平成20年度 西宮市教育委員会 主要な事業等の概要 ◎・・・新規 ○・・・拡充 △・・・継続 (単位:千円) 区 分 20年度 予算額 特別支援教育サポート事業 ◎ 70,415 ― LD、ADHDなどの発達障害のある子どもたちの教育的ニーズを把握しながら、学校全体 Ⅲ部1章5節 で適切に支援していくために、小・中学校に特別支援教育支援員を配置し校内体制の充実 を図る。また、学校の要請に応じて教員等への相談や、発達障害等の課題がある子どもへ の望ましい教育的対応について専門的意見を示す「西宮専門家チーム」を派遣する。 読書習慣定着による基礎学力向上事業 (アクションプラン) ◎ 39,148 ― 「豊かな読書活動」を全学校園で定着させることによって、学力向上の基礎となる思考力、 Ⅲ部1章2節 表現力、創造力、分析力などの向上を図るため、学校図書館の「学習・情報センター」機能 Ⅲ部1章3節 Ⅲ部1章5節 を充実させ、人、本、情報の3点について整備拡充する。 ①人のいる図書館 学校図書館指導員の増員 ②本に親しむ環境整備 各校の図書標準蔵書冊数達成率を100%とするとともに、更新分の買替も促進 ➂検索できる図書館 調べ学習用パソコンを各校3台ずつ配備するとともに、調べ学習用のカテゴリー別 検索サイトを構築 中核市移行に伴い移譲される県費負担教職 員への研修の実施 ◎ 5,452 ― 県費負担教職員研修の権限移譲を受け、地域社会に根ざし、子どもたちの目線に立って全 Ⅲ部1章1節 力を尽くす「西宮の教師」を主体的に育成するために、西宮の特色ある研修体制を整備して いく。 みやっ子体力向上事業 ◎ 2,000 ― 児童生徒の体力向上、特に小学校低学年の体力向上をめざす事業で、体育授業をはじめ Ⅲ部1章3節 とする学校の教育計画の中で、「運動プログラム」や「学校独自の準備運動」などを活用した 計画的・継続的な「体力づくり」に取り組み、健康でたくましい身体の育成を図る。 英語力アップ・アクションプラン (アクションプラン) ○ 77,000 56,718 「英語の使える西宮の中学生(中学卒業者平均英検3級程度)」を育成するため、ALTの配 Ⅲ部1章3節 置期間を延長するとともに外国人地域人材を活用して授業の活性化を図るほか、中学生英 語セミナーを実施して生徒がネイティブスピーカーの英語にふれる機会を増やすことで、生 徒の実践的コミュニケーション能力を向上させる。 市の学力調査の実施 (リサーチプラン) ○ 19,500 8,747 確かな学びの実現に向けて、市独自の学力調査を拡充し、子どもの実態把握に努め、一人 Ⅲ部1章1節 一人の学力保障を目指しながら、教師の授業力向上や、教育施策の評価及び立案に活用 する。 西宮市教育情報ネットワークシステム(EduN et)事業 (Web学習コンテンツの整備及び認定事業) ○ 5,321 3,406 「理科」のWeb学習コンテンツの活用やEdu-Homeの利用を推進するとともに、漢字・計算・ Ⅲ部1章3節 読書認定事業の取り組みが、より一層充実したものになるよう各学校に働きかける。また、英 語については学習進度に合わせた自主学習が出来るように、英検3∼5級程度のWeb学習 コンテンツを開発する。 施 策・事 業 名 19年度 予算額 事 業 の 概 要 総合計画 施策体系 【子どもたちに志をはぐくむ学校教育の推進】 -1- 平成20年度 西宮市教育委員会 主要な事業等の概要 ◎・・・新規 ○・・・拡充 △・・・継続 (単位:千円) 区 分 20年度 予算額 「特に配慮を要する幼児」への教育支援事業 (保育補助員) △ 48,079 47,663 「特に教育的配慮を要する幼児」が在籍する幼稚園において、保育補助員による支援を行 Ⅲ部1章2節 う。 学校図書館蔵書管理システム整備 △ 17,090 14,351 小・中・特別支援学校の蔵書管理及び検索データを専用サーバ(市役所に設置)で一元管 Ⅲ部1章2節 理し、検索・貸出返却業務を行うとともに、各学校間の相互貸借システムを整備し、図書の Ⅲ部1章3節 相互貸借による活用を推進する。 Ⅲ部1章5節 学校サポート事業 △ 15,512 16,352 地域の人の指導・協力を得、その専門的な知識や技術・経験を学校園の教育活動に生か Ⅲ部1章1節 すための取り組みを支援する。開かれた学校園、教育的地域社会づくりを目指し、図書館、 総合的な学習、コンピュータ補助、環境・美化、防犯・安全、樹木や花壇の整備等での支援 協力を得る。 チャレンジサポーター事業 △ 13,653 13,653 毎週1回(平均)サポーターを配置し、一人一人へのきめ細やかな学習支援を行い、基礎学 Ⅲ部1章3節 力の向上と子どもの自主的な学習をサポートする。また、本市独自のWeb学習コンテンツを 積極的に活用するための支援をする。さらに、学校における情報リテラシー・情報モラル教 育支援プログラムを充実させる。 不登校児童生徒学習支援事業 △ 5,083 5,155 小・中学校に「居場所サポーター」を派遣し、登校しているが教室に入れない児童生徒やあ Ⅲ部1章3節 すなろ学級から学校復帰した児童生徒を支援する。また、引きこもっている(あすなろ学級や 民間フリースクールに通級していない)児童生徒が、家庭でWeb学習やコミュニケーションで きる在家庭学習支援システムを運用する。 ※あすなろ学級;長期間学校に登校できない状態にある児童生徒が学校復帰するための 指導を目的に市教育委員会が総合教育センター内に設置している適応指導教室。 教員研修のWeb化事業 △ 4,935 6,080 教育研修資料をWeb化し、各学校園の実情に合わせ、教員が学校現場を離れずに研修で Ⅲ部1章1節 きるシステムを整備する。各学校園が作成した指導案や研究紀要のデータベース化、社会 科副読本や理科の単元資料等のWeb化を行う。 学校図書館指導員の配置 △ 4,260 4,260 学校図書館の管理運営に関する補助(蔵書のデータベース化・管理、読書環境の整備、広 Ⅲ部1章3節 報活動)を行う学校図書館指導員を配置し、司書教諭と連携し学校図書館の活用支援を図 る。(各校年間1人・約15日) 4歳児待機児童対策事業(4歳児ランド) △ 3,131 3,254 未就園の4歳児を対象に市立5幼稚園を会場とし、集団生活を経験する機会を提供、心身 Ⅲ部1章2節 の発達を促す一助とする。 施 策・事 業 名 (地域人材の活用(ささえ)−環境・美化サポート、 教育サポート) 19年度 予算額 事 業 の 概 要 -2- 総合計画 施策体系 平成20年度 西宮市教育委員会 主要な事業等の概要 ◎・・・新規 ○・・・拡充 △・・・継続 (単位:千円) 区 分 20年度 予算額 放課後子ども教室事業 ○ 1,741 681 子どもが安全で健やかに過ごせる放課後の活動場所を確保することを目的に、瓦木地区で Ⅲ部2章2節 1ヶ所開設している放課後子ども教室を年間90日から160日に拡充する。 家族ふれあい塾事業 ○ 826 600 「地域で子どもを育む体制」づくりを目的とし、自然・生活・社会体験などの文化的な活動を Ⅰ部2章2節 とおして、親と子が一緒に参加・交流できる事業を地区青少年愛護協議会へ委託し実施す る。 平成19年度までは実施時期、内容を限定した地域ふれあい塾事業を実施していたが、限 定事項を外し、事業内容を地域に合わせた内容で実施するもの。 宮水ジュニア事業 △ 9,691 9,810 地域の人材を講師に迎え、子どもが興味ある文化的講座に取り組めるよう実施する。おもに Ⅲ部2章1節 第2・4土曜日(春季・夏季・冬季休業日を除く)の午前中、公民館等で実施する。 家庭教育振興事業 △ 1,812 1,707 ニュースレターの発行、家族の絆フォトコンテスト、出張講座などを開催し、家庭教育を様々 Ⅲ部2章2節 な角度から考える機会を提供する。また、公民館で幼児・家庭教育講座を実施し、幼児が集 団で遊ぶ機会、親同士が交流できる場を提供する。 図書館レファレンス(調査・相談)及び資料の 充実事業 ◎ 15,971 ― 市民の多様な課題解決のために、北口図書館をはじめとする拠点館において、カウンター Ⅲ部2章4節 での調査・相談業務において、従来の情報に加え、各種データベースを利用して、ビジネス 支援・新聞検索・百科事典等の新鮮な情報をすばやく確実に市民に提供し、図書館レファ レンス機能の充実に努める。同時に、中央・北口・鳴尾・北部の各図書館にそれぞれ特色を 持たせた蔵書構成を充実させる。 公民館施設予約システムの開発 ◎ 10,050 ― 公民館登録団体が自宅からインターネットで空き状況を確認し仮予約できるなど利便性の 向上を図るとともに、内部書類の電子化により事務効率を向上させる。西宮市情報化推進 計画「アクションプラン」施設予約システムの一環として導入を図るもの。 施 策・事 業 名 19年度 予算額 事 業 の 概 要 総合計画 施策体系 【家庭・地域と共に子どもを育てる教育の推進】 【自立と相互理解を大切にする学習社会の推進】 -3- Ⅲ部2章3節 平成20年度 西宮市教育委員会 主要な事業等の概要 ◎・・・新規 ○・・・拡充 △・・・継続 (単位:千円) 区 分 20年度 予算額 住基カード、市民カードによる図書貸出システ ◎ ム構築 4,166 ― 住民基本カードの多目的利用の一環として、住基カード・市民カードで図書館資料の貸出 Ⅲ部2章4節 可能なシステムを構築する。 高畑町遺跡出土木製品緊急保存処理事業 ◎ 1,519 ― 平成18年度に発掘調査が実施され出土した埋蔵文化財のうち、脆弱な曲物資料等につい Ⅲ部3章3節 て科学的な処理を行い保存活用できるよう整備を進める。 郷土資料館特別展示 △ 1,908 「岡本家文書」整備活用事業 △ 100 施 策・事 業 名 19年度 予算額 事 業 の 概 要 1,185 「西宮の寺院縁起」(仮称)をテーマに、市内に伝来する寺院縁起に関する資料のうち、美 術資料としてもすぐれた絵巻物などを中心に紹介する。 総合計画 施策体系 Ⅲ部3章3節 740 この文書群の燻蒸処理、分類整理を実施し、保存及び利活用体制を確立するため、平成 Ⅲ部3章3節 20年度は、整理の方針を検討する。 ※岡本家文書;西宮市指定文化財であり、江戸時代の初期から明治時代にかけての、大都 市大坂の近郊農村における藩政と農業経営の実態を忠実にたどることのできる稀有の文書 群である。 -4-
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