取組みの経過

「第一回碁石海岸で囲碁まつり」の取り組みの経過 (敬称略)
● 2012 年秋 「碁石海岸で囲碁まつり」の発案
災害復興まちづくり支援機構の藤田千晴が碁石地区復興まちづくり協議会に「碁石海岸で囲碁まつ
り」を提案し、協議会が賛同。日本棋院大船渡支部に協力を要請。
10 月 24 日、藤田、中野明安(災害復興まちづくり支援機構)が木谷正道(暮らしと耐震協議会理
事長)に協力を要請。
● 2014 年 1 月:
「碁石海岸で囲碁まつり」プロジェクトが動き出す
1 月 18 日、棋聖戦前夜祭(川越)で、大船渡市出身の石鍋博子(旧姓鵜浦)が小川誠子六段の紹
介で木谷と面談し、「囲碁のまち大船渡」「囲碁列車」への思いを語った。これがきっかけとなり、プ
ロジェクトが動き出す。公益推進協会の夢屋基金に応募し、助成を得る。
2 月 12 日、第一回実行委員会(準備会)開催(麹町の生活構造研究所)
。木谷、藤田、石鍋、松川
淳子( UIFA JAPON( 国際女性建築家会議日本支部)代表 )が面談し、企画概要を決定。
実行委員会 ML( メーリングリスト)が開設され、上田紘士(日本棋院墨田支部幹事長)
、杉浦登(同
幹事)、心の唄バンドメンバーはじめ多数が参加、情報共有を行う。
●第一回大船渡・碁石地区訪問:3 月 22 日~ 25 日
木谷、藤田、石鍋が大船渡を訪問し、徳地宜子(ハビタート・ジャパン大船渡支部代表)
、寺山文
哉(岩手県六冠)、碁石地区復興まちづくり協議会の大和田東江会長、村上征一副会長、及川宗夫事
務局、日本棋院大船渡支部の金昌治支部長、戸田公明氏(大船渡市長)
、三陸鉄道など主要関係者と
面談。大塚木工所(大塚利夫所長)を見学したことが、後の日本初「寄木細工碁盤」に発展する。
末崎小学校副校長、末崎中学校長と面談し、学校教育への囲碁導入を要望。
三陸鉄道で囲碁列車の構想を提案したところ、菊池弘充氏(企画担当課長)から「振動で碁石が動
いてしまう」との指摘を受けた。ここで、柿島光晴(日本視覚障害者囲碁協会)が普及を進める視覚
障害者用の特製碁盤の活用を着想し、後日、試したところ、テーブルにちょうど 2 面が乗ることが判明。
篠原進(東京いのちのポータルサイト)のアドバイスで、碁盤とテーブルの固定は家具固定用ノンス
リップシートで解決。
● 4 月 2 日 第二回実行委員会:囲碁まつりの日程と会場、内容を決定。
● 5 月 9 日~ 10 日 第二回大船渡・碁石地区訪問
戸田市長と二度目の面談。
「囲碁のまち大船渡・第一次提案」に市長は強い賛同を示される。
● 5 月 13 日 災害復興まちづくり支援機構事務局会議で協力を要請(東京弁護士会館)
同機構内に「何でも相談室実行委員会(佐藤麗司朗委員長)
」が設置された。
● 5 月 21 日 NPO 法人東京いのちのポータルサイト定期総会開催
碁石地区仮設住宅への無料家具固定、現地での移動理事会開催などを決定。
● 5 月 26 日~ 29 日 第三回大船渡・碁石地区訪問
戸田市長と三度目の面談。記者発表。市民活動支援センター訪問(志田仁・事務局長に現地 NPO
との連携を依頼)
。柿島が三陸鉄道に視覚障害者用碁盤 2 セットを贈呈、岩城恭治(NPO 法人夢ネッ
ト大船渡理事長)と面談。
末崎小学校を訪問し、今野義雄校長に囲碁授業の導入を要請。
碁石地区コミュニティセンターで交流会開催(囲碁入門講座・コンサート・茶話会)
。
今野洋二・教育長と面談、小中学校での囲碁導入を要請。末崎中学校一年生に囲碁授業実施。
● 6 月 9 日 第三回実行委員会:事前準備と当日の役割分担など
● 6 月 25 日 首都防災ウィーク実行委員会(東京都慰霊堂)
中林一樹(首都防災ウィーク実行委員長、明治大学特任教授)
、住吉泰男(東京都慰霊協会常務理
事)、高野宏康(小樽商科大学学術研究員)
、鈴木文雄(東京都建築士事務所協会墨田支部)
、瀧澤一
郎(東京いのちのポータルサイト理事長)
、山口豊(災害復興まちづくり支援機構代表)
、篠原、杉浦、
木谷、松川らが参加。「碁石海岸で囲碁まつり」ネットワークの力で 9 月 1 日~7日の「第二回首都
防災フォーラム」に取り組むことを決定(
「碁石海岸で囲碁まつり展)
」
、
「どこでもカフェ」など)
。
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