第193号(h25・4月)

第193号 平成25年4月30日
長崎
南高だより
発行責任者
上村
正和
『新年度に寄せる』~生徒諸君へ~
第53回生281名の新入生が本校に入学し、学校として新たなスタートを切ることができました。新
入生諸君も、入学式の後に行われた2泊3日の「新入生宿泊研修」を終え、ようやく学校生活にも少しず
つ慣れ、余裕が出てきた頃ではないでしょうか。平成25年度がスタートし、日一日と春の装いが増して
来ているのを感じます。このような中、2・3年生も初々しい後輩たちが入学したことで、新たな自覚と
責任を感じている今日この頃ではないでしょうか。
さて、今年度は本校にとっても、長崎県にとっても、とても大事な年になります。まず本校にとっては、
すでに承知のとおり文部科学省指定のスーパー・サイエンス・ハイスクール事業が始まるということです。
今年度は主に1年生を中心にした取組になりますが、科学に対しての興味や関心を持つ上では、またとな
い機会です。我々は今後「科学」と多かれ少なかれ何らかの接点を持ちながら生活していくことになりま
す。もともと科学に興味関心のある人も、そうでない人も、科学的なものの見方・考え方を若い時に掘り
下げて研究するということは、諸君の将来にとってプラスにこそなれ、マイナスになることはありません。
入学式の式辞でも述べたように、自分たちはラッキーだと思って、是非とも前向きに関わっていってもら
いたい。また、長崎県にとって、今年度は大きな2つのイベントが開催されます。一つは、「全国高総文
祭」で、もう一つは「北部九州総体」です。北部九州総体は、北部九州4県合同で行われる大会です。ど
ちらの大会にも7月後半から8月にかけての期間、全国からたくさんの高校生や役員の方々が来られます。
長崎県の高校生のすばらしさをアピールするまたとない機会です。特に、1・2年生には運営スタッフと
して大会を支えてもらうことになりますので、よろしくお願いします。
2・3年生には、「確固たる決意」を持って次の学年に進級してほしいとお願いしましたが、誰でもコ
ツコツ努力していれば、グッと伸びる時期が必ずやってきます。そのタイミングを逃さずに、自分のもの
にできた人は成功するはずです。
「人の能力に大きな差はない。差が出るとしたらそれは努力の差である。」
という有名な言葉もあります。「自らの歴史は自らで創るもの」、そしてそれが全員分合わさって、「新
たな南高の歴史」も創られていくと思います。
生徒一人ひとりの飛躍のしかたは当然違いはありますが、「ホップ、ステップ」というあまり日の当た
らない期間を経て、最終的には大きく「ジャンプ」し、それぞれが自らの夢の実現を図ってほしいと思い
ます。一度しかない高校生活をくれぐれも悔いのないよう、何事にも積極的にチャレンジしてください。
校長 上村 正和
≪行事予定≫
≪5月≫
3(金)
4(土)
5(日)
6(月)
8(水)
9(木)
11(土)
14(火)
15(水)~17(金)
17(金)
憲法記念日
みどりの日
こどもの日
振替休日 第 1 回オープンスクール
PTA 常任委員会 専門委員会 部活動後援会
中間考査時間割発表 <2 年>歯科検診
代休
PTA 総会(木曜日の授業)
PTA 報告会
<2 年><3 年>中間考査
<1 年>中間考査
20(月)~24(金)
21(火)
23(木)
24(金)・25(土)
27(月)
29(水)
30(木)
31(金)
≪6月≫
1(土)~3(月)
4(火)
一斉部活動週間
生徒総会
<2 年>内科検診
SSH 合宿
高総体壮行式
第 1 回学校評議員会
代休
<1 年>耳鼻科検診
高総体総合開会式
高総体
代休
長崎南高校ホームページ
http://www.news.ed.jp/minami-h/
http://info.news.ed.jp/minami-h/
携帯電話用ページ URL
≪平成25年度
新任式・始業式≫
4月8日(月)、新任式・始業式を行いました。新任式では南高校に赴任さ
れた先生方の紹介があり、本村教頭先生が代表で挨拶をされました。始業
式では校長先生の訓示があり、昨年度同様にスローガン『「ホップ・ステ
ップ・ジャンプ」~自らの夢の実現を!!~』についてなどの話をしまし
た。
≪第53回生
校長先生訓辞
入学式≫
4月8日(月)午後、53回生281名の入学式が行われました。上村校
長の式辞の後、木田雄也くんが『新入生代表宣誓』、生徒会長の松尾周平
くんが『在校生歓迎の言葉』を述べました。
新入生は10日から12日までホテル矢太楼で2泊3日の宿泊研修を行
い、南高生としての学校生活をスタートしました。
入学式
新入生代表 宣誓
新入生宿泊研修
新任式
クラス発表
【進路指導部より】
53回生の皆さん、ようこそ南高へ。あなたたちは厳しい入試をくぐり抜け、晴れて南高生になりました。3
年後の大学入試というさらに高いハードルを越え、自分の大きな夢を叶えるため、我々も全力でバックアップし
ます。
「チーム南」
「チーム53回生」の一員として、力を合わせて進んでいきましょう。
先日の合宿において、講師の先生や卒業生、そして多くの先生方の話を聞く機会がありました。その根底にあ
るのは、
「失敗があってもいい。大きな夢を持とう」ということではなかったでしょうか。しばらくは、いろい
ろな資料や機会を使って、自分にふさわしい夢を探してみましょう。
しかし、君たちの大きな夢の前には、入試という高い山がそびえています。それを登り切るのは容易ではあり
ませんが、誰でも必ず征服できる道です。そのために特別なことは何も必要ありません。学年目標である「学に
志し磨きあえ」ば、当たり前にできることです。これまで南高の先輩方は熱い「気魄と情熱」を持って、この道
を乗り越えてきました。さあ、53回生の皆さん、ホップ・ステップ・ジャンプと、南高とともに高く舞い上が
りましょう!
【教務部より】
長崎南高校のスローガンは昨年に引き続き、『ホップ・ステップ・ジャンプ~自らの夢の実現を!!~』です。
平成25年度は、文部科学省からスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)事業の指定を受けました。新入
生(53回生)を迎え、新たな一歩を踏み出します。
「早朝の S-time の活用」「自律した生活を送るためのノーチャイム」など、立ち止まることなく常に積極的
で、新しい教育実践をしています。さらに、各学年において、習熟度別クラス編制を行い、一人ひとりの進路希
望や変動する大学入試にもきめ細かに対応しています。
また、学習だけでなく「行事や部活動に燃える南高」という大きな特色もあります。生徒が中心となって実行
委員会を組織し、すべてを生徒自ら創り上げていく体育祭や文化祭などの行事は、生徒全員の一生の思い出とな
るほどの盛りあがりを見せます。部活動でも、多くの生徒が「学習と部活動の両立」を成し遂げながらも立派な
成果を上げています。
本年度は「規範意識の向上と道徳教育の充実」「学習時間の確保と学力の向上」「キャリア教育の充実」「部
活動の活性化と強化」「心の教育の充実」「SSH事業の推進」を重点課題に掲げ、生徒と共に着実にステップ
アップしていきます。
≪学年スローガン≫
≪校務分掌主任≫
○第1学年(53回生) 学年主任 峰 薫
「学に志し 磨き合う 53回生~学習・生活の意識を変える~」
○第2学年(52回生) 学年主任
水谷 友彦
「夢の実現に向けて ~基礎・基本の確立~」
○第3学年(50回生) 学年主任 今木 達也
「当たり前のことを当たり前に!」
教務部
福原 竜
進路指導部
田崎一哉
図書研修部
菊池 康
≪学年学級担当≫
1
年
2
年
3
年
1組
2組
3組
4組
担任 林田智宏 山口直美 八代彰人 仲 由美
副担任 下田雄二 清水和子 古里英治 安井秀隆
大水征史
担任 田中真実 福島健二 伊藤逸郎 有江ゆき
副担任 岡田寛子 石原優子 小田﨑聖 大窄紘章
成瀬克己
担任 酒井宏樹 植原康夫 近藤 潤 田中邦治
副担任 田崎一哉 江頭久美 安永英敏 菊池 康
鶴田正悟 白石邦俊
≪新転任者紹介≫
本村公秀教頭先生(化学)
岡田 寛子 先生(国語)
八代 彰人 先生(数学)
生徒指導部
松本 靖彦
生徒支援部
石原 優子
事務部
小森 誠之
生徒会指導部
福島 健二
SSH 研究開発部
堀田 信彦
学年所属
5組
6組
7組
宅島大尭 池田憲治 相川真太郎 峰 薫
長池美佐 小淵瑶子 堀田信彦 久保田
ナタリー
片山和徳 津地理恵 吉田真也 水谷友彦
後藤麻記子 下釜貴徳 新木由紀 髙井啓子
本田美緒子
松本靖彦
竹田聖基 岡本裕加 今木達也
福原 竜 末松美紀子
池下真知子
(林田みどり)
生徒の進路実現や SSH 事業に期待しています。
SSH と言語活動の充実が関連づけられればいいなと思います。
数学の楽しさを分かち合いたい。
植原 康夫 先生(数学)
生徒一人ひとりのことを理解しながら、筋の通った考え方のできる人づくりを目指したい。
大窄 紘章 先生(英語)
とにかく全力で取り組み、できるだけ多くを吸収していきたいです。
小淵 瑤子 先生(国語)
教員として知識や経験は浅いですが、素直な気持ちで生徒と一緒に成長していければと思い
ます。
小田﨑 聖 先生(日本史)
母校の教壇に立つこと、後輩の皆さんに指導できることに期待と楽しみがある一方で、緊張
や不安を持っています。精一杯努力します。
後藤 麻記子 先生(生物)
それぞれの生徒が希望する進路に進めるように、ポイントを押さえたわかりやすい授業をし
て、その一躍を担いたい。
成瀬 克己 先生(国語)
生徒の学力向上のためにがんばりたいと思っています。
久保田 彩 先生(養護)
南高の皆さんが元気で楽しく高校生活を送れるように、健康面からサポートしていきたいと
思います。
石橋 碧依 先生(美術)
懐かしい学生時代を思い出しながら、楽しんで授業に取り組み、美術が好きな生徒を増やし
たい。
松本 有希代先生(保健体育)
森 縁 先生(世界史)
阪口 令 先生(英語)
白石 成美 先生(地学)
森山 康子 先生(事務主任)
小浜高校と兼務
元木 香代 先生(事務)
沢山の方が利用してくださるような、より居心地の良い図書館を目指します。
体育祭の時に花火を上げると聞いているので楽しみにしています。
生徒の皆さんが英語を好きになれるように努力したいと思います。
自分の特徴をみつめさせ、がんばる生徒の援助と悩める若き子供達の支援をしたい。
教育環境の充実に努めます。
≪スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)≫
4月3日(水)、新入生オリエンテーションで SSH に
ついての説明がありました。
4月22日(月)昼休み、選択 SSH 者の集会を行い、
担当教員の紹介と活動内容についての説明がありま
した。
5月24日(金)~25日(土)、「環東シナ海環境資
源研究センター」(長崎市多以良町)に行って1泊2日
の SSH 合宿をします。長崎県総合水産試験場見学、講義、魚介類の解剖、実習船(長崎丸)見学を行います。
【部活動の成績】
◎平成 25 年度長崎県春季ライフル射撃選手権大会(4/6)
BP40JM
1位
本田 滉太郎
10mS40JW
1位
瀬川 彩乃
BRS40JW
2位
山岡 栞
BRS40JW
3位
溝上 碧
10mS40JW 団体
2位
BP40JM 団体
2位
◎平成 25 年度全九州ライフル射撃選手権大会(4/14)
BP40JM
1位
本田 滉太郎
BRS40JW
3位
溝上 碧
◎第 22 回 KTN 杯争奪長崎県弓道大会(4/14)
高校女子団体 優勝
國分・森山・桑原
◎第 52 回長崎県高等学校弓道選手権大会(4/21)
女子団体の部 優勝(26年ぶり) 桑原・鳥越・吉田・國分・森・野口・安藤
女子個人の部 2 位
桑原 葵
男子個人の部 優勝
今井純也
◎第 15 回九州音楽コンクール(3/23)
【管打楽部門】
高校生クラス 金賞
鶴田 陸(審査員特別賞)
銀賞
山本 実奈美
銀賞
横山 雅大
銅賞
北内 優果
銅賞
荒木 紫帆
銅賞
貞方 美和
銅賞
小森 有紗
銅賞
早稲田 なな
4 月 23 日表彰伝達式
弓道部女子
【管打楽器部門】金賞
鶴田陸くん
【C 棟お別れ式】
3月21日午後、建て替えのため壊されることになった
C 棟のお別れ式がありました。生徒達は各教室の黒板にメ
ッセージを書き、ベランダに出て生徒全員で校歌を歌いま
した。その後、仮校舎へ自分たちの机や椅子などを運びま
した。新しい校舎は平成26年2月末に完成予定です。
≪24 年度末の離退任者のお別れの言葉≫
(写真は3月 22 日の離退任式)
後藤 慶太 教頭先生
「伸びる生徒は素直な子。正しく道を進めば絶対に伸びる。」
郷野 俊介 先生
「充実した2年間でした。自分で考えられる生徒になってください。日々精進を。」
野口 晶子 先生
「未来につながる3番の歌詞が好き。将来はまだ未知数。一生懸命頑張ってください。」
汐碇 美穂 先生
「残りの高校生活もとにかく誠実に取り組んでください。」
竹之内 覚 先生
「信念を持って夢を抱くと、周りの人々がその夢に連れていってくれる。」
中路
「楽しい学校生活の裏側には陰ながら努力している人たちがいます。」
勇 先生
小畑 喬晴 先生
森下 理史 先生
福田 光芳 先生
森 ふみ子 先生
西
康友 先生
「『青春の最高のステージ南高』本当に青春を感じることができました。」
「安心して学校生活ができるのは保護者のおかげ。
感謝の気持ちを忘れず頑張って下さい。」
「こもごもの 別れ出会いの 桜かな」
「夜明けの前が一番暗いと言うように、辛い時、
苦しいときでも投げやりにならずあきらめないで。」
「授業中の生徒達との話は楽しいばかりでした。」
八百山 雪男 先生
「早く自分たちが大人になれる学校にしていこう。」
野口 武晴 先生
「今年教員採用試験を受けて、同じ現場で働くことができるよう頑張ります。」
「私のメッセージは図書館に来て探して下さい。
主人公のセリフかもしれないし、長い小説の一節かもしれません。」
三宅 順子 先生