ご 寄付 、 賛助会員 川端通子様(芦屋市)、青野圭子様(明石市)、 松本昌子様(神戸市) (紙面をお借りして、ご支援に感謝致します) 助成金 今年度も「阪神・淡路大震災復興基金」と「コ ープともしびボランティア振興財団」から、活 動助成金を頂きました。 Activities in 2000 4/18 ココロカフェ KOKORO Café 5/8~7/17 日本語講座 Japanese class (毎月曜・木曜 every Monday & Thursday) 5/16 ココロカフェ KOKORO Café 5/21 六甲山ハイキング field trip (Rokkosan) 6/7 マレーシア料理 Malaysian cooking 6/20 ココロカフェ KOKORO Café 7/18 ゆかた祭 kimono wearing 9/19 ココロカフェ KOKORO Café 10/5~12/18 日本語講座 Japanese class (毎月曜・木曜 every Monday & Thursday) 2000 年行事予定 ひとこと お花見、京都観光、和服が着たい…と いう個別のリクエストに応えてみまし た。定着できるか模索中です。 名古屋大学の日本語コースは経済的 基盤がしっかりしていて、いいですね!! 1017 ココロカフェ KOKORO Café 11/21 ココロカフェ KOKORO Café 11/3 姫路城見学 field trip(Himeji) 12/16 ココロカフェ KOKORO Café 日本語授業風景と日本語クラスのバスツアー(名古屋大学)(上) お花見と、お料理の会(下) アルバム から さくら FM、 FM 、 その 後 さくら FM 放送(78.7MHz)に留学生 が出演しています 。第 2・4 土 曜 日の 11: 30~11:50、『元気印 国際交流(西宮市 国際交流協会)』です。6 月 24 日には、神 戸大学経済学研究科のガウリシャンカル さんが出演、楽しいおしゃべりとスリラン カの音楽が流れます。ぜひ、ダイヤルを回 してください。 in 神戸 名古屋大学留学生会主催「留学生の家族の ための日本語・日本事情」コースは、1987 年 から開講されています。1993 年春、私は留学 生相談主事として名古屋大学留学生会に関 わるようになりましたが、それまでの記録は ほとんどなく、時には講師謝金が滞ったりし たこともあったと聞きました。当初は「入門」 と「初級」の 2 クラス体制でしたが、まもな く「初級」修了者からさらに上のクラスを作 ってほしいという要望が強くなり、試験的に 「中級」クラスを開講しました。全く経済的 裏付けのない先生方のボランティア的好意 に甘えたものでしたから、継続するには受講 料の値上げも止むを得ないと関係者で話し 合っていました。 ちょうどその頃、設立されたばかりの名古 屋栄ライオンズクラブ(NSLC)から留学生 のために何か支援できることはないかと相 談がありました。目に見える支援をしたいと の申し出に、実は留学生家族の日本語クラス の運営が行き詰まっているので留学生への 直接支援ではないが力を貸してほしいとお 願いしました。1994 年秋のことでした。 それからすでに 6 年、今年は 15 カ国から 51 名の受講登録者がありました。この数 字を見ても、いかにこの日本語コースへの 需要が大きいかわかります。今も NSLC か らの支援は継続されています。 留学生の 留学生 の 家族を 家族 を 支 える 松浦まち子 支援内容は「中級」クラスの講師謝金ばかり でなく、すべての受講生に新しいテキストが 一冊づつプレゼントされ受講生の学習意欲 を高めています。それまではコピーしたプリ ントがテキストでした。3 月には日帰りのバ ス旅行を援助していただいています。このバ ス旅行は家族で参加できる旅行として、受講 生だけでなく留学生や子どもたちも楽しみ にしています。 経済基盤が固まり、コースとして充実して 受講者も増えました。この間、このコースで 日本語を学んだ留学生家族は延べ 558 名にな りました。お互いに相手が見えるようにと、 受講生が NSLC の例会に招かれ日本語でスピ ーチし、日頃の成果をご披露したこともあり ましたし、受講生手作りの世界の家庭料理が 並 ぶ 年 2 回の ポ ッ ト ラ ッ クパ ー テ ィ ー に NSLC メンバーをご招待したり、開講式に出 席していただいたりもしています。 NSLC からの経済的支援に加え、このコ ースはもうひとつのボランティアグルー プ ALOE に支えられています。ALOE は 海外生活経験を持つ女性の会ですが、受講 中の母親のためのベビーシッターや前述 のパーティーの準備等、時間と労力を提供 していただいています。最近は、預かる子 どもたちの写真集を作って、メンバーが - 名古屋大学の 名古屋大学 の 場合 - 発行所 「 KOKORO-NET in 神 戸」 事務局 NO.6 2000.6.1 〒657-8501 神戸市灘区鶴甲 1-2-1 神戸大学留学生センター(瀬口研究室)Tel & Fax 078-803-5278 KOKOROKOKORO-NET アすることが難しく、地域の人々の理解と協 力が必要です。とりわけ家族の日本語の習得 は、留学生の家族に対する負担を減らすだけ でなく、日本語を使って自分で行動したり、 友人を作ることができれば家族の日本滞在 は楽しく充実したものとなります。留学生は 勉学という目的を持って日本へ来ますが、同 じ時間を日本で過ごす留学生の家族にとっ ても大切な時間なのだということを私たち は意識し支えてあげたいと思います。 (名古屋大学留学生相談主事) 芦屋川 へお 花見 へ、と向かいました。ここで 4 人が合流。 イスラム教やヒンドゥー教の人がいたの お花見に行きたいという声に応えて、4 月 11 で 、 シ - フ - ド 、 野 菜 の み 、 豚 入 り の 3 日、11 時 阪急芦 屋川に 集合。例年 より寒 い 種のお好み焼き・フレンチトースト・ピラ せいか、花はまだ満開。留学生のファミリ- フなどの多彩なメニューの昼食になりま 9 人(子供5)、スタッフ 3 人で、さあ出発。 した。是非海に行きたいという声があり、 阪急より北の 桜は開森 橋 から眺 め、「きれい 再びベビ-カ-4台を押して芦屋の海へ。 ねえ」と写真をとる。遅れてきた参加者と無 気がつくと 夕方 。「楽 し かったね」 と阪 神 事会えて、やや肌寒い風の中を南へ向かって 芦屋で解散。子供も親も普段の忙しい生活 また出発。国道 2 号線で桜並木は終わり、こ から開放され、リフレッシュした一日でし た。(菊) こからは芦屋川沿いに海に近いスタッフの イヴァン・アンド-ノフさん(ブルガリア)、傳瑞さん(中国)、宮民さん(中国)、 キム・シュジョンさん(中国)、ヴィヒニア・パレロさん(スペイン) 日本語講座修了、おめでとう !! 代わっても子どもの名前や特徴がわかるよう に工夫したり、コースでは学べない「歌のクラ ス」を企画して、留学生の家族との交流を活性 化しています。 留学生の家族の問題は、大学の盲点になって いて疎かにしがちですが、留学生の研究成果 と表裏一体をなす部分があり、留学生担当者 としては留学生の生活指導の一部に位置付 けて理解しています。家族のあり方が留学生 に影響を与えることは十分考えられること で、妻の不適応で留学を中断して帰国した り、離婚したという不幸なケースもありまし た。けれども、大学という組織では家族をケ 瑞 ズ イ こんにちは!傅瑞です。主人の仕事の関係 で、1998 年 4 月 1 日に家族として日本に来 ました。日本に来る前は中国の北京ラジオ放 送局で放送番組の編集とアナウンサーの仕 事を 10 年くらいしました。話し好きで、人 に自分の言うことを聞いてもらうのも好き ですので、小さいころからアナウンサーの仕 事に憧れていました。好きなことを仕事にで きたのを幸運に思い、放送局の仕事を楽しみ ながらいっしょけんめいしていました。 神戸に来た当初は、日本の生活には慣れない し、子供がまだ1歳になったばかりで、とに かく毎日毎日が大変でした。それにもまして 私を悩ませたのは、話し好きで、放送局の仕 事をしていた私が、日本に来ると、言葉が通 じない、話ができない人間になってしまった ことでした。ココロネットの日本語講座など で日本語を習い始めてから、わたしの生活が 傅 フ 99 年 8 月のトルコ地震の後、9 月に台湾も 大 地 震 に 見 舞 わ れ ま し た 。 KOKORO - NET では、これらの被災地への支援プロ ジェクトに後援協力しました。トルコへは 国立ウルダク大学医学部付属病院の「顔の 見える支援プロジェクト」に協力、極めて 多数の方々のご支援を賜りました。また、 台湾大地震に対しては関西台湾同学会の 「豊原省立医院支援プロジェクト」への協 力でした。神戸大学の留学生の元に集まっ た義援金は他大学の分と合わせて、豊原省 台湾大地震支援 、 その 後 だんだん変わってきました。片言の日本 語で近所の若いお母さんたちと交流が できるようになり、買い物とかもだいぶ 楽しくなりました。日本語が少し分かる ようになった今、やっと少しは昔の自分 に戻れたような気がしました。最近知り 合った友人なら、傅瑞はよく笑い、よく しゃべる人間だな、とだれでも思ってい ることでしょう。 こうして、日本に来た2年の間に、た くさんのかたがたに助けていただき、い ろんなことを教えていただきました。ず っと感謝の気持ちを抱きながらも、こち らから何をしてよいかはわかりません でした。ですから、今回ココロネットに 仲間入りをさせていただいたことは大 変うれしいことですし、光栄なことだと 思いました。ただ、何もできない自分自 身に対しての不満と不安の気持ちでい っぱいです。多分、今の自分の日本語力 ではできることも限られていると思い ますが、とにかく一生懸命やりたいと思 いますので、よろしくお願いします。 (北京出身の傳さんは神戸大学の外国 人教師の家族で、KOKORO-NET スタッ フとして活躍中です) 立医院に届けられました。皆様のご協力 に感謝申し上げます。このたび、 KOKORO- NET は 中 華 民 国 行 政 院 豊 原省立医院から「義援金受取り証明書 類」、関西台湾同学会から「募金明細」、 「感謝状」のコピーとともに、神戸大学 中華民国同学会プロジェクト責任者 曾芳代氏から感謝状を頂きました。
© Copyright 2024 ExpyDoc