Ⅲ 主 要 事 業 の 概 要 - 21 - - 22 - 区民生活部 1 2 3 商店街の賑わいや消費生活を支援します 消費生活相談 25 頁 消費者情報の収集・提供 25 頁 (仮称)消費生活センターの開設 25 頁 消費生活支援事業 26 頁 商工融資事業 27 頁 賑わいまちづくり支援 28 頁 商店街等防犯カメラ設置補助 28 頁 一般社団法人ゆとりちよだ運営補助 28 頁 観光協会助成 28 頁 魅力ある地域づくりをめざします 江戸天下祭 29 頁 町会・連合町会 30 頁 専修学校・各種学校との連携 30 頁 区民宿泊補助 31 頁 保養施設のあり方の検討 31 頁 滞納整理の推進 31 頁 文化、芸術とスポーツの振興を図ります (仮称)ちよだアートスクエア開設準備 32 頁 文化芸術プランの改定 33 頁 文化芸術秋のフェスティバル 33 頁 (仮称)ちよだスポーツフェスタ 34 頁 花小金井運動施設の活用検討 34 頁 ちよだ文学賞 35 頁 九段生涯学習館指定管理料 35 頁 スポーツセンター指定管理料 35 頁 総合型地域スポーツクラブの設立支援 35 頁 体育協会助成 35 頁 体育指導委員活動 35 頁 - 23 - 4 日比谷図書館の整備と文化遺産の保存・継承・活 用を図ります 新日比谷図書館開設準備 36 頁 図書館指定管理料 37 頁 子どもの読書活動の推進 37 頁 古書販売目録整理 37 頁 ライフヒストリー集の刊行 37 頁 斎藤家旧蔵資料の調査・研究 38 頁 収蔵資料のデータベース作成 38 頁 江戸城跡出土資料の調査・研究 38 頁 - 24 - Ⅲ 主要事業の概要 1 商店街の賑わいや消費生活を支援します 拡充 消費生活相談 消費者情報の収集・提供 (仮称)消費生活センターの開設 予算額 7,900千円 予算額 1,025千円 予算額13,067千円 <区民生活部区民商工課> 近年、多重債務問題や架空・不当請求等の消費者トラブルが急増し、また、その内 容も多様化・複雑化するなど、消費者を取り巻く環境は、大きく変化しています。 こうした中、区では、現在の消費者対策を拡充・強化し、区民が安心して健全な消 費生活を送れるよう、消費生活相談体制の充実を図るとともに、暮らしに役立つ情報 提供、消費者の自主的な活動の援助、消費者教育の拠点となる、 「(仮称)消費生活セ ンター」の開設をめざします。 ○区が開設する「消費生活センター」とはどのようなものですか? 他自治体で設置している一般的な「消費生活センター」の業務は、消費者被害の相談、 暮らしに役立つ情報提供、消費者の自主的な活動の援助、消費者教育の推進などがあげら れます。 現在、区でもこれらのサービスを提供してい ますが、平成21年度は、来訪する利用者への 情報提供の場や、安心して相談できる環境の整 備を行うとともに、各種事業もさらに拡充し、 「消費生活センター」機能を充実させます。 ○具体的には、どんな事業が想定されますか? 次のような事業を実施する予定です。 □消費生活相談の強化・充実 ・食の安全連絡会の設置、対応マニュアルの作成 ・多重債務特別相談 ・高齢者・障害者への訪問相談 ・振り込め詐欺など刑法犯等の特別相談 □消費者情報の収集・提供 ・消費者情報コーナーの設置 ・学生等への出前講座の実施 - 25 - Ⅲ 主要事業の概要 消費生活支援事業 拡充 予算額223,150千円 <区民生活部区民商工課> 区内商店の活性化を促進するとともに、子育て世帯と高齢者世帯に対する生活支援 を目的として実施している「500円ワンコイン・ドリーム」割引事業(スタンプカ ード)の対象を拡大します。 なお、家庭で使用する電球を省電力な商品に交換するなどの環境配慮行動を促進す るため、事業者や商店の協力を得て、省エネ商品等の購入についての割引制度も検討 していきます。 ○なぜ「プレミアム付商品券」でなく「スタンプカード」なのですか? 「生活の支援」や「消費の支援」には、一時的かつ集中的に使われる可能性の高い商品 券の発行より、継続的に繰り返して消費につなげるスタンプカードの方が効果があるため です。 ○スタンプカード事業の概要を教えてください? スタンプカードは、世帯ごとに配付します。 ・配付枚数 1人あたり 5枚 (18歳未満の児童または65歳以上の高齢者には、1人あたり6枚配付) ・使い方 ①各世帯に送付された引替通知を持参し、区役所または出張所、まちみらい千代田でス タンプカードを受け取ります。 ②加盟店でのお買い物やお食事の際、500円ごとに1つスタンプを押印します。 ③1枚のカードは、20個のスタンプで満了します。満了したカードは、1,000円 の金券として各加盟店(約1,200店舗)で利用できます。 ○懸賞はがき事業の概要を教えてください? 各商店街と協力し、区内全消費者を対象に実施します。加盟店で500円以上の買い物 や飲食をしたときに受け取る懸賞はがきで応募すると、抽選のうえ総額2,500万円相 当の懸賞賞品(省エネ商品など)が約800名に当たります。 ○売上効果にするとどのくらいになりますか? 人口4万7千人(うち、18歳未満6,300人、65歳以上9,700人)、75% の交換率を想定した場合、スタンプカードでおよそ20億7千万円の売上効果が見込まれ ます。 また、懸賞はがき事業については、19年度実績と同程度が見込まれます。 19年度実績 スタンプカード事業 約4億5千万円(換金枚数 懸賞はがき事業 約1億3千万円(配付枚数268,272枚) - 26 - 40,507枚) Ⅲ 主要事業の概要 拡充 独自 商工融資事業 予算額1,392,944千円 <区民生活部区民商工課> 中小企業の経営安定化を支援するため、低利で融資が受けられるよう利子補給・信 用保証料を補助します。同時に、中小企業診断士による経営相談・診断を実施します。 さらに、平成21年度は景気の急激な悪化による厳しい経営状況を勘案し、昨年9 月に実施した特別措置を拡充した「緊急景気対策特別措置-2009」を行うととも に、将来世代の生活環境への影響が危惧されている地球温暖化対策として「地球温暖 化・環境対策特別資金」を新設します。 ○「緊急景気対策特別措置-2009」の概要を教えてください? 中小企業の経営状況にあわせて、長期・短期資金の新設(5~7月実施予定)と、利子補 給率と信用保証料を優遇した「経営安定化支援特例措置」 (通年受付)を実施します。 ⅰ 新規資金 区 資金 分 番号 1 長 期 資 金 2 3 4 短 期 資 金 5 6 ⅱ 資 金 名 代表者 区 分 緊急景気対策特別資金 [基 本 形] 区民 小口: 緊急景気対策特別資金 [小口零細企業保証制度] セーフ: 緊急景気対策特別資金 [セーフティネット保証] 区民 短 緊急景気対策特別資金 [基 本 形] 区民 小口: 短 緊急景気対策特別資金 [小口零細企業保証制度] セーフ: 短 緊急景気対策特別資金 [セーフティネット保証] 区民 一般 一般 区民 融 資 限度額 名目 利 子 本 人 利率 補給率 負担率 2.2 区民 600万円 一般 450万円 融資 期間 (据置) 1.8 0.4 0.9 1.3 全額補助 区民 1.8 区民 0.3 全額補助 5年 (6か月) 一般 1.2 全額補助 2.1 一般 0.9 一般 信 用 保証料 全額補助 一般 200万円 区民 1.8 区民 0.1 一般 0.9 一般 1.0 1.9 一般 区民 全額補助 1年 (2か月) 全額補助 責任共 有制度 [保証割合] 対象 [8割] 対象除外 [10割] 対象 [8割] 対象除外 [10割] 一般 経営安定化支援特例措置(セーフティネット関連) 対 象 中小企業信用保険法第2条第4項第1号~第6号の認定取得者 適用資金 営業資金、設備資金、小規模企業特別資金 名目利率 2.1% 利子補給率 ①営業資金・設備資金:区民1.3%、一般0.6% ②小規模企業特別資金:区民1.8%、一般0.7% 信用保証料 代表者が区民の場合に限り全額補助 ○「地球温暖化・環境対策特別資金」とはどのようなものですか? 中小企業者が、低公害車への買い替え・太陽エネルギーシステム導入などの温暖化対策や、 バリアフリー化・アスベスト除去などの生活環境改善のために施設・設備を改修する場合に 支援します。 ※国・都・区の補助対象になるものについては、補助額を差し引いた額が対象 - 27 - Ⅲ 主要事業の概要 【その他の主要事業】 区分 事 項 予算額 千円 拡充 1 賑わいまちづくり支援 47,750 <区民生活部区民商工課> 商店街や各種産業団体、業種別団体等の自主的な意欲ある 取り組みをより効果的に支援するため、各団体が自ら提案・ 実施し、まちの賑わいを創り出す各種事業に補助を行いま す。 区では、商店会等の自主性を尊重し、自立的な運営をより 安定的に取り組めるよう支援します。加えて、法人化した商 店街振興組合へのさらなる支援についても取り組みます。 補 助 率 対象経費の2/3(区1/3、都1/3) ※商店街振興組合の場合 対象経費の5/6(区3/6、都2/6) 補助限度額 施設整備事業 2,000万円 その他事業(イベントなど) 400万円 継続 2 商店街等防犯カメラ設置補助 15,000 <区民生活部区民商工課> 安全・安心なまちづくりのために、町会や商店街等の団体 の防犯カメラ設置を支援します。 補 助 率 対象経費の2/3(区1/3、都1/3) 補助限度額 600万円 ※一定の条件を満たす場合に加算措置があります。 継続 3 一般社団法人ゆとりちよだ運営補助 29,405 <区民生活部区民商工課> 区内中小企業の一層の振興を図り、地域経済・地域活力に 寄与するため、勤労者福祉事業の充実向上を目的として設立 された一般社団法人ゆとりちよだに対して支援します。 ※公益法人改革によって、有限責任中間法人は、一般社団法 人になります。 継続 4 観光協会助成 61,317 <区民生活部区民商工課> 「観光ビジョン」の基本理念である「住み、働き、交流し やすい」まちづくりを推進するため、歴史・文化、商業資源 など総合的な情報発信機能の拡充を中心にビジョンを踏まえ た事業展開を進める観光協会に対して支援します。 - 28 - Ⅲ 主要事業の概要 2 魅力ある地域づくりをめざします 独自 江戸天下祭 予算額200,000千円 <区民生活部区民商工課> 千代田区の伝統を伝える山車・神輿の順行をメインに、町会や企業、学校、他都市 との連携・協力により、丸の内・日比谷地域を舞台にした祭です。 千代田区が誇る江戸、東京の歴史的・文化的な資産を「千代田区ブランド」として 全国へ発信するとともに、他都市との連携を図っていきます。 ○江戸天下祭とはどのようなものですか? 江戸時代、日枝神社の「山王祭」と神田神社の「神田祭」は、その豪華さや、行列が江 戸城内に入り徳川将軍家の上覧を受けたことから、「天下祭」と呼ばれていました。「江戸 天下祭」における「山車・神輿順行」は、当時の祭の様子を現代のイベントで表現したも のです。 ○どのように運営されているのですか?また、すべて税金でまかなわれるのですか? 区民や区内企業等、公共機関、学識経験者で構成する実行委員会、運営委員会が中心と あ なって様々なイベントを企画・実施します。また、これらの運営費用は、区の基金と区内 企業の協賛によって賄われます。 区 基金の取り崩し (コミュニティ活性化基金) 1億円 企業の協賛 (天下祭寄附金) 1億円 2億円を補助 江戸天下祭実行委員会 区民 企業等 公共 学識 経験者 ※コミュニティ活性化基金とは、区民福祉の向上やコミュニティ活性化などの目的で行う事業 の財源を確保することを目的とした基金です。 ○平成21年度の予定を教えてください? 平成21年10月下旬~11月上旬の2日間で、丸の内・日比谷地域を会場として開催 予定です。 - 29 - Ⅲ 主要事業の概要 拡充 独自 町会・連合町会 予算額57,307千円 <区民生活部区民商工課> 定住人口の増加や、マンション居住者が区民の8割に達するなど、区民の居住形態 が大きく変わる中で、区民の地域活動への参加や交流の促進を図ることが区政の大き な課題となっています。 平成21年度は、これら交流の一助となるよう、マンション用掲示板の新設する際 に補助します。また、防犯街路灯の省エネルギー化を図るため、LED灯に交換する 場合にも補助します。 ○マンション用掲示板の新設補助とはどのようなものですか? 掲示板の設置について、町会役員とマンション関係者が協議し成立した場合に、掲示板の 購入・設置工事にかかる費用を補助します。 助成割合 全額補助(限度額50万円) ○防犯街路灯をLED灯に替えるとどのくらいの補助がされますか?維持費の補助額は変わり ますか?電球の交換でも補助がありますか? 現在、LED灯の器具は、電力消費量15w~30w、平均9万円程度の価格で販売され ていることから次のようにします。 通常の蛍光灯 LED灯 設置補助限度額 3万円 9万円 維持費補助 (連絡所灯) (昼 夜 灯) 450円 150円 900円 150円 50円 300円 新規 独自 また、LED電球の平均寿命 備考 1基あたり は5年程度と蛍光灯の4~5倍 ありますが、製品価格が1~2 1基1月あたり 万5千円と高額であることか ら、購入費用を全額補助します。 専修学校・各種学校との連携 予算額 3,303千円 <区民生活部区民商工課> 区は、区内の11大学や千代田区専修学校各種学校協会と「連携協力に関する基本 協定」を締結し、様々な分野で連携を推進しています。 平成21年度から、区に関する様々な事象をひとつの学問として学ぶ「千代田学」 を専修学校や各種学校でも実施していきます。 ○これまで専修学校・各種学校と連携をした実績がありますか? 次のような実績があります。 ・放課後子どもプランでの美術指導 ・写真コンクールで応募された写真の審査 ・地域のクリーン活動(清掃事業への参加) ・「文化芸術秋のフェスティバル」ロゴマーク作成、オープンアートギャラリー - 30 - など Ⅲ 主要事業の概要 【その他の主要事業】 事 項 区分 予算額 千円 継続 1 区民宿泊補助 45,032 <区民生活部区民商工課> 箱根千代田荘・湯河原千代田荘の宿泊に対しての区民宿泊 補助・区民同行者補助を行います。なお、区民同行者への宿 泊補助は、平成21年度までの時限事業です。 なお、平成20年度のみの時限措置として実施した湯河原 千代田荘の高齢者補助は、最近の社会経済状況の悪化に鑑 み、平成21年度も継続します。 区民宿泊補助(1人1泊あたり) 箱根千代田荘 湯河原千代田荘 大人 3,000円 2,000円 小人(4~小学生) 2,100円 1,400円 大人の補助額に 500円上乗 高齢者(65歳以上) 区民同行者補助(1人1泊あたり) 箱根千代田荘 湯河原千代田荘 大人 2,000円 1,400円 小人(4~小学生) 1,400円 1,000円 継続 2 保養施設のあり方の検討 684 <区民生活部区民商工課> 箱根千代田荘、湯河原千代田荘、嬬恋自然休養村、軽井沢 少年自然の家(メレーズ軽井沢)の各施設の運営状況を踏ま え、区民の意見を聴きながら、今後の施設運営や区の保養施 策の方向性を中心に保養施設のあり方を引き続き検討してい きます。 新規 3 滞納整理の推進 17,104 <区民生活部税務課> 区は、これまでも負担の公平性の観点から、区税の滞納整 理の促進に努めてきました。 平成21年度は、これまで台帳で管理していた滞納情報を システム化し、随時・迅速・的確な滞納整理進行管理の実現 により、滞納繰越額の低減を図ります。 - 31 - Ⅲ 主要事業の概要 3 文化、芸術とスポーツの振興を図ります 拡充 (仮称)ちよだアートスクエア開設準備 開設 予算額207,770千円 <区民生活部文化スポーツ課> 千代田区の新たな文化芸術の拠点施設として、当面の期間、旧練成中学校に「(仮称) ちよだアートスクエア」を整備し、文化芸術活動の場所や発表の機会を提供します。 平成21年度は、運営団体による改修工事を行い、10月の開設をめざします。 ■施設改修の概要 ○施 設 名:(仮称)ちよだアートスクエア ○所 在 地:外神田六丁目11番14号(旧練成中学校) ○施設規模:延床面積 7,249.72 ㎡ ○全体経費:200,000千円(運営団体が行う改修工事への負担金) ○これまでの経緯と今後のスケジュール 17年度 18年度 19年度 検討会 実施委員会 20年度 21年度 設計 改修工事 開設 運営団体 公募・決定 ○施設の運営概要を教えてください? この事業は、 「千代田区文化芸術プラン」の重点プロジェクトです。区民の自主的で独創的 な文化芸術活動を支援・推進するため、次の運営を予定しています。 ・アーティストスタジオ :区民が低料金で創作活動を行える制作空間を提供します。 ・活動スペース :国内外の芸術大学、大使館などの団体・個人を優先に活動スペ ースを提供します。アーティスト イン レジデンスなどを実施 し、その活動を公開します。 ・グリーンアートスペース:屋上を活用して、区民が利用できる菜園を実施します。 ・多目的スペース :スポーツ開放で利用していない時間帯の体育館を、ダンスの練 習や発表の場に有料で提供します。 ・コミュニティスペース :区民が自由に利用できるスペースです。アート情報や地域情報 の発信も行います。 ・ギャラリー :区民の文化芸術活動の展示・発表、プロアーティスト作品の展 示・販売を行います。 ・ワークショップルーム :子どもから高齢者まで、様々な方を対象に講習会やワークショ ップを提供します。 - 32 - Ⅲ 主要事業の概要 新規 文化芸術プランの改定 予算額4,444千円 <区民生活部文化スポーツ課> 千代田区における文化芸術振興施策を具体的に推進するための計画である「文化 芸術プラン」を、これまでの進捗状況等を踏まえて、平成21年度に改定します。 計画期間 平成22~26年度(5年間) ○プランの改定はどのように進めていくのですか? 【スケジュール】 区民や学識経験者などの専門家 21年度 を主体とした検討会を平成21年 度に設置し、区特有の地域性や豊 検討会 答申 中間の パブリック 計画書 まとめ コメント 策定 継続 富な文化芸術資源を活かした文化 芸術振興のための計画を策定しま す。 文化芸術秋のフェスティバル 予算額12,575千円 <区民生活部文化スポーツ課> 区民の自主的な文化芸術活動を推進するために、日頃の活動成果を発表し、交流す る場を創出します。 また、九段生涯学習館では、この時期にあわせて区内の文化芸術に関するイベント カレンダーを作成します。 ○どのようなイベントが開催されますか? 区内全体で、次のイベントが予定されています。 (会 ・芸術作品展 ・囲碁・将棋大会 場) 九段生涯学習館 ・コーラスフェスティバル ・音楽フェスティバル 日本大学カザルスホール ・オープンアートギャラリー:日比谷公園(江戸天下祭会場) ・伝統芸能の集い :九段会館 - 33 - Ⅲ 主要事業の概要 新規 独自 (仮称)ちよだスポーツフェスタ 予算額4,364千円 <区民生活部文化スポーツ課> 区内全域を舞台に、子どもたちから高齢者まで、誰でも楽しく身近な場所でスポー ツ活動を始めるきっかけをつくります。この事業は、千代田区スポーツ振興基本計画 の基本理念の実現に向けて実施します。 ▼スポーツフェスタ1日の流れ お好みの教室からスタート! ○事業の概要を教えてください? 開催時期 平成21年秋 会 場 区内学校施設、公共施設ほか 対 象 区内在住・在勤・在学者 内 容 ランニング教室 A地区の B地区の C地区の イベント イベント イベント ランニング教室 ウォーキング教室 ランニング教室 ウォーキング教室 フットサル教室 皇居一周マラソン 区内ウォーキング フットサル大会 講師のトークショー ○計画の基本理念とはどういうものですか? イベント終了後 各地区から集合 スポーツ振興基本計画は、平成19年度に「からだ」 「こころ」「つながり」「生活・くらし」の4つの観点か ら整理し、次のように基本理念を定めました。 各教室講師による トークショー スポーツがはぐくむ、豊かな“こころ”と“からだ”。 スポーツがつなぐ、“ひと”と“地域”。 継続 花小金井運動施設の活用検討 予算額3,296千円 <区民生活部文化スポーツ課> 今後の活用を検討している花小金井運動施設について、その機能構成や想定される プログラム、運営方法等をより具体的な基本計画として策定します。 ○今後の予定を教えてください? おおよそ、次のようなスケジュールを想定しています。 20年度 21年度 検討会 22年度 23年度 24年度 基本・実施設計 工事 計画策定 委員会 計画 開設 策定 - 34 - Ⅲ 主要事業の概要 【その他の主要事業】 区分 事 項 予算額 千円 独自 1 ちよだ文学賞 15,148 <区民生活部文化スポーツ課> 「文化芸術プラン」の主要事業として平成18年度に創設 した「第4回ちよだ文学賞」を実施します。出版企業や書店 等と協働し、文学の担い手を育成するとともに、千代田区の 魅力をアピールしていきます。 継続 2 九段生涯学習館指定管理料 81,854 <区民生活部文化スポーツ課> 指定管理者制度により、生涯学習に関わる講座・講習会な どの事業に民間の多様なノウハウや経験を活かし、効率的な 運営を図ります。 継続 3 スポーツセンター指定管理料 132,239 <区民生活部文化スポーツ課> 指定管理者制度により、民間の多様なノウハウや経験を活 かし、生涯スポーツと生涯学習を融合させた幅広いメニュー を提供するとともに、効率的な運営を図ります。 継続 4 総合型地域スポーツクラブの設立支援 1,101 <区民生活部文化スポーツ課> 子どもから高齢者まで一人ひとりにあったスポーツ活動 を、区民自らが自主的・主体的に取組むことのできる「総合 型地域スポーツクラブ」の設立に向けて、準備委員会を設置 し検討を進めます。 継続 5 体育協会助成 30,902 <区民生活部文化スポーツ課> 社会体育の普及奨励振興を積極的に図っている「千代田区 体育協会」に対し助成します。また、区移管事業の実施や協 会の独自事業としての主体的な活動も支援します。 4,848 継続 6 体育指導委員活動 <区民生活部文化スポーツ課> スポーツの実技指導やスポーツイベントの開催などを行う 体育指導委員活動を支援し、区民の生涯スポーツ振興を図り ます。 - 35 - Ⅲ 主要事業の概要 4 日比谷図書館の整備と文化遺産の保存・継承・活用を図ります 新日比谷図書館開設準備 新規 予算額78,284千円 <図書・文化資源担当課> 都立日比谷図書館の千代田区への移管に向けた基本的な方向性が、平成20年10 月に合意されました。 日本の政治・経済の中枢機能が集積する日比谷・霞ヶ関地区にあって、日比谷図書 館が果たしてきた100年の歴史と伝統を尊重しながら、既存の区立図書館との役割 分担のもと、枠にとらわれない「新しい公共図書館像」を具現化していきます。 ■施設改修の概要 ○施 設 名 :(仮称)日比谷図書館・文化ミュージアム ○所 在 地 :日比谷公園1番4号 ○施設規模 :延床面積 約 10,154 ㎡(地上 4 階、地下1階) ○施設の歴史:明治 41 年開館、昭和32年現施設新築、昭和 36 年4階部分増築、 平成 14 年耐震改修 ○スケジュール 17年度 東 あり方検討 公表 京 都 報告 千 代 田 区 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 都教委 移管方針決定 都議会報告 区議会 移管後の方向 性報告 第 一 回 協 議 第 二 回 協 議 第 三 回 協 議 第 四 回 協 議 方 向 性 基本構想 合 意 各種調査 移 管 基本計画 決定 区議会 基本計画検討会 移管の方向性 の合意報告 事業者 選定 改修工事 基本・実施設計 ○どのようなサービスが提供されますか? 次の機能とサービスの提供を想定しています。 ① 図書館サービス機能 基本的図書館サービス、セカンドオフィス機能、 ビジネスユーザ・アートマネジメント機能、 上質な調査研究環境の提供、本に関する博物館機能、 出版・書店業界との連携 あ ② ミュージアム機能 ▲ 日比谷図書館の外観 常設展示、特別・企画展示、郷土・地域資料センター、文化資源情報発信 ③ 文化活動・交流拠点機能 区内の公共・民間博物館や美術館との連携協力拠点 ④ その他 レストラン・カフェ・ミュージアムショップ - 36 - ほか 開 館 Ⅲ 主要事業の概要 【その他の主要事業】 区分 事 項 予算額 千円 継続 1 図書館指定管理料 351,592 <図書・文化資源担当課> 千代田図書館は、神保町に代表される本の文化や区内外の 大学、各種文化機関等のもつ豊富な文化資源・情報資源など を活用し、「知識の入り口」として機能する図書館運営を実 施します。また、指定管理者制度を活用し、ホスピタリティ あふれるサービスの提供を実現します。 継続 2 子どもの読書活動の推進 19,982 <図書・文化資源担当課> 「千代田区子ども読書活動推進計画」で定める積極的に子 どもの読書活動を推進する取り組みとして、区立小学校と幼 稚園・児童館等全園(館)へ千代田図書館の司書を派遣し、 資料の選定や図書室運営を支援します。 新規 3 古書販売目録整理 943 <図書・文化資源担当課> 「古書販売目録」とは、古書を販売するためのカタログ で、当時の古書の流通事情・状態、値段などを知るための貴 重な資料です。平成18年度におよそ7,000点の目録 「反町コレクション」を整理し、電子データ化しました。 平成21年度は、中野、岡崎、布川コレクションの目録お よそ430点を整理します。 新規 4 ライフヒストリー集の刊行 1,602 <図書・文化資源担当課> これまで四番町歴史民俗資料館では、区内に暮らす人びと から聞き取り調査を行い、資料として保存してきました。 地域に暮らす人びとの生活の移り変わりを記録した「ライ フヒストリー」を民俗資料のひとつとして位置づけ、研究報 告書として刊行します。 - 37 - Ⅲ 主要事業の概要 【その他の主要事業】 区分 事 項 予算額 千円 6,516 新規 5 斎藤家旧蔵資料の調査・研究 <図書・文化資源担当課> 戦後、一貫して国政を担う職に就いた齋藤吉之氏の収蔵資 料およそ8千点余について調査研究します。 新規 6 収蔵資料のデータベース作成 895 <図書・文化資源担当課> 四番町歴史民俗資料館が収蔵している資料のうち、絵はが き、写真およそ5,000点について電子化し、整理しま す。 電子化した資料は、データベースとしてホームページなど で順次公表していきます。 新規 7 江戸城跡出土資料の調査・研究 4,103 <図書・文化資源担当課> 江戸城の発掘調査でこれまで蓄積してきた資料を整理し、 美術館や考古学研究者の指導・助言を得て調査研究します。 また、その成果を平成22年度に報告書としてまとめ、さ らに江戸城散策をより楽しむことができる一般向けのガイド ブックを刊行します。 - 38 -
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