日本アウトドア全国大会竹細工指導 - Biglobe

日本アウトドア全国大会竹細工指導
日 時
平成25年10月31日 9:00~12:00
寄稿:鶴見達也
日本アウトドアネットワーク (JON) 全国大会が城陽市の「公益財団法人 青少年野外活動センタ
ー 友愛の丘」にて一泊二日で行われました。全国のアウトドア関係団体などのリーダークラスの交
流会で70余名が集い、総会、事例発表に続いて竹細工、パラグライダー、近隣観光の三コースに
分かれて最後の半日を消化するスケジュールでした。竹細工については、同法人代表理事 明田
功 氏(前八幡市長)の推薦により八幡たけくらぶがお手伝いすることになった次第です。
竹細工参加希望者は福島、茨城、東京、岐阜、富山、京都、大阪、兵庫からの NPO 団体関係者、
アウトドア業界関係者ら15名、20代から50代の何れも現役の男女です。
竹細工のテーマは事務局との事前打ち合わせで、実用品ということで、孫の手、靴べら、ペーパー
ナイフの三点を作ることにしました。三つのテーブル分かれ、各テーブルに八幡たけくらぶのメンバ
ーが1~2名張り付き、出来たら機械を使わないでナイフ、鋸、サンドペーパー、錐の範囲で仕上げ
る計画でしたが、ナイフの使い方の巧拙もまばらで、時間切れの心配もあり、念のためとして用意し
たベルトサンダーが大いに活躍する結果となってしまいました。後の感想を求めたところ、ベルトサ
ンダーに大いに関心を持たれた声が多く、次に、卓上保護の為に用意した竹細工作業台にも新鮮さ
を感じて頂きました。作品のできばえは皆さんが夫々、満足するものでした。
三つのテーブルに分かれて製作開始
靴べらの製作、作業台を上手に使っている
岡本(力)会員の指導風景
終了後質疑応答・森脇理事長挨拶
以上
外部交流活動
交野里山ゆうゆう会との交流
●2011 年 11 月 8 日(火)
●2011 年 12 月 10 日(土)
3 名が来訪され、八幡たけくらぶとの類似点が多く、
会場:市民交流センター
今後交流を深めることを話し合った。
会員参加者数:35 名
会員参加者数:4名
26 人の方がバスを借り切って交流センター第2会議
●2011 年 11 月 15 日(火)
室で竹細工同好会の作品づくりを見学、次に第1会
会場:交野市倉治地区倉治公園
議室に移り、プロジェクターを使い「ゆうゆう会」の説
会員参加者数:5 名
明を受けた。
ゆうゆう会参加者数:25 名
NPO 法人化のメリット・デメリットなどの質疑を行い、
倉治小学校児童:121 名(教師 4 名)
竹細工作品の見学後、島田竹林へ移動して、ここで
総合学習の一環として竹伐り体験とクラフト
の作業内容につき、説明をする。
121名を半分に分け第 1 日目1班は竹伐り2班はク
ラフト。 2日目は竹伐りとクラフトを逆にする。
実施内容としては
竹伐り班には竹伐採時の注意事項と伐り方を説明
竹伐り体験により山を護ることの大変さ、大切さを実
感してもらう。
クラフト班には花器 ・ 貯金箱・ コップ・ 箸立てなど自分
の好きなものを制作、鋸の使い方を指導した。
小学校 5 年生に刃物を持たせての指導について、
学校側もよく理解できており、多人数の場合の班編成
は大変良かった。そして班長を決め最少単位は 10 人
で行動する。
会では、その他に、障がい者の立場を理解する学
長岡京市竹遊び
●2011 年 10 月 8 日(日)
習・アイマスク体験・鍼灸者の講演を聞く・田植え体
会場:長岡京市
験。
会員参加者数:2 名
竹馬、竹ぽっくり、ジャンボトンボのモニュメントなどにより子供たちは
喜んで遊んでいた。
小学 5 年生が竹伐り後、伐った竹の採寸をしているところ。
天王山西山森林整備指導会
●2011年11月12日(土)
会員参加者数: 2名
緑の少年団交流集会
ノルデイックウオーキング体験会
●2012年8月28日(火)
会員参加者数: 14名
会場:和束町「グリンテイ和束」
主催:京都府山城広域振興局
バスにて会場へ向かい、ストック作りの指導を行い、
その後ノルデイックウオーキングの実技指導を受ける。
竹伐りの基本を指導
緑の少年団に竹ストックづくりを指導する
山城地域交流フエステイバル
「八幡たけくらぶ」会員
●2012年3月4日(日)
会員参加者数: 4名
場所:木津川市いずみホール
主催:京都府山城 NPO パートナーシップセンター
ノルデイックウオーキングの実技指導をうける
宮津再生、竹のバイオマス
プロジェクトの成功を祈って・・・
2012年3月15日(日帰り研修旅行)
昨年3月、八幡たけくらぶの研修旅行で訪れた
宮津市。天の橋立を中心に観光都市として有名で
あるが、基幹産業を持たない。財政力の弱い地方
都市の課題は深刻である。 そこで経済力を高め
定住を促進するための戦略「バイオタウン構想の
推進」を揚げ、竹資源(バイオマス)の有効活用
を目指している。
森林環境の悪化や里山景観の変化等、災害の原
因となり、鳥獣被害をもたらす放置竹林を間伐搬
出して整備管理し、搬出した竹を資源として活用
する。
数多くある活用の一つが、世界初の<竹からの
発電>竹を竹チップや粉にし電力を創り出す。
まさに画期的な宮津バイオマス・エネルギー製造
所である。
このプロジェクトは、井上市長が先頭に立って
引っ張っている。そして「新しい産業を起こし雇
用創出」を目指しているのです。
しかし、予算を含め課題は多い。竹の切り出し
の「入口」から製造販売「出口」まで採算性が厳
しく問われると言われている。 しかしバイオタ
ウン構想を語る市長の熱き想いは竹に少なから
ず携わる、私達「八幡たけくらぶ」のメンバーに
も十分に伝わった様子でした。
今後、宮津バイオタウン構想が成功する事を切
に祈りたいと思います。市長、スタッフに深謝して宮津
を後にしました。
熱心に聞き入る私たち
帰りに天の橋立に寄り 約 2 時間自由時間が
有り、山手に行く人、天の橋立を徒歩で渡る人、
バスで居 眠 りする人 、土産を買う人、それぞれに
時間を堪能しました。
天の橋立バックに記念写真
17 時 50 分無事八幡に到着して解散しました。
寄稿:籠谷正司
熱弁の井上市長