公共調達検討委員会委員 氏名・所属・略歴 (敬称略・五十音順) 有田 佳秀(ありた よしひで) 弁護士(有田佳秀法律事務所) (プロフィール)昭和 24 年和歌山県生まれ。早稲田大学法学部卒。平成 15 年度和歌山弁護士会会長。平 成 12 年度より日弁連犯罪被害者支援委員会委員、平成 15 年より和歌山県都市計画審議会委員、 平成 18 年 8 月より和歌山県総合評価審査委員会委員等を務める。 楠 茂樹(くすのき しげき) 京都産業大学法学部専任講師 (プロフィール)昭和 46 年生まれ。京都大学大学院法学研究科助手等を経て現職。元公正取引委員会競 争政策研究センター客員研究員。公正取引委員会「公共調達と競争政策に関する研究会」(平成 15 年)のオブザーバー会員として海外の公共調達制度の調査を担当。諸外国の公共調達制度に詳 しく、わが国公共調達制度との比較分析を得意とする。近著に、「公共工事品質確保法と独占禁 止法」法律のひろば 58 巻 12 号 33 頁以下(平成 17 年) がある。 郷原 信郎(ごうはら のぶお) 桐蔭横浜大学法科大学院教授・コンプライアンス研究センター長 (プロフィール)昭和 30 年島根県生まれ。東京大学理学部卒。昭和 58 年検事任官、東京地検検事、公正 取引委員会事務局審査部付検事、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官兼教官等 を経て、平成 17 年 4 月から現職(18 年 3 月に検事退官、同年 4 月弁護士登録)、国土交通省、防 衛施設庁の公正入札調査会議委員、内閣府タウンミーティング調査委員会委員等、各省庁の検討 委員会委員を務める。専門は経済刑法、独禁法制裁制度論。公取委における独禁法実務と検察に おける捜査実務の両面から数多くの談合関連事件に関与し、公共調達をめぐる談合及び癒着・腐 敗構造の実態に精通。主な著書に「入札関連犯罪の理論と実務」 (平成 18 年、東京法令出版社) 「独 占禁止法の日本的構造―制裁・措置の座標軸的分析―」 (平成 16 年、清文社)等。 佐伯 英隆(さえき ひでたか) 京都大学公共政策大学院特別教授 (プロフィール)昭和 26 年大阪府生まれ。東京大学法学部卒・ハーバード大学J.F.ケネディ行政学 大学院卒。昭和 49 年通商産業省入省後、大阪通商産業局総務部総務課長、近畿通商産業局商工部 長、在ジュネーブ日本政府代表部参事官(WTO担当) 、島根県警察本部長、経済産業大臣官房審 議官、英国王立国際問題研究所客員研究員、独立行政法人経済産業研究所副所長・上席研究員等 を経て現職。専門は産業政策、通商政策、国際通商法など。 田口 晃也(たぐち あきや) 読売新聞大阪本社論説委員兼編集委員 (プロフィール)昭和 32 年京都市生まれ。同志社大学文学部卒。昭和 56 年読売新聞大阪本社入社後、東 京本社政治部、大阪本社社会部次長等を経て現職。平成 18 年 7 月より、大阪市発注工事の入札・ 契約の経緯、談合情報への対応、制度改善等について審査、意見具申する「大阪市入札等監視委 員会」の委員を務める。 武田 晴人(たけだ はるひと) 東京大学大学院経済学研究科教授 (プロフィール)昭和 24 年東京都生まれ。東京大学経済学部教授、東京大学大学院経済学部附属日本産 業経済研究施設教授等を経て現職。専門は日本経済史。著書『談合の経済学―日本的調整システ ムの歴史と論理』 ( 初版平成 6 年、増補版平成 11 年、集英社文庫)で、談合とはいったい何か。そ れはなぜ生まれ、どのようにして日本の企業社会に定着したのか。競争=善、談合=悪といった 是非論を離れ、“ 談合”という日本的調整システムの本質を、その成立の歴史と具体的な事件の 分析から論じている。
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