事 業 計 画 書 - JCCO 日本クレジットカウンセリング協会

平 成 22 年 度
事 業 計 画 書
(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)
財団法人
日本クレジットカウンセリング協会
平成22年度事業計画書
自 平成22年4月1日
至 平成23年3月31日
平成22年度事業については、次の計画により実施する。
1.カウンセリング事業
多重債務者の救済・生活再建を図るため、消費者保護の観点から、公正・中立な立場に立ったカ
ウンセリング事業を実施する。
カウンセリング事業は、協会の本部及び支部に設置されるカウンセリングセンターにおいて実施
するカウンセリングセンター事業及び全国主要都市において実施する法律・家計相談会とする。
平成22年度においては、政府の多重債務問題改善プログラム(平成 19 年4月 20 日多重債務者
対策本部決定)において、関係業界に対し当協会の拠点の拡大(少なくとも各ブロック単位(全国1
1箇所))を要請することとされたことを受けて、前年度に設置された熊本支部の活動を軌道に乗せ
るとともに、
さらに22年度中に2か所の支部が開設できるよう関係団体に働きかけることとする。
なお、これら事業の実施に当たっては、相談ニーズの動向等を踏まえて、効率的な運営に努める。
(1) カウンセリングセンター事業
① カウンセリング
カウンセリングセンターにおいて行う面談によるカウンセリングは、下表の体制により実施す
る。
家計カウンセリングの質的向上と充実を図るため、アドバイザーに対する研修機会の提供、各
センター間でのアドバイザーの研究会の開催等を行う。
② 電話による問合せ対応(電話相談)
電話による多重債務に関する問合せ(電話相談)に対応するアドバイザーの体制は下表によるこ
ととする。
弁護士・アドバイザーによる
アドバイザーカウンセラーの数
面談時間(3時間)の枠数
東京センター
1週間に 20 回
毎日6~7人(実員 10 人)
福岡センター
1週間に 3回
毎日3~4人(実員 4人)
名古屋センター
1週間に 3回
毎日3~4人(実員 5人)
仙台センター
1週間に 2回
毎日2~3人(実員 4人)
広島センター
1週間に 2回
毎日
新潟センター
1週間に 2回
毎日1~2人(実員 3人)
静岡センター
1週間に 2回
毎日2~3人(実員 3人)
熊本相談室(仮称)
1週間に 1~2回を目途とする
毎日1~2人(実員 2人)
2人(実員 2人)
(2) 法律・家計相談会
カウンセリングに来所することが困難な遠隔地の多重債務者からの相談に応えるため、当該地域
の弁護士会、地方公共団体等の協力を得て、無料の法律・家計相談会を開催する。
開催地区については、支部カウンセリングセンターを核とするものを中心とする。
2.啓発事業及び広報活動
支部の該当地区の消費生活センター等相談窓口への周知徹底を図るとともに、協会のさらなる周
知を図るため協会資料、啓発用リーフレット、ポスターなどの配付を行う。
また、マスコミへの業務実績の公表を積極的に行うほか、広告媒体の活用を図り、協会の知名度
向上を目指す。
3.カウンセリング事業及び啓発事業の実施については、財団法人JKAの補助を受ける。