プリローラ(model PR) の選定にあたり

プリローラ( model PR) の選定にあたり
1
型
式
PRA
PRF
① プリローラの型式を選定してください。
プリローラの仕様と型式表示は、各ページを参照してください。
仕
様
着脱型
着脱型
フック付
ページ
外
固定ブロック
プリローラ
固定ブロック
プリローラ
形
図
P4
のばした状態
折りたたんだ状態
のばした状態
折りたたんだ状態
のばした状態
折りたたんだ状態
のばした状態
折りたたんだ状態
P8
プリローラ
PRC
着脱型
ピラー付
P12
固定ブロック
ピラー
プリローラ
PRH
縦スイング型
P17
プリローラ
PRS
横スイング型
P21
PRT
プリローラ
PRU
横スイング型
ピラー付
P25
ピラー
PRV
-1-
プリローラ( model PR) の選定にあたり
1
② 金型重量と金型前後寸法から、
プリローラの能力と金型引出長さを選定してください。
● 金型前後寸法が、金型引出し長さにおさまるプリローラを選定してください。
金型引出し長さ
500
金型引出し長さ
500
● 許容荷重(kN)×台数が金型重量以上になるプリローラを選定してください。
金型前後寸法
460
金型前後寸法
460
金型重量15kN
金型重量17kN
SI単位への換算式: 金型重量(kN)=金型重量(kgf)×9.8÷1000
(例) 2台で使用するPRAの選定で、金型引出し長さが同じ場合
金型重量が16.0kN(1632kgf)以下ならば、PRA3を選定してください。
16.0kN(1632kgf)を超えるときは、PRA5を選定してください。
PRA3-0500B x 2台
PRA5-0500B x 2台
(1本あたりの許容荷重: 8.0kN)
(1本あたりの許容荷重: 16.0kN)
ダイチェンジャを使って金型の搬出入をする場合
● 標準の金型ストッパは、金型がストッパ上から離れるとスプリング力で元に戻りますので、
ダイチェンジャを使った金型の搬出はできません。
この場合、金型ストッパを下げた状態でロックできるモデルがあります。
(特殊仕様) 詳細はお問い合わせください。
ダイリフタ
金型ストッパを最後まで押下げると、
ロック解除レバー内のピンが出て
ストッパを自動でロックします。
金型ストッパ
ボルスタ
プリローラ
ダイチェンジャ
ロック解除レバーを上げる、または
下げると、ピンが外れ、ストッパは
スプリング力で元に戻ります。
金型ストッパ
ロック解除レバー
2
スプリング
着脱型プリローラは、固定ブロックを選定してください。
● 固定ブロックのみの購入もできます。固定ブロックを複数のプレスに取付けることで、1セットのプリローラを兼用で使用することができます。
● プリローラと固定ブロックのセット型式もあります。詳細は各モデルのページを参照してください。
着脱型プリローラの取付面にクランプで使用するT溝やダイリフタ溝がある場合
固定ブロック
T溝
●T溝を確保するため、固定ブロックの形状を確認してください。 固定ブロックの形状は
P31を参照してください。
● スクラップシュータ仕様のダイリフタ
(ストッパP型、
ストッパA型)
をプリローラ設置方向から
抜き差しする場合、固定ブロックは抜き差しの障害にならない位置に設置してください。
やむを得ず障害になる位置に設置する場合、
カットタイプの固定ブロックを選定するか、
固定ブロックをユーザで追加工してください。
カットタイプの固定ブロックの型式と追加工
可能な範囲はP32を参照してください。
-2-
固定ブロック
カットタイプ
ダイリフタ
(ストッパP型)
プリローラ( model PR) の選定にあたり
ダイリフタ(ダイローラ)を一緒に使用する場合、使用しない場合
金型前後寸法
(1) 標準リフトストロークのダイリフタ
(ダイローラ)
を使用する場合(標準)
渡り寸法
ダイリフタ
● 金型前後寸法は、渡り寸法の3倍以上あることを確認してください。
プリローラ
金型寸法が小さい場合は、
お問合せください。
● 取付加工図は、各モデルのページを参照してください。
ボルスタ
● 金型の下面に抜き穴等、切欠き部がある場合は、
お問合せください。
固定ブロック
プリローラ
(2) ダイリフタ
(ダイローラ)
を使用しない場合
● ボルスタとローラレベルを合わせるため取付位置が標準と異なります。
取付加工図は、各モデルのページを参照してください。
ボルスタ
● 金型の下面に抜き穴等、切欠き部がある場合は、
お問合せください。
ダイリフタ
(ロングリフト仕様)
プリローラ
(特殊仕様)
(3) ロングリフトストロークのダイリフタを使用する場合
ローラレベル
● ダイリフタとローラレベルを合わせるためプリローラは特殊仕様になります。
詳細は、お問合せください。
ボルスタ
3
ピラー付プリローラは、
ピラー高さを選定してください。
調整ボルト
詳細は各モデルのページを参照してください。
4
M+49
䚷
䚷䚷䚷
●
プリローラと固定ブロックとピラーのセット型式もあります。
ピラー
ピラー高さ M
●
䚷 ピラーは調整ボルトで49mm高さ調整ができます。
ボルスタ高さ N±15
● ピラーのみの購入もできます。
ダイリフタ配管をプリローラ取付側で行なう場合は延長ブロックを選定してください。
●
プリローラとダイリフタを同一線上に配置して、
ダイリフタの配管をプリローラ側に行なう
䚷
ダイリフタ
プリローラ
㻌 場合、配管スペースを確保するため延長ブロックを使用してください。詳細はP28を参照
䚷
してください。
㻌
● フック型、スイング型のプリローラを折りたたんだときに、プレス機器と干渉する場合、
延長ブロックで干渉を避けることができます。詳細はP28を参照してください。
-3-
ホース
延長ブロック
固定ブロック( model PRB)
PRA2
型
式
プリローラ型式
プリローラ型式
PRF2
型
式
プリローラ型式
PRB3F
PRF3
型
式
プリローラ型式
48
型
式
プリローラ型式
PRB3
PRC3
PRB5F
PRF5
型
式
プリローラ型式
PRB5
PRC5
48
48
- 31 -
PRA5
48
70
42
41
PRB5
48
70
プリローラ型式
PRB2F
式
70
42
式
PRA3
型
48
41
型
PRB3
75
プリローラ型式
PRB2
75
式
75
型
固定ブロック カットタイプ( model PRB_A PRB_B)
使 用 例
固定ブロック
カットタイプA
ダイリフタ
(ストッパP型)
PRB2のカットタイプはありません。
固定ブロックカットタイプA
型
式
プリローラ型式
固定ブロックカットタイプA
型
PRB3A
PRA3
式
プリローラ型式
固定ブロックカットタイプB
型
PRB5A
式
プリローラ型式
PRA5
PRB5B
PRA5
取付ボルト位置とスプリングピン位置が変わります
102
9
7.5
110
113
6
103
11
7.5
85
27 22
43
78
55
50
14
9
6
11
105
固定ブロックカットタイプA
型
式
固定ブロックカットタイプA
型
PRB3FA
プリローラ型式 PRF3
式
固定ブロックカットタイプB
型
PRB5FA
プリローラ型式 PRF5
式
PRB5FB
プリローラ型式 PRF5
取付ボルト位置とスプリングピン位置が変わります
7.5
110
7.5
113
6
11
103
11
85
27 22
43
78
14
9
55
102
50
9
6
105
- 32 -