Page 1 Page 2 特定施設入居者生活介護については、 手厚い人員配置

特定施設事業者連絡協議会 会報 号外
2008年12月26日
【速報】新しい介護報酬単価が決定しました
∼特定施設の要介護者の介護報酬基本単位は約4%アップ!
要支援者の基本単位および特別区・特甲地・甲地の地域単価は減額∼
本日(12月26日)開催されました第63回社会保障審議会介護給付費分科会において、厚生労働省より
「介護報酬単価の改定案」の諮問がありました。審議の後、同分科会として答申が行われ、特定施設入居
者生活介護の次期介護報酬単価(平成21年4月1日サービス分より適用)等の内容が決定しました。
別添のとおり特定協にてその概要を抜粋し整理したものをお送りいたしますが、会員の皆様におかれまし
ては、改めて答申内容の原文にてご確認いただきますようお願い申し上げます。(本答申内容の全文は、
WAM−NETのホームページ等でご確認ください。)
なお、今回のご案内の資料の内容につきましては、多数のご質問を頂戴することが予想されます。お電
話が大変混雑する可能性がありますので、ご質問についてはファックスまたはメールにて特定協事務局まで
ご連絡をいただきますようお願いいたします。(1月5日以降、追ってご回答申し上げます。)
介護予防・特定施設入居者生活介護の新介護報酬の概要
■基本単位
現行
改定後
備考
要支援1
214単位
203単位
在宅サービス(区分支給限度額)との均衡を
考慮し、評価の見直しを行う。
要支援2
494単位
469単位
⇒ 約5%減
要介護1
549単位
571単位
要介護2
616単位
641単位
要介護3
683単位
711単位
要介護4
750単位
780単位
手厚い人員配置に要する経費について、制
度的に利用者負担に求めることができる仕組
みとなっているとの費用負担の特性等を踏ま
え、介護従事者の処遇改善を図る観点から、
施設サービス等との均衡に配慮しつつ、基本
サービス費の評価を行う。
要介護5
818単位
851単位
⇒ 約4%増
■医療機関連携加算(新規)
80単位(月1回を限度)
※算定要件
①看護職員が、利用者ごとに健康の状況を継続的に記録していること。
②利用者の同意を得て、看護職員が、協力医療機関又は当該利用者の主治医に対して、当該利用
者の健康の状況について月1回以上情報を提供していること。
※個別機能訓練加算および夜間看護体制加算については変更なし
■地域区分単価の見直し
特別区
特甲地
甲地
乙地
その他
現行
10.72円
10.6円
10.36円
10.18円
10円
改定後
10.68円
10.45円
10.27円
10.23円
10円
※地域差を勘案する職員の人件費比率の実態をみると、現行の60%よりも低く約45%であった。これに地
域毎の職員1人当たり給与を参考とする係数を乗じて算定したもの。
発行:特定施設事業者連絡協議会事務局
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