全ページダウンロード - 八戸工業大学

震災対応出前講座一覧
八戸工業大学防災技術社会システム研究センター
テーマ
No.
氏 名
地震・津波に耐える
1
東日本大震災に続く地震はいつ起きるのか?
佐々木 幹夫
2
土木構造物の耐震-2011年東北地方太平洋沖地震による被害と課題-
長谷川 明
3
東日本大震災における土木構造物の被害状況と維持管理
阿波 稔
4
液状化のメカニズム・被害リスク・対策
金子 賢治
5
地震の前駆現象を捉えることができるか?
川又 憲
6
復興に向けた3.11震災からの教訓
熊谷 浩二
7
大津波により三陸海岸最北部(八戸周辺)の海岸植生はどう変わるか?
鮎川 恵理
8
東日本大震災で明らかになった地震火災の特徴と対策上の課題
大黒 正敏
地球を見つめ直す
9
宇宙から見る自然災害
佐々木 崇徳
10
防災のための3次元マップ生成技術
神原 利彦
11
震災とCG技術
伊藤 智也
12
震災と携帯電話
山口 広行
13
震災とGPS
栗原 伸夫
14
震災と情報ツール
嶋脇 秀隆
15
震災とロボット
藤岡 与周
16
震災と情報セキュリティ
清水 能理
放射線を知る
17
放射線の話
佐藤 学
18
21世紀における原子力の役割
阿部 勝憲
19
原子力の話
齋藤 正博
20
原子力エネルギーと放射能
根城 安伯
21
放射性物質の環境管理
村中 健
22
福島原発周辺で検出された金属元素の水溶液からの除去
鶴田 猛彦
23
食品の暫定基準と放射線の生物影響
若生 豊
24
レーザーの話
佐藤 学
震災を乗り越えて
25
26
災害の備えのための福祉住環境デザイン
安部 信行
27
震災と癒し効果
小坂谷 壽一
28
震災とモビリティ
武山 泰
29
八戸地域における産業の復旧・復興(水産業を中心として)
岩村 満
30
被災児童生徒へのお楽しみ講座
感性デザイン学科教職員
31
理科を通して考えるエネルギー
川本 清
32
視覚のトリックと感性デザイン〜被災児童の心のケア
関川 浩志
33
被災者心理:とかくうわさは立ちやすい。
関 秀廣
新エネルギーを求めて
34
家庭でできる省エネルギー
花田 一磨
35
電気が届くしくみ
花田 一磨
36
自然エネルギーのしくみ
花田 一磨
37
震災と風力エネルギー
小玉 成人
38
太陽電池の使い方
花田 一磨
39
新しいエネルギー源:核融合・宇宙開拓・ナノテク
根城 安伯
40
ハイブリッドカー・電気自動車を利用した震災時等の非常用電源の確保
浅川 拓克
震災対応出前講座一覧
No.
テーマ
地震・津波に耐える
八戸工業大学防災技術社会システム研究センター
キーワード
内 容
氏 名
専門分野
所 属
1
自然災害科学、
東日本大震災に続く地震はいつ起き
津波、洪水、地
るのか?
滑り、海浜流
この地球上の水の動きに関連して発生する自然災害とその発生
機構、並びに、被害の軽減化対策等についてお話します。特に東
北地方の自然災害、その中でも、津波について、歴史的な津波、 佐々木 幹夫
津波の規模、津波の発生原因、世界の津波等について、これまで
に到達した学術的な点を交えながら分かりやすくお話します。
自然災害科学
2
地震、耐震、土
土木構造物の耐震-2011年東北地方 木構造物、東北
地方太平洋沖地
太平洋沖地震による被害と課題-
震
2011年東北地方太平洋沖地震によって多くの土木構造物が被
災しました。土木構造物は、本来、災害発生時において、その機
長谷川 明
能を果たし、人命や財産を守るためのものであるにもかかわら
ず、多くの被害が発生しました。この被害の実態と今後の課題に
ついて述べます。
構造工学、橋梁 土木建築
工学
工学科
3
土木構造物、被
東日本大震災における土木構造物の
災状況、維持管
被害状況と維持管理
理
東北地方における土木構造物(主にコンクリート構造物)の被
害状況(点検結果)やその特徴、課題について述べます。また、
阿波 稔
それらを踏まえ地震動や津波を受けた構造物の耐久性に関するリ
スクや将来的な維持管理手法について説明します。
維持管理工学
4
液状化、被害リ
液状化のメカニズム・被害リスク・
スク、対策、振
対策
動台実験
東日本大震災では、関東地方を中心に液状化の被害が多発しま
した。液状化被害はライフライン・建物を始め種々の影響を及ぼ
します。液状化がどのように発生するか?被害のリスクはどのよ
金子 賢治
うなものがあるのか?液状化の対策方法は?などについて説明し
ます。また、八戸工業大学で実施の際には、大型振動実験装置を
用いて液状化の再現実験を体験します。
地盤工学・応用 土木建築
力学
工学科
5
地電流、電磁
地震の前駆現象を捉えることができ 気、前駆現象、
るか?
地震予知、地震
防災
地表面には非常に微弱な「地電流」が流れています。地電流
は、地中内の岩盤などに大きな力が加わったり、破断などにより
わずかですが変化すると考えられています。この地電流を長期に
わたって観測し、微弱な変化をいち早く感知し、地震の前駆的現 川又 憲
象を捉えることができれば、地震予知および地震防災に大きく貢
献することができます。本講義では、地電流を含め電磁気的な観
測による地震予知研究の一端を紹介します。
環境電磁工学
被災した道路の復旧は比較的早期になされ、復旧支援や復興に
大きく役立っています。また、予期せぬ出来事の発生に対するリ
BCP(事業継続計
スクと影響を洗い出しておくBCP(事業継続計画)の考え方は、日
熊谷 浩二
画)、リスク、複
常生活での被害を減らすために役立つ考え方でです。今回の複合
合被害、減災
災害では、多くの想定外の事象に遭遇しており、これを教訓とし
て汲み取ることで今後の減災に大きく繋がります。
土木建築
工学科
土木建築
工学科
電気電子
システム
学科
地盤環境工学、 土木建築
土木施工
工学科
6
復興に向けた3.11震災からの教訓
7
津波、植物、生
大津波により三陸海岸最北部(八戸
物多様性、海
周辺)の海岸植生はどう変わるか?
岸、生態学
H22年に行った八戸から久慈市までの海岸植生の調査では、宮
城県、福島県では絶滅危惧されている植物を含めたさまざまな植
物が観察され、植物の種多様性の高い地域であることが示されま 鮎川 恵理
した。大津波により、この地域は冠水したが植生の大半は復活し
ています。詳細な調査を現在行っている最中ですので、これまで
に明らかになった内容について解説します。
植物生態学
8
東日本大震災、
東日本大震災で明らかになった地震 火災、津波、燃
火災の特徴と対策上の課題
え拡がり、液面
燃焼
東日本大震災では従来の地震火災とは異なる津波を原因とする
火災が多数発生しました。津波と火災と、一見相反するような災
害がどうして生じたのでしょうか?日本火災学会の調査報告をも 大黒 正敏
とに考えてみましょう。また、再び大震災が起きたとき、我々は
どのように対応したら良いのかを考えてみみましょう。
熱工学、火災科 機械情報
学、燃焼工学 技術学科
東日本大地震、
大規模自然災
害、被害状況、
人工衛星、環境
解析
東日本大地震のような、広範囲にわたる自然災害の被害状況を
見るには、人工衛星は非常に強力なツールです。実際の大規模自
佐々木 崇徳
然災害による影響を人工衛星で観測する方法を、実例を交えなが
らお話しします。
衛星リモートセ
ンシング、ネッ 電気電子
トワーク、統計 システム
物理学、ナノデ 学科
バイス
10 防災のための3次元マップ生成技術
全方位カメラ、
レンジファイン
ダ、3次元マッ
プ、解像度、形
状推定
防災を考慮した復旧計画のためには、被災前後の状況比較が不
可欠ですが、被災前の記録が失われて存在しないことが多く、比
較ができないという問題点があります。また、残っている記録も
航空写真や衛星写真のような巨視的な記録ばかりで細かい箇所ま
神原 利彦
で記録されてはいません。そこで、全方位カメラとレンジファイ
ンダを自動車に搭載し、映像と奥行距離を記録しながら3次元の
高解像度な状況記録を作る試みが行われています。その技術につ
いて説明します。
画像処理、仮想 電気電子
現実感、知能ロ システム
ボット
学科
11 震災とCG技術
コンピュータグ
ラフィックス、
情報可視化、東
日本大震災
地震直後、急激に情報の流れが加速し、発信される情報量が数
十倍になりました。刻々と変化する地震、電力、津波、交通、放
伊藤 智也
射線といった大量のデータを説明するためのコンピュータグラ
フィックスによる情報の表現法について紹介・解説します。
システム
コンピュータグ
情報工学
ラフィックス
科
12 震災と携帯電話
東日本大震災、
携帯電話、情報
通信ネットワー
ク
東日本大震災では、長時間・広範囲で携帯電話が使えない状況
が発生しました。
なぜ携帯電話が使えなかったのか、また今回の震災をふまえ、 山口 広行
携帯電話各社はどのような対策を講じる予定なのかを、各社が公
開している資料を通して解説します。
情報通信工学、 システム
ソフトウェア工 情報工学
学
科
13 震災とGPS
震災で、日本の位置が2.4mも東へ移動したとか、iPhoneツ
イッターのつぶやき位置を地図表示するシステムがWeb掲載され
震災、GPS、車ナ
ビ、国土計測、 たり、GPS(全地球測位システム)が活躍している。GPSの仕 栗原 伸夫
ツイッター位置 組みはどうなっているのだろうか?震災対応にどのようなGPS利
用システムが考えられるだろうか?自動車のナビゲーションシス
テムを開発した体験をもとに解説します。
システム
計測制御工学、
情報工学
信号処理
科
14 震災と情報ツール
東日本大震災、
情報収集、情報
端末
震災では、停電や携帯電話の利用制限などにより情報の収集が
非常に難しくなります。震災時に役立つツールとしてどんなもの
嶋脇 秀隆
があるのか、どんな備えをしておけばよいか、今回の震災におけ
る調査を通して考えててみましょう。
システム
電子デバイス、
情報工学
マイクロ波
科
15 震災とロボット
移動ロボット、
遠隔操作、大容
量バッテリー、
操作感覚、セン
サー
大地震などの災害現場では、人が容易に近づくことができない
場所での状況把握や作業が必要になります。遠隔操作ロボットは
その様な場所での活躍が期待されますが、ロボットと操作者間の 藤岡 与周
情報やエネルギー伝送などでまだまだ解決しなければならない問
題があります。それらの基本について説明します。
システム
集積回路工学、
情報工学
ロボット工学
科
16 震災と情報セキュリティ
震災情報、ラジ
オ、インター
ネット、情報セ
キュリティ、ス
マートフォン
今回の大震災の中、被災地で一番必要なものは「情報」でし
た。電源確保が困難な中、影響力のあるテレビに代わって活躍し
たのが、携帯ラジオに次いでインターネット関連の情報端末でし
清水 能理
た。一方、スマートフォンなど最新のオープンネットワークにお
いて、ウィルスや個人情報漏洩など情報セキュリティの問題が深
刻化しています。セキュリティの最新情報を報告します。
制御工学、カオ
ス工学、情報セ システム
キュリティ、イ 情報工学
ンテリジェント 科
制御システム
バイオ環
境工学科
地球を見つめ直す
9
宇宙から見る自然災害
1
震災対応出前講座一覧
No.
放射線を知る
テーマ
八戸工業大学防災技術社会システム研究センター
キーワード
内 容
氏 名
専門分野
所 属
17 放射線の話
放射線、放射性
物質、医療、レ
ントゲン、測定
放射線は宇宙から降り注いでおり、放射性物質は地中にも存在
します。さらに放射線は身の回りでも様々なものに利用されてい
ます。医療現場ではレントゲンなどの検査や放射線による治療、
佐藤 学
工業生産現場では品質管理やタイヤゴムの加硫などです。放射線
の話では放射線の利用やその測定方法などについての話題を提供
し、放射線の理解を深めます。
放射線応用・機
機械情報
械材料・原子力
技術学科
工学
18 21世紀における原子力の役割
エネルギー、放
射線、原子力、
年代測定、元素
分析
21世紀に解決が迫られている多くの課題があります。原子力は
エネルギー利用と放射線利用という2本柱からなります。エネル
ギーでは化石燃料に代わるエースとして、原子力発電と原子燃料
サイクルが主役ですが、核融合開発も進められています。放射線 阿部 勝憲
利用ではエックス線に続いて陽電子などの新しい放射線が活躍し
ています。遺跡の年代測定や、環境中の微量の元素分析なども盛
んです。
原子力工学、原
子力材料、核融 機械情報
合炉材料、耐熱 技術学科
構造材料
19 原子力の話
放射線、放射
能、原子力、発
電、美術品、考
古学
原子力は・・・、放射能、放射線は怖いもの、と思っている人
が多いかもしれません。しかし、誰もが毎日自然界からの放射線
を浴びています。レントゲン写真、美術品の鑑定、考古学の年代
測定など、放射線は身の回りで役にたっています。青森県六ヶ所 齋藤 正博
村では核融合炉に関する国際的研究が開始されました。この技術
が完成すれば、世界のエネルギー問題は解決します。原子力につ
いて、原子力発電について、いっしょに考えてみましょう。
材料強度、疲
労、破壊力学
20 原子力エネルギーと放射能
原子力、発電、
放射能、防護、
風力発電、太陽
光発電
必要なエネルギーを生み出すため原子力エネルギーを利用して
いますが、生じるエネルギーと放射能(放射線)とは切り離せま
根城 安伯
せん。講義では、原子力発電のしくみと放射能について学び、ク
リーンなエネルギー源について考えます。
プラズマ理工
電気電子
学、核融合学、
システム
宇宙工学、ナノ
学科
構造科学
21 放射性物質の環境管理
放射能、放射
線、環境基準、
現在の状況、生
物影響
環境に放出される放射性物質については公衆の安全を守るため
に環境基準が設けられ環境管理がなされています。ここでは、は
じめに放射性物質の放射能と放射線の関係について説明し、その 村中 健
後、それらの環境基準と現在の状況、および生物影響について述
べます。
応用物理、環境 バイオ環
計測
境工学科
福島原発周辺から検出された放射性元素としてセシウム、ラン
タン、バリウム、イットリウム、ストロンチウム、コバルトなど
があります。これまで種々の元素について、微生物を用いた水系
からの回収について検討を行ってきました。上述の元素は放射性 鶴田 猛彦
を持っていますが、放射性の有無は除去結果には影響しません。
今回は上述の福島原発周辺での検出元素の水系からの除去に微生
物が使えるかについての可能性についてお話します。
微生物工学、有
バイオ環
機化学、資源処
境工学科
理工学
飲食物摂取制限
(暫定基準)、
23 食品の暫定基準と放射線の生物影響 放射能汚染、食
品の安全、放射
線生物学、FAO
これまで国内の食品に放射能の心配はなく、輸入食品に暫定的
基準が設けられていました。この度の原発事故により食品の安全
確保が揺らぎ、暫定基準を巡る議論も活発です。しかし基準がど
若生 豊
のように定められているかはほとんど知られていません。基準の
決め方、および考え方を解説し、食品の放射線汚染に、どのよう
に対応しなければないかを共に考えます。
応用生物化学、 バイオ環
食品機能学
境工学科
レーザー、原子
構造、干渉、衝
撃波、工業技術
レーザーは身近な家電製品にも、溶接などの工業技術にも利用
されています。レーザーの話では、波の干渉や重ね合わせの理
解、原子核と電子からなる原子の構造についての理解などに役立 佐藤 学
つよう、必要に応じて身近なレーザー利用機器から高出力レー
ザーによる衝撃波を用いた応用研究まで話題を提供します。
放射線応用・機
機械情報
械材料・原子力
技術学科
工学
バリアフリー、ユニバーサルデザインに関する基本的な事項に
ついて説明した上で、高齢者や障がい者のための福祉住環境整備
安部 信行
の手法から、ユニバーサルデザインに配慮した住空間の在り方を
考えていきます。
福祉環境工学
東日本大震災により多くの人命が失われました。運良く逃げ延
びた人の多くは、被災に因る一種のトラウマ状態に陥っていま
小坂谷 壽一
す。このような状況の中で、音楽に因る癒しの効果を「自動採譜
装置」を使って説明致します。
システム
ヒューマン・イ
情報工学
ンターフェース
科
震災、公共交
通、バス、ナビ
ゲーション
東日本震災時では道路・鉄道・空港など多くの交通施設が被災
しました。道路については比較的早期に復旧がなされ、バスが被
災者の足として貢献しています。ここでは、震災時におけるバス
武山 泰
の取り組みや研究室で開発を進めている公共交通の乗り換え案内
システムを紹介しながら、災害時に求められる柔軟な公共交通
サービスについて考えたいと思います。
システム
社会システム・
情報工学
環境システム
科
被災、水産業、
八戸地域における産業の復旧・復興
漁船漁業、水産
(水産業を中心として)
加工業
八戸地域の水産業は先の震災で甚大な被害を受けた。そこから
の復旧・復興は多額の資金と年数を要求されるのであるが、現時
岩村 満
点では復旧・復興の道筋のあるべき姿を探っていかなければなり
ません。
経済学
22
福島原発、放射
福島原発周辺で検出された金属元素
性元素、金属、
の水溶液からの除去
除去、微生物
24 レーザーの話
機械情報
技術学科
震災を乗り越えて
25
バリアフリー、
災害の備えのための福祉住環境デザ ユニバーサルデ
26
ザイン、福祉住
イン
環境、高齢者、
障がい者
自動採譜装置、
津軽三味線、ア
27 震災と癒し効果
ルファー波、癒
し
28 震災とモビリティ
29
感性デザ
イン学科
バイオ環
境工学科
30 被災児童生徒へのお楽しみ講座
モノづくり、ト
リック、不思議
体験、アート、
デザイン
視覚トリック講座・ミニチュアガーデンづくり講座・クリスマ 感性デザイン
スオブジェ講座など
学科教職員
31 理科を通して考えるエネルギー
理科、保存量、
熱、エネル
ギー、環境
私たちの生活は理科で観察や実験をする自然現象や環境にとり
囲まれ営まれています。人間が生み出した科学や技術もやはり自
然環境の中にあり、それ自身が自然の観察と理解から発展し、私
たちの生活をより豊かで便利なものにしてきました。私たちが生 川本 清
活で利用するエネルギーも自然環境を形作る自然のエネルギーに
つながっています。理科を通してエネルギーを、さらに理学・工
学の目指す世界について考えます。
応用物理、表 基礎教育
面・薄膜、物理 研究セン
教育
ター
感性デザ
イン学科
32
トリック、不思
視覚のトリックと感性デザイン〜被 議体験、アー
災児童の心のケア
ト、デザイン、
感性
視覚のトリックや不思議な現象、トリックアート、ユニークな
デザインなど、いろいろな作家やデザイナーの感性を学びなが
関川 浩志
ら、笑いや驚きで震災により傷ついた児童生徒の心のケアを図り
ます。
ビジュアルデザ 感性デザ
イン
イン学科
33
うわさ、イン
被災者心理:とかくうわさは立ちや ターネット、流
すい。
言、都市伝説、
デマ
震災時にはとかく噂(うわさ)が立つものですが、時として人
名を奪う事態に至ったことも過去に報告されています。インター
関 秀廣
ネットでも様々な噂が行き交います。噂は何故立つのか、その影
響の大きさ、正しい情報の見極め方を考えます。
映像情報メディ
電気電子
ア工学、画像情
システム
報工学、液晶工
学科
学
2
震災対応出前講座一覧
No.
テーマ
新エネルギーを求めて
八戸工業大学防災技術社会システム研究センター
キーワード
内 容
氏 名
専門分野
所 属
34 家庭でできる省エネルギー
省エネルギー、
節電、家庭、電
気、省エネナビ
東日本大震災の影響により複数の発電所が停止し、節電が求め
られています。本テーマでは私たちの身近な家庭で、どのように
電気が使われているのかを省エネナビという電気の使用量を記録 花田 一磨
することができる装置を使って実際に測定したデータを使って説
明し、省エネルギーを行う方法について説明します。
電力系統工学、 電気電子
自然エネルギー システム
工学
学科
35 電気が届くしくみ
電力、節電、電
力システム、需
給バランス
東日本大震災の影響により複数の発電所が停止し、節電が求め
られています。テレビや新聞で節電の必要性について解説がされ
花田 一磨
ていますが、本テーマではあらためてその必要性について、電気
が届くしくみとあわせて説明したいと思います。
電力系統工学、 電気電子
自然エネルギー システム
工学
学科
36 自然エネルギーのしくみ
太陽光発電、太
陽熱発電、風力
発電、水力発
電、地熱発電
東日本大震災の影響により複数の発電所が停止し、電力不足に
悩まされている中、太陽光発電や風力発電などの自然エネルギー
が注目されています。本テーマではこれら自然エネルギーについ 花田 一磨
て、どのような特徴を持っているのか、どのように役に立つの
か、といったことについて説明します。
電力系統工学、 電気電子
自然エネルギー システム
工学
学科
37 震災と風力エネルギー
風力発電、非常
用電源
震災においては、停電によって自宅や避難所などで電気が使用
できず、照明や暖房器具が利用できない事態が発生しました。そ
小玉 成人
こで、燃料を必要とせず、ほぼ無限に発電することが可能な風力
発電を非常用電源として活用する方法についてお話します。
システム
風力発電、シ
情報工学
ミュレーション
科
38 太陽電池の使い方
太陽電池、太陽
光発電、独立
型、系統連系
型、住宅
東日本大震災後の停電を受けて、自立して発電ができる太陽電
池が注目されています。本テーマでは太陽電池の簡単な仕組み
花田 一磨
や、独立型や住宅用の太陽光発電システムなど、太陽電池の使い
方について説明します。
電力系統工学、 電気電子
自然エネルギー システム
工学
学科
核融合、発電、
宇宙工学、太陽
新しいエネルギー源:核融合・宇宙
39
宇宙発電所、プ
開拓・ナノテク
ラズマ、カーボ
ンナノチューブ
新しいエネルギー源として、核融合による巨大エネルギーの開
拓、宇宙開拓を推進する宇宙機エンジン、医療やバイオ研究の先 根城 安伯
端を担うナノバイオテクノロジーの概略について講義します。
プラズマ理工
電気電子
学、核融合学、
システム
宇宙工学、ナノ
学科
構造科学
東日本大震災、
停電、ハイブ
ハイブリッドカー・電気自動車を利
リッドカー、電
用した震災時等の非常用電源の確保
気自動車、電力
供給
東日本大震災では津波被害に加え、大規模な停電が発生しまし
た。現在においても、計画停電の実施・予定等、そのエネルギー
供給に不安を残しています。「電気がなければ、現在の生活はな
りたたない!」と言っても過言ではありません。HEV(ハイブ
リッド車)やEV(電気自動車)には、1000W以上の駆動用 浅川 拓克
バッテリが搭載されているものがあります。この電源を家庭用電
力に変換し、最低限必要な電力の確保とその応用の可能性、また
通常の自動車用バッテリから家庭用緊急電源を確保する方法等を
についてのお話をいたします。
自動車工学
40
3
機械情報
技術学科