(質 問) Q、10 ページの民生費の主な事業以外でどんなものが - 伊勢市

(質 問)
Q、10 ページの民生費の主な事業以外でどんなものがあるのか?特に高齢者と障害者の事
で聞きたい。伊勢市も高齢化が進む中、認知症については、全国的に問題視されている。
ネットワークであるとか、地域の見守りが必要となるが、どのような施策があるのか?
伊勢市の中で日中の生活回路とか夜の生活の場、伊勢市は事業者が少ないけど何か解決
策のような施策が入っているのか聞きたい。
障害者の就労については、三重県は 1.6%で全国最下位で県知事も苦労していて、12 月
には、カフェを作るということを進めているが如何か?
A、当初予算の中でさっきの3つの事業以外ほかにもたくさんあります。障害者地域生活
支援事業があり 1 億 2178 万 31 千円計上されている。内容的には障害者総合相談支援セン
ター運営業務とか自発的活動支援事業とか日常生活用具給付等事業などこの中には記載さ
れていませんが、伊勢市に於いて従来からこういう事業が進められている。議会としても
賛成して進めている。
障害者雇用の問題は今回の委員会では議論されませんでしたけど、以前から議会では問題
視しており、行政当局に申し上げております。現在残念ながら 1.7%ぐらい 2%ないぐらい
だと思う。我々としても県だけではなく問題視しており指摘してきました。また県との連
携もしなくてはなりませんが我々も課題として今回聞かせて頂いた。
Q、他の所は、SOSはいかいネットワークとか個人情報もあるが、いなくなった場合氏
名・顔写真・特徴を事前に登録して家族了解のもと警察・民生委員、色々な所に発信する
ことは、県内他の地域では進めている。伊勢市は中々進んでいない。高齢者のとこでは、
認知症の施策は無いのですか
A、お尋ねいただいた事業については、施設とかには出しているが、はいかいネットワー
クのようなものとか情報発信(ときどき家を出たまま行方が分からない人は行政無線を使
って呼びかけている。
)とかないので、貴重なご意見を頂いたと思っている。地域の民生委
員さんとの連携が大事になる。又私どもでも検討課題として議論させていただく。
Q、認知症サポーター講座を充実してほしい。講座については、年に 1 回して頂いている
またキッズ関係でもされていることは知っている。他市は、1 月に 1 回市の主催でやってい
る。
もう少し認知症や地域の見守りが分かって頂けるように最低限サポーター講座を頻繁に
開いていただけると、いいんじゃないかと。市民には防災無線しかないので、こんな意見
があったということで宜しくお願いします。
A、貴重な意見をいただいたそのことを糧として進めていきます。
(意 見)
① 昨年から説明会やられて 2 年目ということで、試行錯誤でやられておる。昨年の結果
がどうなった。ホームページに出されているのか?私は探せなかった。去年の課題があっ
てどのように解決したのか?成果を報告していただけると、議会をもっと広めていくのに
いいのではないかと思う。前向きなとこがあればいいと思う。昨年の長所・短所があれば
教えてほしい。
(答)昨年の報告会の結果は、議会だよりで報告されている。後日届けさせていただく。
今回この結果をもって
今日は非常に大事な提案を頂いたと思う。今日来ている 7 人の議員は、問題を共有するこ
とが出来た。今後市民の皆さんに地域の問題、市政の問題を聴かせていただき議会の方か
らの提案に繋げて行きたいと考えているので、今後とも宜しくお願いします。
(答:補足)ちょっとよろしいか、あの、実はな、この議会改革特別委員会を立ち上げて
3年ぐらいになるんかな。平成 22 年に立ち上げて、ここへやっと来たんですわ。
これは、なかなかやっぱし議会報告会というのは難しいんですわ。というのは、28 人の
議員がすべて一緒のことを言わんと、あちらでは違うことを言い、こちらでは違うことを
言っておる、いったいどうなっておるんやと、それでここへ来られておる方も、また明日
は違うところへ行くかもわからんし、違う議員さんの議会報告会を聞くかもわからん、そ
うなってまいりますと、いったいどうなっとんのやと、こんな形になりますもんで、前回
も今回も 28 人が意志の疎通をせないかんということのなかで、この予算審議を集中して皆
さんにご報告をしておるとこういう形なんですわ。
実は昨日われわれは厚生小学校でやったんですが、お叱りも受けたんですわ。これお前
ら読んでおるだけやないかと。こんなもんは広報を見ておったらわかるんやと、こういう
お叱りも受けたのですが、その件については、またこれから議会へ持ち帰って、こういう
今あなたの言ったような認知症の問題、障がい者の問題、就労問題等々も持ち帰って、今
回こういうような話もしてこんと、こういう形で切磋琢磨していかなならんと。
その中で、この議会報告会やもんで、議員 28 人がすべて共有した答弁をしていかななら
んと。そうなってくると昨日も市民病院はどうなっておるんやとこういうような話も出ま
したわ。それは、市民病院は粛々と進んでおると。それぐらいしかお答えができやんとい
うことですわ。そやで、なかなかこれやりにくいんですわ。今日は格調高いご質問で、西
山議員がうまいこと答弁してくれんたんですが、なかなかやっぱし、テーマひとつにとっ
ても、この来られる市民の皆さんが何を聞きたいんやというのが、みんな個々に違うと思
うんですよ、違うと思う。
これを、今お宅の言ったように、民生のことも詳しく聞きたいんやと言う人もおれば、
小学校、中学や子供の、幼児教育のことも聞きたいんやと。そうなってくると、もう時間
が、1時間ではとてもやないけれどもできやんということがありますもんで、いろんな意
見をいただきながら、これから3回、4回と進めていくなかで、皆さんに満足ができる報
告会にしてたいなと思っておるのはみんな共通の認識なんですわ。いろんな意見を出して
いただいて、こうしたらどうやとか、こんなことはどうなっておるんやということを言っ
ていただくのが一番ありがたいんですわ。
まあそんなことで、まあ立ち上げて2回ですので、本当に試行錯誤を繰り返しながら、
お叱りも受け、進めておるというのが現状なんですわ。
どうぞ皆さん方でいろんな意見を出していただいて、また持ち帰って、みんなで話をし
てみなさんのご意向に沿うような形の報告をしたいなというのが本位なんですわ。まだ、
こちらも歩きかけたばっかやもんで、わからんのですわ、現実は。そやもんで、これ、き
のうもお前ら読んでおるだけやないかと、こんなもんは広報に載っておるんやとお叱りを
受けたのも事実ですわ。そうするとまたわれわれは内々の話として、この問題については、
津波の問題については、もっと細かく説明をしようかとか、これに肉をつけていこうかと
か、今は幹の話だけやもんで、枝葉をつけながら説明すると納得してくれるんと違うんか
なとか、いろんな試行錯誤を繰り返しております。
(補足)
山本議員のほうからも少し補足のご説明をさせていただきました。いずれにしましても
私ども議会と行政当局というのは、それぞれ2元代表制で市長と議会、議員といろいろあ
って、こういうお話の場をもっていただくと、決定権が、議会は審査、チェックをすると
いうのが主な任務になってきます。それに加えて、政策を議会としてどう出していくかと
いうのも任務だと思います。だからこういったこういう報告会、意見交換会を含めてです
ね、いろいろと市民のみなさんから頂いた意見を議会の中で精査して、市長部局へ議論を
していくということもひとつのこれからの手段でございますので、そういった地ならしを
私どもやらせていただいているということでご理解いただきたいと思います。
確かに何やっとるんやという声も随分いただきますけれども、予算の提案権は市長しか
ございませんので、その審査をするというのはわれわれの任務ということもありまして、
そこらへんもこの2元のひとつの役割だと。しかしわれわれはそういって甘んじておって
はいかんと。議会として市長部局に対してどういうことで市民はこう考えているか政策を
議会として出すというようなとこまでいけば、私は大変いい議会になっていくんではない
かなというふうに思っていますので、そこら辺もこれからの課題としてわれわれ努力をし
てまいりますので、またいろんなご注文、ご意見をいただきたいとこのように思っており
ます。
(補足)
この議会改革で私ども報告会をやっておるんですけどね、最初のときは割りと地域の細
かな側溝を直してというような話が出るのかなと思ってましたけど。先ほど○○さんが言
われたね、例えば認知症の問題であるということが、こんなことが伊勢市に足らんやない
かと非常に大事な提案を頂いた。今ここに7人の議員がおってですね、そこでみんな意識
が統一されるわけですね。そういうことをたくさんの議員が共有して、それはいかんこと
やということで、市長のほうに提案をする、議会のほうからそういうことはがんばりなさ
いよということが提案できるということ、これが一番大事なことなんでね、12 箇所やって
いますけれども、各地域でいろんな問題があると思うんですね
そこの地域に私ら全部入るわけにはいかないんで、またそこの地元の議員さんが1人が
んばっていただいてもなかなか声が届かない部分があるんで、やっぱり地域にこんな問題
があるんやということを言っていただければ、その意見を議会でもって帰って、こういう
意見が出ましたよ報告し、それをみんなで相談して、それは大事なことやで議員全員が一
致団結してやりましょうかというようになったら提案ができるわけなんで、そういうこと
をどんどん進めていきたいというのが根本にあるということですね。
先ほどの就労の話でも三重県の中でも、まだ伊勢市は、障がい者就労は少なくともいい
ほうにおると思います。今回は遷宮もありましてね、商店とかいろんなところが景気があ
がってきて仕事も増えてくるんで、言われましたけれど、しっかりがんばって、議会のほ
うとも、行政のほうに就労をがんばってくださいということは言っておるんで、その点は
貴重なご意見をいただいたと思って、私ども持って帰って皆さんに報告したいと思います。
、
こういう意見がありました。じゃあ議会もこれに取り組みましょうと、言うことをやりた
いがためにこれをやっておると、そういうふうに理解をしていただければ非常にありがた
いかなと思います。
② さっきお話を聞いていて、10 ページに地区みらい会議というのがあるんですが、これ
はどのようなあれですか、9千万円からの予算が上がっているんですけど、今言われた、
側溝とか、そういうのを即意見が出たら、それに議決とかそういうことになるんですか。
まったくわからないので。
(答) 地区みらい会議というのは、各 24 地区、小学校区ですか、23 地区でたちあげられ
ています。それで、そこの学区ですよね、例えば何々学区というのがありますよね、学校
区の学区、そこのところで今自治会がみなさんあると思うのですが、その中にひとつ別組
織として、ふるさと未来づくりという組織をつくって、学区の、どういうかな、各自治会
の活動と別に学区で物事を考えましょうという、地域に分権するということですよね。将
来的にはね、いろんな考え方があると思うのですが、今、財政厳しくなっていますよね、
皆さんご存知ですよね。そうするとね、今まで行政が全部やってきたんですが、そういう
ことが全部できなくなりますよね。そのときに住民の皆さんができることは住民の皆さん
でやってくださいよ、そういう自助とか、一緒にやりましょうというような協働とかいろ
いろあるわけですが、そこの部分を強くするために、みなさんは地区の中でできることは
やってくださいということで、今各地区にお願いしてですね、そういう未来会議という名
前のものを立ち上げておるわけですわ。今だいたい9千何百万という予算をね、だいたい
1地区に 400 万円入ってます。400 万円の中で、その中で事務もしていただいて、政策も
つくってくださいということでやっています。特に多いのは防災であるとか、そういうこ
とをやられておるのが多いんですけど、環境、花づくりとか、そういうまちづくりと、自
分たちでいろんなことをやられて、やっているところがあります。ただ、立ち上げたとこ
ろの段階が違うので、先に行っておるところはいろんなことを考えていますけれども、ま
だたちあがっていないところは何をしたらいいんかなというのがわからないところがあり
ます。
例えば自治会でいうと、自治会に公園がありますよね。公園は市のものですが、この公
園はだれが掃除するのといったときに、こんなのは市が掃除するのが当たり前やろという
考えるところと、いや、自分たちのところの公園だから自分たちで掃除をせないかんよね
というところと、そうありますよね、差があるわけですわ。そういうところもまず公園の
掃除をみんなでやろうかというのもひとつの方法ですし、まあそれが、差があったらいけ
ないんで、この間のときに、実は公園の委託業務といって、公園を全部自治会さんに、ち
ょっと、保険料は払うで、お宅らで見てくださいねということで全部統一したんですわ。
そんなことも含めて、皆さんの意識がどんどん高くなって、自分たちの町は自分らでつ
くらないかんなという所が最終目的で、今そういう方針でお金を出してやっておるわけな
んです。ちょっと説明難しかったですか。
③ そういうことを全く知らなかったので。
(答)地域別に、いろんな地域がありますよね、山側の地域、海側の地域、平坦な地域、
地域によって課題が全然違う部分があります。伊勢市の場合で、全体での予算のことで物
事をやっていますけれども、地域の課題が出てきたところで、その地域の課題を地域で解
決していこうやないかというふうな部分でその地区みらい会議というのを立ち上げていま
す。
ですから地域の課題を地域で解決してもらえるような形のお金の出し方をしようという
のが目的です。その中で地域の課題を解決するのに何がいいかということで未来会議を立
ち上げてもらって今皆さんで各小学校区でやっていただいておる、試行錯誤していただい
ておる。それが進んでいる地域と、まだ今、立ち上がったばっかりですよとか、協議会が
できあがったばかりですよという値域に分かれている現状です。
(補足)
地区みらい会議におきましては、ものすごく高低差がある。先発的?精力的に進んでい
るところは非常にこれを効率よく使いながら動いておる。
厚生学区なんかでもかなり進んでおるんと違うかな。
買い物、買い物ボランティアというのをつくって、独居老人の人の買い物の注文をとって
買いに行ったりと、いろんなようなことをしていますに。これはやっぱり今高低差があっ
て、平成 27 年までに全市的につくっていくと、こういうことで動いています。
だからそれを市の職員、またわれわれも横からサポートもしながら、何とか地区みらい会
議、27 年度までに全市的に広げていかないかんということでやっておるわけですわ。
(補足)
お話がございましたようにですね、今質問をされた方も、こういった地区みらい会議を
すべての小学校区で立ち上げようということで、ずっと、27 年を目標に取り組んでおりま
すけれども、今おっしゃられましたように、なかなか市民の皆さんに、これ何というほう
が、まだ多いかと思うんですよ。運営とか協議会を作るのに関わっていただいておる市民
の皆さんはご存知かもわかりませんが、それぞれの地域に帰ったときにそれ何なのという
方が多いんじゃないかと私ども思っております。私もそういった声を良く聞きます。その
ことがやっぱり行政当局もわれわれもどういった方法や手段で市民の皆さんにこの地区み
らい会議を理解してもらえるか本当に大きな課題だと思います。それで先ほど山本議員も
おっしゃったように、27 年からヨーイドンで伊勢市のすべての地区でみらい会議ができて
ですね、そうなったときに、やはりこの地区みらい会議に向けてのある一定の基準という
んですかね、市の条例、これもたぶん準備していると思いますが、条例をつくって運営を
していく必要があるんかなというふうに私自身は思っていますけれども、それはのちのち
の課題になりますけれども、地域によって、先ほど浜口議員がおっしゃったように、課題
が、それぞれ地域によって課題が違いますので、これは他の地域を真似するということも
できません。これは地域の中できちっと自分たちのまち、学区はどうしていくんだという
ことをきちっと相談して、皆さんと協力しあいながら運営をしていくということにならな
いと、なかなか建物をつくっても中に入る人がいないということでは、だめだと思ってお
りますので、これは、ここ 1,2 年の大きな私どもの課題だというふうに受け止めております
ので、またそれぞれの地域の自治会長さんとか、区長さんが中心になっていただいておる
のかなと思いますけれども、やはり市民の皆さんが積極的に参加していただかないと、ま
ちづくりの中に入っていただかないとなかなかうまくいかないののかという個人的な思い
をしておりますけれども、個人的な思いをしていますけども、個人的な意見は控えよとい
うことでこの程度にしておきますけど、そういった取り組みをいまやっております。
(補足)
最後に、これから伊勢市が目指すイメージとしまして、議会で目指すイメージとしまし
て、先ほど西山さんが言われましたように、皆さんのご意見をいただきながら、それぞれ
反映する、市民参加及び市民との連携というのが、これから議会改革のほうで特に取り組
んでいきたいと思いますのでひとつ、今後とも議会に対してよろしくお願いします。