産院（陣痛室）体を休めたいときにおすすめのポーズです。抱き枕を抱えて足の間にもクッションを挟むと安心感があります。好きな香りをかいだり、音楽を聴いたりするとリラックスできます。アロマには痛みを和らげるもの︵イランイランやローズなど︶と陣痛を進めるもの︵ジャスミンやゼラニウムなど︶があります。アロマ・音楽横になって体を寝かせているよりも、歩いたり立ったりするとお産が進みます。歩く・立つ内側のくるぶしから指４本分上にある三陰交は、体の循環をよくするツボです。安産のツボと呼ばれているように、押すとお産が軽くなるといわれています。ツボを押す血液の循環がよくなるとお産が進むことがあります。カイロを腰に当てたり、足湯をしたりしてみましょう。産院によってはおふろがあって、入浴をすすめてくれることもあります。温めるお産の進行を早くするいろいろな方法です。横向きになる（シムスの体位）陣痛室での過ごし方陣痛室で気兼ねなく過ごしてお産を進めましょう壁にもたれるいきみ逃しは肛門を押す陣痛室では音楽を聴いたりおしゃべりしたり、リラックスして過ごしましょう。院内を歩いてもいいですね。陣痛は時間とともに強さを増し、しだいにいきみたくなってきます。でも、十分いきめるまで待つのがコツです。。痛みは陣痛逃しのポーズで乗りきりましょう。陣痛と陣痛の合間は体の力を抜いて緊張を緩めます。そうすると子宮もフワーッとゆるみ、赤ちゃんも元気な状態を保つこ足を少し開いておしりを上げると、子宮にかかる圧力が減るので痛みが和らぎます。強い痛みが来たときにおすすめのポーズです。いすに座って目の前の人に抱きつき、体重を預けます。体の力が抜けてリラックスできるポーズで、下腹部や腰が痛いときに効果があります。おしりを上げるいすに座って抱きつくとができます。心が落ち着き、股関節も自然に開きます。痛みを感じると肩に力が入ってしまいますから、ときどき肩をくるくる回して力を抜きます。付き添いの人に体重を預けて座り、ひざを立てます。後ろから抱きかかえてもらうので安心感は抜群。フリースタイル分娩ができる産院なら、このままの体勢でお産になることも。 18 19 痛みが和らぐテクニックあぐらをかく寄りかかって座る立っているほうが楽な場合もあります。院内を歩いているときに陣痛が来たら、このポーズでやり過ごすといいでしょう。腰を回したり左右に振ったりすると、お産が進みやすくなります。子宮口が全開大になる前にいきんでしまうと、赤ちゃんに負担がかかります。いきみたい感じがあるときは、テニスボールや丸めたタオルで肛門を圧迫すると、いきみ感を逃すことができます。助産師さんや付き添いの人に肛門を押してもらってもOK。呼吸法陣痛が来たら深呼吸をして、口から細く長く息を吐くことに集中します。そうすると体の力が抜けて緊張が取れ、痛みが和らぎます。力を抜く緊張して体がカチコチになっているより、体の余分な力が抜けていると痛みを感じにくくなります。また、子宮口も開きやすくなります。うまくできないときは、手を握りしめていたらパッと開いたり、背中を丸めたりしてみましょう。 1人でできるポーズ 2人でできるポーズ