2Dレーザースキャナー RIEGL LMS-Q20 2Dレーザースキャナー LMS-Q20 は、赤外線レーザービームを使用して 正確な非接触ラインスキャニングを行います。 短いレーザーパルスのタイム・ オブ・フライト原理に基づく距離測定と高速スキャン機構により完全にリニアー で、一方向の平行ラインスキャニングを実現しています。 堅牢な構造の LMS-Q20 は、非常に過酷な工業環境に設置するのに特に適しており、頻繁なメンテナンスが必 要ないように、長時間作動に適した設計になっています。 装置は単一電源で作動し、TCP/IP イーサーネットでライ ンスキャンデータを送り出します。バイナリーデータは、ライブラリーを使って、ユーザーソフトによって容易に後処理 が可能です。 ・10%の低反射率ターゲットに対して 20m 測定可能 ・測定レート 11,250 点/秒 ・スキャンレート 100 スキャン/秒まで ・スキャン範囲 90° ・完全にリニアーなスキャン ・IP64 の保護クラス ・TCP/IP イーサーネットインターフェース内蔵 用途 ・コンベアベルト状のバルク材の測定 ・工業用2D プロファイル ・現場状況の監視用途 1 RIEGL LMS-Q20 作動原理 TTL pulse 2D Laser scanner LMS-Q120ii 距離測定ユニット(1)は、高速スキャンニング(高いレーザー繰り返し周波数、高速信号処理 及び高速データインターフ ェース)の要求を満たせる様に最適化されています。 レーザービーム(2)のスキャンニングは、回転ポリゴンミラー(3)で行います。 調整可能な速度で連続回転するポリゴ ンミラーによって、【90°】の角度範囲を一定方向にスキャンニングできます。 得られた「距離」「信号強度」「角度」及び「タイマー」の情報は、TCP/IP イーサーネットインターフェース(4)で出力されま す。 「LMS-Q20」は内部タイマーをリセットする為に外部 TTL パルスを受け取る設計になっており、各測定のタイムスタ ンプ用に使われます。 測定対象距離と点間隔 2 RIEGL LMS-Q-20 寸法図 保護用フードが付いた状態 3 RIEGL LMS-Q20 技術データ レーザー製品分類 距離測定性能 クラス1 IEC60825-1:2007 1) 測定原理 タイムオブフライト測定 最大測定距離 1) 自然物ターゲット ρ≧10% 自然物ターゲット ρ≧5% ≧20 m ≧10 m 最短距離 精度 2) 4) 確度 3) 4) 測定レート レーザー波長 ビーム寸法 0.5 m 16 mm 8 mm 11,250 測定/秒 近赤外 30×35mm @ 5m , 60×70mm @20m 1)次の条件で規定されます。 ターゲットサイズはビーム径以上。 ビーム入射角はターゲットに直角。平均的な明るさ。 2)精度は実際の値(真値)に対する測定された量の整合性の度合いです。 3)確度は再現性とも呼ばれ、さらなる測定が同じ結果を示す度合いです。 4)RIEGL 社のテスト条件で距離10mでの1シグマ。 スキャナー性能 測定範囲 5) スキャニング機構 スキャン速度 角度ステップ幅Δθ(垂直)5) ±45°=90° 回転ポリゴンミラー 5 ライン/秒~100 ライン/秒 Δθ≧0.04° 連続するレーザーショット間 0.01° 角度測定分解能 5)スキャンパラメーターは TCP/IP インターフェースで設定可能 一般的な技術データ データインターフェース インターフェース: 供給電源 消費電流 イーサーネット TCP/IP , 10/100 Mbit/sec 主寸法 180×374mm (直径×長さ) (保護フード無し) 重量 約 7kg 保護規格 温度範囲 保 管 作 動 取り付け IP64 (防塵・防滴) 総代理店 18-32 V DC 標準 24 V DC 約 2A @24 V DC 約 3.3A 内部ヒーター使用時 -20℃~+60℃ -20℃~+50℃ M6 と M8 ネジ穴 リーグルジャパン株式会社 ※このカタログに記載されている仕様等は、改良のため予告なくされる場合がありますので、ご了承ください。 2010-07 〒164-0013 東京都中野区弥生町 5-11-29 フジビル 2F TEL:03-3382-7340 Web: www.riegl-japan.co.jp お問合せ: [email protected] ©2014 RIEGL JAPAN All rights reserved 4
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