環境活動レポート - 笠原鋳物工場

株式会社笠原鋳物工場
環境活動レポート
発行日
第 51 期
(活動期間
2011 年 9 月~2012 年 8 月)
2012/11/01
[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
目
次
1. 会社概要及び取組の対象組織・活動
2. 環境方針
- - - - - - - - - - - - - - - - - - -
2
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
3
3. 環境目標とその実績
4.
5.
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
4
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
4
3.
1
環境目標
3.
2
環境への負荷実績
主要な環境活動計画の内容
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
5
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
7
4.
1
本社・横浜工場における環境活動計画と次期の取組み - - - - - - - -
7
4.
2
福島工場における環境活動計画と次期の取組み - - - - - - - - - - -
8
環境活動取組結果の評価
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
5.
1
「環境への取組の自己チェックのリスト」の評価結果
5.
2
環境目標、環境活動計画の達成状況
- - - - - - -
- - - - - - - - - - - - - - -
6.
環境関連法規等の順守状況の確認、及び評価の結果並びに違反訴訟の有無
7.
代表者による全体評価と見直しの結果 - - - - - - - - - - - - - - - - - -
1
- -
9
9
10
11
12
[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
1.会社概要及び取組の対象組織・活動
(1)社名及び代表者
○ 社 名 : 株式会社笠原鋳物工場
○ 代表者 : 代表取締役
中島 修
(2)所在地
○ 本社・横浜工場
〒245-0014 神奈川県横浜市泉区中田南 1-15-45
TEL:045-802-1122
FAX:045-804-2618
○ 福島工場
〒960-1501 福島県伊達郡川俣町山木屋字上松林山 1-1
TEL:024-563-2111
FAX:024-563-2114
(3)環境管理責任者及び担当者連絡先
○ 本社・横浜工場環境管理責任者 : 横浜工場工場長
鷲谷 政康
○ 福島工場環境管理責任者
: 福島工場工場長
村上 仁
○ 担当者
: 総務部
内田 実
○ 担当者連絡先
: TEL:045-802-1122 FAX:045-804-2618
E-Mail:[email protected]
(4)事業の概要
銑鉄鋳物及びアルミニウム合金鋳物の製造及び販売
主な製品
銑鉄鋳物
アルミニウム合金鋳物
自動車用部品、建設車両部品、
自動車用部品、エレベータ用部
産業機械部品、船舶用部品、電
品、船舶用部品、装飾品製品
機用部品、各種プラント用部品、 など
エレベータ用部品など
(5)事業の規模
2009/9~2010/8
2010/9~2011/8
2011/9~2012/8
単位
(49 期)
(50 期)
(51 期)
t
1815
2454
2243
売上高
百万円
897
1066
935
従業員
人
54
54
54
床面積
2
活動規模
主要製品出荷量
m
4134
注1) 会計年度:9 月~8 月
(6)対象組織の活動
『 全組織・全活動 』
2
[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
2.環境方針
以下に株式会社笠原鋳物工場の環境方針を示す。
環境方針
株式会社笠原鋳物工場は、当社の会社方針「環境にやさしい製品造り
に努め社会に貢献する」の意味を踏まえ、環境保全が最重要課題の一つ
と認識し、地球環境と地域社会との調和を保ちながら発展していくこと
を目指します。
1.人と地球に優しい事業活動を行い、環境負荷の低減に努める。
2.環境経営システムを効果的に運用することにより、環境保全に努
め継続的な改善を図る。
3.環境に関する法規制や関係者との協定を遵守する。
4.環境活動は、次の重点項目とする。
(鋳造工場は環境負荷が大きいため以下の活動を行なう)
① 工場、事務所内での省資源、省エネルギーの推進を図ります。
② 廃棄物の削減と適正処分(分別・リサイクル等)に努めます。
③ グリーン購買の推進を図ります。
④ 有害化学物質の削減を図ります。
⑤ 鋳造工程における無駄を無くします。
5.基本方針に基づき、環境目標を定め全社員が環境活動計画に
沿って、自主的且つ積極的に活動を展開する。
6.環境活動レポートを作成し、社外に公表する。
2005年9月1日 制定
2010年9月1日 改訂
株式会社笠原鋳物工場
代表取締役
3
中島 修
[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
3.環境目標とその実積
3.1 環境目標
弊社の事業活動は、銑鉄鋳物及びアルミニウム合金鋳物の製造であり、主な環境負荷として二酸化炭素
排出量、総廃棄物排出量、水使用量及び化学物質使用量が該当する。
銑鉄鋳物とアルミニウム合金鋳物とでは、製造工程が違うため、工場毎に環境目標を作成する。
環境目標は49期(2009/9~2010/8)の実績を基準とした中期目標である。(51期より49期を新基準年と
した。)
① 工場別環境目標
目標値(
取組項目
グリーン購買(徹底率)
73.5%
2011/~2012/8
(51期)目標
1277.1Kg-co2/t
(△2.5)
2261.3kg-co2/t
(△2.5%)
1802.6kg
(△2%)
802.6kg/t
(△2%)
75%
排水量削減
201 m3
現状維持
現状維持
不良率削減目標値
前年実績を
基準
0.35ポイント減
0.07ポイント減
209.6Kg-co2/t
(△3%)
1317.1kg-co2/t
(△2.5%)
1293.6kg
(△2%)
549kg/t
(△2%)
209.2 Kg-co2/t
(△3.2%)
1314.4kg-co2/t
(△2.7%)
1291kg
(△2.2%)
547.9Kg/t
(△2.2%)
CO2排出量
削減
本
社
・
横
浜
工
場
総廃棄物
量 削減
CO2排出量
削減
福
島
工
場
総廃棄物
量 削減
2009/9~2010/8
基準年(49期)
)内%は削減率を表す
購入電力
1309.8Kg-co2/t
都市ガス
2319.3Kg-co2/t
一般廃棄物
(総量目標)
1839.4kg
産業廃棄物
819 Kg/t
購入電力
216.1 Kg-co2/t
コークス
1350.9Kg-co2/t
一般廃棄物
(総量目標)
1320 kg
産業廃棄物
560.2Kg/t
化学物質使用量
グリーン購買(徹底率)
排水量削減
不良率削減目標値
2012/9~2013/8
(52期) 目標
1270.5Kg-co2/t
(△3%)
2249.7kg-co2/t
(△3%)
1784.2kg
(△3%)
794.4kg/t
(△3%)
75%
2013/9~2014/8
(53期) 目標
1264Kg-co2/t
(△3.5%)
2238.1kg-co2/t
(△3.5%)
1765.8kg
(△4%)
786.2kg/t
(△4%)
78%
現状維持
―
208.8Kg-co2/t
(△3.4%)
1311.7kg-co2/t
(△2.9%)
1288.3kg
(△2.4%)
546.7Kg/t
(△2.4%)
7367kg
注4
注4
注4
71%
75%
78%
81%
76,809 m3
現状維持
現状維持
現状維持
前年実績を
基準
0.42ポイント減
0.45ポイント減
―
注1) 各年の削減目標は第49期(2009/9~2010/8)を新しい基準年として算定し、今回目標値の見
直しをした。
注2) 不良率は前年実績を基準に次年度までの単年度目標のみ。
4
[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
注3)活動目標の設定に当り、福島工場では銑鉄鋳物の出荷量、本社・横浜工場ではアルミニウム
合金鋳物の出荷量を把握し、出荷トン当たりの目標値とした。(但し、一般廃棄物は総量目標
とした)
注4) 横浜工場の排水量(水道使用量)は全量生活用水ため、使用量評価のみとし削減目標には
挙げない。福島工場の排水量は、キュポラ冷却水として必要量確保する必要があるため削減
対象としない。
注5) 『化学物質の削減』は49期より重点項目として取り組み開始。当社で使用する化学物質は客
先仕様書によって使用量を規定されているもので、数値による削減目標が立てられないため、
『化学物質の適正管理の確認』を活動目標とする。
横浜工場 寸法検査
福島工場 寸法検査
(マイクロハイドゲージ)
(ロータリーテーブル)
3.2 環境への負荷実績
環境負荷の過去3年間の工場別実績値(生産量変動の影響を除くため、主に生産トン当たりの数字とした)
項
CO2排出量
本
社
・
横
浜
工
場
2010/9~2011/8
2011/9~2012/8
単 位
(49 期)
(50 期)
(51 期)
購入電力
Kg-CO2/t
1,309.8
816.8
791.4
都市ガス
Kg-CO2/t
2,319.3
2,138.3
2,197.5
Kg-CO2
60,216.7
102,611.9
91,363.2
一般廃棄物
Kg
1,233.2
1,480.6
2,018.2
産業廃棄物
Kg/t
819.04
872.2
840.5
目
CO2 総排出量
総廃棄物量
グリーン購買
%
73.5
70.9
65.93
排水量
m3
201
317
315
製品出荷量
t
10.5
26.4
23.8
購入電力
Kg-CO2/t
216.1
198.8
206.6
コークス
Kg-CO2/t
1,350.9
1,364
1,388.5
2,958,868.7
3,958,620.1
3,699,029.6
840
1,980
600
560.2
479.1
449.8
CO2排出量
CO2
福
島
工
場
2009/9~2010/8
総排出量
総廃棄物量
Kg-CO2
一般廃棄物
Kg
産業廃棄物
Kg/t
グリーン購買
%
71
70.7
50.8
排水量
m3
76,809
76,809
76,809
4.1
4.0
3.7
1,804.1
2,427.2
2,218.9
化学物質使用量
製品出荷量
Kg/t
t
注) 電力排出係数 0.378kg-Co2/kwh を使用。
5
[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
横浜工場 Co2総排出量
福島工場 Co2総排出量
4,000,000
3,500,000
3,000,000
2,500,000
2,000,000
1,500,000
1,000,000
500,000
-
120,000
100,000
80,000
60,000
40,000
20,000
-
49期
50期
51期
横浜工場 生産トン当りのCo2排出量 (kg-Co2/t)
50期
51期
電力Co2
コークスCo2
kg-co2
2500
1400
2000
1200
1000
1500
800
1000
600
500
400
0
49期
福島工場 生産トン当りのCo2排出量 (kg-Co2/t)
電力Co2
都市ガスCo2
kg-co2
Co2 総排出量
kg-co2
Co2 総排出量
kg-co2
200
49期
50期
51期
0
産業廃棄物保管場所・横浜工場
49期
50期
51期
産業廃棄物保管場所・福島工場
横浜工場 産廃 (生産トン当りの排出量 kg/t)
福島工場 産廃 (生産トン当りの排出量 kg/t)
産廃
産廃
kg
kg
600
900
800
700
500
600
400
500
300
400
300
200
200
100
100
0
49期
50期
0
51期
6
49期
50期
51期
[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
4.主要な環境活動計画の内容
4.1
(1)
本社・横浜工場における環境活動計画と次期の取組み
二酸化炭素排出量の削減
アルミニュウム合金鋳物製造において二酸化炭素排出量が多いものは、溶解炉の熱源に使用する都
市ガス、設備の電力があげられる。そこで本社・横浜工場の二酸化炭素排出量低減活動として以下
の方法で低減に取り組むこととした。
1) 電力使用量の削減
a ) 空調の適温化の徹底(冷房28℃程度、暖房20℃程度)
b)
事務所蛍光灯の間引き点灯、時間で不要な電力の停止
(昼休みの照明、OA機器OFF。 休日の給湯器、ポットOFF。 夏期給湯器の全日OFF。
)
c )
コンプレッサー切り替えの徹底
工場内には、大小2種類のコンプレッサーがあり、生産状況に応じて大小のコンプレッサーを切り
替え、無駄を無くす。
d)
エアー漏れ箇所の点検及び修理(常時習慣化させる)
2) 都市ガス使用量の削減
a ) 溶解炉使用の効率化
・燃料効率の悪い少量溶解を避けるために生産計画を工夫する(炉の待機時間短縮)
(2)水使用量の削減
1 )適正使用量の管理(年間201㎥を基準とし、大幅な増減を監視する)
2 )啓蒙掲示による意識改革
(3)総廃棄物量の削減
1 ) 一般廃棄物の分別徹底と排出時の計量実施(当番制とし、共通理解を高める)
2 ) コピー紙の裏面使用、両面コピー、シュレッダー屑を含む古紙の回収(再生)
3 ) 産廃の鉱さいは古砂とシェル殻に分別し排出時計量(セメント材料再資源化)
産廃処分委託先の
リサイクルプラント
(静岡県御前崎市)
保管施設
60t/H 分級機
7
[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
(4)グリーン購買
1 ) 曖昧であった評価範囲を事務用品通販に限定して評価する事とし、エコマーク(グリー
ン購入法特定調達品目)の表示のある事務用品を優先購入する。
2 )新規導入設備等の選定にあたっては「環境配慮型製品」を優先導入する。
3 ) 『グリーン購買』の主旨を学習する。
(5)横浜工場の次期の取組み
1) 生産トン当たりの鉱さい(産廃)排出量について生産部品構成との相関関係を解明する。
2) リユースの励行
~ 従来、行われていたリユース活動を提案制度等と結びつけ、更に
充実させ、廃棄物削減、CO2削減、省エネに寄与する。
3) 持ち回りで安全衛生点検(月1回実施)に全員参加し、環境視点からのチェックを行う。
プロパンボンベを再利用して修理した井戸ポンプ
(横浜工場 リユース活動)
4 . 2
福島工場における環境活動計画と次期の取組み
(1) 二酸化炭素排出量の削減
銑鉄鋳物鋳造において二酸化炭素排出が多いものは、キューポラ溶解に用いるコークスと電
力があげられる。そこで、福島工場の二酸化炭素排出量低減活動として以下の方法で低減に
取り組むこととした。
1 ) 電力使用量の削減
a) 空調の適温化の徹底(冷房28℃程度、暖房20℃程度)
b) 工場内及び事務所内の不要な電力の停止
(昼休みの照明、OA機器のOFF、不使用エリアの消灯)
c) 無駄なコンプレッサーの電源OFFの徹底
d) エアー漏れ箇所の点検及び修理(常時習慣化させる)
2 ) コークス使用量の削減
コークスについてはキューポラ溶解のために必要量使用しなければならない。
そこで、以下の方法で使用量を削減することとした。
a) 社内不良率の低減
b) 総合製品歩留まりの向上
燃料コークス
(福島工場)
8
[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
(2) 総廃棄物排出量の削減
福島工場で産業廃棄物として排出される鉱さいについて、埋め立て処分からセメント化に
よる再生利用に切り替えた処理方法を定着させる。
1 ) 一般廃棄物
a)
一般廃棄物の分別の徹底
b)
コピー用紙の裏紙使用、両面コピーの徹底、古紙の分別回収(再生)
2 ) 産業廃棄物
a) 鋳物砂の再生利用
b) スラグの再生利用
(3) グリーン購買
1 ) 曖昧であった評価範囲を事務用品通販に限定して評価する事とし、エコマーク(グリ
ーン購入法特定調達品目)の表示のある事務用品を優先購入する。
2 )新規導入設備等の選定にあたっては「環境配慮型製品」を優先導入する。
3 )『グリーン購買』の主旨を学習する。
(4) 福島工場の次期の取組み
1 ) デマンド管理(消費電力監視システム)により、使用電力量を監視、管理する。
2 )砂冷却安定のため工業用水水源地の清掃管理及び
集塵機ダクトの改修を行う(不良削減)
5 . 環境活動取組結果の評価
5 . 1
福島 工業用水水源地
今期(51期)の「環境への取組の自己チェックのリスト」の評価結果
項
目
横浜工場
福島工場
総合結果
256/294
173/206
事業活動へのインプットに関する項目
126/148
97/114
事業活動からのアウトプットに関する項目
71/80
39/46
製品及びサービスに関する項目
24/30
11/16
その他
35/36
26/30
1) 取組の重要度とは当社の環境活動として全員が関係すれば「重大」半数以上が関係すれ
「かなり」一部が関係すれば「多少」とする。
2) 工場別の評価をおこない、年度別の数値比較はしない。
9
[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
5 . 2 環境目標、環境活動計画の達成状況
( 1 )
環境目標の達成状況と評価
取
本
社
・
横
浜
工
場
組 項
CO2排出量
総廃棄物排出量
51期目標
評価
1277.1kg-co2/t
791.4kg-co2/t
○
都市ガス
2261.3kg-co2/t
2197.5kg-co2/t
〇
一般廃棄物
1802.6kg
2018.2kg
×
産業廃棄物
802.6kg/t
840.5kg/t
×
315㎥
―
75%
65.93%
×
購入電力
209.6kg-co2/t
206.6kg-co2/t
○
コークス
1317.1kg-co2/t
1388.5kg-co2/t
×
一般廃棄物
1293.6kg
600kg
〇
産業廃棄物
549.0 kg/t
449.8kg/t
○
8307.23kg
―
50.8%
×
―
グリーン購買
総廃棄物排出量
結果
購入電力
水道水使用量
CO2排出量
福
島
工
場
2011/9~2012/8
目
化学物質使用量
グリーン購買
―
75%
( 2 ) 達成状況の評価
①
横浜工場の産廃目標未達成は(廃棄残土の多い)大型中子を使用する製品の割合が多かった
為、生産比の産廃が増加した。今後も製品構成との相関関係を監視していく。一般廃棄物
の増加は今まで枯れたまま放置されていた雑草を適正処理したための増加である。
②
福島工場のコークスCo2目標未達成は生産量に対して不良数が多かった為である。不良率
低減は品質面だけでなく環境負荷低減のためにも大切なことを再認識した。
アルミ鋳物の鋳込み作業 (横浜工場)
銑鉄鋳物の鋳込み作業 (福島工場)
10
[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
6.環境関連法規等の順守状況の確認及び評価の結果並びに違反、
訴訟等の有無
当社が環境に直接関連する環境法規等を下表に示す。
環境関連法規 等
横浜
福島
環境基本法
△
△
資源有効利用促進法
△
△
家電リサイクル法
△
△
自動車リサイクル法/自動車製造業者、引き取り業者等
△
△
廃棄物処理法/一般廃棄物、産業廃棄物、マニフェスト票
○
○
PCB特別措置法 第8条
○
―
下水道法
△
―
浄化槽法 第11条/法定検査
―
○
騒音規制法 第3条1項(地域指定)4条1項(規制基準)
○
―
振動規制法 第3条1項(地域指定)
○
―
大気汚染防止法
―
△
自動車Nox・PM法(排ガス規制)
○
△
フロン回収破壊法(業務エアコン廃却時に『回収依頼書』)
△
△
化管法 第5条2項/PRTR届出
―
○
福島県化学物質適正管理指針実施要領 第3条2項
―
○
グリーン購入法
△
△
省エネルギー法 第5条(エネルギー合理化)7条(特定業者指定)
○
○
高圧ガス保安法/取り扱い、保管場所
△
△
消防法/市町村火災予防条例
○
○
工場立地法 第6条届出 第4条1項敷地利用、緑地
―
○
土壌汚染対策法 第65条4・5/土地形質変更時の調査
△
△
労働安全衛生法
○
○
△
―
横浜市廃棄物等の減量化、資源化及び適正処理等に関する規則
△
―
福島県生活環境の保全等に関する条例
―
○
福島県産業廃棄物処理適正化条例
―
○
原子力災害対策特別措置法
―
○
フォークリフト(運転免許、排ガスオフロード法第4条2)
△
△
関係者(取引先、地域)との協定、契約
△
△
横浜市生活環境の保全等に関する条例
記号 該当:〇
2章
第27条
内容を理解し協力する:△
現時点では該当せず:―
上記、環境関連法規への違反はありません。また、関係当局からの違反の指摘は、
過去3年ありません。
11
[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
7.代表者による全体評価と見直しの結果
代表者による51期の評価結果と次期に向けた指示事項をマネージメントレビューOUTPUT表
によって掲載する。
51期マネジメントレビューOUTPUT(横浜)
社長はマネジメントレビューinputの結果を踏まえ、以下の観点から本年度の環境活動計画を評価し
次年度に実施すべき事項を環境管理責任者に指示する
1.当社のEA21活動は、周囲の情勢(利害関係者の要求等)に対して適切な活動をしているか?
2.従業員全員が参加する活動をしているか?
3.会社の経営に寄与しているか?
評価項目
1.環境方針
評価結果
指示事項
「個人環境目標」 等により活動者の理解が深まっている。
2.環境目標
① co2排出 電力、都市ガス共に目標達成。
② 廃棄物量 一般、産廃共に目標未達成。
③ 水道水(排水)については削減目標は立てないが節水
意識の向上に努めることができた。
④ グリーン購買について、数値目標は未達成。活動の本質
をとらえ直す必要がある。
②は雑草の計量を再検討する。産廃は
大型中子使用量に左右されるので評価の
仕方を再検討する。
④は「買わない」 体制作りを工夫する。
3.環境活動計画
① 環境活動計画を個人目標、改善提案にも反映させ、
電力、ガス削減等効果ある活動ができた。
②廃棄物を分別、計量することで意識の向上が見られる。
③ グリーン購買の推進は数値成績のみにとらわれた活動
は意味が薄い。視野の拡大が望まれる。
④ 教育訓練は計画通り実施され記録された。
②は上記2-②と同じ。
③は上記2-④と同じ。
4.実施体制
①「環境会議」を「品質会議」「安全衛生委員会」と同時開催
することで各活動の連携体制ができてきた。
②会社組織変更に伴い「推進組織図」一部変更。
5.その他
①環境活動計画・実績表の毎年継続して活動する必須項 次回MR会議開催は10月10日までを目標
目と従来の向上活動と項目を明確化し評価も別々に記録 とすることをお願いします。
①早急に検討すること。
したらどうか。
10/17検討の結果必須項目には*印で表示
、評価方法は従来通り。
備考;本資料は2012年 10月 17日開催の環境会議(マネジメントレビュー)に基づく決定事項である
開催場所 : 横浜工場
出席者 : 中島、笠原、鷲谷、小島、中島 健、内田、
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[株式会社笠原鋳物工場環境活動レポート]
51期マネジメントレビューOUTPUT(福島)
社長はマネジメントレビューinputの結果を踏まえ、以下の観点から本年度の環境活動計画を評価し
次年度に実施すべき事項を環境管理責任者に指示する
1.当社のEA21活動は、周囲の情勢(利害関係者の要求等)に対して適切な活動をしているか?
2.従業員全員が参加する活動をしているか?
3.会社の経営に寄与しているか?
評価項目
1.環境方針
評価結果
指示事項
原子力災害対策特別措置法を実施。
高線量地域に自宅のある一部の従業員については、
引き続き実施中
2.環境目標
①電力co2は目標達成。
②コークスco2は未達成。
③廃棄物は一般、産廃共に目標達成。
④工場美化運動
②については52期「福島工場製造コスト低減
活動計画書」を強力に推進すること。
③一般廃棄物については「木枠」の再利用の
検討をお願いします。産廃物の放射能汚染物
についての処理は対策本部の指示に従う事。
④工場除染後計画実施して下さい。
3.環境活動計画
①困難な状況の中で概ね計画通り実施できた。
②今後は現在の状況(計画的避難地域特例操業)の中
で現実に沿った活動が必要とされます。
①②現在の福島工場の環境に沿った活動を実
施して下さい。
4.実施体制
①「環境会議」が定期的に実施、記録されることにより各部門長の意 ①評価に結び付くよう努力して下さい。
識が向上しているが、評価に結び付けていない。
(環境活動計画・実績、環境への取り組自己チェック)
② 会社組織変更に伴い「推進組織図」一部変更。
5.その他
①環境活動計画・実績表の毎年継続して活動する必須項 次回MR会議開催は10月10日までを目標
目と従来の向上活動と項目を明確化し評価も別々に記録し とすることをお願いします。
①早急に検討すること。
たらどうか。
10/17検討の結果必須項目は現在のところ無
し、従来通り実施。
備考;本資料は2012年10月17日開催の環境会議(マネジメントレビュー)に基づく決定事項である
開催場所 : 横浜工場
出席者 : 中島 安斎(村上代理) 内田 環境活動
学習会
環境活動
構内の草取り
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3t 水冷キューポラ