お客様用資料 ファンド保有者の皆様へ 平成 21 年 1 月 9 日 - SBI証券

お客様用資料
ファンド保有者の皆様へ
平成 21 年 1 月 9 日
SBI ファンドマネジメントカンパニーエスエー
SBI グローバル・セレクション・ファンド/
SBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢ
「クオーク・ファーマシューティカルズ社 『QPI-1002』パイプラインで、先行薬の無い腎
臓移植後臓器拒絶の臨床入りを発表」について
拝啓、時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は SBI グローバル・セレクション・ファンド/SBI ボンド&プライベート・エクイテ
ィ・ファンドⅢ(愛称:SBI 未公開株組入ファンドⅢ、以下「当ファンド」という。)をご愛
顧いただき、誠にありがとうございます。
当ファンドが投資を行っている米国の開発段階医薬品会社、クオーク・ファーマシューテ
ィカルズ社(以下、
「クオーク社」という。
)が 1 月 8 日(現地時間)に以下内容の発表を行
いましたので、ご報告申し上げます。
「クオーク社は、RNA(リボ核酸)干渉を用いた医薬品候補『QPI-1002』の腎臓移植後の臓
器拒絶予防(全身投与)の臨床試験(フェーズ 1/2)で最初の患者に投与した。
」と報告しまし
た。
『QPI-1007』パイプラインは現在、急性腎不全予防(全身投与)の適用で臨床試験(フェ
ーズ 1)が進行しておりますが、このパイプラインの適用拡大として臓器移植後臓器拒絶予
防の臨床試験に着手したものです。
本治験は、米国の多施設で同時に、204 人の成人腎移植患者を対象に行います。前半は臓
器拒絶を起こす可能性の高い患者 102 名を対象に、単回投与で投与量の増加に伴う毒性確認、
後半は同数の患者で、前半の治験で決めた投与量での毒性確認、予防効果を確認します。
クオーク社の最高臨床責任者であるシャイ・エーリッヒ博士・医師は「『QPI-1002』が臓器
移植後臓器拒絶の適用で、患者に投与がなされたことはクオーク社にとって重要なマイルス
トーンであるのみならず、臓器拒絶の高リスク患者にとって斬新な技術で臓器拒絶の可能性
を免れる恩恵をもたらすものである。このパイプラインはコンセプトから薬まで一貫してク
オーク社社内で開発されており、当社が先端の新薬研究開発から臨床開発まで行うことがで
きる能力を示すものである。」と述べています。
主席臨床試験医師であり、移植センターの中核であるテキサス州ヒューストン、メソデス
ト病院の医務局長でもあるオサマ・ガバー医師は、「われわれの臨床チームは、腎臓移植患者
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく
開示資料ではありません。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、
完全性を保証するものではありません。また、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績
に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果や市場環境等を保証するものではありません。
投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格は変動します。したがって、元
本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰属します。
管理会社 SBI ファンドマネジメントカンパニーエスエー
(SBI Fund Management Company S.A.)
所在地 ルクセンブルグ大公国 ルクセンブルグ L―2520 アレ・シャファー5
(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
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にとって斬新な治療法臨床治験に参加することに興奮している。臓器移植後臓器拒絶を発症
した患者は、発症していない患者と比べて移植後の腎臓の生着率が低下する。これは臨床現
場では深刻な問題で、臓器移植後臓器拒絶を予防できる薬が現在無く、この薬の開発が是非
とも望まれる。
」と述べています。
臓器移植後臓器拒絶は、腎臓移植の合併症として頻繁に発生しています。移植直後から発
症するもので、米国では死体腎移植患者の 25-40%が発症しています。臓器移植後臓器拒絶
を発症した患者は、入院期間を最短にする米国医療事情の下であっても、入院期間が長くな
り腎機能不全になるリスクが高く、臓器拒絶と診断されると人工透析が必要になります。
クオーク社 CEO のダニエル・ツール博士は「『QPI-1002』パイプラインの臓器移植後臓器拒
絶の治験が全身投与で開始されたことは大変嬉しい。他にもファイザー社にライセンス提供
した『PF-4523655』パイプラインが、糖尿病性黄斑膜症と加齢性黄斑症の臨床治験(フェー
ズ2)段階まで進んでおり、さらに新規 siRNA 構造にもとづく『QPI-1007』が眼科適用の視
神経保護薬として新薬治験申請の準備が進んでいる。こういった重要な開発の進捗はクオー
ク社が RNAi 薬の分野で幅広く、かつ優れた開発力を示すものである。」とコメントしていま
す。
以上、引続き最善の運用を行うべく努力していく所存ですので、今後ともよろしくお願い
申し上げます。
敬具
SBI ファンドマネジメントカンパニーエスエー
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