国会FAXリポート/No. 国会FAXリポート/No.6 /No.675 2013 2013 年 04 月 29 日(月 日(月)民主党/ 民主党/衆議院議員 大畠章宏 連絡先:日立事務所(0294-21-5522)国会事務所(03-3508-7231) ホームページ:www.oohata.com www.oohata.com メールアドレス:[email protected] [email protected] 至誠一貫・報恩感謝 「0増 「0増5減」区割り法案なぜ反対か 区割り法案なぜ反対か 公職選挙法改正案(区割り法案)に反対 公職選挙法改正案(区割り法案)に反対 4 月 23 日(火) 、午後 1 時から衆議院本会議が開催され、公職選挙法改正案(区割り法 案)について採決が行われ、民主党は、みんなの党、生活、社民党、共産党などと共に、 出席して反対致しました。今回は、この公職選挙法改正案(区割り法案)に対し、なぜ反 対したのか、民主党のこれまでの考え方についてご報告いたします。 安倍総裁、昨年、今国会での 安倍総裁、昨年、今国会での「定数削減」を約束 昨年、今国会での「定数削減」を約束 昨年、11 月 14 日の党首討論での記録を振り返ると、野田総理は「我々は、自分たちが 出している(衆議院議員定数削減)法案に御賛同をいただきたい」 「御決断をいただくな らば、私は今週末の 16 日に解散をしてもいいと思っております。ぜひ国民の前に約束し てください」と安倍総理に、民主党の衆議院議員定数削減案(小選挙区 0 増 5 減+比例区 定数 40 減)への同意を迫った。最終的に安倍総裁がこれを受け入れ、16 日に国会を解散 し、12 月 4 日告示、16 日投票で総選挙は実施されました。従って、昨年 11 月 16 日の参 議院本会議で、衆院の一票の格差を是正するため小選挙区の「0増5減」を先行する衆院 選挙制度改革法と、今年の夏の参院選から「4増4減」とする参院選挙制度改革法が、い ずれも民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決、成立致しました。 安倍総理は「定数削減と選挙制度の改正」の約束を守れ! この党首討論の中での、特に重要な安倍総裁の発言は、「私たちは、まずは、ゼロ増 5 減、これは当然やるべきだと思いますよ。そして、来年の通常国会において、私たちは既 に私たちの選挙公約においてですね、定数の削減と選挙制度の改正を行っていく、そう約 束をしています。今、この場で、そのことをしっかりとやっていく。約束しますよ。」と 発言しています。このような経緯から、昨年の解散前に「0 増 5 減」法を、民主、自民、 公明の賛成で成立させました。従って、昨年の党首討論時の約束、 「定数削減と選挙制度 の改正」を、今国会で実現するために、「区割り法案」と共に、民主党が提出した「定数 削減法案」を同時に審議すべきだと要求しましたが、自民党はこれを拒否し、「区割り法 案」のみを強引に審議しようとしたので、他の野党と共に委員会を欠席し抗議しました。 衆議院政治倫理・公職選挙法特別委員会で、自民、 衆議院政治倫理・公職選挙法特別委員会で、自民、強硬採決 、自民、強硬採決 民主党は、すでに国会に提出している「定数削減と選挙制度改革」 (衆議院小選挙区 30 削減、比例 50 削減)の改正法案も同時に審議するように強く要求。しかし、自民党はこ れをまったく受け入れないまま委員会を強行して、民主党をはじめ、維新の会などが求め ていた「一票の格差是正」のための「定数削減と選挙法改正」を無視して、審議を進め、 「区割り法案」のみを強行採決しようとしました。最終的に、4 月 19 日(金) 、民主党、 維新の会、社民党など野党が、自民党の強行姿勢に抗議して委員会を欠席をする中で、政 治倫理・公選法改正特別委員会を開会し強行採決が行われ、民主党提出法案は棚上げされ、 「区割り法案」のみを、自民党・公明党の賛成多数で可決しました。 約束違反の安倍総理 これは、昨年暮れの党首討論会で安倍総裁が国民の前で約束した事、すなわち、公の約 束、まさに「公約」そのものを破った瞬間でした。昨年の党首討論での安倍総裁の発言を 繰り返しますと、 「私たちは、まずは、ゼロ増 5 減、これは当然やるべきだと思いますよ。 そして、来年の通常国会において、私たちは既に私たちの選挙公約においてですね、定数 の削減と選挙制度の改正を行っていく、そう約束をしています。今、この場で、そのこと をしっかりとやっていく。約束しますよ」と明言していました。この約束はどうなったの でしょうか。「アベノミクス」効果で支持率が上がっているという政治状況の中で、安倍 政権のおごりの姿勢、約束も反故にする高飛車な政治姿勢が徐々に浮上してきました。 同時に、今年になって、次々と、昨年暮れの総選挙結果に対して「憲法違反」という「違 憲判決」が連続して下されています。従って、昨年暮れの段階よりも、一段と「一票の格 差是正」は必須の課題となり、国会として真剣に取り組まなければなりません。 衆議院本会議での採決に出席して「 衆議院本会議での採決に出席して「反対 出席して「反対」 反対」 23 日(火)午後0時 10 分から衆議院本会議が開催され、 「区割り法案」が採決されまし た。この本会議に、民主党は、出席し、「反対」を致しました。民主党としては、安倍総 理が、昨年の党首討論で約束した「定数削減と選挙制度の改正を今国会中に成立させる」 との約束に従い、民主党がすでに国会に提出している「定数削減法案」を審議し、今国会 で成立させると約束して頂ければ、私は賛成してよいと考えておりました。しかし、「0 増 5 減」の削減のみで、後の「約束」は無視するという、まさに、解散に直結した「公約」 そのものを反故にする「約束違反」に対しては、その姿勢を認める訳にはいきません。そ のようなことから、今回の「区割り法案」の採決に、他の野党と共に反対を致しました。 金井勉 金井勉さんの「 さんの「お別れ会」 お別れ会」に参列 23 日(火) 、都内の会場で、日立製作所元会長の金井勉さんの「お別れ会」が開催され、 参列させて頂きました。金井さんは、元原子力計画部長や日立工場長を務められ、私が日 立工場原子力設計部で仕事をしていた時代にも、いろいろとご指導を頂きました。当時、 ご自宅も、私の住んでいる青葉台団地にあり、いつも穏やかな笑顔を絶やさず、技術者と してまっすぐ進む毅然とした姿勢にあこがれました。心からご冥福をお祈り致します。
© Copyright 2024 ExpyDoc