運用報告 - SBI証券

平成27年4月14日
SBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢ
<愛称>SBI
未公開株組入ファンドⅢ
月次運用報告書〔平成27年3月〕
クラス
元本成長型
分 配 型
合
計
1口当たり純資産価格
(月末)
6,557円
6,362円
純資産総額
(月末)
2,733百万円
482百万円
3,215百万円
前月末比
+25円
+24円
月次
騰落率
+0.38%
+0.38%
設定来
騰落率
▲34.43%
▲33.38%
(※分配型の分配金累計額は、1口当たり300円です。)
設定来の1口当たり純資産価格の推移
(単位:円)
11,000
10,000
9,000
8,000
7,000
6,000
元本成長型
分配型(分配後)
5,000
資産配分 (時価ベース)
未公開
株式等
41.2%
通貨配分
上場株式
2.8%
現金等
11.6%
円
49.9%
米国債券等
44.4%
※四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。
米ドル
50.1%
<当月末の為替>
レート(円)
前月比(%)
119.57
1.28%
ドル/円
※為替レートは、ルクセンブルグファンドで適用の為替レートを採用しています。
※為替レートの前月比は、プラスは円安・ドル高、マイナスは円高・ドル安です。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
属します。
管理会社 SBI ファンドマネジメントカンパニーエスエー
(SBI Fund Management Company S.A.)
所在地
ルクセンブルグ大公国 ルクセンブルグ L-2520 アレ・シャファー5
(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
- 1 -
ファンドの概況
ファンドの2015年3月末の純資産総額は約32億15百万円で、前月末比約25百万円の減少となりました。
1口当たり純資産価格(NAV)については、元本成長型、分配型ともに+0.38%上昇しました。
3月末時点の時価ベースでの資産配分は、米国債券等44.4%、未公開株式等41.2%、上場株式2.8%、
現金等11.6%となっています。
1. 投資環境
■ 日本
3月の株式市場は、前月から引き続き上昇基調となりました。月初は米雇用統計の改善をきっかけとした米
早期利上げ観測による米株安や、10―12月期国内GDP改定値の下方修正を受けて調整する局面もありまし
たが、公的マネーによる日本株買い期待から上昇に転じると国内企業の賃上げ気運の高まりなどから堅調な
推移を続け、日経平均株価は13日に終値ベースで19,000円台を回復しました。中旬も欧米株の上昇を好
感して堅調に推移し、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安・円高が重しとなる局面があったものの、
良好な需給環境と国内景気の回復期待が株価を牽引し、一段高となりました。月末にかけては米景気への先
行き不安が浮上したほか、短期的な過熱感から利益確定売りに押され、下落傾向となり月末を迎えました。
業種別では、その他製品、医薬品、サービス業などが上昇する一方、鉄鋼、鉱業、パルプ・紙などが下落しま
した。
新興市場については、一進一退の展開が続き、東証マザーズはほぼ前月末並となりました。
指数の動きは、日経平均株価+2.2%、TOPIX+1.3%、日経ジャスダック平均株価+1.0%、
東証マザーズ指数▲0.1%となりました。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
属します。
管理会社 SBI ファンドマネジメントカンパニーエスエー
(SBI Fund Management Company S.A.)
所在地
ルクセンブルグ大公国 ルクセンブルグ L-2520 アレ・シャファー5
(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
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2. 未公開株式運用部分
<直接投資>
(株式)
銘柄名
SBI バイオテック
SBI トランスサイエンス
アリジェン製薬
合
計
株数
時価単価
4,875
87
4,285
200,000
452,400
1
時価金額
(円)
975,000,000
39,358,800
4,285
1,014,363,085
組入比率
(時価ベース)
30.33%
1.22%
0.00%
31.55%
時価金額
(円)
310,445,912
1,300
310,447,212
組入比率
(時価ベース)
9.66%
0.00%
9.66%
時価金額
(円)
15,165,000
15,165,000
組入比率
(時価ベース)
0.47%
0.47%
<私募投信経由の投資>
銘柄名
SBIバイオテック
アリジェン製薬
合
株数
時価単価
2,366
1,300
131,211.29
1
計
<私募投信経由の上場株投資(未公開企業が上場した銘柄)>
銘柄名
タケエイ(2151)
合
株数
時価単価
15,000
計
1,011
運用状況
当月は未公開株式の売買はありませんでした。
ご参考:未公開企業の概要については、各会社のウェブサイトをご参照ください。
銘柄名
SBI バイオテック
ウェブサイトアドレス
http://www.sbibiotech.jp /
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せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
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(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
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3. 上場株式運用部分
(1) 上場銘柄一覧
<国内上場>
銘柄
銘柄名
コード
7779
CYBERDYNE
7,000
時価金額
(円)
21,945,000
組入比率
(時価ベース)
0.68%
13,100
19,217,700
0.60%
株数
3903
Gumi Inc
4592
サンバイオ
4,000
8,000,000
0.25%
6097
日本ビューホテル
2,900
5,588,300
0.17%
3196
ホットランド
1,000
4,445,000
0.14%
7816
スノーピーク
500
4,055,000
0.13%
9090
丸和運輸機関
1,000
2,720,000
0.08%
2883
大冷
1,200
2,028,000
0.06%
4979
OATアグリオ
900
1,989,000
0.06%
3900
クラウドワークス
1,100
1,328,800
0.04%
6030
アドベンチャー
200
988,000
0.03%
6027
弁護士ドットコム
200
543,400
0.02%
3221
ヨシックス
100
294,000
0.01%
6099
6029
1430
エラン
アトラ
ファーストコーポレーション
100
200
100
232,000
215,000
180,400
0.01%
0.01%
0.01%
合
計
73,769,600
2.29%
(2) 運用状況
当月の上場株式運用部分は、IPO12銘柄21百万円を購入し、10銘柄18百万円を売却しました。3月末の
組入比率は前月末比+0.1%の2.8%となりました。
※ 組入比率には「2.未公開株式運用部分」<私募投信経由の上場株投資(未公開企業が上場した銘柄)>が
含まれております。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
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ルクセンブルグ大公国 ルクセンブルグ L-2520 アレ・シャファー5
(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
- 4 -
(3) 投資方針
国内経済については、企業活動に回復の動きがみられること、賃金上昇による消費押し上げが期待されるこ
とから緩やかな回復を続けていくと予想します。株式市場については、豊富な流動性が下支えする中、緩やか
な日本経済の改善に企業姿勢の変化が加わり、堅調に推移していくと予想します。一方、海外については、
米国では先月に引き続き雇用者数以外の景気指標に弱さが目立ち、3月のFOMCでは緩和継続が意識され
る内容となりました。欧州では、短期的な景気回復サイクルにあるものの、景気回復は限定的との見方も出て
きています。また、新興国では米利上げ時期を睨みながら、警戒感から弱含みの展開になる可能性があります。
リスク要因として、原油価格急落、ギリシャ政局動向にも引き続き注意が必要でしょう。
このような環境下、上場株式は、IPO銘柄の売買を中心に行います。
3月は42百万円の資金流出となりました。未公開株式については、基本的に新規組み入れは行いません。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
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4. 米国債券部分
<組入上位5銘柄>
銘柄名
シリーズ
クラス
クーポン
償還日
セクター
組入比率
格付け
1
FFCB
0.210%
2017/02/27
米政府機関債
3.72%
AGY
2
FHLB
5.770%
2018/03/23
モーゲージ債券
2.34%
AGY
3
FHLB
5.070%
2015/10/20
モーゲージ債券
1.80%
AGY
4
フレディマック
5
ファニーメイ
3291
BY
4.500%
2022/03/15
モーゲージ債券
1.42%
AGY
2011-29
VA
4.500%
2022/11/25
モーゲージ債券
1.37%
AGY
●AGY = 政府系金融機関債と同等の格付けクラス
ベンチマーク比較
セクター別構成
ファンド
ベンチマーク
デュレーション(年)
1.06 年
1.00 年
利回り(%)
0.85%
0.28%
為替ヘッジ比率
0.0%
0.0%
* ベンチマークは シティグループ米国国債1年インデックス(米ドルベース)
* ジニーメイ(GNMA)は政府住宅抵当金庫、ファニーメイ(FNMA)は連邦住宅抵当公庫、フレディマック(FHLMC)は連邦住
宅金融抵当公庫、FHLBは連邦住宅貸付銀行、FFCBは連邦農業信用銀行です。いずれの金融機関もGSE(政府系金融
機関)と言われ、政府機関債と呼ばれる債券とモーゲージ債と呼ばれる住宅ローン担保債券を発行しています。ジニーメイは
米国政府が債務を保証しています。また、ファニーメイおよびフレディマックは2008年9月22日より、米財務省の管理下に
置かれており、発行するモーゲージ債には実質政府保証があります。
* MBSは不動産担保証券を示しています。
* デュレーションは、金利がある一定の割合で変動した場合、債券価格がどの程度変化するかを示す指標です。この数値が
大きいほど、金利変動に対する債券価格の変動率が大きくなります。
* 債券運用部分のデータおよびコメントは、債券運用マネジャーであるM.D.サスの資料をもとに作成しています。そのため、
月末の約定タイミング等の問題で、保有銘柄、比率等が、事務管理会社のものと異なる場合があります。
* 組み入れ債券上位銘柄の組入比率は、ファンド全体に対する比率です。それ以外の数値は債券運用部分に対する値となっ
ています。
* 為替ヘッジ用に確保してある現金を除いて開示しています。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
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(1)
米国債券市場概況
3月のFOMCの会合後に公表された声明や、年末から来年以降の金利予測をドットで示した最新の「ドット・
プロット(点図表)チャート」は、市場予想よりもハト派的な内容となりました。委員会は「4月のFOMC会合で
フェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを引き上げる可能性は引き続き低い」と具体的に言及しました。
2014年12月のFOMC声明以降に盛り込まれた「(委員会は金融政策の運営姿勢の正常化開始において)
忍耐強くいられる」との表現を削除したことに関して、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は、利上げ時期
を判断する過程において、『「忍耐強く」との文言を声明から削除したことは、われわれが忍耐強くならないこと
を示しているわけではない」』と強調しました。
重要なことは、FOMC会合後に米国国債利回りが低下し、リスク資産の価格が上昇したということです。これ
は、(1)3月のFOMC声明においてFRBの米経済見通しが引き下げられたことや、(2)FOMC参加者による
2015年末のFF金利の予測の中央値が1.125%から0.625%に低下したためです。これに加えて、
(3)「米労働市場のさらなる改善を確認し、中期的にインフレ率が2%目標に向かって戻ると合理的な自信が
持てた時に」、FRBはFF金利の目標誘導レンジを引き上げることが適切になるとの文言がFOMC声明に盛り
込まれ、短期的にみれば米経済や労働市場の状態が利上げを正当化する基準をまだ満たしていないというこ
とが示唆されたことも、米国国債利回り低下やリスク資産の価格上昇要因として挙げられます。
当期間中、欧州中央銀行(ECB)は、公的部門証券買い入れプログラムを通じて域内の国債購入を開始し
ました。当該プログラムは、月額600億ユーロの債券購入を目標としており、ECBがインフレ率引き上げに向
けて持続的な調整を行う場合を除き、少なくとも2016年9月末で継続されると見込まれています。当該プログ
ラムの開始以来、欧州国債利回りは大幅に低下しました。また、ECBの量的緩和の波及効果により、債券利
回りは世界的に低下しました。
当期間中、英大手銀行バークレイズが算出する米国ハイイールド社債指数、投資適格債券指数の相対収益
は、それぞれ▲1.1%、▲0.39%となりました。また、米政府機関モーゲージ債券(MBS)指数の相対収益
は、▲0.07%となりました。
当月の米国国債市場における各年限の利回りの変化、各債券クラスの絶対収益と相対収益は下表のよう
になりました。
期間
2015年3月の米国国債市場における利回りの変化
2月末(%)
3月末(%)
変動幅(%)
3カ月
0.01
0.02
+0.01
6カ月
2年
3年
5年
0.07
0.62
1.00
1.50
0.14
0.56
0.88
1.37
+0.07
▲0.06
▲0.12
▲0.13
10年
1.99
1.92
▲0.07
30年
2.59
2.54
▲0.05
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せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
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ルクセンブルグ大公国 ルクセンブルグ L-2520 アレ・シャファー5
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同等平均残存期間の米国国債との収益比較
資産クラス
絶対収益(%)
相対収益(%)
平均残存期間(年)
米国国債
+0.63
-
5.7
米政府機関債券
+0.50
+0.03
4.1
投資適格債券
+0.35
▲0.39
7.2
米政府機関モーゲージ債券
+0.37
▲0.07
3.5
(1) 運用状況および実績
◆ 債券運用部分
2015年3月の当債券運用部分のドル建ての収益率は月間で▲0.01%となり、シティグループ米国国債
1 年物イ ンデ ックス の収益率+ 0 .0 4%や 、 1年物のL I BOR (ロン ドン 銀行間取引金利)の 総収益率
+0.045%を下回りました。3月末時点では、シティグループ米国国債1年物インデックスの利回り+0.28%、
1年物のLIBORの利回り+0.69%に対し、当債券運用部分のポートフォリオの利回りは+0.85%となってい
ます。各セクター別の構成比は円グラフの通り、81.4%を短期の米政府機関MBS等に投資し、残りの
18.6%を現金で保有しています。
◆ 為替ヘッジ部分
債券運用部分の為替ヘッジの考え方は、基本的には常時ヘッジは行わず、今後の見通しにより機動的に
為替ヘッジを行う方針です。
ドル/円は119円台後半から始まった後、月初は良好な米雇用統計を受け、米早期利上げを意識したドル
買いから円安・ドル高が進み、円は一時122円台まで下落しました。中旬は持ち高調整目的の円買い・ドル売り
が入った他、FOMC後の声明を受け米利上げのペースが緩やかになるとの思惑から、円買い・ドル売りが優勢
となりました。後半は中東情勢の緊迫化に加え、米10―12月期GDP確報が市場予想を下回ったことからドル
売り圧力が強まり、円高が進みました。その後、月末に市場予想を上回る米経済指標が発表されるとドルが急伸、
120円台前半で月末を迎えました。
ユーロ/円は133円台後半でスタートした後、月を通して円高・ユーロ安傾向となりました。ECBが9日から
資産購入策を開始すると、欧州各国の金利が過去最低水準まで低下し、ユーロは幅広い通貨に対して売られま
した。更に、量的金融緩和の効果を評価するドラギECB総裁の発言が伝わるとユーロは 一段安となり、円は
ユーロに対し上昇傾向となりました。月の半ばには緩やかな円安・ユーロ高に転じる局面もありましたが、月末に
かけては再度、円高・ユーロ安となり128円台後半で月末を迎えました。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
属します。
管理会社 SBI ファンドマネジメントカンパニーエスエー
(SBI Fund Management Company S.A.)
所在地
ルクセンブルグ大公国 ルクセンブルグ L-2520 アレ・シャファー5
(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
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(2) 運用方針と市場見通し
◆ 債券運用部分
マクロ経済レベルでは、FRBによる利上げ時期及び利上げペースに加えて、原油価格という2つの重要な
問題が、引き続き市場の懸念となっています。米労働市場の回復に伴い、米国のインフレ見通しは、FRBの
金融政策の行方を定める重要な決定要因になりつつあります。インフレ率は短期的にはエネルギー価格や
商品価格の影響を受けることになるでしょう。米経済の見通しに不確実性が存在することから、金融市場の
変動率の高さは、高格付けの短期債券へ投資する当債券運用部分のリスク/リターンの側面に好ましい影響
を与えるでしょう。
◆ 為替ヘッジ部分
為替については、引き続きヘッジは行わない予定でおります。
※米国債券部分につきましては、運用を行っている M.D.サスからのコメントを SBI ファンドマネジメントカンパニ
ーエスエーにて和訳・編集し記載しております。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
属します。
管理会社 SBI ファンドマネジメントカンパニーエスエー
(SBI Fund Management Company S.A.)
所在地
ルクセンブルグ大公国 ルクセンブルグ L-2520 アレ・シャファー5
(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
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