蕾 No.1 - 文京学院大学女子中学校 高等学校

第2学年高等部 学年通信
蕾(つぼみ)
NO.1
平成26年4月16日
文京学院大学女子高等学校
第2学年高等部代表
伊藤久美子
今年も美しい桜を見ることができました。メディアが桜の開花予想日を出す頃から、人々
の心は春の訪れを意識し、心がウキウキしてきます。蕾が膨らんで色づく頃になれば、次に
はいつ三分咲きか、五分咲きか、満開かといった話題に変わります。単なるひとつの花のこ
とで国民全体が一喜一憂するような国は日本だけのようです。このような美しい花がある幸
せを感じると同時に、のんびりと花を愛でることができる平和な国であるこの日本を、有難
くまた素晴らしい国であると誇りに思います。
昨年度は、保護者の皆様におかれましては、ご子女が高校生としての新しい生活を始めら
れるということで、ご心配も大きかったことと存じます。しかし、1年間の様々な経験を通
してだいぶ成長したように感じます。今年度は2年生としての新たな成長が待っています。
楽しいこと、嬉しいこと、辛いこと、悲しいこと等、様々あるでしょうが、教員一丸となっ
てサポートして参ります。今年度も引き続き、ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。
1年次は、高校レベルの学習に慣れ、基礎学力を養成する期間でした。2年次からは大学
入試に向けて、質・量ともに更にレベルアップした学習が求められます。かつ、それぞれの
希望進路の実現に向けてのプラスアルファーの対策を始めることも必要です。しっかりした
進路目標をかかげ、
“中だるみの高2”に陥らないように、計画的・積極的学習を指導してい
きます。ご家庭におかれましては、大人の視点から将来へのアドバイスや相談を是非よろし
くお願い致します。
昨年度の学年通信は、新しい葉が土や太陽の恵みを受けて元気に育ってほしいという願い
を込めて「若葉」としました。今年度は、3年次の開花の前段階ということで「蕾」としま
した。来年度どんな花を咲かせるかは、今年度を如何に過ごすかにかかっています。
学年の先生から一言
桜組担任
松崎
Now you’re 2
毅(英語)
nd
grade, you have a lot of things to do. I recommend you make it a
rule to lay a plan and carry it out completely.
I’d like you to work hard, but
keep smiling through this year!
藤組副担任
根岸
千恵(数学)
二兎追わなければ二兎得ることはできません!メリハリをつけて時間を上手にやりくりして、
2年後、6年後の笑顔のために充実した時間を一緒に過ごしていきましょう!
梅組担任
高山
誠(数学)
『学力に限りなし、時間に限りあり』。これは、某予備校の数年前のキャッチフレーズです。
高校2年生は、卒業後の進路を具体的に考える時期です。大学進学はもちろんのこと、就職先まで
を視野に入れなければなりません。どの道を選ぶにしろ、ある程度の学力をつけないと選ぶ道が少
なくなります。このキャッチフレーズを頭に入れ、今年一年を過ごしてみてください。
来年からやりますでは、手遅れになります。
萩組担任
大森
達也(社会)
私の共感した言葉を1つ送ります。自分なりに咀嚼し、一生懸命に過ごしてください。
天は二物を与えないと言っているが、その裏には必ず一物は与えている。その自分の一物をいか
んなく発揮できれば、必ずオンリーワン、ナンバーワンになれる”
杉組担任
和智
潔(国語)
「頑張って、何かを得た」という経験をしてほしい。たとえば成功。たとえば勝利。たとえ
ば合格。楽して手に入れたものは、すぐその価値を減じてしまうが、努力して、苦労して、時
に挫折して、その果てに得たものは、いつまでも輝き続けるはず。文京で、そんな体験をして
ほしい。
蔦組担任
入江
祥史(社会)
今年、1年間の成績が、自分の「志望校の合否」に明確に現れる。正しく、日頃の勉強(日々
の生活習慣)が最も大切になる。《さあ、今年が勝負だ》昨年の事は、いいから、前を向い
て、今年に、集中しよう。みんなに期待している。
学年サポート
小倉 千秋(英語)
今年度からこちらの学年に加わり、皆さんといっしょに勉強することになりました。
高校2年生は進路目標を明確にする大切な時期です。皆さんの目標に向け、全力で進んで
いってください。
学年代表、藤組正担任
伊藤
久美子(英語)
七度目、41歳でのオリンピックにしてついに個人のメダルを手にした“レジェンド”葛西
紀明、そして、拉致事件の被害者家族として何十年も闘い、ついに娘孫に会うことができた
横田夫妻(81/71 歳)に共通するものは何か。それは自分の強い思いを長きに渡って抱き続け、
それを実現させたということではないでしょうか。その熱い切実なまでの気持ちに涙が出ま
す。皆さんも、大きな夢や目標を持ってそれに向かって強い意志で努力してほしいと思いま
す。
“やらされる勉強”から脱却しましょう。勉強は自分のためです。