会報 31 号(2009年5月 4ページ) - FF-OSAKA

The Friendship Force of Osaka
会報 20009年5月 No.31
ドイツに行きましょう!
ED 森本 吉彦
この9月4日から2週間の予定でドイツに渡航する事になりました。この機会に概要を説明いたします。人口は約
8,200万人。(他に外国人が1,010万人) 面積は日本とほぼ同じ36万平方km。首都はベルリンで人口340万人。首
相は女性のメルケル氏。そういう概要はとも角、この国ほど近世・現代史で試練の連続を体験した国はないでし
ょう。第一次世界大戦であんな大敗を喫したのに立派に再起。1933年にはナチス党のヒトラーが合法的に政権を
掌握。第二次世界大戦を6年近くも戦い抜き、これまた大敗北。800万人以上が死に国土は焦土と化した。そして
米・英・仏・ソにより国は強引に東西に引き裂かれる悲運に泣いたのでした。ところがそういう悲劇からまるで
不死鳥のように蘇り、1989年11月のベルリンの壁崩壊を経て1990年10月東西ドイツは統一され現在のドイツ連邦
共和国が成立したのです。
私は1980年代の前半に4年弱パリに駐在していましたので、仕事で当時の西ドイツにしばしば出張したものです
が、ドイツの人達には個人的には大層好意的感情を抱いています。
さて、この度訪問します2つのクラブを見てみましょう。
フォトランド(Vogtland)クラブはニュールンベルグから100km、
2001年に設立された新しいクラブです。会員総数は16名。年齢層は
40歳から70歳。小さいですがしっかりまとまったクラブのようです。
ジルBelemクラブを迎えたVogtlandの皆さん
かたや、ファレル(Varel)クラブはブレーメンから100km、1991年設立でざっと100人の会員を擁する大きな
ドイツ渡航スケジュール
9月4日
関西空港出発
9月4日―9日 フォトランドにてHome-stay
9月10日―15日 ファレルにてHome-stay
クラブです。会員の平均年齢は55歳だそうですから、比較的若
い皆さんが多い、と言えましょう。どちらかと言えばFFはどこ
でも年配の会員が多いのが実態ですから、こういうクラブを訪
問するのはいい刺激が得られると期待出来ますね。
9月16日―18日 ベルリン観光とHotel-stay
9月19日
関西空港帰着
ドイツはヨーロッパ最強の国です。ゲルマン民族とはどういう
人達なのか? その人達と一つ屋根の下で共に暮らす、2週間も。
そんな体験はこの渡航に参加しない限り先ず一生持てないでしょう。
どうか皆さん、ご参加下さい。一緒に有意義で楽しい時間を過ごそうではありませんか!!
1
ドイツの渡航先ってどんな所?
― 第2弾―
VarelとVogtland、それぞれオランダ、
チェコの国境に近い田舎町。全く色合
いの異なる地域の人達との新たな出会
いと交流を楽しめるチャンスを生かし
たいものです。
Varelは北海の沿岸にあって、
「水と森の間の街」と呼ばれています。
沿岸部は平坦で緑のカントリーで、主に牧畜と農耕地域ですが、エ
アバスプラントやタバコ機械の企業のほか、陶器工場、レンガ工場
といった企業もあります。また、大小さまざまなショップやサービ
ス企業もあります。ここに住む人々は心温かく、オープンマインド
ということでよく知られています。
Kaiser-Wilheim-Bridge
Castle in Oldenburg
Vogtland地域は900mを超える峰々に囲まれた盆地で人口は約285千
人、行政の中心地のPlauenで人口約72千です。この地域の最大の都市
はZwichauで約100千人ですが、FF-Vogtlandのメンバーの多くがこの
町にいるため、しばしば日帰りツアーの出発点となっています。また、
作曲家ロバート・シューマンの生誕地であり、毎年1月にはピアノと
声楽の国際コンクールが開かれています。
Zwichau市街
The biggest brick arched bridge in the world
2
第22回フレンドシップフォース日本大会に参加して
2009年2月28日、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターにて第22回FF日本大会が開催されました。全国24クラ
ブ総勢約200名が集まり、大阪クラブからは7名が参加しました。本部のFFIからはブラウン会長の代理としてデビー・パウエルさ
んが参加、大変な盛況でした。プログラムは、Ⅰ.全体会議、Ⅱ.代表者会議とワークショップ1、2、3の三つの分科会と続き、最後
に参加者全員による懇親会で締めくくられました。
私が参加したワークショップ2では、
「クラブ活性化のための取組み」の一例と
して郡山クラブの実践事例が発表されました。なかでも最も関心が高かったのは、
やはり大阪クラブでも今取り組んでいる「受け入れ体制はどうあるべきか」でした。
ホストのありかたは永遠のテーマとも言えるようです。
全体会議
主催者あいさつ
FF 西東京会長
池田政綱
祝 辞
FFI Debbie Powell
アンケート結果発表
FF 西東京クラブ
国立オリンピック記念青少年総合センター
Yes,We can change!
代表者会議&分科会
Work-shop 1
歌唱指導
Work-shop 2
クラブ活性化
Work-shop 3
Entertainment
カントリーダンス
FFIの新方針は?ロゴは?
クラブの活性化ネエ…
FFの歌を練習・練習
河内音頭簡易版
懇親会
乾杯!カンパーイ!
Let’s dance カントリーダンス
3
奈良クラブに引き継がれる
FF大阪の新しい仲間を紹介します
藤井 健三氏
下中 幸雄氏
本年より Friendship Force 大阪に入会させていた 私は FF クラブのように世界中
だいた下中幸雄です。31 年間勤務した某製薬会社 の人達と交流し合えるような
を 2007 年 10 月に退社し、神戸の自宅付近をブラブ 場をもつことを人並み以上に
ラ彷徨っていましたところ、会社の先輩であり、高 望んでいましたので、今回皆
さんと一緒に活動できること
校の先輩でもある南方さんにお声を掛けていただ
き、入会させていただきました。もうすぐ 57 歳に を特別にラッキーなことだと
喜んでおります。今まで旅行
なる今でも自分のことをよく認識していない困っ
た人間ですが、旅をすることと飲むこと、人と話す 社企画のツアーだけでは本質
ことが大好きなところは長年変わらない特徴です。 的な海外滞在の醍醐味を味わ
うことに満足もしていませんでした。その理由は海
「学校大好き、勉強大嫌い」
外勤務が長期にわたり、諸外国の風俗習慣を含めた
「会社大好き、仕事???」
中での人間関係や日々の珍しい生活等が記憶に残
で過ごしてきましたが、
っており、所謂日本の常識から離れて世界の非常識
「FF大好き、活動も大好き」
に遭遇したことの印象が今でも強烈に残っている
になりたいと思っています。
からかも知れません。いろいろ迷惑をお掛けするか
どうぞ宜しくお願いいたしま
も知れませんが、よろしくお願い申し上げます。
す。
4月の最終日曜日、26日の午後、川西市の大下副会長の家を会場にして、大阪クラブの会員14名が一日英会
話クラスを受講しました。 講師はワシントン州シアトルから交換留学生として大阪大学で勉強中のケイトリン(愛
称ケイティ)さん。はじめは今年9月に大阪クラブが渡航するドイツの話からスタート、ドイツ人の血が混じって
いる彼女はずいぶん下調べをしてきているようでした。
ネイティヴスピーカーの早い英語に、会員から「スローリー、スローリー」との声、
「ゆっくり話すほうが大変」という講師の弁、お互
いに緊張が解けてなごやかな雰囲気になりました。その後は二人一組になって、ロールプレイ(設定された場面でお互いの役割を演ずる)
、
たとえば電話を掛けたいアンバサダーとホスト、気分の悪いアンバサダーがホストに薬を
もらう、などホームスティ中に起こりそうな場面を想定した会話を交わしました。
状況に応じた有効なフレーズの勉強のみならず、ロールプレイ中は各会員それぞれ普段
見られぬ個性が発揮されて楽しい懇親の場にもなりました。
FF―大阪の
フラッグが
できました
編集・発行 フレンドシップ フォース 大阪クラブ
発行日
2009年5月10日 第31号
事務局
〒594-0013 和泉市鶴山台3-1-40
朝倉 隆夫 tel&fax 0725-43-8331
[email protected]
http://www.friendshipforce.jp/osaka/
編集人 池田政綱・市原稔弘・大下すみ子・四ノ宮楡里・南方詔夫
編集後記
* 9月渡航予定のVogtlandとVarel、魅力的で豊かな田
舎生活を体験できるチャンスですよ
* FF日本大会の記事、奈良クラブの会報を参考にさせ
ていただいて写真中心に組み立ててみました。大会
の雰囲気を感じとってもらえれば幸いです。
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