墨田区立図書館ウェブサイト http://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/library/index.html 3 News 図書館電話案内サービス TEL : 3612−6048 平成 23 年 2 月 26 日(土)に、あずま図書館で 絵本作家の川端誠さんを講師に招いて、 子ども読書活 動推進講演会を行いました。 午前の部では子どもと保護者を主な対象に絵本ラ イブと称して絵本の読み聞かせを、 午後の部では一般 の方を対象に講演会を行いました。 絵本ライブでは、参加した子どもはもちろん、大人 の方も笑ってしまうほど面白おかしく自作の絵本を 読み聞かせてくれました。 (絵本ライブの読み聞かせの様子) また、講演会では、読書嫌いだった川端さ んが絵本作家になったきっかけのお話や、 スライドを使って絵本の制作過程等を話し てくれました。普段見られない制作過程や、 川端さんのユーモアのあるお話により、参 加された方にとって本を身近に感じること ができる講演会となりました。 (講演会のスライドショーの様子) 平成 23 年 2 月 5 日(土)に、学校図書館運営懇談会を開催しました。今回は、言問小学校 の学校図書館で『ディスプレイ』をテーマに行いました。 事例発表や懇談など、区内の学校図書館の様子がわかり、参加された小・中学校の先生方や学 校図書館ボランティアの皆さんにとって学校図書館の運営の参考となる懇談会となりました。 図書館では、今後も学校図書館支援を行ってまいります。 緑図書館(すみだ文化講座)と 資料展【3月】 すみだ文化講座 140 資料展 座談会「空襲・学童疎開のころ」 「空襲・学童疎開資料展」 日時:3 月 10 日(木) 午後2時∼4時 場所:緑図書館3階学習室 定員:先着60人 ミニ資料展 「戦災を体験したすみだゆかりの作家たち」 期間:3 月 5 日(土)∼3 月 27 日(日) 場所:緑図書館1階、3 階展示コーナー 館 名 あずま図書館 緑図書館 寺島図書館 立花図書館 八広図書館 東駒形コミュニティ 会館図書室 梅若橋コミュニティ 会館図書室 横川コミュニティ 会館図書室 順位 1 今月の特集コーナー 一般書:「∼さまざまな人間模様∼芥川賞・直木賞受賞作品」 児童書:「ねこのほん」 窓ぎわの児童書:「きょうりゅうのほん」 一般書:「環境問題ー限りある地球資源の有効利用とはー」 ヤングアダルト〔Y・A〕:「緑図書館員おすすめの本」 児童室1:「はる」 児童室2:「科学の本」 一般書:「懐かしいものたち」 児童書:「人体のひみつ」 えほんのひろば:「ゆかいな仲間たち」 一般書:「ねこ」「卒業&新生活スタート!!」 児童書:「おともだち」 一般書:「絵本のせかいへ」 児童書:「大きくなったらなにになる?」 「うたであそぼう♪」 一般書:「電車に乗って」 児童書:「はるをさがして」 一般特集 1: 「咲き誇る女性たち」 一般特集2:「春はお散歩&カフェ」 児童特集:「春 color ∼あなたの春はどんな色?∼」 書名 著者 齋藤智裕著 予約数 375 岩崎夏海著 352 村上春樹著 347 3 KAGEROU もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネ ジメント』を読んだら 1Q84−a novel−BOOK3 4 カッコウの卵は誰のもの 東野圭吾著 252 5 6 夜行観覧車 プラチナデータ 湊かなえ著 東野圭吾著 240 232 7 1Q84−a novel−BOOK1 村上春樹著 228 7 9 小暮写眞館 謎解きはディナーのあとで 宮部みゆき著 東川篤哉著 228 194 東野圭吾著 176 出版社 みすず書房 新潮社 新潮社 第三文明社 共同通信社 自由国民社 勁草書房 光文社 新星出版社 日本放送出版協会 すばる舎 請求記号 2 10 新参者 書名 短篇で読むシチリア 苦役列車 きことわ 子どものこころが傷つくとき―心理療法の現場から― 夢を持ち続けよう!―ノーベル賞根岸英一のメッセージ― 著者名 武谷なおみ編訳 西村賢太著 朝吹真理子著 網谷由香利著 根岸英一著 会社の個人情報対策のことならこの1冊 新・日本社会事業の歴史 予防接種は「効く」のか? お菓子の教科書ビギナーズ 世界の食料ムダ捨て事情 トリストラム・スチュアート著 1日で感動的に声がよくなる!歌もうまくなる!! 堀澤麻衣子著 司拓也著 クレア法律事務所著 吉田久一著 岩田健太郎著 矢崎美月代著 973.0 タケ F にしむら F あさぶき 146.8 ア 289.1 ネギ 336.1 ク 369.0 ヨ 493.82 イ 596.65 611.3 ス 767.1 ホ え 江戸時代の囲碁の家元の中でも最も由緒のある格式の高い で本因坊との対局にもいい勝負を見せています。本因坊は ているよう願うところです。 月場所には国技館の櫓太鼓の音が軽やかに両国の街に響い さて、八百長事件どこまで広がるかわかりませんが、五 ほんいんぼう 家系です。幕末には相生町ニ丁目︵現・両国三︱五︶に三 国技館から相撲がなくなって両国が火の消えたようにな しい中、碁会所をまわり宗家の復興に努めていたはずです なるまで住んでいました。本因坊家も幕府の扶持を失い苦 絵の右端が伊勢ノ海部屋、明り取りの窓があり、稽古の ﹁両国大相撲繁栄之図 ﹂部分 ︵真津志麻記︶ ったら大変と、相撲好きでなくともはらはらさせられる大 が、多少ハンディがあったとしても本因坊とそこそこ碁を 力士が水を撒いている。︵八百長騒ぎにつめかけるマスコミ 八百長の由来 しゅうわ 相撲の八百長問題。大相撲の存続の危機とさえ心配されて 打てるというのは相当な腕だったのに違いありません。そ を追い払っているわけではない。︶← ふち 百五十一坪の屋敷を拝領して本因坊秀和が明治六年に亡く います。大相撲の危機は江戸から明治となった時にもあり れを知った伊勢ノ海親方は腹を立て、ごますりの大うそつ をご一読ください。 立川斎国郷︵嘉永六年︶ ました。文明開化のご時世では風当たりも強く、主立った きの﹁八百長が﹂ ﹁八百長が﹂といいふらすようになり、仕 そうけ 関取衆も大名の支援がなくなり生活が苦しくなった時代で かしわ 舞には相撲興行の際のリベートにも﹁八百長を多く取られ えこういん す。回向院の門前に名門伊勢ノ海の七代目を継いだ元の柏 た﹂と使うようになったといいます。 また、相撲茶屋の﹁島長﹂も﹁八百長﹂と改め、その客 ど そうごろう た︵現・両国一︱一〇︱八︶。その二階は今の相撲協会に当 に対するごますりはたいそうなもので 、ごまをすって、他 ごだゆう 戸宗吾郎が伊勢ノ海五太夫と名乗って部屋を構えていまし たる相撲会所となっていたのですが、明治になって会所も 打ち合いから両者がほとんど同体に倒れるという取り組み より一マスに多くの客を入れていました。ごますりの﹁八 あるとき、八百屋の長さんが、店を持ちたいと伊勢ノ海 がありましたが、作意があまりに見え見えだったので、駒 他へ移し暮らしぶりも質素にしていたということです 。そ 親方に相談をしました。親方は八百屋もいいが、相撲茶屋 ヶ岳の応援に来ていた早稲田の学生が﹁フレー、フレー、 百長﹂は茶屋仲間でも評判となっていたのです。明治四三 をやってみたらと島屋の株を買うことをすすめ、八百屋の 八百長﹂と皮肉な声援をとばして大受けだったという事が の伊勢ノ海親方の楽しみといえば囲碁だったそうですが、 長さんは﹁島長﹂という茶屋を出し、一方では河童橋とい ありました。それ以降、インチキ勝負を﹁八百長﹂と呼ぶ 年の一月場所で花形力士の太刀山と駒ヶ岳が派手な投げの うところに自分で八百屋の店を持ち﹁八百長﹂と名付けま ことになったといいます。詳しくは小島貞二著﹃大相撲意 その囲碁の相手をしていたのが八百屋の長さんです。 した。それからというもの 親方との囲碁勝負に、てごころ 外史﹄ ︵資料 3:1017105︶の﹁実録・八百長さん﹂ を加えるようになったということです 。実は、八百屋の長 さん、囲碁の腕はなかなかのもので、回向院そばの碁会所 ID 日 月 火 水 木 1 金 土 2 3 4 5 東「おはなしれっ しゃ」10:30∼ 緑「小さい子どもの ためのおはなし 会」10:30∼ 横「おはなしのじ かん」15:45∼ 八「おはなしとあそ びのじかん」 10:30∼ 立「おはなし会」 14:00∼ あ「おはなしのじ かん」15:15∼ 東「おはなしのも り」14:00∼ 梅「おはなし会」 15:00∼ 6 7 8 9 東・梅・横 八「おひざでえほ ん」11:00∼ コミニティ ♪緑「こうさく会」 15:00∼ 10 ★緑「すみだ文化講 座」14:00∼ 11 12 横「おはなしのじ かん」15:45∼ 八「おはなしとあそ びのじかん」 10:30∼ あ「あそびとおはな し会」11:00∼ 寺「おはなし会」 11:00∼ 図書室休館 立「おはなし会」 14:00∼ 梅「おはなし会」 15:00∼ 13 14 15 16 17 緑「おはなしのへ や」15:00∼ 18 19 横「おはなしのじ かん」15:45∼ 八「おはなしとあそ びのじかん」 10:30∼ 寺「おはなし会」 11:00∼ 館内整理日 あ「おはなしのじ かん」15:15∼ 全館休館 立「おはなし会」 14:00∼ 梅「おはなし会」 15:00∼ 20 春分の日 21 22 寺「おひざでえほ ん」10:30∼ あ「小さい子ども のためのおはな し会」11:00∼ 23 24 25 横「おはなしのじ かん」15:45∼ ♪あ「こうさく会」 15:15∼ 26 八「おはなしひろ ば」10:30∼ 立「おはなし会」 14:00∼ 梅「おはなし会」 15:00∼ 27 28 29 30 31 ♪9日(水曜日)の緑図書館の「こうさく会」は『ぎゅうにゅうパックで つくろう』です。 ♪23日(水曜日)のあずま図書館の「こうさく会」は『プラ板で キーホルダーをつくろう』です。 ★10 日(木曜日)の緑図書館の「すみだ文化講座」は、一般向けの行事です。詳細は1ページ下段の『緑図書館【すみだ文化講座】と資料展[3 月] 』をご覧下さい。 ☆行事の詳細は、各館に直接お問い合わせください。 ●あずま図書館 ●緑図書館 ●寺島図書館 ●立花図書館 ●八広図書館 文花 1-19-1 緑 2-24-5 東向島 3-34-4 立花 6-8-1-101 八広 5-10-1-104 電話:3612-6048 電話:3631-4621 電話:3611-4610 電話:3618-2620 電話:3616-0846 ●東駒形コミュニティ 会館図書室 東駒形 4−14−1 電話:3623-1141 【開館時間】 ●梅若橋コミュニティ 会館図書室 堤通2−9−1 電話:3616-1101 ●横川コミュニティ 会館図書室 横川5−9−1 電話:5608-4500 館 日】 押上 2-12-7-111 電話:5608-1771 火曜日∼土曜日・・・・・・9:00∼20:00 日曜日・月曜日・祝日・・・9:00∼17:00 ☆コミュニティ会館図書室は、月曜日の開館時間が 【休 ●すみだ女性センター 9:00∼20:00 です。 館内整理日《毎月第3木曜日(祝日にあたる場合は翌日) 》、年末年始 ☆コミュニティ会館図書室は、毎月第1月曜日も休館日です。 編集後記:だんだん寒さも和らぎ、春の気配を感じるようになりました。春といえば、旅立ち、締めくくり、スタート、そして花粉・・。私は花粉症ではありませんが、 今年は花粉の量が去年の6∼10倍と聞き、脅威を感じています。新生活の準備や花粉症対策など、様々なシーンに合わせて図書館の資料をどうぞご活用ください。 (mu)
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