 資 産 合 計
当事業年度
前事業年度
平成23年3月31日現在
平成22年3月31日現在
5,625,594
1,273,638
6,899,233
6,551,787
1,223,371
7,775,158
8,784,283
590,000
1,918
8,225,892
△
33,527
26,801
26,801
8,811,085
15,710,318
8,471,503
590,000
1,909
7,912,244
△
32,650
60,562
60,562
8,532,066
16,307,225
損益計算書(要旨)
科
目
(単位:千円)
当事業年度
前事業年度
平成22年4月 1 日から
平成23年3月31日まで
平成21年4月 1 日から
平成22年3月31日まで
売上高
28,776,394
28,654,230
売上原価
26,053,433
26,123,996
売上総利益
2,722,960
2,530,233
販売費及び一般管理費
2,084,914
2,054,728
営業利益
638,046
475,504
営業外収益
147,476
96,780
営業外費用
25,748
28,737
経常利益
759,773
543,547
特別利益
35,872
78,215
特別損失
121,618
8,906
税引前当期純利益
674,028
612,856
当期純利益
400,049
358,192
10
■ 企業集団の現況(平成23年 3 月31日現在)
●主要な事業内容
当社は、主に東京ガス株式会社のガス工事(ガス設備
(屋内配管)工事・導管(屋外配管)工事)を主体にし、
そのほか建築・設備工事(建築工事・給排水衛生設備工
事・空気調和設備工事・内装仕上工事)、電設・土木工事
(電気管路洞道埋設工事・上下水道工事・土木工事)を営
み、総合設備工事業として事業活動を展開しております。
また、子会社として東京ガスライフバル西むさし株式会
社(ガス機器販売・東京ガス株式会社よりガス設備の安全
点検・ガス料金の検針、収納業務・ガスメーターの開閉栓
業務の受託)があります。
●主要な営業所
当
会
社
東京ガスライフバル西むさし株式会社
本
社 東京都小金井市
事 業 所
東京都府中市、東京都小金井市、
東京都国分寺市
●企業集団の使用人の状況
使
用
人
数
1,018名
前連結会計年度末比増減
20名減
●当社の使用人の状況
社
本
社 東京都渋谷区
支
北海道札幌市東区、東京都品川区、
神奈川県川崎市高津区、
店 千葉県千葉市美浜区、
埼玉県さいたま市中央区、
静岡県静岡市駿河区
東京都足立区、東京都世田谷区、
東京都国分寺市、東京都西東京市、
営 業 所 神奈川県川崎市高津区、
神奈川県相模原市中央区、
埼玉県さいたま市中央区
東京都葛飾区、東京都世田谷区、
事 業 所 東京都立川市、神奈川県横浜市港北区、
埼玉県さいたま市中央区、埼玉県越谷市
東京都葛飾区、東京都立川市、
出 張 所 神奈川県川崎市高津区、
千葉県千葉市美浜区、千葉県我孫子市
11
子
使 用 人 数
839名
前事業年度末比増減 平 均 年 齢
3名増
43.0歳
平均勤続年数
15.8年
■ 役員の状況(平成23年 3 月31日現在)
地
位
お
よ
び
担
当
氏
名
執 行 役 員 の 地 位 お よ び 担 当
代表取締役社長
社 長 執 行 役 員
北
村
眞
隆
取 締 役 副 社 長 管理本部長、
副 社 長 執 行 役 員 管理本部資材部長兼務
金
子
一
馬
専 務 取 締 役 営業本部長、
専 務 執 行 役 員 ガス導管事業本部長兼務
赤
松
良
郎
建築土木事業本部長、
常 務 取 締 役
建築土木事業本部
常 務 執 行 役 員
電設土木事業部長兼務
鈴
木
正
常 務 取 締 役
ガス設備事業本部長
常 務 執 行 役 員
川
野
茂
ガス導管事業本部
役 導管企画部長、
員 ガス導管事業本部
ガス導管部長兼務
神
長
建
史
役 経営企画室長、
員 管理本部経理部長兼務
佐々木 秀 一
管理本部総務部長、
役
管理本部
員
安全衛生推進部長兼務
山
口
雄
司
常 勤 監 査 役
吉
島
一
智
常 勤 監 査 役
井 上 耕一郎
監
査
役
関
監
査
役
山 田 外茂雄
取
執
行
取
執
行
取
執
行
締
締
締
役
役
役
正
氏
名
執
行
役
員 ガス導管事業本部理事
中
安
敏
之
執
行
役
員
ガス設備事業本部
ガス設備部長
古
平
光
一
執
行
役
員
ガス導管事業本部
静岡支店長
本
村
和
則
執
行
役
員 経営企画室副室長
福
島
博
喜
執
行
役
員 社長付特命担当
癸生川 浩 樹
義
(注)1.監査役関 正義、山田外茂雄の両氏は、社外監査役であります。
2.監査役関 正義氏は、金融機関における永年の経験があり、財
務および会計に関する相当程度の知見を有しております。
3.監査役関 正義氏は、大阪証券取引所規則に定める独立役員と
して同取引所に届け出ております。
12
■ 株式に関する事項(平成23年 3 月31日現在)
① 発行可能株式総数
32,000,000株
② 発行済株式の総数
11,517,759株
(自己株式282,241株を除く。)
③ 株主数
535名
④ 大株主(上位10名)
株
主
名
持
株
数
持株比率
株
%
城
北
興
業
株
式
会
社
2,135,000
18.54
東
京
瓦
斯
株
式
会
社
1,062,000
9.22
朝 日 生 命 保 険 相 互 会 社
629,000
5.46
株式会社三菱東京UFJ銀行
570,000
4.95
森
リ
500,400
4.34
株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行
400,000
3.47
株 式 会 社 み ず ほ 銀 行
350,000
3.04
北
隆
336,000
2.92
協 和 日 成 社 員 持 株 会
272,157
2.36
東
230,000
2.00
田
ユ
村
プ
レ
眞
株
式
会
社
(注)1.当社は、自己株式282,241株を保有しておりますが、上
記の大株主から除いております。
2.持株比率は自己株式(282,241株)を控除して計算して
おります。
所有株数別株主分布状況
500,000株以上
3名
0.56%
100,000株以上
21名
3.93%
50,000株以上
11名
2.06%
10,000株以上
57名
10.65%
5,000株以上
66名
12.34%
1,000,000株以上
2名
0.37%
1,000株未満
79名
14.76%
1,000株以上
296名
55.33%
所有者別株主分布状況
金融機関
7名
1.31%
自己名義株式
1名
0.19%
証券会社
5名
0.93%
個人その他
489名
91.41%
その他の法人
31名
5.79%
外国法人等
2名
0.37%
地域別株主分布状況
外国
2名
0.37%
北海道・東北地方
7名
1.31%
九州地方
13名
2.43%
四国地方
9名
1.68%
中国地方
5名
0.93%
近畿地方
30名
5.60%
13
関東地方
431名
80.56%
中部地方
38名
7.12%
■ 株主メモ
1.事業年度
毎年4月1日から翌年3月31日まで
2.定時株主総会
3.基準日
定時株主総会の議決権
期末配当
4.株主名簿管理人
毎年6月
同事務取扱場所
(
郵 便 物 送 付 先
お問い合わせ先
)
毎年3月31日
毎年3月31日
東京都中央区日本橋茅場町一丁目2番4号
日本証券代行株式会社
東京都中央区日本橋茅場町一丁目2番4号
日本証券代行株式会社 本店
〒137-8650
東京都江東区塩浜二丁目8番18号
日本証券代行株式会社 代理人部
電話 0120-707-843(フリーダイヤル)
各種手続のお申出先
・未払配当金のお支払いについては、株主名簿管理人にお申出ください。
・住所変更、単元未満株式の買取・買増、配当金受取方法の指定等
証券会社をご利用の株主様は、お取引の証券会社へお申出ください。
証券会社をご利用でない株主様は、特別口座の口座管理機関である日本証券代行株式
会社へお申出ください。
5.単元株式数
6.証券コード
7.公告方法
1,000株
1981
電子公告
ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告
による公告をすることができない場合は、日本経済新聞
に掲載して行います。
特別口座でのお手続用紙のご請求はインターネットでもお受付けいたしております。
ホームページアドレス http://www.jsa-hp.co.jp/name/index.html
(一部の用紙は、お手持ちのプリンターで印刷できます。
)
14
パターン0 2
T-148 × Y-80
株主の皆さまの声を
お聞かせください
株主さま向け
アンケート
■ 当社ホームページのご案内
当社では、株主の皆さまの声をお聞かせいただくため、
アンケートを実施いたします。お手数ではございますが、
アンケートへのご協力をお願いいたします。
下記URLにアクセスいただき、
アクセスコード入力後に表示される
アンケートサイトにてご回答ください。
所要時間は5分程度です。
http://www.
e-kabunushi.
com
アクセスコード 1981
いいかぶ
検索
Yahoo!、MSN、exciteのサイト
内にある検索窓に、い い か ぶ と
4文字入れて検索してください。
空メールによりURL自動返信
[email protected]へ空メールを送信してください。
(タイトル、本文は無記入)
アンケート回答用のURLが直ちに自動返信されます。
携帯電話からもアクセスできます
QRコード読み取り機能のついた携帯電話をお使い
の方は、
右のQRコードからもアクセスできます。
●アンケート実施期間は、
本書がお 手 元 に
到 着し て から 約 2ヶ月 間 です。
ご 回 答 い た だ いた 方の 中 から
抽 選で 薄 謝(図 書カード 5 0 0 円)
を進 呈させ て いた だきます
※本アンケートは、株式会社エーツーメディアの提供する「e - 株主リサーチ」
サービスにより実施いたします。
(株式会社エーツーメディアについての詳細 h ttp://www.a2media.co.jp)※ご回答内容は統計資料としてのみ使 用さ
せていただき、
事前の承諾なしにこれ以外の目的に使用することはありません。
●アンケートのお問い合わせ
「e - 株主リサーチ事務局」
TEL:03-5777- 3900(平日 10:00∼17:30)
MAIL:[email protected]
当社のホームページでは、IR情報の充実とともに、ご覧になりたい情
報に最短でアクセスできるよう工夫いたしております。
この機会に是非ともご覧いただくとともに、ご活用いただきますようご
案内申し上げます。
〒150-0041 東京都渋谷区神南一丁目8番10号
TEL 03
(3464)
0121
(代表)
http://www.kyowa-nissei.co.jp/