NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」を 誘致する要望書 NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」を誘致する会 日本放送協会 理事 新 山 賢 治 様 黒田家は佐々木源氏の流れを汲み、そのルーツは、近 江の黒田村とされます。室町時代、一族は、備前・福岡 に移り住み、やがて播磨へと転じ、戦国期の姫路に在城 します。そこで生まれたのが黒田官兵衛です。豊臣秀吉 の 軍 師 と し て 天 下 取 り に 大 き く 貢 献 し ま す 。黒 田 家 は そ の後、播磨から豊前・中津、さらに筑前・福岡五十二万 石 の 太 守 へ 上 り 詰 め ま す 。官 兵 衛 を 軸 と し た 一 族 の 足 跡 は広範に及び、変化に富んだ物語も数多くあります。 官兵衛は、戦国屈指の軍師、参謀として知られていま す。ことに、本能寺の変後、秀吉に天下取りを実現させ た 鮮 や か な 作 戦 行 動 は 、歴 史 的 快 挙 と し て 語 り 継 が れ て います。混乱期に、時代の先を読む優れた知略の持ち主 でありました。 これまで、官兵衛は、歴史の“裏方”として評価され てきました。しかし、官兵衛は、秀吉、徳川家康から強 い 信 頼 を 得 る と 同 時 に 、「 天 下 を 取 れ る 男 」 と し て 、 警 戒されています。関が原の戦いの際、東、西軍とは違う 「 第 三 極 」を 結 集 し て 天 下 を 取 る と い う 大 構 想 を 描 い て いましたが、その状況が最近、次第に解き明かされよう としています。官兵衛は、戦国末期の歴史に新しい一ペ ージを開き、表舞台に登場しようとしています。 また、官兵衛を語る上で忘れてはならないのが、妻・ 幸 圓 の 存 在 で す 。才 徳 兼 備 と い わ れ る 幸 圓 を 、官 兵 衛 は 、 戦 国 期 に は 珍 し く 、た だ 一 人 の 女 性 と し て 愛 し 続 け た と いいます。 • 天下人に仕えた「№2」の一方で、自らも「№1」 を狙った男 • 歴 代 姫 路 城 主 48 人 の 中 で た だ 一 人 、 姫 路 城 で 生 ま れた姫路城主 • 妻一人を愛し続けた理想の家庭人 • 部下の統率力に優れた理想の上司 • 鋭い洞察、知略で混乱期を切り開く男 など、歴史性、現代性、ドラマ性なども十分持ち合わ せた官兵衛は、大河ドラマの主役として、最もふさわし い人物だと考えます。 平 成 2 0 年 8 月 、黒 田 家 ゆ か り の 都 市 で あ る 滋 賀 県 木 之 本 町 (現 長 浜 市 )、岡 山 県 瀬 戸 内 市 、大 分 県 中 津 市 、福 岡県福岡市、兵庫県姫路市が集まって開催された「黒田 サ ミ ッ ト 」で は 各 市 長 か ら ド ラ マ 化 を 求 め る 声 が 相 次 ぎ 、 その思いは「黒田サミット宣言」に集約されました。さ らに、昨年11月に開催された「黒田官兵衛を大河ドラ マに!」姫路講演・講談会におきましても、改めて官兵 衛 の 人 物 像 を と ら え 直 し 、さ ら に そ の 魅 力 を 発 信 し て い く必要があることを確認いたしました。 また、市民団体による官兵衛顕彰の運動、大河ドラマ 誘 致 活 動 も 活 発 化 し 、「 姫 路 お 城 ま つ り 」 に お い て 黒 田 二十四騎に扮した「歴史パレード」が毎年恒例となるな ど官民一体となった「大河ドラマ」誘致への機運が一段 と 高 ま り を 見 せ て お り 、新 聞 や 雑 誌 な ど 全 国 メ デ ィ ア の 注目も集めております。 平 成 2 7 年 春 に は 、大 天 守 保 存 修 理 工 事 を 終 え た 姫 路 城 が 再 び 優 美 な 姿 を 現 し 、人 々 の 注 目 が 一 挙 に 高 ま る も のと確信しており、これと相まって播磨の智将・黒田官 兵衛の名をさらに全国に広めてまいりたいと考えてお ります。 今後とも、黒田家ゆかり都市との連携を深め、官兵衛 を テ ー マ と し た 講 演 会 や 交 流 会 の 開 催 、P R キ ャ ン ペ ー ン の 実 施 な ど 、大 河 ド ラ マ 誘 致 活 動 を よ り 積 極 的 に 展 開 してまいります。 地域の「大河ドラマ」誘致への熱い思いをご理解いた だ き 、ぜ ひ 黒 田 官 兵 衛 を お 取 り 上 げ い た だ き ま す よ う よ ろしくお願い申し上げます。 平成24年 1月18日 NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」を誘致する会 会長 石 見 利 勝 NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」を誘致する会 会 長 長 石 見 利 勝 副 会 長 〃 〃 〃 姫 路 市 議 会 議 長 姫 路 商 工 会 議 所 会 頭 播 磨 学 研 究 所 所 長 (社 )姫 路 青 年 会 議 所 理 事 長 大 三 中 三 倉 宅 元 渡 俊 知 孝 眞 已 行 迪 介 顧 問 兵 黒 事 代 井 黒 戸 田 敏 長 三 高 員 中 播 磨 県 民 局 長 (社)姫路観光コンベンションビューロー専務理事 ひ ょ う ご ロ ケ 支 援 Net 会 長 (財 )姫 路 市 文 化 国 際 交 流 財 団 理 事 長 姫路市連合自治会会長 姫路市連合婦人会会長 姫路市老人クラブ連合会会長 播磨の黒田武士顕彰会会長 功山城跡調査委員会会長 妻鹿町文化財顕彰保存会会長 御 着 史 跡 保 存 会 会 長 青 山 史 跡 保 存 会 会 長 広 峯 山 顕 彰 会 会 長 玉 藤 田 米 岩 有 山 大 三 松 井 遠 利 田 尾 中 田 成 馬 口 塚 木 下 上 周 安 尋 民 ま 徳 与 長 瀬 中 福 伊 加 三 宍 佐 藤 武 新 高 藤 樽 薮 田 庵 井 久 貝 島 原 本 本 路 逧 勇 治 顕 也 正 勝 宗一郎 保 幸 庄 一 吉 秀 勝 典 章 〃 委 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 参 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 姫 路 市 庫 県 田 家 第 浜 戸 知 1 6 市 内 津 岡 丹 古 市 市 市 市 川 木 粟 用 市 市 市 町 長 長 長 長 長 長 長 長 長 三 夫 こ 夫 孝 妙 子 茂 一 健 洋 敏之祐 繁 稔 陸 章 武
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